「幸甚の至り」の注意点 「幸甚の至り」は目上に対して使い、目下・同等には使わない 「幸甚の至り」は、目上の人に対して使用する敬意を示した表現で、「対応してくれたらこの上なく幸せです」といった相手を立てる表現です。 したがって、「幸甚」は目下の人や自分と同等の立場の人に使用すると、堅苦しい表現になってしまします。 目下や同等人物にたいしては「有り難いです」などカジュアルな表現に言い換えましょう。 「幸甚の至り」は文語(書き言葉)で使い、口語(話し言葉)では基本使わない 「幸甚のいたり」は、文語に分類されます。 文語とは、「書き言葉として使用される言葉」のことであり、話し言葉として使用される「口語」としては基本的に使用されることはありません。 ビジネスメールといった文章で使用する言葉であるということを頭に入れておいてください。 「幸甚の至り」の使い方と敬語 「幸甚の至り」の敬語は「幸甚の至りです」 「幸甚の至り」を敬語表現にした場合の最もよく使用される表現が「幸甚の至りです」です。 「幸甚の至り」という言葉に助動詞の「〜だ」を丁寧にした表現である「です」を使用して「幸甚の至りです」がもっともポピュラーな表現です。 「幸甚の至りです」で、「〜だと、とても嬉しく思います」いとう意味になります。 「幸甚の至りに存じます」だとより丁寧 「幸甚の至りに存じます」とすると、より丁寧な表現になります。 「存じます」は、 「思う」の謙譲語「存ずる」+丁寧語「ます」で成り立っています。 「存じます」は 「思います」の謙譲表現です。 自分自身をへりくだった言い方で、目上の人に対して使うことができ、謙譲語「存じます」を使うと、より丁寧な表現になります。 ・この度の祝賀会は、企画に携わった全ての方々をお招きして開催いたします。 ・お忙しいところお越しいただき、またご教授いただけたことは幸甚の至りである。 ・先生と再会できましたことは幸甚の至りでございます。 ・先日はお忙しい中をわざわざお越しいただき、誠にありがとうございました。 またのお越しの際に楽しんでいただけたら幸甚に存じます ・この度は貴社の展示会にお招きいただき幸甚に至りに存じます。 ・おかげ様で当社も創業50年を迎えることができました。 これまで当社を支えて下さったお客様、関係者の方々に御礼を申し上げたいと思います。 そして今後共何卒変わらぬご愛顧賜れば誠に幸甚の至りに存じます。 ・お忙しいところお越しいただき、またご教授いただけたことは幸甚の至りです。 ・先生と再会できましたことは幸甚の至りでございます。 ・先日はお忙しい中をわざわざお越しいただき、誠にありがとうございました。 またのお越しの際に楽しんでいただけたら幸甚で至り ・この度は貴社の展示会にお招きいただき幸甚至りであります 「幸甚の至り」の類語 感謝の至り 「感謝の至り」は、「 感謝の気持ちが最終的にいきくところ」という意味で、感謝をしつくしてたどりつく最終的な極地という感謝の気持ちを表現した言い回しです。 目上の人に何かをしてもらったという場面や、褒めてもたったときなどに、「感謝をします」と伝える丁寧な言い回しです。 ・今回の件では御社にお力添えいただき感謝のいたりでございます。 この上なく嬉しい 「この上なく嬉しい」は、「 嬉しい気持ちが強いこと」を言い表した言葉です。 「この上なく」は、「これ以上ないくらい」という意味のある言葉で、後ろに感情を表す言葉をつづけることにより、「最高に」「最上の」といった意味のいまわしになり、感情を強めて表現することができます。 ・身に余るお言葉をいただき、この上なく嬉しいです。 喜ばしい限り 「嬉しい限り」という言葉を、さらに丁寧に表現すると「喜ばしい限りです」となります。 「嬉しい」という言葉は敬語表現ではないため、「嬉しい限りです」と丁寧に表現するのであれば「喜ばしい限りです」と言い表すにが適切です。 「喜ばしい」は、「 喜ぶべき状態である・うれしい」という気持ちを表現した丁寧なこ言葉です。 この場合のこの場合の「限り」は、感情に関する単語そ接続することで、「〜極まりない」「この上なく」という言い合いで使用されています。 例文 ・孫も無事に小学校へ入学し、喜ばしい限りです。 ・このような素敵な賞をいただき喜ばしい限りでございます。 至福 「至福(しふく)」は、「 この上もないしあわせ」を表しています。 「至福のひととき」「至福の時を過ごす」などと聞いたことがあると思います。 「至福」は「幸甚」よりも柔らかい表現なので、日常会話でよく使われます。 ただビジネスシーンで「幸甚」の代わりに「至福」に置き換えることはできないので気をつけましょう。 例文 ・しばし至福のひとときに浸る。 ・食事の時間が何よりも至福を感じる。
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次の・資料に目を通していただけると 幸いです。 ・詳しいデータをご教示いただけると 幸いに存じます。 ・新商品を同封いたしました。 ご活用いただければ 幸いです。 ちょっとしたお願いや贈り物をする際にへりくだっていう表現であることがわかります。 このようなシーンはビジネスでよくあるので覚えておくといいでしょう。 「幸いに存じます」は、より丁寧な表現です。 「幸いです」を使う際の注意点 「幸いです」は便利な表現ですが、使う際にはいくつか注意が必要です。 「幸いです」は目上の人には使えない? 「幸いです」は丁寧な表現であり、目上の人やお客さんに使用しても問題はありません。 しかしながら、敬意の度合いが弱いと考える人もいるようです。 気になるのであれば、「幸いに存じます」を使用しましょう。 また、後述する「幸甚(こうじん)です」も敬意の度合いを高めた表現として有効です。 一方で、身近な間柄の人に使うとよそよそしさが感じられる表現でもあります。 また、会話の中で使っても堅苦しい感じがしますよね。 印象を和らげたい場合は、シーンに合わせて「お願いします」や「嬉しいです」と言い換えるといいでしょう。
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