こんにちは、モチタケです。 元大手金融機関勤務で、個人~上場企業の資産管理・経営管理を仕事にしつつ、自己資金でも株式・債券・投資信託・FX・仮想通貨などに投資をしています。 本記事シリーズ「株式投資の銘柄分析」では、上場企業・個別銘柄の株価推移、株主優待、配当利回り、今後の予想見通しなどの分析情報をまとめて配信しています。 当ブログでは株式の長期保有により短期的な価格変動のリスクを回避しつつ、株主優待や配当金で長期安定的なリターンを得る投資戦略をおすすめしています。 長期投資でリターンを得るためにはその企業の事業内容や将来性をよく理解して、購入後も株主優待や継続した配当収入が期待できる銘柄を狙いましょう。 また、他の銘柄の分析記事については、にまとめてありますので、あわせてご覧ください。 みずほ銀行の株価推移チャートと株主優待・配当利回り【今後の予想見通しと買い時】 まずはみずほ銀行の株価の推移と、株を購入した場合の利益の目安となる株主総利回りを見てみましょう。 株価については、単純な年度末の終値と、長期投資の際に参考になる配当込の終値をグラフ化しています。 また、株主総利回りは当初の株価を基準として、各年度に【配当+株価上昇】でどれだけの収益が得られるかを率にしたものです。 <みずほ銀行の株価推移(配当込)と株主総利回り> みずほ銀行の直近の株価と買付情報は以下の通りです。 購入は100株単位になりますので、みずほ銀行の株式の購入には現時点で約1万円が必要です。 <みずほ銀行の直近の株価と買付情報> 上場市場 東証第一部 証券コード 8411 業種 銀行業 株価 134 円 単元株数 100 株 最低買付価格 13,380 円 2020年3月26日時点 みずほ銀行の株価と買い時【PERとPBRの推移チャート】 みずほ銀行の株価が割安か割高かの判定に役立つ、PERとPBRの推移をグラフにまとめました。 <みずほ銀行のPER・PBRの推移> PERとは株価収益率(Price Earnings Ratio のことをいい、株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表しています。 また、PBRとは株価純資産倍率(Price Book-value Ratio のことをいい、株価が一株当たり純資産額の何倍になっているかを表しています。 このPERやPBRをいろいろな銘柄と比較することで、その銘柄の株価が割安か割高か判断することができます。 2 倍 PBR 0. 4 倍 2020年3月26日時点 <みずほ銀行のPER、PBRの比較> PER PBR 大型株平均(加重平均) 13. 3 1. 1 20年2月末時点 銀行業 業界平均 9. 1 0. 4 20年2月末時点 みずほ銀行 35. 2 0. 4 配当金の権利確定日と配当利回り推移【いつ、いくら貰える?】 みずほ銀行の配当金と配当利回りの推移は以下のようになっています。 50 3. 75 3. 75 3. 75 3. 75 期末配当 4. 00 3. 75 3. 75 3. 75 3. 75 配当金 合計 7. 50 7. 50 7. 50 7. 50 7. 50 配当利回り 5. みずほ銀行の配当性向の推移【利益を配当金にまわす割合】 みずほ銀行の配当性向の推移は以下の通りです。 50 7. 50 7. 50 7. 50 7. 50 一株利益 単体 14. 11 12. 17 12. 91 10. 13 13. 97 配当性向 単体 53. 91 26. 42 23. 78 22. 72 3. 80 配当性向 連結 30. 配当性向は以下の計算式で算出できます。 配当性向は高い企業ほどたくさん配当金が貰えるので一見すると優良な企業に思えるかもしれませんが必ずしもそうではありません。 しかし、配当を多く支払う企業の株は、個人投資家を中心に人気があるため、買われやすいという一面もあります。 みずほ銀行の株主優待の内容と権利確定日【いつ、何が貰える?】 みずほ銀行では2019年時点で株主優待は行っていません。 今後の情報に期待しましょう。 参考情報: 株主優待や配当金などを得ながらの長期投資で資産形成をしていくためには、株の仕組みを勉強したり、日々の経済情勢に興味を持って情報収集を続けることが大切です。 また、株の勉強はまさに私たちが生活している資本主義社会の仕組みやビジネスについて学ぶことでもあるので、株式投資で学んだ知識は本業でも何らかの形で生きてくるのが面白いところですね。 株の勉強で使うのにおすすめの本をいくつかご紹介しますので、気になるものがあれば手に取ってみてください。 リンク みずほ銀行の会社概要【事業内容、決算月、売上、従業員数】 みずほ銀行への投資を検討する場合には、会社の事業内容や業績等を理解しておくと今後の見通しを考える上で役に立ちます。 みずほ銀行は、それぞれ当時の大手銀行であった富士銀行、第一勧業銀行、日本興業銀行を前身とする金融グループで、日本の3大メガバンクの一角を占める金融機関です。 <みずほ銀行の会社概要> 会社名:株式会社みずほフィナンシャルグループ 英語表記:Mizuho Financial Group, Inc. mizuho-fg. html みずほ銀行の決算情報【株価推移と配当金は業績次第】 株式投資では今後の株価や、配当金額の見通しの検討材料として決算情報を見ることが重要になります。 安定した利益を出している企業は株価が上がりやすく、配当金を出す余力も多く持っています。 また、自己資本比率が高い企業は不況になっても倒産リスクが低いのでせっかく購入した株が、倒産により紙切れになってしまうリスクも低いです。 直近3事業年度の業績 みずほ銀行の直近3事業年度の業績は以下の通りです。 経常収益(百万円) 3,292,900 3,561,125 3,925,649 経常利益(百万円) 737,512 782,447 614,118 経常利益率 22. 決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。 みずほ銀行の売上高(経常収益)と経常利益の推移 みずほ銀行の売上高(経常収益)と経常利益は以下のように推移しています。 <みずほ銀行の売上高(経常収益)と経常利益の推移> 単位:百万円 みずほ銀行の海外売上比率【海外進出は業績UPのカギ】 投資先となる銘柄の将来性を判断する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。 日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。 <みずほ銀行の地域別売上高構成比> <みずほ銀行の海外売上比率と地域別売上高> 決算期 18年3月期 19年3月期 日本 2,404,030 2,292,945 米州 552,140 766,900 欧州 195,497 276,061 アジア・オセアニア 409,457 589,742 計 3,561,124 3,925,648 国内売上比率 67. 投資をする会社の事業を理解するためには、セグメントごとにどのような事業を行っているかを見ることが参考になります。 みずほ銀行では以下のセグメント区分で事業を展開しています。 ・リテール・事業法人カンパニー ・大企業・金融・公共法人カンパニー ・グローバルコーポレートカンパニー ・グローバルマーケッツカンパニー ・アセットマネジメントカンパニー ・その他 セグメントごとの売上高と利益は以下のようになっています。 <みずほ銀行のセグメント別売上高と利益> それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。 リテール・事業法人カンパニーの事業内容、売上業績、従業員数 <主要製品・サービス> 国内の個人、中小企業、中堅企業向けの業務 <主要会社> ㈱みずほプライベートウェルスマネジメント、㈱J. score、㈱日本投資環境研究所、ネオステラ・キャピタル㈱、みずほキャピタル㈱、みずほキャビタル第3号投資事業有限責任組合、みずほ債権回収㈱、みずほ事業承継ファンド投資事業有限責任組合、みずほ信用保証㈱、みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合、みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合、みずほ成長支援投資事業有限責任組合、みずほトラスト保証㈱、みずほドリームパートナー㈱、みずほファクター㈱、みずほFinTech投資事業有限責任組合、ユーシーカード㈱、PT. Mizuho Balimor Finance <売上高・業績> 決算期 18年3月期 19年3月期 業務粗利益 726,879 707,151 業務純益 14,441 11,183 営業利益率 2. 6 28. 4 一人当たり業務利益 0. 6 0. 4 単位:百万円 大企業・金融・公共法人カンパニーの事業内容、売上業績、従業員数 <主要製品・サービス> 国内の大企業法人、金融法人、公共法人に向けた業務 <主要会社> MHAI Master Singapore Pte. Ltd. 、MHAI Mercury Singapore Pte. Ltd. 、MHAI Mercury 2 Singapore Pte. Ltd. 、Mizuho ASEAN Investment GP、Mizuho ASEAN Investment LP、Mizuho Asia Partners Pte. Ltd. 、Mizuho Gulf Capital Partners Ltd. <業績情報> 決算期 18年3月期 19年3月期 業務粗利益 431,395 473,809 業務純益 229,455 276,121 営業利益率 53. 1 211. 7 一人当たり業務利益 107. 0 123. 4 単位:百万円 グローバルコーポレートカンパニーの事業内容、売上業績、従業員数 <主要製品・サービス> 海外進出日系企業及び非日系企業等に向けた業務 <主要会社> Mizuho Americas LLC、AO Mizuho Bank Moscow 、Banco Mizuho do Brasil S. 、CGB Trust 2009、Japan Fund Management Luxembourg S. 、瑞穂銀行(中国)有限公司、Mizuho Bank Malaysia Berhad、Mizuho Bank Switzerland Ltd. 、Mizuho Bank USA 、Mizuho Bank Europe N. 、Mizuho Bank Mexico, S. 、Mizuho Capital Markets LLC、Mizuho do Brasil Cayman Liited、Mizuho International plc、Mizuho International plc Share Award Plan Employee Benefit Trust <業績情報> 決算期 18年3月期 19年3月期 業務粗利益 340,687 416,096 業務純益 91,667 171,198 営業利益率 26. 4 47. 7 一人当たり業務利益 10. 6 19. 6 単位:百万円 グローバルマーケッツカンパニーの事業内容、売上業績、従業員数 <主要製品・サービス> 金利、エクイティ、クレジット等への投資業務等 <主要会社> Mizuho Capital Markets UK Limited <業績情報> 決算期 18年3月期 19年3月期 業務粗利益 389,185 192,048 業務純益 185,704 -13,647 営業利益率 47. 6 118. 8 一人当たり業務利益 116. 7 -8. 4 単位:百万円 アセットマネジメントカンパニーの事業内容、売上業績、従業員数 <主要製品・サービス> 個人から機関投資家等の幅広い顧客の資産運用ニーズに応じた商品開発やサービスの提供 <主要会社> アセットマネジメントOne㈱、アセットマネジメントOneオルタナティブインベストメンツ㈱、確定拠出年金サービス㈱、Asset Management One Hong Kong Limited、Asset Management One International Ltd. 、Asset Management One Singapore Pte. Ltd. <業績情報> 決算期 18年3月期 19年3月期 業務粗利益 50,093 49,657 業務純益 17,401 15,705 営業利益率 34. 0 31. 0 一人当たり業務利益 10. 4 9. 8 単位:百万円 その他の事業内容、売上業績、従業員数 <主要製品・サービス> NA <主要会社> 日本証券テクノロジー㈱、みずほオフィスマネジメント㈱、みずほオペレーションサービス㈱、みずほ証券ビジネスサービス㈱、みずほ証券プロパティマネジメント㈱、みずほデリバリーサービス㈱、㈱みずほトラストシステムズ、みずほトラストビジネスオペレーションズ㈱、みずほトラストリテールサポート㈱、みずほビジネス・チャレンジド㈱、みずほビジネスサービス㈱、みずほビジネスパートナー㈱、みずほヒューマンサービス㈱、みずほ不動産調査サービス㈱ <業績情報> 決算期 18年3月期 19年3月期 業務粗利益 57,316 -11,039 業務純益 -648 -52,186 営業利益率 -1. 7 -0. 6 一人当たり業務利益 0. 0 -2. 6 単位:百万円 みずほ銀行の格付けの状況【株価と配当金見通しのヒント】 格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。 信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。 つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。 AA 信用力は極めて高く、優れた要素がある。 A 信用力は高く、部分的に優れた要素がある。 BBB 信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。 BB 信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。 B 信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。 CCC 信用力に重大な問題があり、金融債務が不履行に陥る懸念が強い。 CC 発行体のすべての金融債務が不履行に陥る懸念が強い。 みずほ銀行の歴史と沿革、ニュース 年月 内容 2003年1月 ㈱みずほホールディングスの出資により設立 2003年3月 東証、大証に上場 2006年11月 米国預託証券(ADR)をニューヨーク証券取引所に上場 2009年5月 関連会社であった新光証券を、子会社のみずほ証券に吸収合併 2013年1月 みずほ証券が、みずほインベスターズ証券を吸収合併 2013年7月 みずほコーポレート銀行が、みずほ銀行を吸収合併し、商号をみずほ銀行に変濃く まとめ みずほ銀行の株価推移と株主優待・配当利回り【今後の予想見通しと買い時】 ここまでみずほ銀行の株価推移、株主優待、配当利回り、今後の予想見通しについて書いてきました。 株式投資で長期保有の銘柄を選ぶ際には、企業研究をしっかり行い割安かつ成長の見込める銘柄を選定しましょう。 【記事一覧】株式投資の個別銘柄分析シリーズ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 初心者が失敗しないための投資講座メニュー 大手金融機関の勤務経験、ファイナンシャルプランナー資格を活かした投資のノウハウをまとめています。 金融機関のセールスマンに騙されないためには、専門家任せではなく、自分で知識をつけるのが大切です。 ・ ・ ・ ・ ・.
次のテラのみんかぶ目標株価は「947円」で【売り】と評価されています。 みんかぶリサーチによる株価診断は分析中となっており、個人投資家による株価予想では【売り】 予想株価 947円 と判断されています。 テラは、【がん免疫療法、個別化医療、細胞医薬品】などのテーマ銘柄です。 【ご注意】『みんなの株式』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc. 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんなの株式』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんなの株式』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。
次の日経平均株価 寄与度ランキング上位10銘柄• KDDI 9433• ファーストリテイリング 9983• バンダイナムコホールディングス 7832• アドバンテスト 6857• 花王 4452• 京セラ 6971• エムスリー 2413• TDK 6762• 住友不動産 8830• 57% の上昇。 16% の上昇となってますが、暖冬の影響や中国などでの売上悪化懸念がありそうなので積極的な買いは入りにくくなってくるのではって気がしますね。 日銀の買いがまた入ってたりするのでしょうか。 96% の上昇。 日経平均株価 寄与度ランキング下位10銘柄• ソフトバンクグループ 9984• 信越化学工業 4063• 中外製薬 4519• スズキ 7269• セブン&アイ・ホールディングス 3382• 協和キリン 4151• リクルートホールディングス 6098• NTTデータ 9613• 電通グループ 4324• イオン 8267 スズキ 7269 は新型コロナウイルスの感染拡大による業績の落ち込みが連想されていそうですが、前営業日比-106円 -2. 42% と下落。 新型コロナウイルスの感染拡大による景気減速が予想されますが、収束時期が見通せないうちは企業業績悪化への懸念が続きそうな銘柄が多そうですね。 日経平均株価がどうなるかは今後のNYダウ次第? 新型コロナウイルスの感染拡大を受け世界的に景気減速への懸念が強まる流れとなりましたが、2月24日にイタリアや中東諸国など、中国から地理的に離れた場所でも感染拡大が確認されたことを受けNYダウが歴代3位の下落幅となる「-1031. 61ドル」を記録し、日経平均株価も連休明け2月25日に「前営業日比781円33銭安」と大幅に続落する流れとなりました。 NYダウの時系列データ 日付 始値 高値 安値 終値 前営業日比 2020年3月3日 26,762. 47 27,084. 59 25,706. 28 25,917. 41 -785. 91 -2. 94% 2020年3月2日 25,590. 51 26,706. 17 25,391. 96 26,703. 09% 2020年2月28日 25,270. 83 25,494. 24 24,681. 01 25,409. 36 -357. 28 -1. 39% 2020年2月27日 26,526. 00 26,775. 31 25,752. 82 25,766. 64 -1190. 95 -4. 42% 2020年2月26日 27,159. 46 27,542. 78 26,890. 97 26,957. 59 -123. 77 -0. 46% 2020年2月25日 28,037. 65 28,149. 20 26,997. 62 27,081. 36 -879. 44 -3. 15% 2020年2月24日 28,402. 93 28,402. 93 27,912. 44 27,960. 80 -1031. 61 -3. 56% 2020年2月21日 29,146. 53 29,146. 53 28,892. 70 28,992. 41 -227. 57 -0. 78% NYダウは2月27日に過去最大の下げ幅となる1190. 95ドル安 -4. 42% を記録し、2月21日終値から2月28日終値の1週間で3583. 05ドル安 -12. 3% と記録的な値下がりとなりました。 2月28日、下げ幅は一時1085ドルに達しましたが、FRB 米連邦準備理事会 のパウエル議長が追加利下げの可能性を示唆する声明を発表したこともあり、急速に下げ幅を縮め取引終了。 週明け3月2日、金融刺激策への期待が強まりNYダウは2018年12月に記録した1086ドルを上回り、過去最大の上げ幅を記録。 3月3日はFRB 米連邦準備制度理事会 が全会一致で0. 5ポイントの緊急利下げに踏み切るも、収益圧迫への懸念から大手銀のバンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェース、シティグループなどが軒並み下落となりNYダウは-785. 91 -2. 94% と大幅に下げ取引終了。 日経平均株価の時系列データ 日付 始値 高値 安値 終値 前営業日比 2020年3月4日 20,897. 20 21,245. 93 20,862. 05 21,100. 08% 2020年3月3日 21,651. 99 21,719. 78 21,082. 73 21,082. 73 -261. 35 -1. 22% 2020年3月2日 20,849. 79 21,593. 11 20,834. 29 21,344. 95% 2020年2月28日 21,518. 01 21,528. 13 20,916. 40 21,142. 96 -805. 27 -3. 67% 2020年2月27日 22,255. 83 22,272. 26 21,844. 29 21,948. 23 -477. 96 -2. 13% 2020年2月26日 22,374. 14 22,456. 55 22,127. 42 22,426. 19 -179. 22 -0. 79% 2020年2月25日 22,949. 37 22,950. 23 22,335. 21 22,605. 41 -781. 33 -3. 34% 2020年2月21日 23,427. 77 23,588. 55 23,378. 33 23,386. 74 -92. 41 -0. 09% と上げるも3月3日は-261. 35 -1. 22% と下落。 3月4日はNYダウの大幅な下げを受け寄り付き安く始まるも小反発し取引終了。 直近はNYダウの動きとそこまで連動してきていませんね。 今回の新型コロナウイルスの感染拡大にとる急落はコロナショックと呼ばれリーマンショック時の急落と比較されたりしていますが、リーマンショック時は2008年10月6日からの1週間で-18. 1%という下落率を記録しています。 新型コロナウイルスの感染拡大による悪影響がリーマンショック以上となるかどうかは分かりませんが、リーマンショック以上となるすれば更なる下落も予想されます。 どうなる?日経平均株価は下落局面が続く? 内閣府が2020年2月17日に発表した2019年10~12月期のGDP 国内総生産 速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比1. 6%減、年率換算で6. 3%減という内容でしたが、2020年1~3月期のGDPは新型コロナウイルスの影響で「前期比年率で実質1. 7%減」と東レ経営研究所の増田貴司エグゼクティブエコノミストが予想されています。 2019年10~12月期のGDP 項目別 項目 増減 個人消費 実質2. 3%プラスだったようで、2019年通年のGDPは実質で前年比0. 7%増となってますが、直近の数値と今後の見通し予想をみると日本は景気後退が予想されますね。 2020年1~3月期のGDPもマイナスとなると、2019年10月期~2020年3月期までで2四半期連続のマイナス成長となり、そうなると景気後退の定義を満たすこととなるようです。 消費税増税が重くのしかかってきそうな印象ですが、新型コロナウイルスの感染拡大が長期化すればするほど景気後退への不安が高まりそうなので、日経平均株価は戻りを試したあと再び下落となりそうな感じでしょうか。 特に次の決算発表前は上値の重い展開が予想されるのではないでしょうか。 東京商工リサーチによると新型コロナウイルス関連の影響や対応について情報開示した上場企業は2月28日13時時点で337社に及ぶようですが、そのうち258社が決算短信や業績予想の修正などで新型コロナウイルスの影響について言及し、63社 構成比24. 4% が売上高や利益の減少など業績への下振れ要因としているようで、195社 同75. 直近で株価を大きく下げ割安感が強まっている銘柄も多いかとは思いますが、新型コロナウイルスが日本景気に及ぼすマイナス影響は予想以上に大きなものとなりそうなので、押し目買いのタイミングを考えるのは感染者数の拡大ペースに鈍化が見られ始めてからの方が良いかもしれませんね。 日経平均株価が今後どうなるか分からない時は 日経平均株価が今後どうなるか分からない時は、過去の似た事例を参考にしてみるといいかもしれません。 新型コロナウイルスはSARSやMERSなどと比較し対処法が考えられてきていますが、2003年にSARS 重症急性呼吸器症候群 が流行した際は、感染者数の拡大ペースに鈍化がみられたタイミングからマーケットは回復を見せ始めています。 新型コロナウイルスはSARSやMERSより致死率が低く、SARSより感染力が高いとされていますが、感染者数と死亡者数がSARSやMERSよりだいぶ多いのが怖いですね。 新型コロナウイルス、SARS、MERS比較 名称 致死率 感染者数 死亡者数 新型コロナウイルス COVID-19 3. 42% 93,455人 3,198人 SARS 9. 今のところ致死率はSARSやMERSよりも低いですが、感染者数が圧倒的に新型コロナウイルス COVID-19 の方が多いので、今後まだどうなるか分かりませんね。 SARSの感染者数は2002年末から翌年7月までのおよそ8ヶ月間で8098人ですが、新型コロナウイルスの感染者数は僅か2ヵ月半ほどで77658人 中国本土内 と感染力の高さがうかがえますね。 WHOがSARSの終息宣言を出すまで8ヵ月ほどかかったことを考えると、新型コロナウイルスもまだ収束まで時間がかかりそうな感じでしょうか。 なので今の相場で取引を考えられる際は、「 感染者数の拡大ペース」や「 WHOの今後の発表内容」を日々確認しておくといいかもしれません。 今のところまだ特効薬や予防ワクチンは開発されておらず、ワクチン開発には少なくとも1年半はかかる見通しと言われていたりしますが、1日でも早く特効薬や予防ワクチンが開発され収束に向かうことを願いたいですね。 時事通信では『WHOとIOCのトップが協議 東京五輪、判断は時期尚早』という記事が出ていますが、報道内容を読む限り、現時点で開催の可否を決めれるものではないとしつつも、開催中止となる可能性は極めて低そうな印象を受けますね。 東京オリンピック開催中止への懸念が弱まれば、日経平均株価は少し回復が期待されるかもしれませんね。 日経平均がどうなるか今後の見通し予想を参考にするなら 新型コロナウイルスに関連したテーマ株であるマスク関連銘柄や、ウイルス対策関連銘柄やテレワーク関連銘柄などは物色人気を集めたりしてきていますが、インバウンド 訪日外国人客 関連銘柄など、新型コロナウイルスの感染拡大で業績悪化が懸念される銘柄は弱さが目立つ展開となっています。 しかし、感染者数の拡大ペースが鈍化し、収束の見通しが立てば、今株価を上げている新型コロナウイルス関連銘柄は売られ、売られ過ぎ感が強い高配当株などは買い戻されてくることでしょう。 新型コロナウイルスの影響はいずれ収束に向かうはずです。 なので、今後の見通しを立て、押し目買いのタイミングをしっかりと計っていくことが大切と言えるでしょう。 日経平均がどうなるか、今後の見通し予想を参考にするなら、「世界マーケット動向」「国内マーケット展望」「マーケットスケジュール」「本日の無料推奨銘柄」「東京株式市場おさらい」「本日注目銘柄の真相」「注目のディーリング銘柄」「マーケットアイズ」「今夜の世界マーケット」などの情報提供を無料で受けれる「」がオススメです。 上記画像は提供された情報の一部内容ですが、「」は日々チェックしておきたい情報をまとめて配信してくれるので、今後の見通しを立て相場の流れに沿った取引を行っていきたい人にはとても役立つ株情報サイトだと思います。 銘柄相談を無料で行うこともできるので、保有株が大幅下落となり不安を感じている方や、購入を検討している銘柄があるけど今もう買っていいものか悩まれている人にもいいと思います。 新生ジャパン投資の代表を務めている前池英樹氏は、ラジオNIKKEI第1の番組「株教室」で高山緑星としてラジオパーソナリティをされてますが、3月3日の放送で、3月3日夜のNYダウの大幅下落、そして本日の反発をしっかりと予想し的中されています。 緊急利下げしたのに下げるの?と思われた方も多いのではないかと思いますが、日経平均がどうなるか、今後の見通し予想が全く読めないという方は、相場歴の長い人の見解を参照しておくことをオススメします。 アベノミクス相場以降の一部推奨銘柄 証券コード 推奨銘柄 安値 高値 推移 8462 FVC 369 3,185 4ヵ月で8. 6倍 3660 アイスタイル 187 1,240 7ヵ月で6. 6倍 6616 ダブルスコープ 832 4,590 8ヵ月で5. 5倍 3778 さくらインターネット 265 2,110 2ヵ月で7. 9倍 2315 SJI 30 154 2週間で5. 1倍 4594 グリーンペプタイド 410 2,087 2ヵ月で5. 2020年に入り防衛関連銘柄やコロナウイルス関連銘柄がテーマ性を強め物色されてきていますが、相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「」の配信情報をチェックしておくことをオススメします。 今年2020年もこれからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄があるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくことをオススメします。 今なら新生ジャパン投資から" 次なる大化け候補株1銘柄"を無料で配信してもらえます。 長きにわたり大化け銘柄を輩出し続けてきている相場界のレジェンドの銘柄発掘力を体感できるかと思いますので、利益に繋がる銘柄を知り、チャンスを逃さずしっかりと資産を形成していきたいと思われる方は、この無料で試せる機会をぜひ活用してみて下さい。
次の