辞退 させ て いただき ます。 「見積り辞退のお詫び状」の社外メール文例

「辞退させていただきます」はOK?面接キャンセルの伝え方

辞退 させ て いただき ます

「ご辞退させていただきます」 論理的に説明するのは相当むずかしいはずです。 そういう場合、当方は専門家の意見に従います。 当方が敬語のバイブルにしている『敬語再入門』(菊地康人)には、「お/ご〜する」といえる主な語、という詳細なリストがあります。 「お/ご~する」と言えるか否かは、ある程度までは論理で説明できても、最終的には慣例(専門家がそう明言しています)なので、こうするしかないのでしょう。 相当数の言葉があがっているそのリストに「ご辞退する」はありません。 こここから考えると、「ご辞退させていただきます」(「ご辞退いたします」も同様です)は避けるほうが無難でしょう。 「ご」を外して「辞退させていただきます」「辞退いたします」にしても謙譲語として通用しますし。 詳しくは下記をご参照ください。 末尾にあるリストも参考になるでしょう。 尊敬語、謙譲語の<動作を表す言葉>「~」には、「スル」をつけて動詞になる漢語の名詞が入り、「ご辞退する」と「ご」をつければ、自分の行為をへりくだる「謙譲語」の形式になりますが、 しかし、すべての言葉がこの形式にふさわしいとは言えません。 「ご辞退させていただきます」に違和感があるのは、「辞退」ということば自体に、<へりくだる・遠慮する>という意味がり含まれていますので、「ご お ~する」という謙譲語の形にしても、「ご お 」を付ける必要はないからです。 「ご説明させていただきます」「ご提供させていただきます」の場合は、「説明」「提供」ということば自体に<へりくだる・遠慮する>という意は含まれていませんので、「ご お ~する」という謙譲語の形が使えるのです。 したがって、「させていただく」を使うなら、「ご」をつけずに 「辞退させていただきます」 と言います。 「させていただく」を使わずに、「する」の謙譲語「いたす」を使い、 「辞退いたします」 と言うこともできます。 【ご参考】 大辞林 第三版 じたい【辞退】( 名 ) スル へりくだって断ること。 遠慮して権利や地位などを放棄すること。 また、自分の既得の地位・権利などを遠慮して放棄すること。 「出場を辞退する」 【尊敬語】相手 および話の中に登場する人 に敬意を表す表現。 【謙譲語】自分(および自分の側の人)のことをへりくだって間接的に相手(および話の中に登場する人)を高める表現。 相手への働きかけのある場合に用いられる。 謙譲語の形式は、動作を表す言葉を「お ご ~する、お ご ~いたす、お ご ~申す」で挟んで作ります。 尊敬語の形式は、動作を表す言葉を「お ご ~になる、お ご ~なさる、お ご ~くださる」で挟んで作ります。 >>「ご辞退させていただきます」という言い方が私には大変不自然に感じられるのですが、その理由がうまく説明できません。 不自然さの理由をどのように考えればよいでしょうか。 「ご説明させていただきます」、「ご提供させていただきます」なら特に不自然に感じられないのです。 「ご(お)…させていただきます」の「…」の部分が「説明」や「提供」のように相手に向かう行為・動作の場合は問題はありませんが、「…」の部分が相手に向かわない行為・動作の場合は不自然さが生じます。 例えば、「ご就寝させていただきます」のような例です。 では、「辞退」が相手に向かう行為・動作かと言えば、「微妙」です。 辞退することによって、相手に迷惑がかかるのであれば、相手に向かう行為・動作と言えますので、「ご辞退させていただきます」でも問題ないのですが、それが相手に向かう行為・動作ではないと感じられる場合は「ご辞退させていただきます」という言葉に違和感を覚えるでしょう。 つまり、質問者さんは「辞退」は相手に向かう行為・動作ではなく、単に自分の行為・動作だと感じていらっしゃるので「ご辞退」という言葉に違和感を覚えるのだと思います。 させていただく について考えれば、おかしさに気付けるかもしれません。 させる、は、「する」に使役の意味を持たせたものです。 なので、「ご辞退させます」というのは、(誰かが誰かに)辞退をするように仕向けた、という意味になります。 この時点では、誰が誰に、というのがわかりません。 その指向性を決めるのが、「いただく」をつけた結果、ということになります。 いただくは「もらう」の謙譲語ですから、「もらう」に置き換えることができます。 そうすると ご辞退させてもらいます と言い換えられます。 これでわかりやすくなりました。 「ご辞退させていただきます」は、「あなたがわたしに、辞退するように仕向けました」という意味になるのです。 なので、不自然さを感じるのだと思います。 させていただきます、は、「相手によって、自分がなんらかの行動をするよう仕向けられたとき」につかうものです。 ですので、「a. 確認させて頂きました。 」のように、何か依頼があって初めて成り立つ言葉です。 本来は相当用途が限られる言葉なのですが、濫用されている言葉だと感じています。

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就活生向け!選考辞退のメール例文とマナー

辞退 させ て いただき ます

「ご辞退させていただきます」 論理的に説明するのは相当むずかしいはずです。 そういう場合、当方は専門家の意見に従います。 当方が敬語のバイブルにしている『敬語再入門』(菊地康人)には、「お/ご〜する」といえる主な語、という詳細なリストがあります。 「お/ご~する」と言えるか否かは、ある程度までは論理で説明できても、最終的には慣例(専門家がそう明言しています)なので、こうするしかないのでしょう。 相当数の言葉があがっているそのリストに「ご辞退する」はありません。 こここから考えると、「ご辞退させていただきます」(「ご辞退いたします」も同様です)は避けるほうが無難でしょう。 「ご」を外して「辞退させていただきます」「辞退いたします」にしても謙譲語として通用しますし。 詳しくは下記をご参照ください。 末尾にあるリストも参考になるでしょう。 尊敬語、謙譲語の<動作を表す言葉>「~」には、「スル」をつけて動詞になる漢語の名詞が入り、「ご辞退する」と「ご」をつければ、自分の行為をへりくだる「謙譲語」の形式になりますが、 しかし、すべての言葉がこの形式にふさわしいとは言えません。 「ご辞退させていただきます」に違和感があるのは、「辞退」ということば自体に、<へりくだる・遠慮する>という意味がり含まれていますので、「ご お ~する」という謙譲語の形にしても、「ご お 」を付ける必要はないからです。 「ご説明させていただきます」「ご提供させていただきます」の場合は、「説明」「提供」ということば自体に<へりくだる・遠慮する>という意は含まれていませんので、「ご お ~する」という謙譲語の形が使えるのです。 したがって、「させていただく」を使うなら、「ご」をつけずに 「辞退させていただきます」 と言います。 「させていただく」を使わずに、「する」の謙譲語「いたす」を使い、 「辞退いたします」 と言うこともできます。 【ご参考】 大辞林 第三版 じたい【辞退】( 名 ) スル へりくだって断ること。 遠慮して権利や地位などを放棄すること。 また、自分の既得の地位・権利などを遠慮して放棄すること。 「出場を辞退する」 【尊敬語】相手 および話の中に登場する人 に敬意を表す表現。 【謙譲語】自分(および自分の側の人)のことをへりくだって間接的に相手(および話の中に登場する人)を高める表現。 相手への働きかけのある場合に用いられる。 謙譲語の形式は、動作を表す言葉を「お ご ~する、お ご ~いたす、お ご ~申す」で挟んで作ります。 尊敬語の形式は、動作を表す言葉を「お ご ~になる、お ご ~なさる、お ご ~くださる」で挟んで作ります。 >>「ご辞退させていただきます」という言い方が私には大変不自然に感じられるのですが、その理由がうまく説明できません。 不自然さの理由をどのように考えればよいでしょうか。 「ご説明させていただきます」、「ご提供させていただきます」なら特に不自然に感じられないのです。 「ご(お)…させていただきます」の「…」の部分が「説明」や「提供」のように相手に向かう行為・動作の場合は問題はありませんが、「…」の部分が相手に向かわない行為・動作の場合は不自然さが生じます。 例えば、「ご就寝させていただきます」のような例です。 では、「辞退」が相手に向かう行為・動作かと言えば、「微妙」です。 辞退することによって、相手に迷惑がかかるのであれば、相手に向かう行為・動作と言えますので、「ご辞退させていただきます」でも問題ないのですが、それが相手に向かう行為・動作ではないと感じられる場合は「ご辞退させていただきます」という言葉に違和感を覚えるでしょう。 つまり、質問者さんは「辞退」は相手に向かう行為・動作ではなく、単に自分の行為・動作だと感じていらっしゃるので「ご辞退」という言葉に違和感を覚えるのだと思います。 させていただく について考えれば、おかしさに気付けるかもしれません。 させる、は、「する」に使役の意味を持たせたものです。 なので、「ご辞退させます」というのは、(誰かが誰かに)辞退をするように仕向けた、という意味になります。 この時点では、誰が誰に、というのがわかりません。 その指向性を決めるのが、「いただく」をつけた結果、ということになります。 いただくは「もらう」の謙譲語ですから、「もらう」に置き換えることができます。 そうすると ご辞退させてもらいます と言い換えられます。 これでわかりやすくなりました。 「ご辞退させていただきます」は、「あなたがわたしに、辞退するように仕向けました」という意味になるのです。 なので、不自然さを感じるのだと思います。 させていただきます、は、「相手によって、自分がなんらかの行動をするよう仕向けられたとき」につかうものです。 ですので、「a. 確認させて頂きました。 」のように、何か依頼があって初めて成り立つ言葉です。 本来は相当用途が限られる言葉なのですが、濫用されている言葉だと感じています。

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【面接後の内定辞退】角が立たない辞退理由、電話メールの伝え方例文

辞退 させ て いただき ます

中途採用では、限られたポジションをめぐって複数の応募者が集まるため、なかなか内定が出にくいものだ。 一般的に、1社内定を取るためには、少なくとも10社の求人に応募することが目安だとも言われている。 しかし、転職者の本音で言えば、「どうしても入社したい」と思えるような志望動機の高い企業は、せいぜい2~3社程度だろう。 それゆえに、選考を進める中で、自ら「面接辞退」「内定辞退」をしなければいけないシチュエーションが出てくる。 失礼のないように辞退を伝えるにはどうしたらよいのだろうか。 キャリアカウンセラーの水野順子さんに聞いた。 「辞退を決めた」時点ですぐ電話・メール連絡を入れよう 水野さんによれば、「どう辞退を伝えればいいか分からない」「断るのが気まずい」といった理由から、採用担当からの連絡を無視したり、無言のままフェードアウトしてしまう転職者もいるそう。 しかし、この対応は企業側に大きな迷惑をかけることになり、「今後の仕事にも悪影響を与えかねない」という。 最低限のマナーとして、「面接を辞退する」と決めたらすぐに企業の採用担当に連絡を入れるのが基本だ。 連絡方法は、もし採用担当の電話番号が分かるなら電話がオススメ。 重ねてメールもお送りすると尚丁寧だ。 電話番号が分からない場合は、メールのみの連絡でもOK。 「選考を受けている会社は今後もどこかで縁があるかもしれません。 社会人としての礼儀を守ることが大切です」(水野さん) 例文で見る面接・内定「辞退」の伝え方 では、「辞退」の意思をどう伝えたらよいのだろうか。 「選考辞退の際は、理由を伝える必要はありません。 『諸般の事情』と伝えるだけでも大丈夫です。 時間を割いて選考の対応をしてくださったことに対しては、お詫びをしっかりしましょう」(水野さん) 次に、丁寧な断り方を、例文で見ていこう。 まずは、書類選考が通ったけれど、一次面接を辞退したいときに伝えるべき内容から。 【例文】一次面接辞退メール お世話になっております。 貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、誠に申し訳ございません。 末筆ながら、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。 次は、一次面接に行って選考通過はしたものの、二次面接は辞退したい場合の例文。 【例文】二次面接以降の辞退メール お世話になっております。 面接通過のご連絡をいただいておりましたが、諸般の事情により選考を辞退したくご連絡を差し上げました。 貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、誠に申し訳ございません。 末筆ながら、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。 また、時には面接の場ですぐに「次の選考に進んでほしい」と打診されることもある。 面接を受けた結果「何か違うなあ」と感じても、その場ですぐに断るのはなかなか難しい。 あるいは、次の面接に進み、気になっていることや「違うかも……」と感じているポイントを解消できるかどうか確認してみるのも一つの手だ。 次は、内定を辞退したい場合の例文を紹介しよう。 【例文】内定辞退メール お世話になります。 先日は内定のご連絡を頂きありがとうございました。 末筆ながら貴社益々のご発展をお祈り申し上げます。 選考中の辞退と同様、詳細を伝える必要はない。 一方で、自分が下した決断に本当に誤りがないかどうかを確認するためにも、なぜ自分が「この会社には入社したくない」と思ったのか整理することは非常に大切だ。 辞退するのは簡単だが、一度辞退したらその企業との縁は完全になくなってしまうと心得ておいてほしい。 「内定が出た後に不安や疑問があるのなら、率直にその点を採用担当者に直接確認してみましょう。 疑問があるのに『質問する』手間を惜しんで自分の思い込みだけで判断しないこと。 「またすぐに転職しなきゃ……」ということになれば、企業にとっても自分にとっても痛手だ。 正しく「断る」ことは決して悪いことではない。 企業と転職者と、お互いが無駄な時間を過ごして疲弊しないためにも、自分の意思をしっかり固めて転職活動に挑むようにしよう。 正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女の転職type」 東京・横浜など首都圏を中心に女性に人気のある正社員求人情報を多数掲載中。 女性が仕事探しをする際に重視する「残業の有無」や「産育休活用例の有無」などの情報を求人ごとに紹介。 また、希望の職種や勤務地からの検索ができるだけでなく、登録情報にマッチしたオススメの求人情報や転職イベント情報などを女の転職type編集部よりご案内しています。 その他、面接対策や履歴書の書き方、実際に企業で働く社員から職場の評判を集めた「うちの会社のほんとのところ」など、転職・就職活動に役立つ情報も満載!さらに、2016年より「リトルミイ」がサイトキャラクターとして新登場!どんな仕事が自分に向いているのか、自分の経験はどんな仕事に活かせるのかが分かる「いい仕事ミイつけよう診断 職業・適職診断テスト 」など長く働きたい女性の転職を応援します。 転職するなら「女の転職type」をぜひご活用ください。

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