福さん式とは、元助産師の福さんがブログで発信した、独自の妊娠しやすい時期の確認方法です。 つまり妊活サロンやクリニックを構えて施術をされるものではありません。 最後には、読みにくい福さんのブログに書かれているポイントもご紹介! 妊活中の方は参考になることが多いので、ぜひ参考にしてください。 福さん式とは 福さんとは元助産師の方です。 彼女は2002年ころから、ブログで病院や助産院では教えてくれない妊娠するための裏技を発信していました。 彼女が発進する情報を試してみた多くの女性が妊娠を達成したので、福さんのブログは口コミで拡散され大きな話題を集めたのです。 現在は福さんによるブログ更新はされていないものの、過去の情報はから見ることができます。 10年以上前の情報とはいえ、今見ても素晴らしい情報の数々です。 妊活をしている方は、一度目を通してみるのもいいかもしれません。 福さん式の最大のポイントは、妊娠しやすい時期を自分で確認すること。 自分で確認するとは言っても、妊娠検査薬などは使用しません。 使うのは自分の指だけ。 指を直接膣内に入れて、子宮口の位置やおりものの状態を確認するのです。 福さん式のやり方!子宮口の内診で排卵日を確認する 福さん式では子宮口を内診して、排卵日を予測します。 あなたは自身の子宮口が生理周期に合わせて変化することをご存じですか? 子宮口とは、子宮の下部であり、膣と子宮の中間に位置します。 女性の体は日々変化をし続けます。 例えば、基礎体温をつけている方は高温期と低温期があることはご存じだと思います。 基礎体温が変化するように、子宮口も日々変化しているのです。 ここからは子宮口の変化について紹介したあと、福さん式の具体的な方法を解説します。 妊活を成功させるためにも、まずは自身の体についてよく理解しましょう。 月経周期と子宮口の変化 普段の生活で子宮口の変化を意識する人はいないでしょう。 そのため、自身の子宮口が変わっていることに気づいていない方も多いはずです。 福さん式では子宮口の変化に気づくことが重要。 ここからは、各時期における子宮口の様子を紹介します。 ぜひ今日から意識してみてください。 生理中 生理中から生理終了までは、子宮口が最も下がっている時期。 膣内に指を入れてみると、簡単に子宮口に触れるでしょう。 子宮口は開いていて、柔らかいです。 生理中に指を入れることはほとんどないでしょうが、タンポンを入れるときに位置の変化に気づいた方は多いかもしれません。 生理後 生理が終了すると、子宮口の位置は上がります。 指を入れても子宮口を触れないでしょう。 子宮口は閉じて、お尻の方に向きます。 そのため指を入れて壁にぶつかったら、壁に沿うようにお尻の方へ指を移動させてみてください。 すると子宮口を見つけられるはずです。 触ってみると、固くコリコリとした感じです。 排卵前 生理終了後から排卵前までは、子宮口の位置は上がったままです。 生理中よりもさらに高い位置にあるので、指で触れることはほとんどありません。 子宮口の穴は閉じたままですが、固くもなく柔らかくもないといったところです。 排卵日直前 排卵日1週間前くらいから子宮口が下がってきます。 指で子宮口を触れる位置まで降りてくるので、簡単に確認可能でしょう。 初めは穴は閉じていますが、排卵日が近づくにつれ少しずつ開いてきます。 固さも生理後から排卵前までに比べて柔らかいです。 排卵日が近づくにつれて、子宮口が下がる理由はまだ解明されていません。 精子が入ってきやすくするため、血液の体外排出をサポートするためなど様々な考察がされています。 排卵日に合わせた性交が重要 最も効率的に妊娠するためには、排卵日に合わせて性交するのが一番です。 よく排卵日当日が最も妊娠確率が高まると言われますが、それは間違い。 その理由は、精子と卵子の寿命にあります。 卵子の寿命は最大で排卵後24時間。 また射精された精子は、膣内で6時間ほど待機してから運動を開始します。 そのため排卵日当日に性交を行うと、精子が運動を開始するころには、すでに卵子が死んでいる可能性が高くあるのです。 福さん式のやり方 福さん式を実施すると排卵日の予測が可能です。 子宮口チェックポイントは以下の通り。 子宮口が少し開いている• 子宮口に簡単に触れる• 耳たぶのような柔らかさ これら3つの条件が揃っていると、排卵期に突入している可能性が高くあります。 子宮口の確認は、生理終了後から行いましょう。 毎日入浴時に確認するのをオススメします。 初めは分からないかもしれませんが、繰り返すことで微妙な変化に気づいてきます。 福さん式の方法手順は以下の通り。 1.爪を短く切り、石鹸で手を洗い清潔な状態にする 2.足を肩幅に広げ、膣内に指を挿入する(指が濡れていたらスムーズ) 3.膣の奥に指が当たると、壁に沿って盛り上がり部分(子宮口)を探す 4.子宮口の柔らかさや開き具合を確認 この4ステップで子宮口を確認できます。 膣内は敏感なので、ばい菌が入ったり、傷をつけたりするのを防ぐためにも、手は清潔な状態にしておきましょう。 また以下の点に注意してください。 確認頻度は1日1回(何度も確認すると無駄な刺激をしてしまう)• 子宮口の形は個人差がある• 排卵日の予測ができても排卵が起きていない場合がある• 排卵調節薬や子宮内膜に関する薬を服用している方には向いていない 排卵日の兆候が何度確認できており、性交も行っているにも関わらず妊娠できない方は婦人科に行ってみるといいかもしれません。 無排卵の可能性があります。 排卵が起きなくとも、おりものや生理があるので、無排卵を自分で確認することはほぼ不可能。 無排卵だと妊娠できないので、疑いがある方は早めに病院で検査を受けましょう。 ちなみに福さんはブログで、無排卵の時には排卵痛が肛門に響かないので分かると言います。 福さん式ではおりものも要チェック 福さん式では子宮口だけではなく、おりものも確認します。 子宮口と同様に、おりものも月経周期によって異なるのです。 排卵日4日ほど前のおりものは、牛乳とヨーグルトを混ぜたかのような白色で、糸を引くという特徴があります。 以下が各時期のおりものの特徴です。 生理直後 生理直後のおりものは、血液が混じり茶色や褐色です。 おりものの量は最も少なく、粘り気がなくサラリとしています。 生理終了日から排卵前 生理が終了すると、おりものの量が少しずつ増えていきます。 おりものの色は少しずつ白くなりますが、粘り気はまだありません。 排卵期 おりものの量が最も多くなる時期です。 水分量が多く、白濁したおりもの。 触ってみると粘り気を感じられ、指でつかむと伸びます。 排卵後 排卵後はおりものの量が少しずつ減少します。 色は白濁しており、血液が少し混ぜることも。 下着に着くと黄色っぽく見え、生理が近づくにつれ臭いが強くなります。 福さん式では、おりものも指で確認します。 基本的には宮口の確認法と同じです。 異なる点は、指で子宮口を一周させ、指を優しく少し丸めて採取します。 体外に排出されたおりものでは正確な判断ができないので、必ず子宮口についているおりものを取りましょう。 すると5周期以内に妊娠できると言われています。 しかし妊娠確率は個人差が大きいもの。 特に年齢が与える影響は大きく、年齢が高いほど妊娠確率は低くなります。 ただ、5周期というのは大きな目安となります。 福さん式で性交しているのに5周期を経っても妊娠しない場合は、婦人科へ向かうのをオススメします。 無月経の可能性があれば、子宮や卵巣に関する病気を罹患している可能性も。 まずは、5周期じっくりと福さん式を試してみましょう。 福さん式で妊娠を判断できる? 妊活中の方にとって、一番ドキドキする瞬間は妊娠を判断する瞬間でしょう。 ただし妊娠検査薬を使えるのは早いもので生理開始予定日からですので、排卵から2週間は期待と不安に苛まれることになります。 そうすれば次に行うことは、体調を妊娠超初期の症状に当てはめてみること。 今は妊娠先輩ママの情報が溢れていますので、ネット情報を駆使し妊娠超初期に表れるという症状を調べまくると思います。 しかし生理前症状と妊娠超初期症状はとても似ている上に個人差も大きいもの。 頭痛や腰痛、腹痛、胸やけ、胸の張り、眠気、はたまた全くないなど… 結局、調べるほど生理前と違いがさっぱり分からない! なんてことになりかねません。 生理前と妊娠した時の違いが症状以外で分かれば知りたいものです。 また、多くの方は妊娠検査薬を使用すると思いますが、妊娠検査薬は安くありません。 特に毎月使うとなると、トータルでかなりの額を出費することになります。 そういった点から福さん式を利用すると、体調変化に一喜一憂させられることなく、また妊娠検査薬を使用せずとも妊娠を判断できるかもしれません。 まず妊娠すると子宮口とおりものが特有のものとなります。 子宮口に触れると、子宮口が分厚く柔らかくなっているのです。 程よく弾発力があり、もっちりとした感触。 また子宮口の開き具合にも注目してください。 子宮口は固く閉じる場合がほとんどで、指を入れようとしても入りません。 次におりものも変わります。 妊娠するとエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が増加します。 この2種類の女性ホルモン増加のおかげで、おりものの量が増えます。 おりものの色もクリーム色になったり、血液と混じることもあります。 このような福さん式ならば、妊娠検査薬を使える時期になる前に妊娠の可能性を探ることができます! 子宮口やおりものから少しでも妊娠の可能性を感じられたら、妊娠検査薬を必ず使用します。 福さん式の基礎体温の特徴 妊活に取り組んでいる方の中には、毎日基礎体温を測っている方もいるでしょう。 福さん式の基礎体温を測るポイントは以下の通りです。 4時間以上寝た後の心身ともにスッキリしたとき目が覚めた直後に測る その時の時間も記録• 温度だけではなく、体調の変化も記録する(下痢、頻尿、腰痛、頭痛、乳首の痛みや張りなど)• おりものの変化の状態と量も記録• 体温計は婦人体温計が一番• 舌の下に体温計を入れる。 計っているときは動かない。 福さんは基礎体温を測り始めるのは排卵後からでいいと述べます。 基礎体温を正確に測ることで、排卵日だけではなく妊娠している可能性も分かります。 また福さんは、妊娠後も基礎体温を測り続けることを推奨しているのです。 その理由は、流産の可能性を推測できるから。 福さんは子供を産んでいますが、同時に流産も経験しています。 流産したときも基礎体温を正確に計測し、妊娠しているときは二段上がりの特徴があると言うのです。 一般的に、排卵日の後に基礎体温は高くなります。 その高温期が14日以上続くと妊娠している可能性が非常に高いのです。 福さんの言う基礎体温の二段上がりとは、排卵日後に体温が上がった後に、そこからさらに体温が上がること。 例えば14日に排卵日を迎え、15日から18日まで高温期に突入したとしましょう。 すると正常な妊娠の場合は19日目から、さらに基礎体温が上がるのです。 一方で、流産の可能性が高い場合は二段上がりが見られません。 また体温がなかなか上がらない、もしくはグラフがガタついていると流産の可能性が高いようです。 最初の基礎体温の上昇は受精卵の誕生、そして2回目の基礎体温の上昇が着床の成立だと考えられています。 妊娠は受精卵が着床して初めて成立するのです。 そのため妊娠した後も、しばらくは基礎体温を記録し続けるといいかもしれません。 そして上記の方法で基礎体温を正確に計れていれば、排卵日から計り始めて7日後には妊娠しているかが分かると福さんは述べています。 しかし、これはあくまでも可能性で、2段上がりがなくとも妊娠が成立することもあります。 あまりにも基礎体温を気にしすぎると、ストレスが溜まり妊娠に悪影響を及ぼすことも。 あくまでも参考程度にとどめるのが大切です。 福さんのブログは妊活者必見の内容 妊活に取り組んでいる方は、一度は福さんのブログを読んでみるといいかもしれません。 数多くの有益な情報が書かれています。 しかし昔のブログということもあり、読みづらいのが最大の難点。 そこで福さんのブログに書かれている重要なポイントをまとめてみました。 ぜひ参考にしてください。 一番妊娠しやすい月は8月で、妊娠しにくい月は3月と4月• 男の子が欲しいときは女性がオーガズムを感じた後に射精• 女の子が欲しいときは女性がオーガズムを感じない且つ膣の入り口で射精してもらう• 妊娠検査で陽性が出た後は、6週の初めに病院に行くのがオススメ• 出産する病院選びのポイント• 妊娠月別の生活の注意点 妊活中はもちろん、妊娠中にも読んでおきたい情報が満点です。 特に妊娠月別の生活の注意点は大きく参考になるでしょう。 これは綺麗にまとまっていて読みやすいので、妊娠が発覚したらぜひ目を通してみてください。 まとめ 福さん式を使用すると排卵日や妊娠と流産の確率を推測できます。 自身の手で確認するだけなので、お金がかからないのも魅力的ですね。 ぜひ今日から取り入れて、子宮口やおりものの変化を読み取れるようになってください。 これが最も妊娠確率を高めます。 福さん式は医学的根拠にも基づいており、現在でも多くの方に支持されています。 手軽に行えるので、ぜひ試してください。
次の福さん式とは、元助産師の福さんがブログで発信した、独自の妊娠しやすい時期の確認方法です。 つまり妊活サロンやクリニックを構えて施術をされるものではありません。 最後には、読みにくい福さんのブログに書かれているポイントもご紹介! 妊活中の方は参考になることが多いので、ぜひ参考にしてください。 福さん式とは 福さんとは元助産師の方です。 彼女は2002年ころから、ブログで病院や助産院では教えてくれない妊娠するための裏技を発信していました。 彼女が発進する情報を試してみた多くの女性が妊娠を達成したので、福さんのブログは口コミで拡散され大きな話題を集めたのです。 現在は福さんによるブログ更新はされていないものの、過去の情報はから見ることができます。 10年以上前の情報とはいえ、今見ても素晴らしい情報の数々です。 妊活をしている方は、一度目を通してみるのもいいかもしれません。 福さん式の最大のポイントは、妊娠しやすい時期を自分で確認すること。 自分で確認するとは言っても、妊娠検査薬などは使用しません。 使うのは自分の指だけ。 指を直接膣内に入れて、子宮口の位置やおりものの状態を確認するのです。 福さん式のやり方!子宮口の内診で排卵日を確認する 福さん式では子宮口を内診して、排卵日を予測します。 あなたは自身の子宮口が生理周期に合わせて変化することをご存じですか? 子宮口とは、子宮の下部であり、膣と子宮の中間に位置します。 女性の体は日々変化をし続けます。 例えば、基礎体温をつけている方は高温期と低温期があることはご存じだと思います。 基礎体温が変化するように、子宮口も日々変化しているのです。 ここからは子宮口の変化について紹介したあと、福さん式の具体的な方法を解説します。 妊活を成功させるためにも、まずは自身の体についてよく理解しましょう。 月経周期と子宮口の変化 普段の生活で子宮口の変化を意識する人はいないでしょう。 そのため、自身の子宮口が変わっていることに気づいていない方も多いはずです。 福さん式では子宮口の変化に気づくことが重要。 ここからは、各時期における子宮口の様子を紹介します。 ぜひ今日から意識してみてください。 生理中 生理中から生理終了までは、子宮口が最も下がっている時期。 膣内に指を入れてみると、簡単に子宮口に触れるでしょう。 子宮口は開いていて、柔らかいです。 生理中に指を入れることはほとんどないでしょうが、タンポンを入れるときに位置の変化に気づいた方は多いかもしれません。 生理後 生理が終了すると、子宮口の位置は上がります。 指を入れても子宮口を触れないでしょう。 子宮口は閉じて、お尻の方に向きます。 そのため指を入れて壁にぶつかったら、壁に沿うようにお尻の方へ指を移動させてみてください。 すると子宮口を見つけられるはずです。 触ってみると、固くコリコリとした感じです。 排卵前 生理終了後から排卵前までは、子宮口の位置は上がったままです。 生理中よりもさらに高い位置にあるので、指で触れることはほとんどありません。 子宮口の穴は閉じたままですが、固くもなく柔らかくもないといったところです。 排卵日直前 排卵日1週間前くらいから子宮口が下がってきます。 指で子宮口を触れる位置まで降りてくるので、簡単に確認可能でしょう。 初めは穴は閉じていますが、排卵日が近づくにつれ少しずつ開いてきます。 固さも生理後から排卵前までに比べて柔らかいです。 排卵日が近づくにつれて、子宮口が下がる理由はまだ解明されていません。 精子が入ってきやすくするため、血液の体外排出をサポートするためなど様々な考察がされています。 排卵日に合わせた性交が重要 最も効率的に妊娠するためには、排卵日に合わせて性交するのが一番です。 よく排卵日当日が最も妊娠確率が高まると言われますが、それは間違い。 その理由は、精子と卵子の寿命にあります。 卵子の寿命は最大で排卵後24時間。 また射精された精子は、膣内で6時間ほど待機してから運動を開始します。 そのため排卵日当日に性交を行うと、精子が運動を開始するころには、すでに卵子が死んでいる可能性が高くあるのです。 福さん式のやり方 福さん式を実施すると排卵日の予測が可能です。 子宮口チェックポイントは以下の通り。 子宮口が少し開いている• 子宮口に簡単に触れる• 耳たぶのような柔らかさ これら3つの条件が揃っていると、排卵期に突入している可能性が高くあります。 子宮口の確認は、生理終了後から行いましょう。 毎日入浴時に確認するのをオススメします。 初めは分からないかもしれませんが、繰り返すことで微妙な変化に気づいてきます。 福さん式の方法手順は以下の通り。 1.爪を短く切り、石鹸で手を洗い清潔な状態にする 2.足を肩幅に広げ、膣内に指を挿入する(指が濡れていたらスムーズ) 3.膣の奥に指が当たると、壁に沿って盛り上がり部分(子宮口)を探す 4.子宮口の柔らかさや開き具合を確認 この4ステップで子宮口を確認できます。 膣内は敏感なので、ばい菌が入ったり、傷をつけたりするのを防ぐためにも、手は清潔な状態にしておきましょう。 また以下の点に注意してください。 確認頻度は1日1回(何度も確認すると無駄な刺激をしてしまう)• 子宮口の形は個人差がある• 排卵日の予測ができても排卵が起きていない場合がある• 排卵調節薬や子宮内膜に関する薬を服用している方には向いていない 排卵日の兆候が何度確認できており、性交も行っているにも関わらず妊娠できない方は婦人科に行ってみるといいかもしれません。 無排卵の可能性があります。 排卵が起きなくとも、おりものや生理があるので、無排卵を自分で確認することはほぼ不可能。 無排卵だと妊娠できないので、疑いがある方は早めに病院で検査を受けましょう。 ちなみに福さんはブログで、無排卵の時には排卵痛が肛門に響かないので分かると言います。 福さん式ではおりものも要チェック 福さん式では子宮口だけではなく、おりものも確認します。 子宮口と同様に、おりものも月経周期によって異なるのです。 排卵日4日ほど前のおりものは、牛乳とヨーグルトを混ぜたかのような白色で、糸を引くという特徴があります。 以下が各時期のおりものの特徴です。 生理直後 生理直後のおりものは、血液が混じり茶色や褐色です。 おりものの量は最も少なく、粘り気がなくサラリとしています。 生理終了日から排卵前 生理が終了すると、おりものの量が少しずつ増えていきます。 おりものの色は少しずつ白くなりますが、粘り気はまだありません。 排卵期 おりものの量が最も多くなる時期です。 水分量が多く、白濁したおりもの。 触ってみると粘り気を感じられ、指でつかむと伸びます。 排卵後 排卵後はおりものの量が少しずつ減少します。 色は白濁しており、血液が少し混ぜることも。 下着に着くと黄色っぽく見え、生理が近づくにつれ臭いが強くなります。 福さん式では、おりものも指で確認します。 基本的には宮口の確認法と同じです。 異なる点は、指で子宮口を一周させ、指を優しく少し丸めて採取します。 体外に排出されたおりものでは正確な判断ができないので、必ず子宮口についているおりものを取りましょう。 すると5周期以内に妊娠できると言われています。 しかし妊娠確率は個人差が大きいもの。 特に年齢が与える影響は大きく、年齢が高いほど妊娠確率は低くなります。 ただ、5周期というのは大きな目安となります。 福さん式で性交しているのに5周期を経っても妊娠しない場合は、婦人科へ向かうのをオススメします。 無月経の可能性があれば、子宮や卵巣に関する病気を罹患している可能性も。 まずは、5周期じっくりと福さん式を試してみましょう。 福さん式で妊娠を判断できる? 妊活中の方にとって、一番ドキドキする瞬間は妊娠を判断する瞬間でしょう。 ただし妊娠検査薬を使えるのは早いもので生理開始予定日からですので、排卵から2週間は期待と不安に苛まれることになります。 そうすれば次に行うことは、体調を妊娠超初期の症状に当てはめてみること。 今は妊娠先輩ママの情報が溢れていますので、ネット情報を駆使し妊娠超初期に表れるという症状を調べまくると思います。 しかし生理前症状と妊娠超初期症状はとても似ている上に個人差も大きいもの。 頭痛や腰痛、腹痛、胸やけ、胸の張り、眠気、はたまた全くないなど… 結局、調べるほど生理前と違いがさっぱり分からない! なんてことになりかねません。 生理前と妊娠した時の違いが症状以外で分かれば知りたいものです。 また、多くの方は妊娠検査薬を使用すると思いますが、妊娠検査薬は安くありません。 特に毎月使うとなると、トータルでかなりの額を出費することになります。 そういった点から福さん式を利用すると、体調変化に一喜一憂させられることなく、また妊娠検査薬を使用せずとも妊娠を判断できるかもしれません。 まず妊娠すると子宮口とおりものが特有のものとなります。 子宮口に触れると、子宮口が分厚く柔らかくなっているのです。 程よく弾発力があり、もっちりとした感触。 また子宮口の開き具合にも注目してください。 子宮口は固く閉じる場合がほとんどで、指を入れようとしても入りません。 次におりものも変わります。 妊娠するとエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が増加します。 この2種類の女性ホルモン増加のおかげで、おりものの量が増えます。 おりものの色もクリーム色になったり、血液と混じることもあります。 このような福さん式ならば、妊娠検査薬を使える時期になる前に妊娠の可能性を探ることができます! 子宮口やおりものから少しでも妊娠の可能性を感じられたら、妊娠検査薬を必ず使用します。 福さん式の基礎体温の特徴 妊活に取り組んでいる方の中には、毎日基礎体温を測っている方もいるでしょう。 福さん式の基礎体温を測るポイントは以下の通りです。 4時間以上寝た後の心身ともにスッキリしたとき目が覚めた直後に測る その時の時間も記録• 温度だけではなく、体調の変化も記録する(下痢、頻尿、腰痛、頭痛、乳首の痛みや張りなど)• おりものの変化の状態と量も記録• 体温計は婦人体温計が一番• 舌の下に体温計を入れる。 計っているときは動かない。 福さんは基礎体温を測り始めるのは排卵後からでいいと述べます。 基礎体温を正確に測ることで、排卵日だけではなく妊娠している可能性も分かります。 また福さんは、妊娠後も基礎体温を測り続けることを推奨しているのです。 その理由は、流産の可能性を推測できるから。 福さんは子供を産んでいますが、同時に流産も経験しています。 流産したときも基礎体温を正確に計測し、妊娠しているときは二段上がりの特徴があると言うのです。 一般的に、排卵日の後に基礎体温は高くなります。 その高温期が14日以上続くと妊娠している可能性が非常に高いのです。 福さんの言う基礎体温の二段上がりとは、排卵日後に体温が上がった後に、そこからさらに体温が上がること。 例えば14日に排卵日を迎え、15日から18日まで高温期に突入したとしましょう。 すると正常な妊娠の場合は19日目から、さらに基礎体温が上がるのです。 一方で、流産の可能性が高い場合は二段上がりが見られません。 また体温がなかなか上がらない、もしくはグラフがガタついていると流産の可能性が高いようです。 最初の基礎体温の上昇は受精卵の誕生、そして2回目の基礎体温の上昇が着床の成立だと考えられています。 妊娠は受精卵が着床して初めて成立するのです。 そのため妊娠した後も、しばらくは基礎体温を記録し続けるといいかもしれません。 そして上記の方法で基礎体温を正確に計れていれば、排卵日から計り始めて7日後には妊娠しているかが分かると福さんは述べています。 しかし、これはあくまでも可能性で、2段上がりがなくとも妊娠が成立することもあります。 あまりにも基礎体温を気にしすぎると、ストレスが溜まり妊娠に悪影響を及ぼすことも。 あくまでも参考程度にとどめるのが大切です。 福さんのブログは妊活者必見の内容 妊活に取り組んでいる方は、一度は福さんのブログを読んでみるといいかもしれません。 数多くの有益な情報が書かれています。 しかし昔のブログということもあり、読みづらいのが最大の難点。 そこで福さんのブログに書かれている重要なポイントをまとめてみました。 ぜひ参考にしてください。 一番妊娠しやすい月は8月で、妊娠しにくい月は3月と4月• 男の子が欲しいときは女性がオーガズムを感じた後に射精• 女の子が欲しいときは女性がオーガズムを感じない且つ膣の入り口で射精してもらう• 妊娠検査で陽性が出た後は、6週の初めに病院に行くのがオススメ• 出産する病院選びのポイント• 妊娠月別の生活の注意点 妊活中はもちろん、妊娠中にも読んでおきたい情報が満点です。 特に妊娠月別の生活の注意点は大きく参考になるでしょう。 これは綺麗にまとまっていて読みやすいので、妊娠が発覚したらぜひ目を通してみてください。 まとめ 福さん式を使用すると排卵日や妊娠と流産の確率を推測できます。 自身の手で確認するだけなので、お金がかからないのも魅力的ですね。 ぜひ今日から取り入れて、子宮口やおりものの変化を読み取れるようになってください。 これが最も妊娠確率を高めます。 福さん式は医学的根拠にも基づいており、現在でも多くの方に支持されています。 手軽に行えるので、ぜひ試してください。
次の福さん式とは?生理前に子宮口を内診すると排卵日がわかる? 2018年7月24日 こそだてハック 妊娠を望んでネットで情報をさがしているなかで、「福さん式」という言葉を一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。 「福さん式」とは、元助産師の「福さん」という方がインターネット上で公開した、自己内診による排卵日特定法で、子宮口の内診やおりものの状態で排卵日を予測する方法です。 今回は「福さん式」の具体的なやり方や注意点をご紹介します。 福さん式とは? 「福さん式」は、元助産師の「福さん」がインターネット上で公開した、排卵日前後の子宮の変化を把握する方法です。 実際に自分の指を腟内に入れ、自分でおりものや子宮口の状態を確認します。 福さん式で妊娠しやすい時期が分かる? 妊活中のカップルが一般的に最初に行うのが「タイミング法」です。 これは女性の排卵に合わせて性交を行い受精をめざす方法で、排卵日を特定することが大切になってきます。 排卵日を予測する方法には基礎体温をつけることや排卵検査薬を使う方法などがありますが、「福さん式」であれば子宮口やおりものの変化から、排卵前の妊娠しやすい時期や自分の体調の変化が把握できるのです。 関連記事 福さん式のやり方は?生理前の子宮口の内診で排卵日がわかる? 具体的な福さん式の手順やポイントは、以下の通りです。 手順 1. 石鹸で手を洗い清潔にします。 腟内を傷つけないよう、爪も切ってあるか確認してください。 椅子などに座り、足を肩幅に広げます。 腟の壁に沿いながら指を挿入します。 腟の奥に突き当ったら、指先で盛り上がっているところを探します。 盛り上がっている場所の先が、子宮口です。 子宮口の状態を確認します。 (確認項目については後述します) 6. 子宮口周りのおりものを拭い取り、指を腟から抜いて、粘りや色などを確認します。 ポイント 指を腟内に挿入するときは、リラックスして力を抜きましょう。 このとき、指が少し濡れていたほうが楽に挿入できます。 またおりものは、子宮口まわりを指で一周し、最後は指先を少し丸めるようにして拭い取るといいでしょう。 指をまっすぐ入れてそのまま戻すだけでは、何もついてこないので注意してくださいね。 外に出たおりものでは精度が落ちるので、子宮口まわりのおりものを取ることがポイントです。 福さん式で子宮口の変化はどう感じる? 福さん式で把握したい子宮口の様子は、位置や開き具合、固さです。 生理終了後から毎日内診を始めて、子宮の変化を確認しましょう。 下記のような変化を感じたら、排卵が近づいているサインです。 排卵期が近づくと、おりものは量が増え、卵の白身に少しヨーグルトと牛乳を混ぜたような、糸を引くゼリー状になります。 伸びるおりものが、ペタペタする伸びないおりものに変わったら、排卵終了の合図です。 おりものは生理周期にあわせて下記のように変化するので、参考にしてくださいね。
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