依存 性 パーソナリティ 障害。 境界性パーソナリティ障害の芸能人/有名人13人!特徴や原因も解説【2020最新版】

境界性パーソナリティ障害の芸能人/有名人13人!特徴や原因も解説【2020最新版】

依存 性 パーソナリティ 障害

こんにちは Smile Houseの妙加です。 人は誰でも他人に助けられたり支えられて生きていますが、自分自身の主体性を放棄して他者に委ねきってしまう状態まで他者に依存してしまうと生活に支障がでます。 依存性パーソナリティ障害は他者がいないと生きることができないと思い込むほどに、自分の面倒を見て欲しいという欲求を抱えた状態です。 今回は依存性パーソナリティ障害の特徴や克服法をまとめました。 依存性パーソナリティ障害の特徴 依存性パーソナリティ障害は、自分の主体性を他人に委ねてしまっているので、些細なことですら決めることが苦手で頼ろうとします。 一人が苦手でいつも誰かといないと不安を感じ、自分一人で時間を過ごしたり紛らわすことができない特徴があります。 嫌われるのを怖れているので自己主張を避け、相手に合わせてしまうので自分の気持ちや自分の考えが抑え込まれて、自分がどういう人間なのかが自分でもわからなくなっています。 そのため人に合わせれば合わすほど自分がわからなくなって生き、人に左右されるようになってしまう傾向があります。 依存性パーソナリティ障害の2つの傾向 【赤ちゃんのように甘えたがる】 赤ちゃん型とも呼べそうなこのタイプは、日常生活能力が低下し、何でも親やパートナーに頼らなくてはいけないほど受動的に依存しています。 【相手に尽くす】 もう一つは、日常生活能力は問題なく活動的ですが、自分で主体性を持つことに不安を感じ、導いてリーダーシップをとってくれる人を求める能動的な依存をするタイプです。 厄介なのは、依存する相手が良くないとわかっても自分から関係性を清算することができないので、場合によってはただ利用されているにも関わらず自己犠牲的に相手に尽くしたり、宗教やオカルトなどにものめり込みやすい。 一人が苦手で利用されやすい 依存性パーソナリティ障害の人は孤独や虚無感を感じるため一人が苦手。 そのため一緒に時間を過ごす相手を常に求めて探しています。 その人なしでは生きていけないと感じながらその相手と別れると、すぐ新しいパートナーができるのも特徴の一つ。 自分を支えてくれる・自分に優しくしてくれるなら誰でもいいといった緩い基準になりやすいので、不釣り合いな人を選ぶことも多いのですが、依存しきっているのでそういったことには気がつきません。 そのため暴力や売春、アルコール依存症、DVの相手でも、ただ自分が利用されているだけであっても相手にしがみつき、関係を続けようとする傾向があります。 依存性パーソナリティ障害の人は自分から関係を断つことが苦手なので、反社会性パーソナリティ障害の人や自己愛性パーソナリティ障害の人からすると都合が良いので搾取対象になりやすいので注意が必要です。 NOが言えない 依存性パーソナリティ障害の人は、頼まれごとをされると断ることができず人の欲求を拒否することができません。 人に頼らないと生きていくことができないという思い込みが、人を拒否することをできなくさせてしまいます。 断ると自分が見放されたり嫌われてしまうかもしれない、人に悪く思われるかもしれないという恐怖があり、たとえ断る理由があったとしてもNOをいうことができないのです。 それが自分にとって不利益であったとしても相手の要求を受け入れ、相手に合わす原因になっています。 人にNOが言えない態度は相手に都合よく利用される大きな原因の一つで、はっきりとした態度をとる人に対して屈服しやすい。 自分に自信がなく、周りの目に振り回され、自分は人より劣っているという思い込みと自己評価の低さは回避性パーソナリティ障害と共通していますが、それでも他人に執着して必死にしがみついてでも他人とのつながりを求めるところが、依存性パーソナリティ障害の特徴。 過保護で支配的な親に育てられているケースが多い 依存性パーソナリティ障害の人の生い立ちを見ると過保護で支配的な親に育てられていることが多く、過度の手助けや親の正しさを強制されて育っている。 親に主導権を盗られてたまま育てられているのは回避性パーソナリティ障害や強迫性パーソナリティ障害の人にも多いですが、親に忠実すぎると強迫性、親に潰されてしまったのが回避性、親に頼りすぎると依存性パーソナリティ障害という違いが出ます。 依存性パーソナリティ障害の診断基準 ICD-10の診断基準 ICD-10(精神および行動の障害 臨場記述と診断ガイドライン第10版)から要約したもの。 面倒を見てもらいたいという広範で過剰な欲求があり、そのためには従属的でしがみつく行動をとり分離に対する不安を感じる。 成人期早期までに始まり、種々の状況で明らかになり、以下のうち5つ以上によって示される。 そうやって他人に主導権を委ねているままだと、自分がやりたいことや望んでいることはわからないまま。 初めは勇気がいりますが、嫌なものはNOと拒否して、やりたくないことはやめてみましょう。 そうやって自分の心が望んでいる選択を繰り返すうちに、気が付かなかった愛情や他人への感謝の気持ちを思い出し、本当の意味での幸せを感じられるようになります。 気持ちを口に出すようにする 依存性パーソナリティ障害の人は自分の気持ちを抑え、自分の意思や主張することを控えてしまいます。 そうしていると自分の気持ちや思考がわからなくなるだけでなく、自分の意見を主張する能力も衰え、誰かに従い言う通りに生きていってしまい、自分の人生でない人生を生きることになる。 「どっちでもいい」「なんでもいい」「決めてくれていい」ばかりではなく一つ一つ自分はどう思っているのかを探して、自分の考えや気持ちを言葉にする習慣をつけることが大事。 そういった積み重ねが自分の人生を決めるような選択を迫られる場面でも、自分で決断する力をつけていきます。 自分が何を望んでいるのかがわからないまま他人任せに生きていると、自分の行き先がわからない不安定な生き方をしていいくことになるのです。 人に奉仕する仕事につくことが人生を好転させる 依存性パーソナリティ障害の人は、その特性から他者への気遣いや尽くすしていなければ落ち着きませんが、言い換えればそういった行動に長けています。 幼少期に親の顔色を伺い、言いなりになっていきてる場合が多いゆえの特性ですが、これを好転させるのが奉仕的な仕事につくという選択。 貢献欲求を満たし精神的な安定を得ながら、仕事という枠を作ることで一定の制限ができるのでただただ利用されたり自己犠牲のように尽くしてしまう状況を避けることができます。 仕事を通すことで気遣いや献身の度合いが正されることもあり、自分を客観的に捉えるきっかけにもなる。 客観的に人や状況を見る力をつけることが、依存から自立する一歩になります。 依存性パーソナリティ障害の人との接し方 むやみに代理人にならない 依存性パーソナリティ障害の人は、他人に判断を任せ自分の人生の決定を代行させようとします。 そういった行動に巻き込まれるままに決定を下すことは、決断能力をさらに低下させて依存を強めるだけ。 なので関わる時は、選んだ選択が失敗になっても大丈夫な旨を伝え、自分で判断するように促すことが大事。 自分では何も決められない、できないという思い込みを払拭するには、自分で決めたり対処できることを知る体験を積むことが必要で、失敗したくないと思うのであれば、なおさら失敗を積み決断する経験することが解決法なのです。 依存性パーソナリティ障害の人に対して親切にしたり助けることは、必ずしも相手のためにはならないということをしっかりと頭に刻むこと。 一人で決断してやる姿を見守り受け入れる姿勢を貫くことが最も大事で自信の回復に繋がります。 答えは言わない関わりをする 依存性パーソナリティ障害の人は他人に答えを求め、正解をもらおうとします。 それに乗せられて答えを与えると一向に自分で考える力はつかず、困ったことがあるたびに他人に頼るようになってしまいます。 答えや正解を求められてもはっきりと言わずに「あなたはどう思っているの?」と相手の気持ちを聞き出す関わりが大事。 依存性パーソナリティ障害の人は自分の考えや気持ちが相手の意向に沿っていなかったり違っていると、見放されたり嫌われるかもしれないという不安を抱えているので、自分の意見を言った場合にはさりげなく褒め、承認すること。 他人に委ねた主導権を取り戻せるかが鍵 依存性パーソナリティ障害の人は、他人に委ねきっている自分の人生の手綱を取り戻し、自分自身を生きることができるかが鍵となります。 そのためには、自分は何もできないと感じている自信のなさや無力感がただの思い込みだと知ること。 自分で決断し、なんでもやってみる体験が自立へと繋がり克服になることを周りの人は知っておき、見守る姿勢を忘れないようにしましょう。 SmileHouse代表 小名 由美子 古き良き日本人の心のあり方と教育に興味を持ち、それを更に探究したく早稲田大学の日本文学専修に進む。 卒業後、子どもの時からの夢だった教職に就き、約17年の教員生活では、学級経営や教科経営、部活動の指導や、教務主任や研究主任として、組織のマネジメント力の強化、「生きる力」を育む教育、教育課程の研究と実践に力を入れてきた。 また、教職を退職後は、メンタルトレーニングのトレーナー、心理カウンセラー、心理セラピストとして、一人ひとりの個性を尊重し、その魅力を最大限に引き出すサポートをしてきた。 その後、自らの結婚、出産、育児の体験も加わり、以前から自らのテーマとしてきた「生きる力」の育成の重要性、母親へのサポートの重要性への想いを更に強め、「母親と子どもの心を育てる」ことに力を注ぎたいと、2016年にSmileHouseの代表となる。

次の

自己決定と回避性パーソナリティ、依存性パーソナリティ

依存 性 パーソナリティ 障害

パーソナリティ傾向の把握は診療上、重要である DSM-5に、回避性パーソナリティ障害、依存性パーソナリティ障害という障害概念がある。 この障害概念は、現在の日本で精神科医療を行うにあたって、絶対に避けては通れないものであると思う。 先に述べるが 「パーソナリティ障害」という障害概念は、決して「レッテル貼り」に使用されてはいけない。 ただ、もしそのようなパーソナリティ傾向が躓きの原因になるような患者の本質であるならば、そのパーソナリティ傾向から目を背けながら治療をする事は無理であると思う。 治療者は、診断告知をどのような形でするかは別にせよ、必ず どのようなパーソナリティ傾向であるかは注意深く観察すべきだし、目を背けてはいけないと思う。 診断基準は7項目から構成されるが、要約すると「 自分に自信がなく、批評・批判されることを過度に恐れ、社会場面で自己決定することを先延ばしにし続ける」ような認知行動パターンがあるようなイメージだと思う。 小生の場合、経過の中で回避行動が目立ち、それが本人の社会機能を著しく低下させている場合は、診察の中で「回避の認知行動パターンがあなたを苦しめているかもしれない」ということを率直に指摘する様にしている。 こういう話をすると、意外に(?)怒ったり否定的なリアクションをとったりする患者は少ない。 もちろん診察を何度か重ねた上で関係性を築いた上で話すことが多いし、そういったことを話しても大丈夫な雰囲気かどうかは、注意深く観察する様にしている。 適応的ではない行動が続いていれば、認知行動パターンが社会適応の上で妨げになっていることを共有し、自我親和的なものから自我異和的なものに変えていき、行動を少しずつ変化させていってもらう必要がある。 その第一歩が、上記の様な指摘、助言から始まると思う。 これがまさに「直面化」なのかなと思う。 ニュートラルな気持ちで伴走する事を心がける 依存性パーソナリティのケースでは、回避性よりもやや対応が難しいことが多い様に思う。 回避傾向が問題になっている場合に比べて、上記の様な率直な助言が本人の精神的自立に繋がらない場合が多い様に感じる。 経過の中、および治療者との会話の中で、場合によっては「うまくいかないのは〇〇のせいだ」という様な、一種の他罰的な側面が見られやすい様に思う。 そうではないこと、そういった認知の様式では問題解決や自己成長、社会への適応的な行動に結びつかないことに気づいてもらう必要があるわけだが、なかなか難しく、かなりの時間を要すると考えた方がいい。 自己決定を常に誰かに委ね、自分の行動に責任が伴うということを身を以て学ぶ発達段階を踏まえられなかった様な生活歴、養育歴がある場合も多いのではないかと思う。 ある意味、社会に出て初めて「父性」に出会う様なケースが多い様に感じる。 「自分に自信がなく、有り余るほどの助言、保証がないと自己決定ができない」という様な部分は両者ともに、特徴と言えると思う。 それにとどまらず、他罰的な認知様式に陥ってしまうと、なかなか軌道修正が難しく感じる。 ただ、治療としては、やはり 「躓きの原因になっている認知行動パターンに気づき、適応的な行動を増やしていく」ということに尽きると思う。 そのためには、どのような形であれ、診察の中で「問題になっている認知行動パターン」を扱わざるを得ないと思う。 淡々と、 伴走者として、共感すべきことは共感し、問題として指摘すべきことは指摘する。 ニュートラルな心で、パーソナリティ傾向の治療にも注意をはらいたいものである。 健康一番。 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本医師会 認定産業医。 既婚、一児の父。 精神科一般の臨床業務に従事しています。 日々の生活、読んだ本、精神科医療について思ったこと、などについて備忘録的に呟きます。 現在は精神科一般のクリニック勤務。 プライベートを充実させたい気持ちが強く、仕事は程々の最低限に、のらりくらりと楽しく生きていくつもりです。 爆笑問題、Thee Michelle Gun Elephant、Jazz、Bass、TEAM NACS、中日ドラゴンズ、オードリー、安田顕、堺雅人、長谷川博己をこよなく愛します。 家庭、趣味にも時間を使いながら働く方法、人間が自分らしく前向きに生きるためには何が必要かということについて、いつも考えています。 関連記事.

次の

岡田クリニック

依存 性 パーソナリティ 障害

依存性パーソナリティ障害の人が身近にいるならどのように接してあげるのがよいでしょうか、また、自分自身が依存性パーソナリティ障害の場合、改善のためにどんな心がけができますか。 ここでは2つの点を取り上げます。 「思いを口に出す」ことと「自分で決める」ことです。 考えを述べてもらう 依存性パーソナリティ障害の人は、幼少期の過保護もしくは支配的な親の養育を受けることから始まり、自分以外の意見によって今まで歩んできました。 自分の意見を言って、もし相手の意見と違った場合、仲が悪くなったり嫌われたり攻撃されたりするのではないかと心の底で恐れています。 そのような考え方が染み付いているため、自分の意見を言わないスタイルで何年も過ごしてきました。 そして、時間が経つにつれ、自分の気持ちが言えないのを通り越して、気持ちそのものが分からなくなっていることも少なくありません。 アイデンティティを失ってしまった状態です。 自分で考えて答えを出すより、他人に答えを求め、周囲も答えを与えるので、思考力がとても弱くなっています。 ですから、身近に依存性パーソナリティの人がいる場合、尋ねられてもすぐに答えや正解を与えず、自分で考えさせる機会を作ってあげましょう。 今までは答えを述べることが親切でしたが、これからは答えを述べないことが親切です。 そして、できるだけ本人の気持ちを聞いてあげてください。 依存性パーソナリティの人は他人と違う意見を述べることにトラウマのような恐れを抱いています。 そんな中で、周囲とは違う意見が言えたらそれは歓迎すべき傾向です。 よく聞き、褒めてあげましょう。 思いを口に出す ですから、もし自分自身が依存性パーソナリティ障害なら、すぐに答えを求めたくなるのを中止して、自分で考え、「自分は意見はこうだ」というのを口に出すようにしましょう。 時間がいくらかかっても構いません。 このように意見を述べる癖をつけることにより、自分の考えが明確になってきます。 自分がどんなことを望んでいるのか、本当の気持ちはどのようなものか、これは、自分自身を取り戻す過程でもあるのです。 違っていることが心配かもしれませんが、人は一人ひとり違っていてもよいのです。 違う意見が対立や喧嘩に発展するかどうかはまた別の種類の問題です。 人と違う考えを述べることはまったく問題ありません。 自分で決めてもらう もう一つのカギは「決定を自分で行なう」ことです。 依存性パーソナリティの人はそのままいけば、親や友人、恋人・配偶者などに支えてもらえる環境にずっと甘んじ、ますます判断力は衰え、一生誰かに依存した人生を送ることになります。 かといって、いきなり一人きりの環境に放り出されると、うまく生きてはいけません。 ですから、周囲ができることは、自分で考えてもらうことに加えて、ささいなことから自分で決定するように仕向けていくことです。 例えば、何を着るか、どちらを買うか、どれを選ぶかなど、失敗してもリスクの小さいものから徐々に大きな決定ができるような方向付けができます。 できるだけ早い段階で、とにかく失敗してもよいので、自分で判断し、決定を下す経験を積んでもらうことが訓練となります。 依存性パーソナリティの人は今までそうした訓練を避けたきたため、経験不足になっています。 失敗ありきで、自分で決断するという訓練を積むことが何より解決の糸口となります。 もし失敗しても、この場合、「自分で何かを決定した」ということに最も意義があります。 結果うんぬんより、そのことのほうが重要なのです。 また、せっかくの機会なので、なぜそのような結果になったのか考えてみるように勧めます。 自分の行動を省みることで、1つずつの原因や意味を理解し、成長してゆくことができます。 失敗は扱いようによっては成長につながるのです。 ですから周囲は、本人の訓練の邪魔をしないよう、余計なお世話を焼かないことが大切です。 一人で決定してその責任も取るところまで含めて、やりぬく経験が自信を取り戻す助けになります。 ですが、周囲の人たちの不安が本人の自主性を封じ込めている場合がよくあるのです。 自分で決める 依存性パーソナリティの人もこうした点を踏まえ、まずはできそうなところから、少しずつでも良いので自分で決めることを始めてみましょう。 合言葉は「自分で決める」です。 依存性パーソナリティの人は、本当のところ、やる気さえ起こせば、決断でも行動でもできる能力を持っています。 ですから、ここで取り上げたように、まずは自分で考え、思いを言葉で表現し、それを自分で決めた行動へと移してまいりましょう。 そのようにして、自分の人生の運転を自分で行ない、主体性を持って生きるというのは本当に気持ちが良いものなのです。

次の