目次はこちら!• 光一「やってみなきゃわかんねぇだろ…」 (『左ききのエレン』1巻150P引用) 「無理だって言われていちいちあきらめてたら…」 「誰も何もできねぇだろ…!!!」 いかにも少年漫画チックなセリフですが、事実だと思います。 超当たり前だけど、才能があろうがなかろうが、 始めなければ絶対に始まらないからです。 過程ではなく、結果で勝負するしかないのです。 神谷「照らす側の人生だってあるんだ」 (『左ききのエレン』2巻128P引用) 神谷の公開説教です。 飲み会で公開説教は論外だけど、このセリフには『左ききのエレン』の大切なテーマが詰まっています。 光一は「オレが」「オレが」と主人公になることを目指しますが、 光と闇が表裏一体であるように、主人公と脇役は表裏一体、みな主人公で、みな脇役なのです。 月並みな表現になりますが、 「人は一人では生きていけない」 結局、そういうことだと思います。 神谷「クソみたいな日に いいもんつくるのがプロだ」 (『左ききのエレン』3巻33P引用) 仕事のやる気が起きないときは 『左ききのエレン』という漫画の 「万全なんて一生こねぇぞ」 「クソみたいな日に いいもんつくるのがプロだ」 という言葉を思い出している そこまで気張る必要はないけど、やる気ない日の作業量がゼロになる人とちょっとでもやる人では大きな差がつくと思う — やすぴろ@ブロガー underdog0721 冬月部長「勝っては負けるぞ!!」 (『左ききのエレン』3巻112P引用) 名言というより、 実際に使えるテクニックですね。 ぼくもクレーム担当みたいな仕事をしていたとき、「勝っては負ける」をかなり意識していました。 冬月部長、地味キャラだけどリアルにいそうで好きです。 笑 沢村「ズルいカードなんてあるか」 (『左ききのエレン』3巻121P引用) 個人的に、 沢村は1番の名言製造マシーンです。 「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどうゆう意味であれ。 」 というスヌーピーの名言がありますが、沢村の考えはそれと同じですね。 ないものねだりをしても仕方ない。 もっているカードで戦うしかないのです。 真城教授「選ばなかった道を想って泣くんじゃない」 (『左ききのエレン』4巻16P引用) 先ほどのカードの話と少し似ています。 配られなかったカードを嘆いても仕方ないように、選ばなかった道を嘆いても仕方ない。 大切なのは「あのときこうしておけば…!」と過去を嘆くことでなく、その過去を今にどう生かすかです。 人にできることはそれしかありません。 光一「そこそこの才能いくつか かけ算すりゃさ…」 (『左ききのエレン』4巻65P引用) 光一らしくないですが、とてもリアルで正しいセリフだと思います。 かけ算で希少性を高める。 とても現実的な考え方だと思います。 さゆり「自分の希少性が常に保たれる様に市場を見る事」 (『左ききのエレン』4巻96P引用) 光一のセリフと同じ趣旨ですね。 とても安直な例になりますが… ラーメン食べ歩きブロガーはたくさんいますが、海外のラーメン食べ歩きブロガーなら希少性が上がります。 さらにその様子をYouTubeで配信すれば、もっと希少性は上がるでしょう。 実際、ぼくらブロガーは他の人が記事を書いていない ブルーオーシャンを常に探しています。 さゆり「発信力のないクリエイターは 淘汰されるでしょう」 (『左ききのエレン』4巻163P引用) インフルエンサーの登場を予感させるセリフです。 実際、今は 誰でも発信できるので、誰でもスターを目指せる時代になりました。 そういう時代になったのなら、乗らない手はありませんね。 ブロガー、YouTuber ぼくは発信する人が好きだし、心から尊敬しています 自分の姿、想いをネットにさらけ出すのはとても勇気が必要なことで、実際、たまにひどい中傷を受けることもあります はじめは超孤独で、面倒で、成功する保証もありません 発信者はみな、その壁を越えた偉人です😎 — やすぴろ@ブロガー underdog0721 さゆり「空気読んで生きてたら… 空気みたいになっちゃった…」 (『左ききのエレン』4巻174P引用) 「できる事はわかるのに」 「やりたい事が無いんだもん…」 難しいですね。 光一のように「オレが主人公だ!」とばかり考えても上手くいかないし、さゆりのように「私は主人公ではない」とばかり考えても上手くいかない。 結局、主観と客観のバランスが大切なのでしょう。 柳「替えが利くからこその会社組織…サラリーマンなんやで」 (『左ききのエレン』5巻9P引用) 柳は正論マシーンです。 これ、サラリーマンなら1度は悩みますよね。 「この仕事、オレがやる必要ある?もっとオレだけの何かを…!」って。 でも、そもそも サラリーマンは主人公になることを求められていません。 だって、会社はサラリーマンのものではないから。 その中、どうやって生きがいを見つければいい? 仕事?趣味?家庭?その他? サラリーマン永遠のテーマですね。 ルーシー「主演ひとりで映画が撮れるかっ つーんだよ」 (『左ききのエレン』5巻54P引用) 神谷が言う 「照らす側の人生だってあるんだ」と同じ意味ですね。 『左ききのエレン』のキャッチコピーは 「天才になれなかった全ての人へー」 でも、そもそも天才だって一人で生きているわけではないのです。 天才を支えるのは、天才になれなかった人たちです。 沢村「「若さ」は最後の切り札だ 勘定に入れるな」 (『左ききのエレン』6巻166P引用) これ、難しいところですよね。 「若いうちに苦労した方がいい」 という考えもあって、それも正しいと思います。 成功している多くの人は、若いときめっちゃ苦労したはずなので。 正直、ぼくは 若いうちにめっちゃ努力して、その貯金でさっさと逃げ切りたいタイプなので、沢村とは逆の考えかもしれません。 ただ、 「いずれ無くなるカードに期待するな」という言葉どおり、どこかで生き方を変える必要が出てくることは確かですね。 沢村「会社はお前を育てちゃくれない」 (『左ききのエレン』6巻172P引用) これはめっちゃ同意です! 大学とかもそうですよね。 入学しただけで何か変わると思っちゃう。 でも、実際は 自分から行動しなければ変わりません。 それは会社も同じです。 会社はあくまで舞台装置で、そこでどう行動するかは自分次第です。 沢村「できない事を認めるのってさ できる様になるより難しいんだよ」 (『左ききのエレン』6巻200P引用) 沢村はホント名言が多いですね~。 何事もできないことを認めないことには始まらないですからね。 必要は発明の母と同じで、できないからこそ努力するわけですから。 「オレ達はオレ達のプライドに殺される」という神谷のセリフがありますが、それも同じことを言ってます。 柳「老人が描く未来が一番古い」 (『左ききのエレン』7巻10P引用) いわゆる 老害を想起させるセリフです。 年を重ねたとき、どうするか。 「最近の若いもんは!」と過去にすがるか。 「もう自分の時代ではない」と若者に託すか。 少なくともぼくは、後者になりたいと思います。 ユウコ「夢って大きい方が偉いの?」 (『左ききのエレン』8巻11P引用) 「みんなと働き続ける」という夢を光一に否定されたユウコのセリフです。 ぼくは光一タイプなので「もっと理想を高く」と思っちゃうタイプですが… でも、それを夢だと思って、叶えて、満足している人がいたら、その人は最強だし、何も言えないと思います。 月並みな表現ですが、 人それぞれで、夢に正解、不正解はないからです。 窪塚「自分の仕事で怒ったり泣いたりしないのが 本当に大人ですか!」 (『左ききのエレン』10巻3P引用) 「大人=スマート」と思いがちですが、そうではありません。 一生懸命な人が大人なのだと思います。 光一「だってオレは…オレ達は完璧なんかじゃないから…」 (『左ききのエレン』10巻282P引用) このセリフに『左ききのエレン』のすべてが表現されていると思います。 『左ききのエレン』は 天才になれない光一の物語である一方、ふつうになれないエレンの物語でもあります。 「照らす側の人生だってあるんだ」のところで書いたように、主人公と脇役は表裏一体、みな主人公で、みな脇役です。 つまり、 完璧な人はいないということ。 だからこそ、誰だって照らす側の人間といえるし、照らされる側の人間といえます。 だから、「なぜオレは照らしてばっかり…!」「なぜアイツばかり照らされる…!」と文句を言うのは間違いなのです。 エレン「本気出して それから諦めろ」 (『左ききのエレン』10巻304P引用) これは「天才になれなかった全ての人へー」に対する1つの答えだと思います。 ふつうに諦めたら後悔が残る。 だから、凡人にできることはただ1つ。 本気出して本気出して本気出して本気出して。 それから諦めるしかないのだ。
次の偉そうな事を言ってる登場人物がイキって話すシーンが延々とアップ絵で続く。 それは最新号でも変わりは無い。 天才と言われても、その中身が全く伴っていない内容と会話。 偉そうに世間が解ったような事を原作者はほざくが、実際には自分の体験が世界かのような、ペラペラの中身で描くという作品である。 連載開始当初から読んでいたが、最近読むのを断念した。 余り人生経験の無い・強い言葉に感動する人には受けるかもしれないけど、殆どの人には「なにイキってるの?」としか思えないような作品。 悪意のレビューを信用するなと原作者は言うが、自信作と言う割には、実にたいしたことない愚作であると思う。 もっと苦労をしたり、本当の天才に触れてきた人は多いという事を、作者は知った方が良い。 0 面白いとは思いましたが、ちょっと現実からは離れていると思いました。 特に女子の感情表現が「違うかな〜」と思ったのと、帰国子女の女の子ですが、海外でNYなどに長くいた女子が自分にとって都合のいい男子をつかまえようとするのは、かなり現実味がないです。 私自身NYに長く10代からいましたが、NY女子は、男子に自分の将来を預けたりしません。 自分の足で歩きます。 海外の人たちの描写をしている日本の作家さんたちの作品を読むと、ズレをよく感じますが、ご本人のわかる範囲のことを描き、経験値から大きくずれることはあまり描かない方が良くないかなぁ、もっと経験を積む方が先じゃないかなぁ、とよく思います。 または、ご自身の経験をもっと大切にし、尊重したが良いのでは、と思います。 cakesでの連載、毎週とても楽しみに講読していました。 今回は「リメイク」版とのことですが…何だろう、下書きをキレイに清書した?ということでしょうか。 追加場面もありますが、原作と構図もまったく同じ個所が多く、リメイクの意義が分からず。 折角であれば、本家の魅力を別角度から照射した「カヴァー」作品として 世に出たらよかったのにな、と感じました。 原作が初回から回を重ねるごとに漫画として成長していくのは興味深かったし、 なにより作者がキャラクターを心から愛しているのは、Twitterからも伝わりました。 それゆえ、「重版かかったら第2部再開」発言は残念でした。 おそらく、現状は重版がかかるか怪しいところなのでしょう。 「単行本買わないと、(皆お待ちかねの)続編が読めないよ~!」というキャンペーンは、 かえってファンを遠ざけたように思います。 そして作画担当の方へ。 人物の首から下の人体構造よく学んでください。 下手な絵を下手な作画でリメイクしても意味ないです。
次のメディアプラットフォームを運営する株式会社ピースオブケイク(東京都港区、代表取締役CEO 加藤貞顕)は、 かっぴーの人気マンガ 原作版『左ききのエレン』 第二部を、3月28日(木)からcakesで連載()スタートいたします。 『左ききのエレン』は、「朝倉光一」という天才に憧れた一人の男が、「エレン」という才能と出会ったことではじまる、さまざまな才能をもったクリエイターの群像劇です。 2015年noteで公開されてすぐに話題を呼び、2016年からのcakes連載時も不動の人気を誇った『左ききのエレン』。 今回連載が始まった原作版の第二部「左ききのエレン HYPE」は、第一部から8年後の2019年を舞台に始まります。 目黒広告社で確固たる実力をつけ、人間的にも成長した朝倉光一。 彼の人生に、再び「左きき」の影が現れます。 しかし、それは青春時代をともに過ごした"彼女"ではなくーー。 cakesのページ: 第二部スタートを記念して、かっぴーのnoteで『左ききのエレン』の作品への出演者も募集する予定です。 株式会社なつやすみ代表。 武蔵野美術大学を卒業後、大手広告代理店のアートディレクターとして働くが、自分が天才ではないと気づき挫折。 WEB制作会社のプランナーに転職後、趣味で描いた漫画「フェイスブックポリス」をnoteに掲載し大きな話題となる。 2016年に漫画家として独立。 自身の実体験を生かしてシリアスからギャグまで、様々な語り口で共感を呼ぶ漫画を量産している。 作品はブログやSNSのように無料公開ができ、これまでに約350万件が公開されました(2019年3月現在)。 クリエイターが有料公開を選択したり、定期購読マガジンを発行することも可能です。 フォロー機能でクリエイターとファンとの親密なリレーションも実現します。 経済、文化、芸能、海外情報など読み手の生活を豊かにする約2万3,000本のコンテンツを掲載(2019年3月現在)。 」をミッションに掲げ、クリエイターの支援サービスを提供しています。 note(ノート)ではクリエイターが各自のコンテンツをネット上で発表し、ファンと交流し、ビジネスすることを支援しています。 cakes(ケイクス)では、多彩なクリエイターや出版社との連携でコンテンツを配信ふ、書籍化することでベストセラーを多数輩出しています。 2019年3月から企業のウェブメディア開設を支援する「note pro」( )を提供開始。
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