ピラティス 意味。 ピラティス・メソッド

ピラティスの基本動作……姿勢と呼吸法 [ピラティス] All About

ピラティス 意味

ピラティス用語集のページにようこそ ピラティスのレッスンで使われる用語について一覧にしています。 (カタカナ表記は似よりの発音もしくは俗語で表現しています。 ) あ・い・う・え・お アライメント 各関節の調和がとれ、上下左右が対象になっていること。 骨と骨との相互関係を意味している。 エクササイズをする際は、骨・関節・筋肉の並びが崩れない様に、常に左右前後対称を意識して行う。 アライメントが崩れたままだと、ピラティスの効果は半減してしまう。 アーティキュレーション 椎骨(ついこつ)を一つずつ滑らかに動かすこと。 背骨は一本の骨ではなく、椎骨という円柱状の骨が24個連なって構成されている。 その椎骨を1個ずつ積み上げていくように動かすことで、背骨の動きに繋がる。 背骨は全体的に緩やかなS字カーブを描くことが理想とされているが、日常生活の動きの中で、本来のS字カーブが失われてしまっている場合がある。 そのような歪みを椎骨を一つずつ意識することで微調整する働きがある。 インプリント ピラティスの基本姿勢で、仰向けの基本ポジション。 反りやすい腰椎を守り、安全に行うポジションのこと。 仰向けになり、膝を90度に屈曲し床と腰の間の隙間があかないように、骨盤を軽く後傾し、腰椎をマットに付ける姿勢のことをいう。 胸式ラテラル呼吸 ピラティスを行う際に使う呼吸法。 鼻から息を吸い、肋骨を大きく広げ肺いっぱいに空気を吸い込み、ロウソクの火を吹き消すように口から息を吐く方法。 ジェセフ・ピラティス氏は自身が喘息を患っていた為、特に呼吸にフォーカスしたエクササイズを考案したと言われている。 オール・フォース 両手と両膝をついた四つん這い姿勢。 頭とおしりが両側から引っ張られるイメージで、背骨が自然なS字カーブを描くようにする。 か・き・く・け・こ コアまたはパワーハウス ピラティス以外でも使われることがあるが、身体の中心・身体のセンターのこと。 腹部から骨盤にかけての身体の中心部分を指している。 インナーマッスルの中でも重要な部分とされている。 コントロール(コントロロジー) 「心と身体はひとつである。 身体をコントロールすることは、心をコントロールすることである。 」と創始者であるジェセフ・ピラティス氏が発言している。 ピラティスは当時、「ピラティス」ではなく、「コントロロジー」と名付けられていた。 ピラティスの全ての動きはコントロールされた一定の速度で行われるが、動きが遅ければ遅いほどコントロールが難しく効果が期待できる。 身体をコントロールすることで精神もコントロールする。 さ・し・す・せ・そ サイド・ライイング 横向きの姿勢。 頭の下の手を伸ばし、上の手は胸の前につく。 下になる脚はひざを軽く曲げ、上になる脚は床と平行に伸ばす。 そのまま上の足が上がる状態に保つ。 Cカーブ 骨盤と背骨の歪みを矯正するために恥骨を動かすエクササイズ。 椎骨を尾骨、仙骨の方から一つひとつ屈曲することで出来る脊柱の自然なカーブのことを意味する。 コアの意識が最もやりやすい姿勢。 動作をキープする時に使用されることが多い。 スクープ 腹部が脊柱に向かってすくい取られるような動きのこと。 スタビリティ 動かしてほしくないところを指す。 安定したいところ。 例えば腹筋をしている時のスタビリティは骨盤をニュートラルに保つこと。 骨盤が動いてしまわないように骨盤を安定させる。 た・ち・つ・て・と チントゥーチェスト 顎の下に拳1個分のスペースを保った状態。 顎が胸に対し、近すぎず遠すぎないように注意する。 テーブルトップ 仰向けになり、脊柱をニュートラルにして両脚を股関節と腰の角度が90度になるように持ち上げた姿勢。 この状態から次の動作に入るエクササイズが多い基本的な姿勢。 な・に・ぬ・ね・の ニーリフト 仰向けに寝て両脚を上にあげ、膝は90度に曲げる。 椅子に座ったまま、仰向けに寝ているというイメージ。 そこから膝の角度を保ち、ゆっくりと呼吸しながら脚を下す。 つま先が床につかない程度まで下げたら、今度は両脚を元の位置に戻す。 ニュートラル 「中間」「中立」という意味。 基本姿勢の「ニュートラルポジション」は、仰向けになり手のひらを下に向け、両足は肩幅に、軽く膝を曲げる。 背中が反りすぎないように注意し、背骨と首が自然なアーチを描くように意識する。 ピラティスではエクササイズ中、この姿勢を保つことが理想とされており、腰とマットの間に手のひら1枚分が入る位の隙間があいていると良い。 は・ひ・ふ・へ・ほ フレックス 足首を直角に曲げて、踵を前に突き出した足の形のこと。 プローン 両手を曲げた状態のうつ伏せの姿勢。 おしりが上がらないように、全身の力を抜いてどこも緊張させないようにする。 ピラティス・スタンス 股関節から脚をやや外向きにし、下半身を安定させた状態のこと。 つま先もやや平行 パラレル ではなく、外に向ける。 プランク 「プランク」は自重トレーニングの一種のこと。 体を1枚の厚い板(プランク)に見立てて、フラットな状態をできるだけ長く保つエクササイズで、体幹を鍛えることができる。 腕立て伏せのような姿勢のこと。 ポワント つま先に力を入れてしっかり伸ばした状態のこと。 ま・み・む・め・も モビリティ 動かしてほしいところ。 動かしやすいところであり、可動域でもある。 ら・り・る・れ・ろ ローリング・ライク・ア・ボール 背骨を丸くしたまま前後に転がるエクササイズ。 スタジオマーティは、東京三田慶応・駒沢大学・新横浜・横浜反町・大阪本町の本格ヨガ・ピラティススタジオ。 店舗共通チケットで通いやすい、すべてのスタジオが駅近・徒歩5分以内です。 常温ヨガ、リラックス効果のアロマヨガ、骨盤調整ヨガ、ダイエットにいいパワー系ヨガやマットピラティス、股関節の柔軟や腰痛・肩こりに効くストレッチクラス、体幹トレーニング、ジャイロキネシス、など多数のレッスン開講中。 バレエ・ダンススタジオ専門工事会社が手がける抜群のスタジオ環境。 身体へのダメージを軽減し、長時間の練習でも疲れにくい床設計。 講師も生徒も安心してレッスンに集中できる環境です。 全店舗の共通会員制度で、ヨガ・ピラティスのほか、バレエやストレッチ、ジャイロキネシスなど様々なレッスンが受けられます。 ヨガ・ピラティスのポーズで、健康的に、自分らしく、新しい健康ライフを楽しみましょう。

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ヨガ・ホットヨガ・ピラティスの違いやメリット・デメリットを解説

ピラティス 意味

ピラティスとヨガの違い ピラティスとヨガは似たエクササイズというイメージがありますが、両者には大きな違いがあります。 目的の違い ピラティスとヨガの大きな違いは、目的にあります。 一言でいうと、ヨガは修行や精神安定、メンタルケア、心身を整えるために行うもの。 それに対してピラティスは、インナーマッスルを鍛えるエクササイズです。 簡単に言うならば、ヨガは精神面を重視したエクササイズ、ピラティスは身体の筋肉を重視したエクササイズということになります。 そのため、ピラティスはエクササイズを通して身体の歪みを矯正したり筋力をアップしたりといったことを目的にしている反面、精神面にはそれほど重きを置いていません。 実際には、ピラティスを行うと、無心になれる、集中力がアップする、気持ちがリフレッシュするといった精神的な効果もありますが、これはあくまでも身体の筋肉を動かした結果、ついてくるもの。 一方のヨガの場合、目的はあくまでも精神的な充実にあります。 もちろんヨガのポーズの中にはストレッチ効果があるものも多く、結果として柔軟性がアップしたり、関節の可動域が広がったりという効果もありますが、これも副次的な効果にすぎません。 それぞれの起源 ピラティスとヨガでは、目的だけではなくそれぞれのルーツも異なっています。 ピラティス もともとピラティスは、リハビリのために考案されたエクササイズです。 ピラティスが誕生したのは第一次世界大戦中。 イギリスの捕虜の兵士を収容する施設で、戦争で負傷した人のリハビリ目的でピラティスは考案されました。 ピラティスを生み出したのは、ドイツ人の従軍看護士であったジョセフ・ピラティス。 ジョセフ・ピラティスは限られた設備しかない捕虜収容施設のベッドの上でも、負傷した場所のリハビリを行えるようにピラティスのエクササイズを開発しました。 その後、ジョセフ・ピラティスはアメリカに渡り、考案したエクササイズを広めますが、それがケガをした身体の回復に最適だとニューヨークで活動していたダンサーに人気となったことが、現代のピラティスのエクササイズにつながっています。 このような歴史を持っているため、ピラティスのエクササイズは、ケガからの回復のための筋肉の強化や、身体のラインを整えるために最適の効果を持っています。 ヨガ 一方、ヨガは古代インドで誕生しました。 誕生は今から約4500年前。 誕生した当初は、現代のように身体を健康に導くものというよりも、仏教などの修業として行われていました。 当時の仏教で重要だったのが「悟りを開く」ということ。 そこに至るため、精神を統一するための技術として「瞑想」が生まれましたが、その瞑想を行うときのもっとも効果的なポーズがヨガのルーツだと言われています。 その後、ヨガはアメリカを訪れたアメリカ人のヒッピーによって本国に伝えられて、そこからブームが起こり、現代のような形に発展していきましたが、根本となっているのは、あくまでも精神的な充実を目指すという点。 つまりピラティスとヨガは歴史的なルーツの点でも大きくことなる存在ということができます。 ピラティスとヨガが似ているといわれる理由 意味も目的も大きく異なるピラティスとヨガですが、実はこのふたつには似ている点も多いと言われています。 ピラティスはヨガの動きが取り入れられている では、なぜピラティスとヨガは似ているといわれるのでしょうか。 それはピラティスには、ヨガの動きが取り入れられているから。 ピラティスはリハビリを目的に誕生したエクササイズですが、その際、身体への負荷や姿勢など、ヨガの持っている体系を参考として作られています。 そのため、動きなどが非常に似通っている部分があります。 両方とも呼吸を意識している また、ピラティスとヨガが似ている点として、それぞれ呼吸が重要な意味を持つことが挙げられます。 ピラティスもヨガも、正しい呼吸とポーズを取ることが、身体の歪みを正して安定した身体と心を作ると考えます。 ただし、ピラティスとヨガの呼吸法は異なり、ピラティスが肺と横隔膜、肋骨などをストレッチさせるように呼吸するのに対して、ヨガの場合には全身の気の流れをコントロールすることを重視しています。 さらに、ピラティスはポーズからポーズへと流れるように動いていくエクササイズですが、ヨガの場合、呼吸に合わせて長時間ポーズのキープを行い、精神を瞑想の状態に導きます。 どちらも心身を健やかな状態に整える ピラティスもヨガも、目的は異なるものの、どちらも心身を健やかな状態に導くという点では変わりありません。 また、深い呼吸を行うことで、自分自身を見つめなおす機会を作り、精神面に対してもプラスの影響を与えることも両者の共通点と言えるでしょう。 ピラティスorヨガの選び方 共通する点もあれば、まったく異なる点もあるピラティスとヨガ。 それでは、ピラティスかヨガのどちらかを始めようと思ったときには、何を基準に選べばよいのでしょうか。 ピラティス ピラティスの基本的な考え方は、呼吸やポーズ、器具でのトレーニングなどを通じてインナーマッスルを鍛えること。 インナーマッスルは、身体の奥深くにある筋肉のことで、身体の細かい動きをサポートしています。 ただし、この筋肉は非常に小さく、使わないとすぐに衰えてしまうのが特徴。 また、身体の表面の大きな筋肉とは異なり、通常の筋力トレーニングでは鍛えにくいという特徴もあります。 そこでピラティスは、独自のポージングや呼吸などを行うことでインナーマッスルを刺激、強い体幹を作ることで正しい姿勢を支え、骨格の歪みを正して身体が本来持っている能力を引き出していきます。 そのため、ピラティスには骨格の歪みや筋力低下が気になる人や、日頃から運動不足の人が向いています。 また、もともとリハビリの技術としてスタートしたという特徴もあることから、腰痛や肩こりといった慢性的な身体のトラブルに悩まされている人にとっても最適のエクササイズと言えるでしょう。 ヨガが合っている人 ヨガが重視しているのは、精神面への効果です。 ヨガではポーズとともに深い呼吸を行いますが、この呼吸とポーズはストレスや緊張といった、現代人の悩みに効果を発揮します。 そのおため、日々のコンディションを整えたい、精神を安定させじっくりケアしたい人に向いています。 さらにヨガのポーズはストレッチ効果も高く、普段の生活では使われる機会の少ない筋肉への刺激にも最適です。 これは筋力アップの効果はそれほど高いものではありませんが、血流を促進したり、老廃物を排出したりといった効果が期待できます。 そのため、運動の習慣があるのに体調がすぐれない人や、筋力はあるのに不調を感じる人にも最適だと言えるでしょう。 まとめ ピラティスもヨガも、正しく行えば非常に効果の高いエクササイズです。 どちらも即効性があるものではないので、しっかりと生活習慣に取り入れて、ある程度の時間をかけて取り組むことが重要です。

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ピラティスの理論とは?私がピラティスを選ぶのは心に目を向けるエクササイズだから

ピラティス 意味

まずニュートラルとは、上前腸骨棘と恥骨が同じ平面状にある状態で、どちらかが高くなったり低くなったりしていない状態のことを言います。 仰向けに寝て、両脚は膝を立てておきます。 手首側を上前腸骨棘、指先側を恥骨の方に向くように手を添えると、手で三角形を作る形になりますが、この三角形が床に対して平行な状態をニュートラルと呼びます。 骨盤がニュートラルの状態の時、腰椎はなだらかにカーブを描き、床から少し離れています。 インプリントとは、手で作った三角形の指先側(恥骨側)が天井に上がった状態のことを言います。 この時腰椎のカーブは無くなり、腰椎全体が床に優しく着いた状態となります。 ピラティスのエクササイズを行う際には、インストラクターから必ずニュートラルかインプリントの状態にするようにと指示があるかと思います。 どちらにするかによって筋肉への作用や身体の安定の仕方が違ってきますので、覚えておきましょう。 背骨は一本の骨ではなく、椎骨という円柱状の骨が24個連なって構成されています。 この椎骨が滑らかに1個ずつ連携して動くことによて背骨の動きに繋がり、背骨を一粒ずつマットに置くことが出来ます。 背骨は全体的に緩やかなS字カーブを描くことが理想とされています。 しかし、日常生活で同じ姿勢が長く続いたり、運動不足や過剰に動かしすぎなどを理由に本来のS字カーブが失われてしまうことがあります。 そんな時に椎骨を一つつずつ動かすことが出来れば、微調整されてS字カーブを取り戻すことが出来るのです。 この椎骨を一つずつ滑らかに動かすことをアーティキュレーションと言います。 中でも特徴的なのはスタビリティですが、例えば腹筋をしている時のスタビリティは骨盤をニュートラルに保つことです。 骨盤が動いてしまっては腹筋にうまく力が働かないからです。 ローリング・ライク・ア・ボールという背骨を丸くしたまま前後に転がるエクササイズのスタビリティは、背骨を丸くし続けることです。 スタビリティを保てなければ鍛えたい部位への効果が半減してしまいますし、一定の状態で保ち続けることも筋肉アイソメトリック収縮となり立派なトレーニングになります。

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