タイトル 拒絶。 山田佳奈「タイトル、拒絶」で描くのは“生き様”、伊藤沙莉は「誰にも譲りたくない」

伊藤沙莉、“デリヘル嬢”役を熱演「この役を誰にも譲りたくなかった」

タイトル 拒絶

「タイトル、拒絶」ポスタービジュアル 第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で上映された本作。 山田が手がけた同名舞台をもとに、セックスワーカーたちの嫉妬や確執、本音などが群像劇の形で描かれる。 ウインクをする田中俊介。 「質問は一切拒絶いたしませんので」とタイトルにかけたコメントをした田中は、伊藤から「上手!」と褒められて得意顔でウインク。 ご一緒できるのがうれしいですと言いました」と回想して伊藤と笑い合った。 人間・伊藤沙莉もタヌキとして生きてきたつもりなので、カノウに寄り添えるなという考えが大きかったし、共感ばかりでした」と思い入れたっぷりに話す。 最初は別の役を打診されていた森田は「(今の役を)途中でやってみてくれないかと言われたときに、自分に務まるか不安があったんです」と明かしつつも「愛すべきキャラクター」と自身の役柄を評する。 それぞれのキャラクターの弱い部分も見てもらえたらうれしい」と観客に呼びかけた。 続いて、デリバリーヘルスが舞台の作品であることから艶っぽいシーンにも少し期待していたと述べる女性客に、伊藤は「すみませーん!」と笑いかけ、劇中でお尻を見せるシーンがある田中は「僕ですみません……!」と申し訳なさそうに謝罪する。 そして田中が「いかがでしたか?」と恐る恐る問いかけると、会場には温かな拍手が響き、田中は「ありがとうございます! お尻がきれいな俳優です」と恐縮した様子で感謝を述べた。 最後に伊藤は「この映画が本当に大好き。 この役は誰にも譲りたくないと思ったのは間違いじゃなかったとつくづく思います。 末長くこの作品をよろしくお願いします」と感慨深げに挨拶をする。 山田は「皆様がさまざまな表情をされているのを見るのは、この映画の作り手として幸せなこと」と笑顔で客席を見回し、「誰かにこの作品が届いてほしいと再確認しました」と力強く語った。 c 2019 DirectorsBox.

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伊藤沙莉、“デリヘル嬢”役を熱演「この役を誰にも譲りたくなかった」

タイトル 拒絶

「タイトル、拒絶」ポスタービジュアル 第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で上映された本作。 山田が手がけた同名舞台をもとに、セックスワーカーたちの嫉妬や確執、本音などが群像劇の形で描かれる。 ウインクをする田中俊介。 「質問は一切拒絶いたしませんので」とタイトルにかけたコメントをした田中は、伊藤から「上手!」と褒められて得意顔でウインク。 ご一緒できるのがうれしいですと言いました」と回想して伊藤と笑い合った。 人間・伊藤沙莉もタヌキとして生きてきたつもりなので、カノウに寄り添えるなという考えが大きかったし、共感ばかりでした」と思い入れたっぷりに話す。 最初は別の役を打診されていた森田は「(今の役を)途中でやってみてくれないかと言われたときに、自分に務まるか不安があったんです」と明かしつつも「愛すべきキャラクター」と自身の役柄を評する。 それぞれのキャラクターの弱い部分も見てもらえたらうれしい」と観客に呼びかけた。 続いて、デリバリーヘルスが舞台の作品であることから艶っぽいシーンにも少し期待していたと述べる女性客に、伊藤は「すみませーん!」と笑いかけ、劇中でお尻を見せるシーンがある田中は「僕ですみません……!」と申し訳なさそうに謝罪する。 そして田中が「いかがでしたか?」と恐る恐る問いかけると、会場には温かな拍手が響き、田中は「ありがとうございます! お尻がきれいな俳優です」と恐縮した様子で感謝を述べた。 最後に伊藤は「この映画が本当に大好き。 この役は誰にも譲りたくないと思ったのは間違いじゃなかったとつくづく思います。 末長くこの作品をよろしくお願いします」と感慨深げに挨拶をする。 山田は「皆様がさまざまな表情をされているのを見るのは、この映画の作り手として幸せなこと」と笑顔で客席を見回し、「誰かにこの作品が届いてほしいと再確認しました」と力強く語った。 c 2019 DirectorsBox.

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東京国際映画祭2019(6) 痛い!日本『タイトル、拒絶』『どうしようもない僕のちっぽけな世界は、』: ミッキーの毎日・映画三昧

タイトル 拒絶

第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に出品された『』が11月4日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、キャストの伊藤沙莉、森田 想、田中俊介、山田佳奈監督が舞台挨拶に臨んだ。 客観と主観がぐちゃぐちゃと混じり、カノウの立ち位置や目線、考えは共感ばかり。 (脚本を読んだ時点で)演じていて楽しいだろうなと思っていたんです」と念願の役どころになったようだ。 長編デビューを飾った山田監督が、舞台版の脚本を書き下ろしたのは約6年前のこと。 当時、レコード会社の社員だったようで「容姿が良い女性、そうではない女性の仕事の取り方が全然違ったんですよね。 私は本作でいえばタヌキ寄りの人間だったんですが、男性に負けたくないなという気持ちが強かったんです。 デリヘルを舞台としながらも、性描写は極力省略されている。 本作は性を扱うというよりも、ひとりひとりの生きざまを描くもの。 極力性描写なしに、人間を描けないか」と熟考を重ねた山田監督。 恋愛軸が強い関係性であるキョウコ(森田)とリョウタ(田中)の性描写のみとしたようで「男性監督が女性を脱がして表現することは多いですが、『そうではない表現とは?』と考えた時に、男性のお尻はどうなんだろうと思いついたんです」と振り返った。 「だから、田中君に『お尻ってどう?』と聞いたんですよ(笑)。 そうしたら『全然お尻大丈夫っす!』と言ってくれたんです」(山田監督)と田中のお尻を映すことになったようだ。 「性生活、性描写を、自分なりの解釈で撮れないかなと思って、あの表現になったんです」という発言に続き、コメントを求められた田中は「僕のお尻に関するコメントですか?。 皆さん、いかがでしたか?」と笑いながら客席に意見を求める。 やがて、場内に拍手が響き渡ると「ありがとうございます。 お尻がきれいな俳優です」と胸を張った。 やがて、作品作りに関するこだわりを問われた山田監督。 舞台も映画も、最初の5分、そして物語が走っていく15分を、どうお客様に見ていただけるかということを大事にしています」と答えていた。 第32回東京国際映画祭は、11月5日まで開催される。

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