・それ以外の新作問題や応用問題が出たら、科目別の基準点にひっかからない程度に、部分点を拾っていく。 そのためには何が必要かというと、 ウォームアップ ・1級テキスト6冊をサラッと一通り読む(試験範囲を一通り把握する) ・1級のテキストに準拠した練習用問題集を一通り解く(この段階では解答と計算手順の写経で構わないです。 独学だと多分自力で解けないと思う。 ある程度自力で問題が解けるようになったら、解けない問題に絞って解く(これの繰り返しで、解けない問題をつぶしていく) ・1級出題範囲の仕訳と理論をマスターする。 (隙間時間でできる勉強…ポケット版のテキストを使う) 過去問が9割くらい解けるようになったら、 ・ケアレスミスによる失点を減らす。 ・苦手な論点は、1級テキスト・練習用問題集でもって補完する。 過去問はどこまでやり込むのか? ー「」 日商簿記1級は、意外なところから過去問のリメイク問題が出たりするので、油断ならないです。 「これは(出たばかりだから)出ないだろう」と思った問題がわりとあっさり復活したりします。 過去問は何年分(何回分)やるのが適当? ー「」 あくまで私見ですが、最低でも過去問題集1冊(14回分)は絶対マスターしたほうがいいです。 そのうえで必要に応じて+5~10回ですね。 解説の内容は、当然問題集の方が詳しいですが、無料でもらえる解説集もそこそこ詳しいので、不合格になった次の回で再受験をする人は、新しい過去問題集は買わず、これらの送付サービスを利用するといいです。 また、TACの書籍販売サイトでも、「」が定価26,352円が、15%オフの22,399円で購入ができます。 (2019年4月現在価格) 一方、単品で本を買いたい時、土・日・祝にかかわらず即日or翌日までに本がほしい時は、amazonの方が便利です。 (prime会員に登録すると、日時指定が無料で利用できるので。 ) また、古い過去問題集(TAC版は直近14回・7年分の問題が収録されているので、8年以上前の過去問題)を安く購入したい時も、amazonでの購入がお勧めです。 ・直前期にやっておきたいこと 解ける問題を増やすことは大事だけど、解けるはずの問題をミスして失点しないように対策することも大事です。 試験直前に読み返せるノートを作りました。 必ずしもノートが必要というわけではないですけど、直前期に確認したいことだけをピックアップしておくことは重要です。 合格率データ 150 H30. 18 受験者数9,852名 実受験者数7,588名 合格者数680名 合格率9. 10 受験者数9,429名 実受験者数7,501名 合格者数1,007名 合格率13. 19 受験者数10,675名 実受験者数8,286名 合格者数487名 合格率5. 11 受験者数9,064名 実受験者数7,103名 合格者数626名 合格率8. 20 受験者数11,062名 実受験者数8,416名 合格者数783名 合格率9. 12 受験者数9,845名 実受験者数7,792名 合格者数846名 合格率10. 15 受験者数11,791名 実受験者数9,087名 合格者数873名 合格率9. 14 受験者数10,361名 実受験者数8,108名 合格者数716名 合格率8.
次の・それ以外の新作問題や応用問題が出たら、科目別の基準点にひっかからない程度に、部分点を拾っていく。 そのためには何が必要かというと、 ウォームアップ ・1級テキスト6冊をサラッと一通り読む(試験範囲を一通り把握する) ・1級のテキストに準拠した練習用問題集を一通り解く(この段階では解答と計算手順の写経で構わないです。 独学だと多分自力で解けないと思う。 ある程度自力で問題が解けるようになったら、解けない問題に絞って解く(これの繰り返しで、解けない問題をつぶしていく) ・1級出題範囲の仕訳と理論をマスターする。 (隙間時間でできる勉強…ポケット版のテキストを使う) 過去問が9割くらい解けるようになったら、 ・ケアレスミスによる失点を減らす。 ・苦手な論点は、1級テキスト・練習用問題集でもって補完する。 過去問はどこまでやり込むのか? ー「」 日商簿記1級は、意外なところから過去問のリメイク問題が出たりするので、油断ならないです。 「これは(出たばかりだから)出ないだろう」と思った問題がわりとあっさり復活したりします。 過去問は何年分(何回分)やるのが適当? ー「」 あくまで私見ですが、最低でも過去問題集1冊(14回分)は絶対マスターしたほうがいいです。 そのうえで必要に応じて+5~10回ですね。 解説の内容は、当然問題集の方が詳しいですが、無料でもらえる解説集もそこそこ詳しいので、不合格になった次の回で再受験をする人は、新しい過去問題集は買わず、これらの送付サービスを利用するといいです。 また、TACの書籍販売サイトでも、「」が定価26,352円が、15%オフの22,399円で購入ができます。 (2019年4月現在価格) 一方、単品で本を買いたい時、土・日・祝にかかわらず即日or翌日までに本がほしい時は、amazonの方が便利です。 (prime会員に登録すると、日時指定が無料で利用できるので。 ) また、古い過去問題集(TAC版は直近14回・7年分の問題が収録されているので、8年以上前の過去問題)を安く購入したい時も、amazonでの購入がお勧めです。 ・直前期にやっておきたいこと 解ける問題を増やすことは大事だけど、解けるはずの問題をミスして失点しないように対策することも大事です。 試験直前に読み返せるノートを作りました。 必ずしもノートが必要というわけではないですけど、直前期に確認したいことだけをピックアップしておくことは重要です。 合格率データ 150 H30. 18 受験者数9,852名 実受験者数7,588名 合格者数680名 合格率9. 10 受験者数9,429名 実受験者数7,501名 合格者数1,007名 合格率13. 19 受験者数10,675名 実受験者数8,286名 合格者数487名 合格率5. 11 受験者数9,064名 実受験者数7,103名 合格者数626名 合格率8. 20 受験者数11,062名 実受験者数8,416名 合格者数783名 合格率9. 12 受験者数9,845名 実受験者数7,792名 合格者数846名 合格率10. 15 受験者数11,791名 実受験者数9,087名 合格者数873名 合格率9. 14 受験者数10,361名 実受験者数8,108名 合格者数716名 合格率8.
次の現在の日商簿記1級と2級の難易度をかんがみると、ざっくり見積もって 「日商簿記2級合格までに費やした勉強時間の4~7倍」が必要だと思います。 1級はなぜそれだけの勉強時間が必要なのかというと… ・2・3級よりも理解が難しい問題が増える。 これはいうまでもないですね。 ・2・3級よりも計算の手間がかかる問題が増える。 これもいうまでもないですね。 ・テキスト・問題集の量が、2級の3倍に増える(6~8冊)。 3級は商業簿記が1冊、2級は商業簿記で1冊、工業簿記で1冊だったのが、1級では商業簿記・会計学で3~4冊、工業簿記・原価計算で3~4冊に増えます。 ・1級の試験時間は(4科目あわせて)3時間もある。 2級と3級では、2時間で5問を解くのですが、1級は商業簿記&会計学、工業簿記&原価計算でそれぞれ90分、合計3時間の試験です。 2級よりも試験時間が1時間延びるということは、1回分の問題を解くために必要な時間も、単純計算で1時間増える、2級の1. 5倍必要ということです。 また、2級よりも問題量と難易度がupすることから、1回分の過去問の解説を読んで理解する・自力で解けるようになるまで、また更に時間がかかります。 ・本試験では、1~2割前後は新作問題or既出応用問題が出題される。 ここ最近の試験問題を見ると、1級の4科目(商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算)のうち、1~2科目が難しく、2~3科目が標準的な難易度になっていることが多いです。 逆に「難しい」問題とは、既存の過去問の知識だけでは10点~14点くらいまでしか確保できない問題、という意味です。 1級は、4科目とも易しい(または標準)・4科目とも難しい、という回は滅多にありません。 自分が過去問題集を勉強してきた中で、「これ4科目とも難しくないか!?」と感じたのは、第147回と第114回の問題です。 (実際この回は、合格率が5%台と3%台という低合格率だった) つまり30回に1回…10年に1回程度です。 たいていは、標準問題と難しい問題が組み合わされて出題されるのが普通です。 また147回・114回とは逆に、4科目とも標準レベル問題で組み合わされることもあります。 自分が過去問を勉強してきた中では、第149回と第126回がいわゆる「サービス回」だったと思います。 (実際この回は、合格率が13%と、他の回よりも高めだった) ただ、それはそれで、採点が辛めになる傾向にある(最後の方の問題までキッチリ正解できていないと得点が思ったほど伸びてこない)ので、これはこれで結構大変だったりします…。 ・科目ごとに合格基準点が設定されている。 2級・3級は100点満点の70点が合格ラインだったのですが、1級は合計70点以上かつ各科目10点以上と、微妙に合格ラインが厳しくなっています。 上記にあるように、たいていは4科目中1~2科目が難しいのがデフォなので、新問・難問が出たとしても、最悪10点を切らないくらいには対応できるようにしておかないといけません。 また難しい問題で高得点を狙えない分、逆に標準問題が出たらそこで20点~25点を稼げる(難問での失点をカバーできる)だけのレベルに引き上げる勉強が必要になります。 以上の理由により、「1級は2級の4~5倍の勉強量が必要」というわけです。 管理人miwaの場合も、2017年~2018年にかけて、累積で約900時間くらい?勉強しました。 これは最初から2級の5~6倍勉強しよう、と思っていたわけではなく、「 不合格がかさんだ結果、2級の約7倍の時間がかかってしまった」ともいえます。 ただ、私が2級に合格したときと現在の2級を比べると、2019年現在の2級は連結会計や外貨換算、リース会計なども出題されるため、1ランク難しくなっています。 なので、直近の2級に合格した人であれば、「現在の2級の4~5倍の勉強が必要」だと思います。 また、私のように、試験範囲が改訂される前の2級に合格した人であれば、連結会計やリース会計などをほぼゼロから勉強しなければいけないため、「旧2級の6~7倍の勉強」が必要だと思います。 ちなみに、日商簿記1級の過去問題集を、どの回の問題もほぼ満点が取れるレベルになるまでやりこむには、概ね200~400時間かかります。 1回分の問題にかかる時間は、1周目は約5時間。 1級は商業簿記・会計学が90分、工業簿記・原価計算が90分ですが、最初の頃は殆ど解けないので、解答・解説を見ながらの写経となりますので、1回あたりだいたい4時間かかると想定。 そこから更に解説を読み込む時間を考慮すると、1回分の過去問学習にかかる時間は約5時間くらいが必要となるでしょう。 2周目もまだちょっとよくわからない所が多いと思うので、5時間くらいかかると想定。 3周目・4周目になると、50~80%くらいは自力で解けるようになっていると思いますので、問題を解く時間は1回あたり2~3時間くらいまでに短縮されると思います。 そこから解説を読む時間が30分くらいでしょうか。 5周目・6周目にもなれば、80~95%は解けるようになっているので、解ける問題は解説を読んで復習し、解けない問題だけをピックアップして集中して解くことになると思います。 そうなれば、1回あたり約1時間~2時間くらいで消化することができます。 また、最新版の過去問以外にも、更に古い過去問題集であったり、自分的に苦手な問題・よく間違える問題をピックアップして復習する、理論や仕訳を暗記する時間なども必要です。 そうなると、300時間から更に数十時間~100時間単位の独学時間が加算されていくわけです。 結局のところ何が言いたいのかといいますと、 日商簿記1級はたかだか1か月・2か月の短期間でどうにかしようと思ってはいけないし、中途半端な勉強のままでは何回受験しようが受かる日は永遠にやってこないということです。 問題の難易度を鑑みても、2010年か2012年には受かっておくべきだった! あと2018年6月試験もそうですね。 「サービス回」で合格を掴みそこねたために、2017年~2018年にかけて、苦労が3倍返しで跳ね返ってきてしまった!という感じがします。 というわけで、本当に日商簿記1級に合格したいと思うのなら、1回目の受験時点で合格点が取れるだけの勉強を積み重ねていただきたいです。 特に社会人で忙しい人こそ、一発合格を目指すつもりで勉強をしていただきたい。 ダメ、ゼッタイ。 ・ 日商簿記1級・独学で合格する勉強法(総論)に戻る.
次の