映画やドラマに出演するほか、ナレーションなど多方面で活躍する俳優・向井理。 現在放送中のフジテレビ系ドラマ「10の秘密」で主役を演じるにあたり、自身の胸の内を週刊誌「週刊女性」のインタビューで明かした。 キャストには女優・仲間由紀恵や俳優・渡部篤郎や佐野史郎など、豪華俳優陣が名を連ねている。 向井は過去に出演したフジテレビ系ドラマ「ハングリー!」での共演がきっかけで女優・国仲涼子と結婚。 現在は2児の父親であり、子煩悩なエピソードをバラエティ番組で披露することもしばしば。 今回、父親役を演じるに際し「いつかは知らない人と会っていたり、秘密を持つようになるのかなって思ったり」と自身の娘と役を重ね合わせてしまうこともあるそうだ。 作品に対して真摯に向き合う彼だからこそ抱く思いに他ならない。 そんな向井は「家族に秘密や隠し事をしない」ことを断言。 「嘘や隠し事はしないほうですね。 僕、家に帰ったら、家族にその日にあったことを全部話すんですよ、聞かれてもいないのに(笑)」と話し、その発言からは、穏やかな家庭が垣間見られた。 また、向井の誠実さぶりは渡部にも認められている。 昨年WOWOWプライムにて放送された「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」で共演を果たした2人。 ドラマの舞台挨拶に登場した際に向井の印象を聞かれた渡部は「人としてとても誠実な方だなと思いました。 俳優である前に、誠実な人間であることがとっても魅力的で、大事なことなんだなと学ばせてもらいました」とコメント。 彼の真っすぐな誠実さに惚れ込んだ様子を見せた。 男性をも魅了する向井は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」にも出演が決定。 大河ドラマへの出演は2011年に放送された「江 ~姫たちの戦国~」以来2度目だ。 「麒麟がくる」で演じる足利義輝に対し「臆病な面も弱い面もあったはず。 いろいろな面を表現することで見えてくるものがあればいいな」と意気込みを明かした。 公私ともに誠実に生きる彼の今後の活躍に期待したい。
次の俳優・向井理が自ら企画し、映像化を熱望した映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』が、6月24日(土)より公開することが決定。 主演には尾野真千子を迎え、向井さんと初の夫婦役で臨む。 芦村朋子は、不慣れな手つきでパソコンにむかい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。 しかし、朋子は突然倒れてしまう。 そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。 原作は、向井さんの祖母・芦村朋子の半生記を綴った「何日君再来」。 向井さんが大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版、卒寿(90歳)を迎えた祖母へお祝いとしてプレゼントしたものだ。 そして、この原作を基に、向井さん自身が7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作となっている。 本作は、衣食住もままならない戦後の混乱期、夫・吾郎と妻・朋子が時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる、50年におよぶ愛の物語。 現代の朋子が書き綴った手記を、孫の理が1冊の本にまとめていく過程で、過去をふり返っていく回想形式によって語られていく。 今回映画化にあたり、主演・芦村朋子を演じるのは、連続テレビ小説「カーネーション」でのヒロイン役で一躍注目を集め、現在も映画やドラマで数々の賞を受賞している実力派女優・尾野さん。 どんな困難な状況でも常に明るく夫を支える妻を、強さと儚さを絶妙に醸し出しながら演じる。 そして、度重なる不運に見舞われながらも、妻や子どもたちの大黒柱であり続けた夫・吾郎役を、向井さんが好演する。 脚本を読んだ感想を、これが実話だとは思えなかったと語る尾野さん。 今回の役柄については「脚本を読んでとても素敵な女性像の方だったので、厳しい時代でもいつも笑顔でいようと、どんなことがあっても笑顔で支えていけたらいいなと思いながら演じました」とコメント。 向井さんは、「祖母が書いていた手記は、『こういう人たち(自分の祖父母)がいたから、いまの自分がいるんだ』と考えるきっかけになったので、俳優という仕事をさせて頂く中で、いつかこの話を実現してみたいと思っていました」と映画化への想いを語り、「時代が違っても家族という単位は常に変わらない、すごく身近で切っても切れない関係性がありますが、いまはそれが当たり前になっているので、改めて当たり前のことを見つめ直すきっかけになる作品になれば」と話す。 またお互いの印象については、「本当に素敵な方です。 向井さんも「彼女がいるだけで現場が明るくなって、笑っていてくれるだけでも幸せな気持ちになれるので、そういう方と一緒にやれたのは財産です」とお互い信頼を寄せあっているようだ。 メガホンを取ったのは、いま最も期待される監督のひとり、シリーズの深川栄洋監督。 そして脚本には、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や大河ドラマ「八重の桜」の山本むつみが担当。 深川監督は「誰にでもある、初めて人にときめいた瞬間、その人について行こうとか、その人を好きになるという瞬間を感じて頂けると思いますし、映画とともにふり返って頂ければと思います。 ひたむきに咲く野バラのような朋子さんと、躓きながらも真っ直ぐに生きる吾郎さん。 揺るがない愛情で結ばれた2人が紡ぎ出す、強くて温かい夫婦の物語が、たくさんの人の胸に優しい思いを届けてくれることを願っています」とメンセージを寄せた。 『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。 《cinemacafe. net》.
次の絶対に残業せず定時で帰る主義のヒロインを吉高由里子(30)、元婚約者でワーカホリック気味の上司・種田晃太郎役を演じたのが向井理(37)だ。 「最終回のあとは、『種田ロス』の嘆きが続出。 「ユースケさんがムードメイカーで適当なことばかり喋り、吉高さんも付き合ってはしゃいでいた。 ある時、『向井さんのとこ、お子さんたち可愛いんでしょうね』と誰かが彼に水を向けたら、『誰と誰の子だと思ってるんですか……』と真顔でぼそっと。 笑いが起きるまで数秒かかりました」(前出・テレビ局関係者) 趣味はサッカー、お酒、料理という向井 明治大学農学部では遺伝子工学を研究した理数系。 在学中からバーテンダーのバイトをし、卒業後もバーの店長を務めていた。 2010年、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出演して人気に火がつき、14年12月には女優・国仲涼子(40)と結婚。 沖縄出身の国仲は目がパッチリした南国美女だ。 「夫婦仲はバツグンで、向井さんは撮影が終わると長居せず直帰する。 飲食店で働いた経験があるだけに、自分で出汁からとるほど料理が得意。 『作れる日は自分が作る』と言っていた。 食を大切にしているんです。 撮影後半のある日、向井さんが夕食の差し入れをしてくれた。
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