しかし、SHCグループ会長 キ・サンの命令で、弁護士ヘイがファサの出所を阻止する。 ファサの再審請求がなされ、ヘイが清州女子刑務所の9号室でファサと接見中。 古い除細動器に2人が重なり合って倒れた時に魂が入れ替わり。 囚人チャン・ファサの魂が美貌の弁護士ヘイに入り自由の身に…。 一方、ウルチ・ヘイの魂は、囚人ファサの身体に入り牢獄に閉じ込められる。 医師のキ・ユジン キム・ヨングァン は、彼女のウルチ・ヘイを優しく抱きしめ、気遣うのだが・・・、まさか中身が囚人チャン・ファサだとは思いもよらなかった。 ヘイは、キ・サンが溺愛する息子キ・チャンソン ONE が起こした死亡人身事故の弁護を担当していたのだが…。 (2019. そら豆) 感想 序盤から、グイグイ引き込まれる不思議系サスペンスで。 全話観た感想は・・・ 面白かった!! 伏線のピースを合わせていく複雑なストーリーと、手に汗握る驚く展開にドキドキが止まりません。 身体は牢屋で、魂は他人の身体に入り出所するという。 あの「被告人」チソンの苦労が可哀想になるくらい、ずる賢い簡単脱獄劇。 か~ら~の~、過去の事件の真相を暴く復讐がメインストーリー。 チャン・ファサが殺人の罪で34年間も服役した理由を絡め、さまざまな伏線を交錯させて、丁寧に描かれています。 見た目は超美人ウルチ・ヘイだけど中身は63歳の囚人チャン・ファサ。 見た目は若く中身は大人 どうしてもコナン風に言いたいのね。 美貌の容姿と検事という地位を手に入れたファサと、囚人になり傲慢な自分に向き合っていくヘイの物語。 2人とその周囲の演技が上手すぎて、先を見るのが怖いとさえ思いました。 3話までの解説 序盤少し複雑ですので解説を…。 3話までのネタバレあり 、そこまでご視聴済みの方だけどうぞ 今から34年前の1984年。 サンヘ商社代表 キ・セウンには愛人の息子がいた。 それが、ハンシン工業整備士の チュ・ヨンベ。 しかし、会社の正統な後継者はセウンの長男 キ・サン。 ヨンベは、自分も財産を貰う権利があると思い、サンヘ商社女子社員の チャン・ファサを誘惑。 金庫の番号を聞き出し、会社のお金を盗む。 サンがそれを目撃し、 ヨンベと揉み合う内に サンが死亡。 ヨンベは偽装工作をし、付き合っていた ファサに殺人の罪を着せる。 ヨンベにそそのかされて、 チャン・ファサの冤罪をでっち上げたのは以下の4人。 ヨンベが死んだ キ・サンに成り替わり財閥になった。 死んだはずの ヨンベ が生きている? ファサは ヨンベ殺害の罪で34年間も服役しているのに。 キ・サン= ヨンベは、 チャン・ファサにバレるのを恐れ。 出所させないよう必死!もはや『ファサ死んでくれ』とさえ思っている。 謎なのは、医師 キ・ユジン キム・ヨングァン。 キ・セウンの息子で、 キ・サンの異母兄弟。 キ・ユジンは何者なのか? 本人も視聴者も3話の時点では分かりません。 そして、現代。 サンの息子 キ・チャンソンが交通死亡事故を起こし。 溺愛する息子の罪もどうにかしたい懲りない キ・サン。 彼の弁護士が ウルチ・ヘイ。 その ヘイの父親 ウルチ・ソンは34年前の事件の検事だった。 キャスト(下の画像左から) ウルチ・ヘイ役 キム・ヒソン ウルチ・ヘイは36歳で、出世に熱心な美人弁護士。 傲慢で高慢な検事がシニアパートナー昇進の切符を手にするのだが・・・。 チャン・ファサの身体に魂が入り牢獄へ。 キム・ヒソンは見る度に綺麗になっていく。 「品位のある彼女」同様、大女優たちの演技対決は面白い。 出演作品「品位のある彼女」「」 キ・ユジン役 キム・ヨングァン 家庭医学科専門医で33歳。 ウルチ・ヘイの恋人。 父親はキ・セウン、キ・サンとは腹違いの兄弟。 母親が不明。 キム・ヨングァン、韓国1医師役が似合う男!! 63歳、糖尿病。 キ・ユジンの身体に魂が入り込み出所するが…。 キム・ヘスクの演技、特に眼差しの変化が素晴しい。 出演作品「法廷プリンス-イ判サ判-」「耳打ち~愛の言葉~」 キ・サン チュ・ヨンベ 役 イ・ギョンヨン SHCグループ会長64歳、ユジンの異母兄。 サンヘ商社を、財界8位のSHCグループにした。 愛息子キ・チャンソンに会社を継がせたい。 イ・ギョンヨン最近よく重要な役でお見掛けします。 出演作品 「 」 オ・ボンサム役 オ・デファン ジョンウン警察署刑事36歳。 鋭い指摘と正義感が強すぎて、交通課勤務に。 オ・デファンが情のある刑事は嵌り役でした。 出演作品 「被告人」「マッド・ドッグ」 出典 韓国サイト topstarnews. 孝子洞交差点歩行者死亡事件容疑者。 ONEは「」で不思議な役を好演し印象に残っています。 綺麗な顔で奇妙な役を上手く演じる俳優で、このドラマも彼に合った役で好演でした。 出演作品「」 カム・ミラン役 キム・ジェファ 詐欺罪で服役経験あり、ファサの仲間。 サスペンスだけど、暗くなりすぎず面白いという印象が残ったのは彼女のお陰。 出演作品「キム課長とソ理事」「」 最後に 先がどうなるのか考えながら、ハラハラドキドキ観るのがサスペンスの醍醐味。 お陰様で視聴中楽しい時間を過ごせました。 でも、この内容に商品CMがちょいちょい入り。 人生とは、罪を犯せばどこかで償うように仕組まれたシステム。 罪深さに気づけない人はダメージを受け続ける。 ダメージを受け罪に気づき、償い立ち上がり生き直すならOK。 厳しいけど、そんな救いのある主旨でした。 数字の「9」が持つ意味は、 終わりの始まり。 正にそんなドラマです。
次の韓国ドラマ『ナインルーム』の概要、あらすじ、キャスト、視聴率を紹介します! 60代の死刑囚と30代の弁護士、ふたりの女性の人生が入れ替わった! 再審請求の相談中、弁護士と死刑囚との魂のチェンジが起こる。 この超異常現象は死刑囚であるジャン・ファサからすると天がくれた奇跡だが、 弁護士のウルジ・ヘイにとってはとんでもない死の宣告とも言える。 果たしてヘイは自分の人生を取り戻すことができるのだろうか…? それとも、ジャン・ファサが永遠にヘイの身体のまま自分に濡れ衣を着せ死刑囚へと陥れた奴らの復讐を実行し、真実を明らかにすることができるのだろうか? ウルジ・ヘイとジャン・ファサ。 二人のうち最後の勝者は誰になるのだろうか? ドラマ ナインルーム Room No. 9 は 人生が入れ替わった二人の女性の激しいサバイバルゲームと その中で生まれた特別な友情と成長を描いた人生リセットドラマだ。 Contents• 「ナインルーム」のあらすじ 薬局を探すウルジ・ヘイ(キム・ヒソン) そして、睡眠薬であるセコナールを買いに薬局に来たジャン・ファサ(キム・ヘスク) こうして二人の出会いは薬局だった。 ヘイは彼氏のキ・ユジン(キム・ヨングァン)に会いに山を登ってきたが車の中で血を流して倒れていた。 その横にはセコナールを買ったジャン・ファサが座っていたが… 夢から覚めたヘイ。 ユジンが死んだ夢を見ていただけのことだが 何かを暗示しているようだ… 眠りから覚めたヘイはすぐにユジンに電話をかけた しかし、人気者のユジンは誕生日に合わせ病院の職員たちと誕生日会をしている最中だ そして弁護士のヘイは死刑囚であるジャン・ファサの減免審査員として出席することになるのだが そこでジャン・ファサは希望をくれるんじゃないならいっそ自分を殺してくれと話した。 ヘイがジャン・ファサの減免審査員として参加した理由は、ジャン・ファサの出所を絶対に防ぐ為であるが、SHCグループの会長であるキ・サン(イ・ギョンヨン)の頼みで自分を有名弁護士事務所でシニアパートナーとして昇進するように言う。 ジャン・ファサと出くわしたヘイは看守に少し席を空けるように言った。 そして、ジャン・ファサに対し、出所したとしてもホームレスになるだけじゃないか、減免を受けずにここで暮らせと言う。 しかし、認知症の老母のためにご飯を作ってあげ、お風呂に入れてあげ、亡くなるときそばに居てあげたいとヘイに力を貸してほしいと話すジャン・ファサ。 しかし、認知症である人に何をしてもすべて忘れてしまう。 ジャン・ファサの母親は認知症であることが幸せじゃないのか。 と、ジャン・ファサの気持ちを刺激するヘイ…。 そうして、暴力を振るったジャン・ファサは当然減免出来なくなった。 その日の夜、彼氏であるユジンの誕生日をお祝いするために誕生日料理を作ったふりをするが、勘が鋭いユジンはシェフが作った料理だとすぐに言い当てる… 二人の甘い時間を送っていたその時、 インターホンが鳴り、外に出るとダンボール箱が一つ置いてあった。 その中にはアンティークな箱が入っており、箱の後ろにはGYJ. キ・ユジン とある。 小さい頃、自分の父親の薬箱のようだと話す。 そしてその中には過去に起こったジャン・ファサのチュ・ヨンベ殺人事件の記事の新聞が入っていた。 刑事のオ・ボンサム(オ・テファン)。 SHCグループの一人息子であるキ・チャンソンが起こした横断歩道での歩行者死亡事件を暴いている最中、担当弁護士のヘイによって補職にされ現在は交通課で働いている。 そんなヘイに一発返そうとチャンスを狙っている。 そうしてヘイは飲酒運転の教唆としてボランティア活動をするようにと命令を受け、ジャン・ファサの再審担当弁護士としてボランティア活動を30時間しなければならない。 ヘイの父親、ウルジ・ソン(カン・シンイル)。 前途有望の検事になったが、ジャン・ファサのセコナール殺人事件を引き受け真実を明らかにしようと事件のことに終わりなく集中し、娘であるヘイから見捨てられた。 ヘイはジャン・ファサの再審担当弁護士になったことを知り、駆け寄って来て、ジャン・ファサを助けてやれと言うウルジ・ソン。 ユジンは腹違いの兄であるキ・サンから連絡を受け家に行き、数日前に受け取ったアンティークの薬箱と新聞についてキサンに聞く。 そしてジャン・ファサは再審を進めるため弁護士接見室の9号室でヘイと再び会うことになる。 やっぱり礼儀がなく強いヘイは、ボランティア活動の時間を潰すだけに来ている。 ニュースを見ている時、SHCグループという言葉にジャン・ファサは駆け寄って来てヘイが見ていたニュース横取りし、キ・サン会長の顔を確認し、胸を掴みながら倒れてしまった。 ジャン・ファサに会うために先輩を通して刑務所に来たユジンはジャン・ファサが倒れたという放送に駆け寄って行き、古い心肺蘇生器を使おうとするが… 心肺蘇生器を使いながら感電事故が起こり、これによってビックリりしジャン・ファサの前で倒れてしまうヘイ。 そして、目を覚ましたジャン・ファサ。 自分の横に倒れている自分の姿。 こうして二人の魂が入れ替わる事に… ナインルームのキャスト・人物相関図 ナインルームの人物相関図 ウルジ・ヘイ(女 36歳) ウルジ・ヘイ(女 36歳) 法務法人の弁護士&死刑囚のジャン・ファサの1人2役 生意気な性格。 「お金&出世」が彼女を代弁する2つのキーワードだ。 弁護士という肩書きが恥ずかしいほど、力のある者にはゴマをすり、力のない者には徹底的に無視する、概念のない法曹だ。 お金と名声を握って韓国の最高のローファームのシニアパートナーに昇進を控えているが… 死刑囚のジャン・ファサと魂が入れ替わってしまう。 父親の復讐心で自分に接近したことも知らずに、生まれてから不幸だったチュ・ヨンベを心尽くして思いやり、愛した。 模範囚として減免審査の対象に上がったジャン・ファサは無期囚減刑を経て仮釈放の可能性に僅かな希望をかけていた最中、弁護士のウルジ・ヘイとの偶然の事故によって魂が入れ替わることになる。 30代の弁護士になって刑務所の塀の外を出たジャン・ファサは死んだとばかり思っていたチュ・ヨンベがキ・サンになっていることを確認して、自分を死刑囚にしたその夜の真実を追跡し始める。 キ・ユジン キ・ユジン(男 33歳) ウルジ・ヘイの恋人。 山海病院 家庭医学学科専門医 キ・サンの忘れ形見。 父のキ・サンを殺害し、その名前と人生を奪ったチュ・ヨンベ(キ・サン)によって監禁され生きてきた。 チュ・ヨンベ(キ・サン)がキ・サンの代わりをし、実際にはキ・セウンの孫にも婚外子である息子として戸籍に載せる。 ユジンは自分を生んだ母親が誰であるか知らなかった。 父 キ・セウンはユジンの実母について口にすることさえタブー視した。 だが、自分のルーツを確認しなければならないことは生存を避けられない宿命。 ユジンはジャン・ファサが母親なのか確認するために清州女子刑務所に向かう… ジャン・ファサが予期せぬ心身発作で倒れユジンが心肺蘇生器(AED)を使うが、その時奇妙な青い閃光と共にヘイとジャン・ファサの魂が入れ替わる。 果たして、ユジンはジャン・ファサと一緒にお父さんの死と関連した真実を明らかにし、チュ・ヨンベを懲らしめると同時に魂を元に戻し、恋人であるヘイの身体を取り戻すことができるのだろうか? オ・ボンサム オ・ボンサム(男、36歳) ジョンウン警察署 刑事 SHCグループの一人息子であるキ・チャンソンが起こした横断歩道の歩行者死亡事件を暴いている最中、担当弁護士のウルジ・ヘイにより悔しくも補職になり現在は交通課で仕事をしている。 自分を補職に追いやった弁護士ヘイに一発かます機会を狙っている。 ところが、再び会ったヘイが変わっていた! 以前の成功にしか目がなかった弁護士じゃなくなった。 横断歩道での死亡事故の真実を明らかにする為に努力し、ジャン・ファサセコナール殺人事件の再審請求の為に努力する彼女の温かな姿を見て愛を感じるようになる。 キ・サン キ・サン(男、64歳) ソシオパス。 本名はチュ・ヨンベ。 兄の死により、人生のチャンスの機会を掴んだ男。 SHCグループの前身である山海商事の創業者であるキ・セウンの子供として認められない苦痛を抱え生きてきた。 父親に復讐するため山海商事の経理だったジャン・ファサを誘惑し裏切る。 山海商事を財界8位の巨大な王国であるSHCグループに育てた張本人。 一日も早く一人息子であるチャンソンに自身の分身であるSHCグループを譲る為に後継構図の仕上げに血眼になっている。
次の俳優さんたちの演技がうますぎて引き込まれました。 キムヘスクさんとキムヘソンさん、凄く演技力かあって入れ替りのシーンは胸が痛くなりました。 キムヨングァンさんは善良で優しくてかっこいいまさに「私の完璧な彼氏」です。 無実の罪で死刑囚として生きてきた人生を思うと辛くなりましたが、ラストはこれで良かったと思う納得できるものでした。 暗いドラマのようですが見て損はないと思います。 キャスト全体の演技が素晴らしかった。 キム・ヘスクさんは圧巻の演技力! 1年以上前にリアタイしたときは上記のような感想で、ヨングァン見たさに少し…だったけど、今見返したら抑制の美、溢れ出る気品、苦悩の中にヨングァン特有の茶目っ気や天然さを小出し小出しに表現していてオールキャストの中の一部に徹している彼の演技力に納得。 初期の頃から感じてるが、モデルの経験が調和調整に生かされている。 他俳優や作品全体に馴染むときはトコトン、自分の役柄が浮き出なきゃならないときは瞬時に…。 目を奪われる立ち居振る舞いの素敵さは毎回、ただ品の良さは経験や演技では身につけられない幼少からのもの。
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