マジかよ……松屋のオリジナルカレー終売を聞いて衝撃を受けた人は多いだろう。 いくら「創業ビーフカレー」が新たに展開されると言っても味違うじゃん! オリジナルカレーの味が好きだったんだよーーーーーー!! そう叫んだ人もいるに違いない。 しかし、私(中澤)は別の意味で絶望に打ちひしがれていた。 オリジナルカレーの終売が発表されたのは2019年11月27日22時30分頃。 実は、私は同日の約12時間前、を公開したところだったのである。 命短すぎだろ! というわけで、「創業ビーフカレー」でも試してみることにしたぞ!! はたして、どんな味になるのか? ・創業カレーとオリジナルカレー そのレシピとは、松屋のカレーでペペロンチーノを作るというものだ。 普通に考えれば、同じ店のカレーなんだし成功するだろう。 ただ、1つ引っかかるポイントがある。 それはオリジナルカレーと創業ビーフカレーの味が 結構違うということだ。 創業ビーフカレーは、オリジナルカレーよりマイルドな味なのである。 確かに、そのマイルドさは食べやすいが、言い方を変えると、 オリジナルカレーほどのガッツがない。 この違いはどう転ぶのか? さっそくペペッてみよう。 レシピは以下の通りだ。 ・レシピ 【材料】 松屋「創業ビーフカレー」:1個 塩:小さじ1杯 コショウ:小さじ1杯 こんぶだし:小さじ1杯 輪切り唐辛子:ひとつまみ オリーブオイル:適量 ニンニク:ひと欠片 【つくりかた】 1. フライパンにオリーブオイルを敷き、ニンニクを弱火で炒める 2. 香りが立ってきたら唐辛子を投入 3. 唐辛子に軽く火が通ったらカレーソースを投入 4. 塩・コショウ・こんぶだしを投入 5. ご飯を投入し混ぜながら炒める 6. お腹がペコペコの時にこの匂いを嗅いだら、 腹が減りすぎて背中を突き破るレベル。 まあ、ニンニクとカレーという食欲をそそる香りランキング1位と2位が絡んでいるので当然と言えば当然かもしれない。 そして、問題の味はと言うと…… マジかよ…… 想像の100倍ウメェェェエエエ! まず驚いたのは、味の立ち上がりが圧倒的に早くなったこと。 「よし食べるぞ」から脳が味を認識しようとする刹那の一瞬、 キラびやかなピリ辛に「スパーン!」と切って落とされる。 だがしかし、このカレーが真の姿を見せたのはその後。 一瞬の辛さが過ぎ去ると、 香ばしいニンニクの味や持ち前のマイルドなカレーのコクがフワッと広がったのだ。 包み込むように。 ・神への道 創業ビーフカレーはマイルドなだけに、味は少し物足りない気もしていたが、そんな部分がしっかり補われていた。 これぞかつて誰もが成し得なかった神への道・松屋カレー補完計画! シン・ぺぺ松カレー爆誕だ!! 松屋とペペロンチーノがサードインパクトを起こすこのレシピ。 それはカレーの味が少し変わったくらいでは避けられない運命なのかもしれない。 オリジナルカレーで試せなかった人は創業ビーフカレーで神話になれ。 執筆: Photo:Rocketnews24.
次の創業ビーフカレーを食べた最初の印象は?? カレー単品だと栄養バランスが悪いのでサラダを付けて。 あとタンパク質を補充したいので味玉トッピング。 カレギュウでも良かったんだけど、松屋で味玉トッピングのカレーなんて初めてなので😉 創業味玉ビーフカレー 並570円。 まずはルーを一口。 「ん? 塩味が薄い??」 以前、牛丼チェーン大手3社のカレーを比較する記事を書いたのですが、そこでの松屋の評価は高め。 しかし、通常メニューのカレーが実は個人的にあまり好きではありませんでした。 でも、新発売の創業ビーフカレーは、 牛バラ肉から脂がたくさん出ているので塩味を感じにくいこともあって、味が薄く感じるのです。 たぶん、松屋の開発陣もオリジナルカレーが塩っぱいのは認識していて、リニューアルのタイミングで塩味を抑えたのだと思うのですが、この牛の脂が特徴のカレーは以前と同じ塩加減が良かったかな。 うわっ、味玉って冷たいんだ。 そっちのパネマジかよw 券売機で買うときの写真はコレ。 出てきたカレーはコレ。 お、おう。 パネマジ発動っすね。 わかってます。 わかってますよ。 ここは大衆食堂。 望み過ぎだってことは! でもね、玉子を半分に切ってないのはともかく、 味玉が冷蔵庫から出した温度で冷たいんですよ。 アクセントとして温度に差を付けているなら理解できるのですが、 味玉って、せめて常温くらいの方が美味しいですよね。 これ、ラーメンにトッピングで乗ってる味玉でもそうなんですが、気になるんですよね。 なんで温めないんでしょう? ラーメンでもみんな気にならないのかな? 松屋って厨房がよく見える店舗が多いので、提供の様子を見ながら待っているんですが、豚汁とかタッパに小分けにして電子レンジで温めるオペレーションですよね。 手間が増えるのは分かるのですが、調理できないわけではないはずなので、 ぜひ温めてトッピングして欲しいです。 リニューアルで100円アップはどうなのか? 松屋のカレーが値上げで落ち着いた金額は490円。 この金額、牛丼チェーン大手3社のカレーで比べると非常に重要な意味を持つ金額なんです。 吉野家 スパイシーカレー 並360円 すき家 サラ旨ポークカレー 並490円 松屋 創業ビーフカレー 並490円 そう。 先にリニューアルした、 すき家と同じ金額なんですね。 すき家もリニューアルのタイミングで値上げしたのですが、すき家の場合は40円アップ。 松屋のカレーは390円から490円の100円アップ。 これ廉価帯の大衆食堂では、かなりの大幅値上げ。 以前にすき家がカレーをリニューアルして価格アップしたときには、実は量も増えていて 「おぉ、ナイス改善」って思ったものです。 確かに食べごたえがアップしました。 でも、松屋の創業ビーフカレーって量がそんなに増えてない気がします。 もちろん私の腹加減だけで測定しているので正確ではない可能性があります。 でも100円アップした訳ですから、量を変更したのなら食べてすぐ分かるくらいは変更しているはず。 こうなってくると「ただの値上げじゃん」と怒る輩の言い分にも一理あります(苦笑) リニューアル後のカレーの量については、公式発表があれば良いのですが見つからず。 どこかに情報があればぜひ教えてくださいませ。 松屋「すき家はポークだし、吉野家はチキンだから、うちはビーフしようぜ!」 たぶん、金額は意識的に すき家に合わせたんだと思います。 すき家のカレー、ホントすごく良くなりましたし、おそらく業界内でも評判が良かったのでしょう。 そして、同じポークカレーじゃ差別化が弱いということで、ビーフカレーを選んだのだと思います。 ちなみに創業ビーフカレーの味ですが、脂の旨味が加わって厚みのある味になってるなぁって感じます。 もう少し塩味を強くすれば、なかなか美味しいはず。 でもね、 実は強力なライバルが存在していました。 私、このカレーとよく似ていて、もっと美味しくて、もっと安いカレーを知っているんです。 そして、創業ビーフカレーを一口食べるごとに、どうしてもそのカレーを思い浮かべてしまうのです。 わかっています。 でも「金のビーフカレーって388円なんですよね。 松屋の創業ビーフカレーは490円。 正直、ありゃりゃ。 って感じですよね。 マーケティングの話でよく たとえ話にあげられる 「新幹線の本当のライバルは電話会議だった」を思い出します(苦笑) ご飯は付いてないですけど「金のビーフカレー」は肉がゴロッとしているんですよ。 創業ビーフカレーは、 牛バラ肉が溶けるまで煮込んだのがウリという体で、肉の繊維がスプーンにまとわりつく感じ。 正直、もうちょい肉の食感残しても良かった気がします。 2019年の夏に期間限定で販売していた時は、もうちょっと肉が残っていませんでしたっけね? 今年の夏に食べたときは美味しかったので、ちょっと残念です。 松屋の創業ビーフカレーがもっと良くなるまとめ 長々と書いてきましたが、まとめです。 牛丼チェーンみたいに大量に消費するメニューの調整って本当に難しいですよね。 創業ビーフカレーは、期間限定のときには気にならなかったし、美味しかった。 でも定番メニューにするとなると、こんなに食べたときの印象が違うものなんですね。 もう少し良くなるように、この記事で書いたことをリストにするとこんな感じ。 塩味をほんの少し強くする• 肉の食感をもう少し残す• 量を増やすか価格を下げる 1番と2番は実現可能な範囲ではありそうですけど、3番はキツそうだなぁ。 正直、脂が濃厚で食べごたえがあるから、量は増やさなくて良い気がする。 けれど、牛肉をたくさん使っている味がするのは確かなので、価格を下げるのも難しそう。 こう考えると、すき家のカレーリニューアルは神調整だったんだなぁ。 言いたいことを言いたいように言いました。 各社の開発の皆さんの苦労は重々承知しています。 でも、いろいろ考えて楽しかったです。 また、機会があれば考察しますね😊 この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます。 牛丼チェーンのカレーにはお世話になっている人も多いはず。 私もなんだかんだで良く食べてます😆 こちらの記事で牛丼チェーン大手3社のカレーを比べていますので、よろしければ読んでみてください。 松屋のカレーが好きだった。 最高傑作は2012年頃のオリジナルスパイシーカレーでしょう。 その後のレギュラーカレーの展開は客を舐めたものばかりでスープカレーやトマトがキツイ酸っぱいカレーだった。 客を騙したホームページだったので本社に抗議したら食べた店の店長から謝罪の電話がきた。 その次は、安いスパイスを使った辛いだけのオリジナルカレー。 売り上げが落ちたのか黙って前回のオリジナルカレーに変更されました。 その味は牛スジは無しになったが2012に極めて近い味ででした。 だから、また365日松屋のカレーを食べていたのに。 なんだこのクソマズイ創業カレーは。 甘ったるくてコンビーフ味だな。 不味いんだよ。 まず、言っておくがカレーに塩は無い。 塩それはハウスのルーだよ。 松屋のカレーが、せめて前回のオリジナルカレーに戻るまで売り上げには貢献しない。 いかない。 これが松屋カレーファンの答えだ。
次の2019. 8 松屋の創業ビーフカレーはどうなんだ!オリジナルカレーとの違いも含めレポ! 今月4日から、松屋で「創業ビーフカレー」が販売されることになったとの情報を捉えたので、早速行ってみました! 今までのオリジナルカレーの代替品 以前ぼくが書いた記事、 こちらでも伝えているほど、僕は松屋のカレーが大好きです。 カレギュウとか、チーズカレーとかではなく、オリジナルカレー380円がめちゃくちゃ好き。 4,000円払って合コン行くくらいなら、オリジナルカレー10杯食べるわ、ってくらい松屋のカレーが好きなのです。 松屋はカレー屋だと思ってる節もあります。 しかしながら今回調べてみたところ、「創業ビーフカレー」は 期間限定でなくオリジナルカレーの代わりとしてレギュラー化されたそうなのです。 これ、単に値上げしただけなんじゃね・・・? という疑問がふつふつと湧き上がるほど、かなり残念な気持ちになったのは否めない。 そのうえ、松屋のオリジナルカレーはあれで至高なのであって、変に変えちゃうとぜっちゃい不味くなるぞという気持ちすらあります。 しかしながら食わず嫌いは良くない。 現時点ではクソ改変なのかグレードアップなのかはまだわからない。 重い足取りで松屋へと向かいました。 広告はめちゃくちゃうまそう 入り口にはかっこいい垂れ幕があります。 かなり推されているようです。 券売機で商品を購入したところ、1分もしないで提供されました。 創業ビーフカレー生野菜セット590円 見た目的には、以前のオリジナルカレーとほとんど大差がない気がします。 匂いも同じような感じですが、ちょっとだけ豪華な感じがしなくもない・・・。 長年松屋のカレーを食べてきたからわかる程度ですが、以前に比べてやや色が赤くなっています。 感想 正直、 めちゃくちゃうまいのは変わりませんが、、、。 金額も含め、前の方が良かったというのが正直な感想です。 今までのスパイシーなカレーの路線と変わりがないのですが、創業ビーフカレーは若干辛味がなく、味の濃さとコクが強いという感じでしょうか。 以前松屋は「牛めし」を「プレミアム牛めし」にすることで値段を一気に釣り上げる手法を取り、業績に影響なく値上げすることができましたが、 今回もそれと同じ手法をとった形となりましたね。 確かに味は以前に比べると大衆受けする優しさがありますが、松屋のあのスパイシーで気難しく、男気のあるあのカレーが食べれなくなると思うとちょっと残念です。 まあ、これからも全然食べますが・・・。
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