仏壇 お供え 餅。 仏壇に供えてはいけない花は?花の飾り方・位置やマナーは?

正月の鏡餅はいつから飾るの?飾る場所は?仏壇に飾るのはいいの?

仏壇 お供え 餅

お供えをする小餅の数は決まっていません。 お仏檀や仏具の大きさ、他のお供えなどと調和するような(見た目にバランスが取れている)数でよいのです。 ただ、日本の慣習としては、一つの容器に奇数個盛るのが良いかと思います。 なぜ奇数かということは、仏教の教えに関係がありませんので、説明を省略させて戴きます。 浄土真宗のお寺では、報恩講などの重要な法事の場合は、丸小餅を盛り上げ、赤や青色の彩色をしてお供えをします。 これを「おけそく(お華束)」といっています。 しかし、一般の在家では、普通の丸小餅で十分です。 小餅を一対(いっつい;二つで一組)の供筍(くげ;お供えを盛るもの)に盛って供えますが、供筍が無ければお盆でも差し支えはありません。 あなたの質問でいっている高台(おそらく「高杯(たかつき)」のことでしょう。 )で十分です。 「盛る」と記しましたが、供筍が小さい場合、縦に積み重ねます。 また、お仏壇の大きさ等の関係で、一対では混み合って見苦しいようなら中央に一つでも良いでしょう。 小餅を盛り上げて供えるのは浄土真宗独特の形式で、親鸞聖人の後を継がれた如信上人が、関東のお同行が少しずつ持ってきた小餅をお供えしたことに始まるといわれており、大切な形式です。 あなたがお尋ねになっていないことにまで触れて、回答が冗長になってしまいました。 ご容赦下さい。 仏壇にお備えするお餅の数に決まりはありません。 我が家では、本尊の前の須弥壇の上に、「供笥」と呼ばれる台に市販の丸餅を3段に重ねたものを一対飾ってます。 4段の方が見栄えは良いのですが、8個だと下げた時に食べきれないためです。 ここからは厳密な作法について説明します。 浄土真宗は、正式なお荘厳の作法があります。 また、宗派(お西・お東)によって作法が異なります。 そこまではお飾りにこだわらない場合は、読み飛ばしてください。 お餅を備える台を「供笥」といいます。 浄土真宗においては「高杯」は略式であり、仏壇の中には用いないのが正式です。 供物は、大谷派(お東)では小餅のみをお備えします。 本願寺派(お西)は小餅を主に、菓子・果物などもお備えします。 通常の日のお供えは、お仏飯(大谷派は「お仏供」と呼びます。 )のみをお備えします。 家庭用の供笥は、2寸から4寸程度の大きさの物が市販されています。 2寸5分の大きさが、市販の丸餅を重ねるのにちょうど良い良い大きさです。 材質は、PC製・木製があります。 材質によって価格がかなり異なります。 形状は、大谷派は八角形のみ、本願寺派は六角形か八角形のものを用います。 以下は大谷派のお荘厳の正式作法です。 (お西の厳密な正式作法は分かりません。 ) 「報恩講」等の重い仏事用の供笥と、祥月命日・彼岸会などのその他の仏事用の供笥があります。 金箔を貼っていない白木地のものが法事の時に用いる供笥です。 金箔を押して蓮池の絵が描かれているものが「報恩講用」の供笥です。 「蓮池彩色金供笥」 「木地供笥」は、一般家庭用のものは入手しにくいですが、下記のサイトで購入できます。 また「方立」とよばれる飾りが付属していないので、画用紙などで自作する必要があります。 上のサイトでは、なぜか梨(?)がお備えしてありますが、大谷派では祥月命日以上の日に餅のみ供笥にのせてをお備えします。 また、正月だけは「折敷」と呼ばれる台に白紙を敷き、その上に丸餅を3段重ねて葉付きの橙をのせたものを、ご本尊の前に一対お備えします。 (参考) 下記リンクの画像は、真宗大谷派(お東)の正式な荘厳です。 小餅の盛り方は2種類あって、左側が「報恩講」等の重い仏事で飾る「須弥盛」、右側がその他の仏事で飾る「杉盛」です。 大谷派の仏壇のお飾りについては、東本願寺出版部発行の『お内仏のお給仕と心得』 ISBN4-8341-0067-7 に詳しく載っています。 本願寺派の仏壇のお飾りについては、本願寺出版部発行の『仏事のイロハ』 ISBN4-89416-360-8 がありますが、読んだことがないので内容は分かりません。 法藏館発行の『お内仏のお給仕』 ISBN4-8318-9191-6 という本は、両派のお飾りについて詳しく載ってます。 (この本は、お東について一部正しくありません。 ) お東の仏壇の荘厳については、下記サイトが詳しいです。 お東の仏具については、下記サイトが詳しいです。

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お仏壇にお供えするお餅の色や個数・半紙や供笥を使った正しい飾り方

仏壇 お供え 餅

仏壇のお供えについて まず、お仏壇のお供え物には、 「五供(ごくう)」と呼ばれる、 毎日お供えするものとお盆やお彼岸、法要などに持参するお供えする物があります。 いずれも、タイミングやマナーがあり、宗派によっても決まりごとがありますが、 こちらでは、ご自宅にあるお仏壇にお供えする物について説明します。 毎日のお供え 「五供(ごくう)」には、5種類あり、 「香」、「花」、「灯燭(とうしょく)」、「浄水」、「飲食(おんじき)」を指します。 どれも、毎日欠かすことのできない大切な物となります。 いずれも、お供えする物、役割、そしてタイミングに決まりがあります。 大切なご先祖さまに、気持ちよく頂いてもらうために、覚えておくと良いでしょう。 また、お供えする際に必要な仏具についても説明しますので、 お仏壇を新しく購入される場合は、一緒に購入されることをお勧めします。 「香」 お供えするす物:お香もしくはお線香 役割:香りや煙が心身を浄化する役割があります。 お供えタイミング:朝のお供えの一番最後にお供えします。 下げるタイミング:下げる必要はありませんので、燃え尽きるまでそのままにしておきましょう。 役割:私たちの心を清らかにし、ご先祖様に楽しんで頂く役割があります。 お供えタイミング:朝のお供えの時にお花もしくはお水を差し替えます。 下げるタイミング:お花を差し替える時が下げるタイミングとなります。 道具:花立(はなたて) 「灯燭」 お供えする物:ろうそく 役割:供養をし、私たちの迷いをなくし、心を安息にします。 お供えタイミング:朝、お水や仏飯(ぶっぱん)の後にろうそくに火を灯します。 下げるタイミング:お勤めが終わったら火を消しましょう。 道具:ろうそく立て 「浄水」 お供えする物:水もしくはお茶 役割:心を洗う役割があります。 お供えタイミング:お仏壇に向かう時に差し替えます。 下げるタイミング:浄水を入れ替える時に差し替えます。 浄土には「八功徳水」(はっくどくすい)という八つの功徳を備えた水があるので 現実世界の水を供えないといわれてます。 「飲食」 お供えする物:炊きたてのご飯の一膳目(お初) 役割:同じ食べ物を頂くことで、仏様やご先祖様と繋がることができます。 お供えタイミング:朝夕ご飯を頂く前や頂き物をした場合に差し替えます。 下げるタイミング:朝は午前中、夕方もご飯が固くなる前に下げましょう。 道具:仏飯器 仏壇にお供えするもの 飲食には、炊きたてのご飯だけでなく 個人が好きだったものやお菓子、 果物などをお供えすることも 大切なことです。 基本的に、お仏壇にお供えする物は、 傷みにくい物をお勧めします。 お供えする際のマナーやお供えにお勧めのお菓子や果物、 控えた方が良いものがありますので、 以下にご紹介します。 【お供え物】お菓子の置き方/飾り方/向き お仏壇には上段、中段、下段と分かれてるため、お菓子をお仏壇に備える時は中段に置きましょう。 お仏壇の前に、お菓子などのお供え物を置ける棚や台がある場合は、そちらに置いても大丈夫です。 お仏壇のサイズも考え、お供え物が落ちないよう、注意が必要です。 もし、箱のサイズが大きくて箱ごと置くことができない場合は、 中身を取り出してお皿に取り分けてから、 お供えすることをお勧めします。 その際、お皿の上に折りたたんだ半紙を引くことを忘れないようにしましょう。 まとめ 仏壇の設置や仏具の配置方法・手順について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。 仏具に関して、一般的な設置の手順について説明していますので、初めてお仏壇を購入し、 仏具の設置に悩まれた時は、ぜひ、参考にしてください。 また、仏壇は一度設置したら頻繁に移動するものではありませんが、 移動するときの知識として知っておいた方が良いことについても 詳しく説明していますので、お役立てください。 関連記事 商品のお届けについて 振込確認日より10日前後で発送いたします。 (位牌の場合は、位牌原稿とお支払いの確認が取れてから10日前後で発送いたします。 ) お振込のタイミングによっては、取扱い在庫がなくなる場合があります。 送料について すべての商品を、 送料無料で全国にお届けいたします。 お支払いについて お支払い方法はクレジットカード、または銀行振込からご選択いただけます。 期日内にお振込みの確認ができなかった場合はキャンセルいたします。 返品交換・キャンセルについて ご注文後のキャンセルは承っておりません。 予めご了承ください。 お仏壇の返品に関してはをご覧ください。 ご返品、交換を承ります。

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四十九日のお供え用意する物は?金額は?のしは必要?我が家のこだわり

仏壇 お供え 餅

クリックして好きな場所へ移動• お仏壇へ食べ物をお供えする理由 出典: お仏壇へのお供えは、沢山ありますが、 食べ物のお供えとしては お仏飯(ぶっぱん)が一番重んじられています その次から、お供物(くもつ)とされる 食べ物のお供えへと、区別されていきます。 お餅は法事の際には欠かせない供物で 入仏式などの慶事の際にもお供えします。 昔から日本人は行事があると お餅をついてましたし、何よりの御馳走でした。 そして、食べ物をお仏壇へお供えする私達の心情としては、 「阿弥陀様やご先祖にも食べていただく」 といった趣旨でお供えしがちですが、 本来のお供えの意味は、そうではありません。 主食となっている「ご飯」をはじめ、 「私達自身」が 生きていく上で欠かせない、潤いをくれる 「食の代表」としてお仏壇へお供えし、 命の恵みを阿弥陀様の恵みとして 心から喜び、食に対して感謝する という気持ちで 食べ物をお仏壇へお供えして、お参りするのです。 お餅をお供えする時に必要な仏具 お餅を法事の度に自宅でつくのは大変だし、現実的ではありませんね? スーパーなどに行けば、つきたての 比較的やわらかい白いお餅が売ってあります。 入仏式などの喜びの法要の時は紅白でも いいかもしれませんが、 基本的に白であれば間違いありません。 そして、お餅を飾る器ですが、 供笥 (くげ)や 高坏 (たかつき)に盛ります。 (供花とも書きます) 1・ 供笥には向きがあります。 角が正面ではなくて、平らな面を こちらに向けましょう。 (絵がある場合はそちらを正面に) 2・ 半紙は三角を少しずらした感じに折ります。 (大きさは器にあわせて調節して下さい) 3・ 供笥や高坏に半紙を敷いたら、その上にお餅を盛ります。 小餅でしたら山型になるように工夫してください (小餅の場合は、左右で6個ずつあった方が見栄えがよいと思います。 ) 大きければ2つ3つ重ねるくらいでいいのではないでしょうか? 4・ お餅はお仏壇の上段へ 一対になるようにお供えします。 以上がお餅のお供えの仕方です。 今回は、お餅をお供えするというお話しでしたが、用意するものは、 ・お餅(小さければいくつか必要) ・供笥もしくは高坏(一対ずつ) ・半紙 でした。 そして、 「 お仏壇の上段へ一対ずつお餅を盛った供笥(または高坏)をお供えする」 でした! もし諸事情で一対に同じお供えが 出来ない場合は、違うお供え(お菓子)でも構いません。 ご本尊の前には、 お仏飯がお供えしてあることが大事です。 この記事がお役に立てれば幸いです!.

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