ジール 250。 ヤマハ(YAMAHA) ジール

ヤマハ(YAMAHA) ジール

ジール 250

型式は3YX。 車体種別は。 「ジャンプする」をイメージした斬新かつ個性的なフォルムが特徴。 低重心エンジンと絞り込まれた735mmの低く足付き性の非常に良いシートにより取り回しが楽なため、主に女性ライダーやビギナーから高い支持を集めた。 欠点としてが錆びやすいこと、の中のパーツ劣化に他のバイクより敏感なことなどがあげられる。 [ ] タンク周りの外観は第28回出展のコンセプトモデル「 MORPHO I 」の影響を大きく受けている。 (外観以外モルフォとの共通点はない) [ ] キャブレターの型番はFZR250Rと共通のBDST28であるが中の構造が大幅に違う。 サービスマニュアルのボディーカラーがダブルグリニッシュブルーメタリック1になっているのは誤字。 [ ] 車両解説 [ ] エンジンは「」から派生した同社のレーサーレプリカ「」ベースの250cc直列4気筒でシリンダー45度前傾のジェネシス(GENESIS)エンジンを、中低速重視の40ps(同年に施行された自動二輪車の新馬力自主規制に対応させたもの)にセッティング変更して搭載。 高回転重視のFZR250Rとは異なり、排気デバイスは採用されず4-2-2レイアウトのマフラーで右2本出しを採用。 快適装備としては同時期の同クラスバイクと違い、フューエルタンク前方部分ハンドルとタンクキャップの間にある、小銭入れや高速道路チケットが入る小物入れや、タンデムシート下にタンデムシートに固定可能なビニール製でA4サイズの雑誌が入る大きさの専用バッグ(通称ジールバック)がある。 など、街乗りでの使いやすさを追求した装備が特徴である。 またシートキーで開くのは収納のあるタンデムシートのみ(一般的なネイキッドはシート全体が開く)であり、普段使いで不要な部分に触る心配を減らしている。 ヘルメットホルダはシートキーと一体型になっており(ヘルメットホルダのキーを閉まる方向に半回転多く回すとシートが開く)軽量化に貢献している。 取り付け位置はサイレンサーと反対の左側。 ミッションの6速を「オーバードライブ」とし、6速で走行しているとタコメーターパネルのオーバードライブランプが点灯する。 (ランプの色がニュートラルランプと同じ緑色である) およびその国内イメージモデルである同様、タンク横にダミーのエアスクープ状の飾りがある。 これはプラグ部分およびラジエターをカバーしておりいたずら防止に効果がある。 モデル一覧 [ ] 1992年3月にマイナーチェンジを行っており、塗色や一部パーツの違いがある。 マイナーチェンジ前(3YX1) マイナーチェンジ後(3YX2) 製造年 1991年 1992年~1999年 トップブリッジ• ハンドルホルダーの上部が一体成型• ハンドルホルダーの上部がツーピース構造 ボディーカラー• ダルグリニッシュブルーメタリック1• アップルレッド• ブラック2• フロストシルバー (この色のみフレームなどがブラック塗装)• メイプルレッド• ソフィアブルー サイレンサー• 耐熱シルバー塗装• メッキ ヘッドライトケース• メタリックグレー塗装• メッキ FZX250・ZEAL 輸出専用モデルとして発売された。 日本国内モデルをベースにデュアルヘッドライトのビキニカウルを採用している。 逆輸入車としての国内デリバリーはされなかったため、輸入中古車としても市場での存在は確認されていない。 参考画像 [ ]•

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FZX250 ZEAL(3YX)の系譜

ジール 250

ジールノキャリパーはこのころの250と共通でSRV250(ルネッサ)やFZR250と同じものが使われています。 性能アップで対向4POTにするならFZR250RやR1-Zのキャリパーも使えます。 ジールは片持ち2POT、FZR250Rのキャリパーは対向4POTです。 まずはパッドを外します。 ブレーキパッドを支えているロッドを取り外します。 Rピンで止まっているだけなのではずして引き抜けばパッドが外れます。 パッドを外したら、なるだけ均等に、最大限ピストンがでてくるようにブレーキレバーをにぎにぎします。 ウォーターポンププライヤーやバイスプライヤー、ブレーキパッド1枚だけはさんだりとここでなるべくピストンを押し出しておかないと後で大変です。 ピストンを抜くとブレーキフルードがどばっってでてくるので受け皿を用意して、どうにかしてピストンを抜きます。 これが自分で作業する場合の1番の難関かと。 ゴム板を挟んでプライヤーで挟むなり、専用のブレーキピストンプライヤーってヤツを使ったり、あの手この手で外します。 ウォーターポンププライヤー、バイスプライヤー(ロッキングプライヤー)、ブレーキピストンプライヤーが役に立つかと。 つかむ時は必ずピストンを保護してください。 この時ピストンの外周には傷をつけないようにゴム板を使う場合は、2mm以上のものがいいです。 完全分解するとこうなります。 キャリパーシールを外すときはピックアップツールが便利です。 ピストンシール、ピストンを戻すときはシリコングリスをなじませてから戻します。 オーバーホールキットにグリスがついてきたらそっちを使います。 あとは元通りに戻せばokです。

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ヤマハ・ジール

ジール 250

FZX250 ZEAL (3NL) -since 1991- 「HUMAN ORIENTED SPORTS」 FZR250Rのネイキッド版にあたるZEAL。 バーハンドルに変更しキレ角を上げ、ダイヤモンド型式の楕円パイプフレームに変更。 フィット感はさることながらシート高735mmで足付きが更に良くなりました。 エンジンの方もバルブタイミングの変更、吸排気管の延長、キャブの見直しなどで中低速寄りに変更されています。 このバイクが誕生した背景として先にもチョロっと言ったけど40馬力規制によるレーサーレプリカブームの失速と、ゼファーを皮切りに始まったネイキッドブームの台頭があります。 言ってしまえばレーサーレプリカを使い回して台数を稼ごうという事なんだけど、そんな中でもヤマハのジールはかなり力を入れていた印象があります。 見紛う事のない車体デザインはご存知GKデザインが手がけたものなんですが 「新たな価値観を持つデザイン」 がデザインコンセプト。 イメージしたのは「ジャンプするイルカ」だそうです。 独創的ですね。 販促の方でもジールのイメージに合うと爽やかイケメンの加勢大周を起用し、カタログのみならず青山ベルコモンズのポスターや映画「シャイなあんちくしょう」でのタイアップ宣伝までしました。 翌年にハンドルホルダー変更やマフラーのメッキ化などの年次改良をしたものの鳴かず飛ばずで生産終了。 4st250レプリカのネイキッド版としては一番力の篭ったバイクと思ったんですけど・・・ちなみにマフラーは2本出しのように見えますが実は繋がっています。 7L 交換時2. 0L フィルター交換時2. 2L スプロケ 前17|リア57 チェーン サイズ428|リンク130 車体価格 539,000円(税別) 系譜図.

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