ハイイエローとは? レオパの品種のうち最も古いもので、飼育下で初めて出現したのは1972年頃と言われています。 野生個体を元にした繁殖個体の中から体色の黄色味が強い個体を選別交配して作り出されました。 選別個体のため、遺伝として固定されているわけではありませんが、子孫に形質が引き継がれやすく、繁殖個体は徐々にハイイエロー化していっています。 ハイイエローの中でも黄色味の出方や色味などはかなり幅があり、一部ではさらに選別交配を重ねて独自の血統として別の呼び方で呼ばれている場合もあります。 例えば、JMG-Reptile社が作り出した「ハイパーザンティック」。 これは黄色い部分はより色濃く黄色く、黒いスポットやバンドはよりくっきりと明瞭に黒くなることを目指して選別交配された種です。 ハイイエローは現在では基本中の基本の品種(モルフ)となっており、ほとんどの個体にその血が入っています。 今では野生種の方が少ないため、ハイイエローをノーマルと同義で扱うこともありますし、ブリーダーによってはハイイエローこそがノーマルだと呼び野生型の個体を品種扱いする方もいます。 この状態から育ってくると、黒い部分がスポット状に変化していきます。 ただ、うちの子は成体になるとほとんど胴体のスポットが無くなってしまいました。 (これは少し前の写真で、今はもうちょっとスリムです。 笑) 頭部や尻尾はヒョウモントカゲモドキの名の通り、豹紋になっています。 目は、近縁のヤモリ科の他種と同じく、縦に長い瞳を持ち、虹彩の部分は薄いグレーで細かな黒い網目模様が走っています。 爬虫類らしいキリッとした表情がかっこいいですが… こんな無防備な姿もとても可愛いですよ。 笑 ハイイエローは比較的安い価格で流通していることが多いレオパの品種ではありますが、どんな模様や色味に育ってくれるのか成長を見届ける楽しみがある種類だと私は思っています。 是非、素敵なハイイエローと出会って成長を記録してみてくださいね。
次のヒョウモントカゲモドキの中でも最もポピュラーなモルフである【ハイイエロー】。 ペットショップでも一番多いのがこのハイイエローではないでしょうか。 ハイイエロー同士を交配させてもっと強い黄色やオレンジが強く出るモルフもつくられています。 まずは 脱皮前です。 脱皮の準備で多少黒ずみますが、脱皮後にはまたきれいな色に戻りますので、脱皮前であればとりあえずは様子を見てみましょう。 次に、 温度が関係してくることがあります。 そして、 床材が黒いと黒ずむこともあります。 これはヒョウモントカゲモドキが敵から身を守るのに周りの色に溶け込む習性があるためで、白い床材を使っているとその色に溶け込もうとするため黒くはならないようです。 床材が黒い場合、違うものにしてみると元の色に戻る場合がありますので試してみてください。 ヒョウモントカゲモドキの中でも、先ほど紹介したハイポタンジェリンとアルビノは特に黒ずみやすいです。 ハイイエローはとても丈夫なモルフ• まだら模様が少ないハイイエローを交配させると模様がほとんどないハイポタンジェリンというモルフが生まれる• 脱皮前に黒ずみ、脱皮後は元に戻る• 黒い床材を使っているとその色に溶け込もうとするため黒ずむことがある• 低温で飼育すると黒ずむ スポンサードリンク.
次のヒョウモントカゲモドキの特徴について ヒョウモントカゲモドキは「トカゲモドキ」という名前が付けられていつ通り、 トカゲのようでトカゲではない爬虫類なんです。 別名「 レオパードゲッコウ」とも呼ばれていて、通称「 レオパ」の名前でも親しまれています。 「ゲッコウ」とは「ヤモリ」のことを指す呼び名で、ヤモリの仲間なんですね。 実際に多くのヤモリに属する爬虫類にも「ゲッコウ」という名前がついています。 ヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間ということで、夜行性の生き物です。 またヤモリには通常「まぶた」がありませんが、このヒョウモントカゲモドキはなんとこの まぶたを持っているのです。 瞬きをするような仕草なんかはとっても愛嬌があって可愛らしいですよ。 ヒョウモントカゲモドキの種類について ヒョウモントカゲモドキは非常にたくさんの種類がいます。 もう数えられないくらいたくさんの色や模様があって、 100種類どころの話ではないくらい多いのです。 もうどれを選んだらよいかわからないくらいですよね。 しかもそれぞれの色や模様ごとに値段にも変化が見られ、珍しい種類のものには高価な値段がつけられています。 多くのマニアやブリーダーもいるので、日々珍しい色や模様のヒョウモントカゲモドキが作出されています。 こうして愛好家がたくさんいることもあり、最近では私たちもお手軽にヒョウモントカゲモドキを飼育することができるようになりました。 自分好みの色や模様のヒョウモントカゲモドキを選んで飼育できる、という所が最大の魅力であるのかもしれませんね。 それでは、ヒョウモントカゲモドキの種類をご紹介します。 目の違いによる分類 目をよく見ると、いろんな形をしているのがわかります。 ノーマル 最も一般的な種類です。 黒い瞳が特徴です。 アルビノ 黒い瞳孔に見えますが、実際には赤色をしています。 暗い場所で瞳孔が開くと赤い色が確認できます。 スネークアイ ヘビのような目をしています。 瞳の部分が目立ち、可愛い目をしています。 ソリッドブラックアイ 瞳孔と虹彩が黒いので、目全体が黒っぽく見える目をしています。 ソリッドレッドアイ 瞳孔と虹彩が赤く、目全体が鮮やかな赤色をしています。 スポンサードリンク カラーによる分類 形以外にも、色によって細かく種類分けがされています。 ノーマル 野生のヒョウモントカゲモドキは、その名の通り黒いヒョウモン柄を持つのが特徴です。 イエロー系 単にイエローといっても、微妙な違にによる分類もされています。 黄色の強さにより、ハイイエロー、ハイパーザンティック、タンジェリンなどと分類され、イエロー系に属します。 イエローがヒョウモントカゲモドキの色として一般的とされるくらい、種として固定されてきている種類でもあります。 ハイポ系 ヒョウモントカゲモドキには体の表面に豹紋がありますが、この豹紋を減らすために交配を繰り返され、作出された種がこれに当たります。 ですので黒い豹紋が少ないという特徴があります。 ハイポメラニステック、 スーパーハイポメラニステックといった種類がこれに属します。 アルビノ系 皮膚の色から黒色色素が抜けたものをアルビノとしています。 アルビノといっても他の動物のように真っ白になるわけではなく、黒以外の体の色素は残ります。 ヒョウモントカゲモドキの場合、豹紋がピンクや白色になって残ります。 トレンパーアルビノ、レインウォーターアルビノ、ベルアルビノなどがこれに属します。 スノー系 地肌が真っ白な種類のものをスノーと呼びます。 スノー系の豹紋はくっきりと表れますが、豹紋はその個体により大きさが異なるというのも特徴です。 またスノー系にもいくつかの種類があってブリーダーの名前から呼び名がつけられています。 タグスノー、ジェムスノー、マックスノー、スーパーマックスノーがこれに属します。 まとめ まだまだ種類はあるのですが、主にこれらの種類が有名どころですね。 見ての通り、目の種類と体の色との組み合わせにより、その種類は非常にたくさんの数になるのも頷けますね。 ヒョウモントカゲモドキの魅力はやはりこの種のバリエーションの多さにあるかと思います。 自分の好みに合った個体を探し出して飼育できますので、その子に対する愛着もわきやすくなることでしょう! ヒョウモントカゲモドキの飼育方法 ヒョウモントカゲモドキの飼育方法に関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。 スポンサードリンク こちらの記事もあわせてどうぞ.
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