スポンサーリンク 生理前の頭痛に薬が効かない辛い!! 生理前は頭痛がひどすぎて、薬では痛みが鎮まらない。 困りますよね。 ロキソニンなどの頭痛薬の説明書には、生理中も効くって書いてありますが、これが効かないほど痛い。 ただ、飲めば少しは眠れることもあります。 しかし 頭痛薬は根本の痛みを和らげてくれるわけではありません。 生理前後、生理中の痛みは、体の中のお腹から発生していて、頭に届いています。 とくに生理前の痛みは、経血を体外に出す準備をするために起こるので、少し強くなっています。 生理前の頭痛の原因 では、生理前の頭痛はどこから来ているかというと、一言でいうと、ホルモンバランスの崩れが原因。 ホルモンのバランスが変わると体の血流が鈍くなるので、そのせいで頭も痛むのです。 そして、生理痛の悩みは女性共通ですが、個人差があるので、痛み方と対処法は千差万別。 そこがやっかいなところでもあります。 生活改善だけで治る頭痛もありますし、病院に行くことでしか治せない頭痛もあるのです。 生理前になると生理を開始するためのホルモンがでます。 体中に信号を流すような感覚です。 ズキズキするような痛みが、子宮や体の関節、頭に伝わることで、血を外に出すための準備が始まります。 ロキソニンが効かないということは、脳血管が拡張することによる偏頭痛かもしれません。 これも生理前に出るホルモンが影響していますが、通常の頭痛よりも痛いですし、吐き気やめまいなどの症状が出ることもあり大変つらいので、病院で相談されるといいですね。 また、生理前と生理中では、発生しているホルモンが違うので同じ痛みとは限りません。 全身マッサージを一緒にすると、気分もすっかりします。 ちょっと贅沢ですが、湯船につかりながら、好みの香りの石鹸をつかうと、マッサージクリームのように体をすべすべさせてくれ、マッサージをしやすくなります。 ふくらはぎと、足の裏はツボが集中しているので、重点的にします。 肩や首、お腹周りにもツボがありますので、マッサージしておくと自然に気分が改善されます。 抵抗のない方は、湯船につかりながらシャンプーを使って頭を念入りにマッサージしてみてください。 お湯を贅沢に使うなんて、お姫様気分。 マッサージしながら体も洗えちゃうなんて時短!もちろん、湯上りの時は、綺麗なお湯で洗い流し、保湿クリームを体いっぱいに塗ってください。 とはいっても、生理の多い日や、外出時には紙ナプキンのほうが便利なので、できる日だけ通気性の良い布ナプキンを使うと、解放感を感じられます。 洗う時は少し手間ですが、水につけておき、後で石鹸で洗えば汚れの多くはすぐにとれますよ。 しかも、私自身それが生理から来た悩みだと気がづくのにとても時間がかかりました。 気づかないで痛みに悩んでいた間には沢山の人に迷惑をかけました。 病気じゃないんだけども、起き上がれないほどひどいから仕事を休むなんて、本当に情けなく恥ずかしかったです。 今思えばそれも生理が関係していたなんて。 調子のいいときに仕事を掛け持ちして体に負荷をかけすぎると、生理前後で必ず痛みが強くなるって知っていればなぁ。 対処法さえしっていれば、もっと楽しく仕事ができたはずですよね。
次の女性は排卵と生理のサイクルを閉経するまで繰り返します。 そんな繰り返しの中で、体調が大きく変化するのが生理前です。 生理前に3〜10日の間続く心身に起こる不調をPMS(生理前症候群)といいます。 生理前の頭痛も、生理による女性ホルモンの変化によって引き起こされるPMSの症状のひとつです。 生理前の頭痛の原因や特徴、対処法を知って、生理を少しでも快適に過ごしましょう! 生理前には、エストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンの急激な増減がおこります。 ホルモンの増減が、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を起こし、頭痛の原因にも繋がります。 エストロゲン(卵胞ホルモン)が減少すると、人間の体や精神状態を整えてくれる「セロトニン」という脳内の神経伝達物質が減少します。 脳の血管に作用するセロトニンの減少も、頭痛を起こす一因です。 しかし、脳内ホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響も受けるため、生理前の頭痛は一概に女性ホルモンの増減だけが原因とは言えません。 生理前の不調については、ビタミン不足などさまざまな要因が密接に関与して起こるとされており不明な点も残されています。 生理前の頭痛には、緊張型頭痛と片頭痛の2種類があります。 緊張型頭痛 緊張型頭痛は生理前だけでなく、精神的なストレスが長く続いた場合や長時間同じ姿勢を続けたりすることでも起こります。 人によっては、頭が重いと感じることもあります。 生理前にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つの女性ホルモンが急激に増減すると自律神経が乱れます。 自律神経のひとつである交感神経が異常に緊張すると、頭部の血流を不足させ、細胞が酸欠状態になります。 頭部の血流不足は肩から首にかけての筋肉を緊張させるために頭痛が起こります。 片頭痛 片頭痛は男性に比べて女性に多い症状です。 生理にともなう片頭痛は、生理前だけでなく生理開始3日後あたりまで続くことがあります。 ひどい場合は吐き気がしたり、普段は気にならないほどの光がまぶしく感じたり音がうるさく感じたりします。 頭の片側が痛むことから片頭痛と名付けられましたが、実際には頭の両側に痛みを訴える方が4割ほどいることがわかっています。 エストロゲンが減少するとセロトニンも減少します。 セロトニンは血管の収縮をコントロールしたり痛みをおさえる働きがあるため、セロトニンが減少すると痛みを感じやすくなり頭痛が起こりやすくなるというメカニズムです。 生理のときに起こる片頭痛は、生理以外の時期に起こるものよりも痛みが強く持続時間が長い傾向があります。 生理前の頭痛が緊張型頭痛か片頭痛かによって対処法は異なります。 対処を間違えると逆効果になってしまう可能性があるため、痛みなどの特徴からどちらの頭痛か判断し、それぞれに合った対処法を取り入れてみましょう。 緊張型頭痛の対処法 緊張型頭痛は温めて血行を良くすることが効果的です。 市販の痛み止めを使用しても良いでしょう。 ・後頭部や首に温めたタオルを当ててリラックスする。 ・ゆっくりとリラックスしながら、ぬるめのお湯で入浴。 ・市販の頭痛薬(痛み止め)で痛みを緩和する。 片頭痛の対処法 片頭痛の対処は緊張型頭痛の反対で、冷やすことが効果的です。 温めて血流が良くなると逆効果になって痛みを悪化させる原因となります。 緊張型頭痛とは違い、市販薬は効かないことが多くみられます。 痛みがつらくて薬を使用したい場合は病院を受診しましょう。 ・頭部を冷やして、暗い部屋で光や音の刺激を避けて休む。 ・病院を受診して処方薬を処方してもらう。 ・片頭痛の原因になる食べ物や飲み物を避ける。 ・アルコール。 特に赤ワイン ・ベーコン、ソーセージ ・アスパルテーム(甘味料) ・チョコレート、ココア、チーズ、柑橘系の果物 ・コーヒー、紅茶、緑茶などのカフェイン ただし、普段カフェインをほとんどとっていない場合は、カフェインが一時的に血管を収縮して頭痛に良い場合があります。 普段からカフェインをとっている方で頭痛がある場合は、カフェインを控えることをおすすめします。 また、自分が片頭痛の要因となっていると自覚がない食品に関しては、神経質になりすぎる必要はありません。 痛みがある場合は一度とることを止めて様子を見るなど、検証をしてみると良いでしょう。 基本的にはバランスの良い食生活を心がけることが大切です。 頭痛のときの食事について、詳しくは関連記事をごらんください。 関連記事 生理前に起こる体の不調、PMS(生理前症候群)の症状は数多くあり、頭痛のほかにも吐き気、眠気、めまいなどがあります。 生理前に起こる眠気 眠気自体がPMS(生理前症候群)の症状なので、頭痛とは関係性なく眠気が起こりますが、頭痛と眠気が同時に起こることもあります。 PMSの症状が重い人ほど、強い眠気を感じる傾向があります。 生理前の頭痛にともなう吐き気 生理前の自律神経の乱れから緊張型頭痛とともに、吐き気の症状を起こす場合があります。 また、片頭痛ではセロトニン不足で脳血管が拡張し、三叉神経を刺激するために頭痛を起こします。 三叉神経からの痛み信号が大脳に伝わる途中、嘔吐中枢にも信号が伝わるために、吐き気の症状を起こす場合があります。 生理前に起こるめまい めまい自体もPMS(生理前症候群)の症状のひとつです。 しかし、「片頭痛関連性めまい」という言葉があるほど、片頭痛を起こす人は、めまいの症状を起こす場合が多くあります。 片頭痛持ちの人は乗り物に酔いやすい、つまり三半規管(平衡感覚をつかさどる器官)が弱い場合が多いので、片頭痛とめまいは同時に起こりやすいのです。 しかし、その関連性はまだ解明されていません。 緊張型頭痛や軽い片頭痛の場合には、一時的に市販の薬で痛みを緩和することができます。 コーヒーを1日2杯ほど飲んでいる方など、普段からカフェインをとっている方は念のため、カフェインの入っていない薬を選ぶことをおすすめします。 ロキソプロフェンナトリウム水和物が痛みの原因をすばやくおさえ、鎮痛効果を発揮します。 1回1錠でよく効いて、眠くなる成分を含んでいないことも特徴です。 カフェインが配合されていないため、普段の生活でカフェインをとっている方はカフェインが入っていないロキソニンSをおすすめします。 痛みが長く続く場合や痛みが強い場合、特に片頭痛が強い場合は片頭痛に使用される処方薬が有効なため、市販薬を使用するのではなく病院を受診しましょう。 おわりに 頭痛薬は、痛みというストレスをなくしてくれるので、上手に活用すると快適な日々を送ることができます。 しかし、片頭痛の場合は市販薬では効果を感じられないことも多くあります。 生理前の頭痛がひどい場合は一度病院を受診しましょう。 また、1日3食バランスよく食事をとったり軽い運動やリラックスした時間を充実させることで、生理前に起こる不快症状を少しでも軽減できるよう普段から意識しましょう。
次の頭痛の対処法 頭痛は大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれのタイプに合わせた対処法があります。 生理前の頭痛はこのタイプが多いです。 脳の血管が拡張して、そばの神経を刺激して起こるとされます。 次のような症状が典型的な片頭痛の症状です。 ・ズキンズキンと脈打つように痛む。 ・運動すると痛む。 ・寝過ぎると頭痛になる。 ・痛む前に吐き気や目がチカチカする。 ・TVや携帯の音、光の刺激に敏感になる。 ・お母さんも頭痛持ち。 このような症状が出ると片頭痛の可能性が高くなります。 片頭痛の対処法は次のようになります。 ・少し暗い部屋で安静にする。 ・痛くなるなと感じたら早めに薬を飲む。 片頭痛の場合は温めると逆効果です。 痛んでいるところを中心に冷やすと血管の拡張を抑えることができて痛みが改善されます。 TVやスマホは止めて暗めの部屋で安静にしておきましょう。 生理前に頭痛が来るなと感じたら、早めに薬を飲むことも大切です。 痛みが出てからは薬が効きにくいことがあるので、前兆を感じたらすぐに薬を飲むようにしましょう。 最近ではPMS専用の薬も販売されています。 医師や薬剤師に相談してみましょう。 背中の筋肉の血流が悪くなって起こるとされストレスも原因とされます。 次のような症状が出ると緊張型頭痛の可能性があります。 ・首こりや肩こり、目の疲れがある。 ・寒いときに特に痛む。 緊張性頭痛を改善するには、ストレッチや体を動かして血行を良くすることで改善できます。 お風呂やしっかりと体を休めることでも改善できるので休息を取るようにしましょう。 いったん症状が出ると繰り返し頭痛が起こるのが特徴です。 ・片方の目の奥が痛み、涙が出たり充血する。 ・鼻水が出る。 群発頭痛は自分で対処するのが難しい頭痛です。 症状が出た場合は早めに頭痛外来を受診してください。
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