絹さやの旬は3~6月です 生育途上の「絹さや」は野菜、完熟すると豆に 「絹さや」は、エンドウというマメ科の1、2年草の植物のさやです。 エンドウは、食べ方によって、 ・さやごと食べるために若採りする「さやえんどう」、その代表が「絹さや」 ・さやの中の豆がある程度大きくなった状態で収穫する「実えんどう」、その代表が「グリンピース」 ・完全に熟した豆を収穫して、乾燥させる「エンドウ豆」 に大きく分類できます。 「エンドウ豆」の豆の色には緑、赤、褐色のまだら、黄白などがあります。 塩ゆでや塩炒り、水で戻して煮豆(鶯豆 うぐいすまめ )にしたり、製餡 あん や味噌の原料としても利用されています。 み つまめに入っているのは、赤エンドウ豆を塩ゆでしたものです。 また、スプラウトの一種「豆苗(とうみょう)」は、エンドウの若芽(もやし)です。 絹さやの仲間たち 絹さやは、さやが薄くて黄緑色で、長さが5~7cmほどです。 さやの中の豆がとても小さく、若い状態で収穫されます。 シャキッとした歯触りとほのかな甘み、美しい色が特徴で、料理のアクセントとして重宝します。 多くの品種がありますが、伊豆半島で栽培される「伊豆赤花」や、渥美 あつみ 半島の「渥美白花」が有名です。 絹さやを品種改良したものに、砂糖えんどう、砂糖さや、あるいはさとうざやなどと呼ばれるものがあります。 絹さやと比べてさやが厚めでふくらみがあり、豆の輪郭がさやの上からくっきりと見えます。 やわらかくて甘みがあります。 糖度が高いことが名前の由来です。 オランダ大さやなど、さやが10cm以上になる大型のさやえんどうは、昭和初期にカナダから導入されました。 主に関西や九州で栽培されています。 甘味が強いことから近年人気が上昇している、スナップエンドウという品種もあります。 スナックエンドウと呼ばれることもあり、これは国内での発売当初「スナックエンドウ」という商品名が使用されたためです。 肉厚でさやがふっくらとしていて、中の大きめの豆をさやごと食べます。 長さ7~8cmほどで、さやはやわらかくて歯触りがよく、おつまみやサラダ、和え物、天ぷらなどさまざまな料理に使えます。 アメリカで育成されたもので、1970年代後半に導入されました。 活性酸素を抑え、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から身体を守り、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ効果があります。 ミネラルたっぷり カリウムをはじめ、ミネラルを豊富に含んでいます。 カリウムの利尿作用が、むくみをとったり、余分な塩分を排出するので、高血圧の方にも効果が期待できます。 ビタミンもバランスよく 特にビタミンA、B1、B2、Cを豊富に含んでいます。 食物繊維や必須アミノ酸 食物繊維や必須アミノ酸のリジンも多く含んでいます。 おいしい絹さや(さやえんどう)の選び方 全体が鮮やかな緑色で、ハリがあり、豆が育ち過ぎていないものを選びます。 さやについているヒゲが白くて、ピンとしているものが鮮度のよいものです。 絹さや(さやえんどう)の下ごしらえ&保存のポイント 冷蔵保存 乾燥に弱いので、軽く湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。 保存期間:1週間 冷凍保存 すじを取ってかためにゆで、水分をよくふき取ってから保存容器などに入れ、冷凍庫で保存します。 必要な分だけ取り出してそのまま使えます。 保存期間:1か月 下処理 さやごと食べるので、調理前にさやのすじを取ります。 ヘタの部分を折って片側のすじを取り、反対のおしり(花落ちといいます)の部分を折って、もう片側のすじを取ります。
次の絹さや(サヤエンドウ)に含まれる栄養について 色鮮やかなグリーンのサヤが特徴の絹さや(サヤエンドウ)は、栄養豊富な緑黄色野菜の1つです。 カリウムをはじめとするミネラルを豊富に含み、体内の水分バランスを調整してくれます。 またビタミンC、ビタミンB群も豊富に含まれている、とても栄養価の高いお野菜で、サヤの部分も一緒に食べるので食物繊維を摂取することができます。 絹さや(サヤエンドウ)のカロリー・糖質は?ダイエットに向いている? 絹さや(サヤエンドウ)のカロリー 絹さや(サヤエンドウ)の100gあたりのカロリーは• 生の場合では「36kcal 」• ゆでた場合では「34kcal 」 ととってもヘルシーな食べ物です。 腹持ちもよくダイエット時にも最適です。 絹さや(サヤエンドウ)の糖質 絹さや(サヤエンドウ)の100gあたりの糖質の量は、4. 5g程度と糖質は低めですので、 糖質ダイエットとしても活用ができます。 糖質が少ない卵などとも相性がよく「絹さや(サヤエンドウ)の卵とじ」などは腹持ちもよく、 糖質が抑えられるので、糖質ダイエットなどにもおすすめのメニューです。 絹さや(サヤエンドウ)の1さやの重さは何グラム? 絹さや(サヤエンドウ)の1さやの重さは2g程度です。 100gたべるとすると50さや程度になります。 まず、畑の下準備として、苦土石灰をしっかりと全体に散布し耕します。 これは、絹さや(サヤエンドウ)が賛成の性質の土を嫌うためです。 豆類は水はけの良い土を好むため、深くしっかりと耕しておきましょう。 次に高さ20センチ、幅100~120センチ程度の畝を作り、 深さ3センチ程度の豆まき用の穴を30センチ感覚で開けていきます。 豆同士が重ならないように3. 4粒ごとに穴にタネを埋めたら、2センチ程度土を被せてしっかりと水やりをしましょう。 6~10日ほどで芽が出ますので、間引きして、2本ほど残し、弱い苗を抜いていきます。 絹さやは柔らかなサヤの食感が魅力ですが、 絹さやとして収穫する場合は、開花後20日くらいでわずかにサヤがふっくらしてきたら収穫のサインです。 見逃さないよう注意してこまめに確認するのがオススメです! 開花後25日を過ぎると、柔らかい絹さやの食感からスナップエンドウのようなシャキシャキと歯ごたえのある食感に変わります。 収穫の際はサヤの付け根の部分を周りの枝を傷つけないように注意しながらハサミ、または爪の先でつまむように収穫してください。 手早くご飯のお供にもなる絹さやナムルの作り方はとってもシンプルです。 まず湧いたお湯にサッと絹さやを入れ、グリーンが鮮やかになったらすぐ引き上げ、軽く湯通しします。 しっかり水を切ったら、ごま油、すりごま、鶏がらスープの素、塩、胡椒で味付けし、最後に揉んだ韓国海苔を振りかけます。 辛めの味が好みの方は味付けに少しの豆板醤を入れるとピリッと辛くさらにコクも増した味を楽しむことができます。 お子様用には味付けの段階でジャコや干しエビ、ツナを混ぜ合わせることでさらにボリュームも出て栄養もプラスされてオススメです! このナムルを卵でとじてお弁当のおかずにしたり、色々なバリエーションも楽しむことができます。 livedoor. html 絹さやは生の状態のままだと、徐々にサヤに黒っぽい斑点が出てきてあまり日持ちしません。 たくさん収穫出来た時は、一旦軽く下ゆでし、火を通した上で保存するのがオススメです。 湧いたお湯に少量の塩を入れ、絹さや(サヤエンドウ)を入れ、色が鮮やかなグリーンに変わったところですぐに引き上げ水でしっかり粗熱をとります。 しっかりと水分を拭き取ったら、サヤの付け根の部分から筋をとり、ラップで絡んだ上で保冷袋に入れて冷蔵、または冷凍保存します。 絹さや(サヤエンドウ)のまとめ 身近なお野菜、絹さや(サヤエンドウ)の豊富な栄養成分について。 絹さや(サヤエンドウ)の食感を楽しむ簡単レシピについて。 絹さや(サヤエンドウ)の収穫時期について。 ご紹介させていただきました。 鮮やかなグリーンが魅力の絹さや(サヤエンドウ)は、お料理の脇役彩り野菜としただけではなく、豊富な栄養を含む、魅力の緑黄色野菜でした! ぜひ積極的に食卓に登場させたいものですね。
次の絹さやの旬は3~6月です 生育途上の「絹さや」は野菜、完熟すると豆に 「絹さや」は、エンドウというマメ科の1、2年草の植物のさやです。 エンドウは、食べ方によって、 ・さやごと食べるために若採りする「さやえんどう」、その代表が「絹さや」 ・さやの中の豆がある程度大きくなった状態で収穫する「実えんどう」、その代表が「グリンピース」 ・完全に熟した豆を収穫して、乾燥させる「エンドウ豆」 に大きく分類できます。 「エンドウ豆」の豆の色には緑、赤、褐色のまだら、黄白などがあります。 塩ゆでや塩炒り、水で戻して煮豆(鶯豆 うぐいすまめ )にしたり、製餡 あん や味噌の原料としても利用されています。 み つまめに入っているのは、赤エンドウ豆を塩ゆでしたものです。 また、スプラウトの一種「豆苗(とうみょう)」は、エンドウの若芽(もやし)です。 絹さやの仲間たち 絹さやは、さやが薄くて黄緑色で、長さが5~7cmほどです。 さやの中の豆がとても小さく、若い状態で収穫されます。 シャキッとした歯触りとほのかな甘み、美しい色が特徴で、料理のアクセントとして重宝します。 多くの品種がありますが、伊豆半島で栽培される「伊豆赤花」や、渥美 あつみ 半島の「渥美白花」が有名です。 絹さやを品種改良したものに、砂糖えんどう、砂糖さや、あるいはさとうざやなどと呼ばれるものがあります。 絹さやと比べてさやが厚めでふくらみがあり、豆の輪郭がさやの上からくっきりと見えます。 やわらかくて甘みがあります。 糖度が高いことが名前の由来です。 オランダ大さやなど、さやが10cm以上になる大型のさやえんどうは、昭和初期にカナダから導入されました。 主に関西や九州で栽培されています。 甘味が強いことから近年人気が上昇している、スナップエンドウという品種もあります。 スナックエンドウと呼ばれることもあり、これは国内での発売当初「スナックエンドウ」という商品名が使用されたためです。 肉厚でさやがふっくらとしていて、中の大きめの豆をさやごと食べます。 長さ7~8cmほどで、さやはやわらかくて歯触りがよく、おつまみやサラダ、和え物、天ぷらなどさまざまな料理に使えます。 アメリカで育成されたもので、1970年代後半に導入されました。 活性酸素を抑え、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から身体を守り、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ効果があります。 ミネラルたっぷり カリウムをはじめ、ミネラルを豊富に含んでいます。 カリウムの利尿作用が、むくみをとったり、余分な塩分を排出するので、高血圧の方にも効果が期待できます。 ビタミンもバランスよく 特にビタミンA、B1、B2、Cを豊富に含んでいます。 食物繊維や必須アミノ酸 食物繊維や必須アミノ酸のリジンも多く含んでいます。 おいしい絹さや(さやえんどう)の選び方 全体が鮮やかな緑色で、ハリがあり、豆が育ち過ぎていないものを選びます。 さやについているヒゲが白くて、ピンとしているものが鮮度のよいものです。 絹さや(さやえんどう)の下ごしらえ&保存のポイント 冷蔵保存 乾燥に弱いので、軽く湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。 保存期間:1週間 冷凍保存 すじを取ってかためにゆで、水分をよくふき取ってから保存容器などに入れ、冷凍庫で保存します。 必要な分だけ取り出してそのまま使えます。 保存期間:1か月 下処理 さやごと食べるので、調理前にさやのすじを取ります。 ヘタの部分を折って片側のすじを取り、反対のおしり(花落ちといいます)の部分を折って、もう片側のすじを取ります。
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