長崎港の沖合約100kmに浮かぶ五島列島。 大小様々な島が約80kmに渡って連なっており、美しいビーチなど自然の魅力あふれるスポットです。 五島の各地にある教会群は世界文化遺産にも認定されており、文化的な楽しみ方だってできます。 五島にはフェリーか飛行機を利用してアクセスします。 飛行機は長崎空港・福岡空港から「五島福江空港」直行の便が出ています。 フェリーは長崎市・佐世保市・福岡市から五島列島の各島へ向けた便が運行しています。 この記事は五島へ向かうフェリー 高速船 の特集です。 五島列島行きのフェリーはどこから出ているのか、発着場所やアクセス方法をご紹介していきます! 五島列島ってどんなところ? 出典: 「五島列島」と聞いていちばんはじめに思い浮かぶのが、透明度抜群の美しい海! 五島列島の福江島にある 「高浜海水浴場」はとても綺麗で、夏には海水浴を楽しむ人々で賑わいます。 海といえば豊富なマリンアクティビティも忘れてはいけません。 シュノーケリングやサンセットクルージングなど、美しい海を生かした体験が数多くあります。 観光地としての魅力もたっぷりで、 世界遺産に認定されたカトリック江上教会や頭ヶ島天主堂など、キリシタン =キリスト教徒 関連のスポットも多いです。 旅の楽しみの1つともいえるご当地グルメも豊富です。 溶き卵で食べるのがオススメの 「五島うどん」、そのほか 「五島牛」や 「きびなごの刺身」「五島産ワイン・焼酎」などが有名です。 五島列島行きフェリー 高速船 はどこから出ている? 出典: 冒頭でもご紹介したように、五島列島行きのフェリーは長崎市・佐世保市・福岡市から出航しています。 長崎市〜五島列島 長崎港は長崎市の中心部にあります。 五島には上五島と下五島があり、長崎港からはその両方への便が運行しています。 上五島へ行くには「奈良尾」、下五島に行くには「福江」で降りましょう。 フェリー会社は「九州商船株式会社」や「五島産業汽船(株)」などがあります。 フェリーの船内には自動販売機が取り付けられていて、軽食類や飲み物が販売されています。 追加料金を支払えばペットも一緒に乗船できます。 福岡市〜五島列島 博多港からは定期フェリー 「太古」が出ています。 夜中に博多港を出航して、五島列島の島々のうち4つを経由して翌朝に福江港へ到着します。 横揺れが苦手な人でも安心して乗ることができるような設備が整っていたり、船の中でも快適に眠れるように工夫されているのがポイントです。 バリアフリーで全ての方に優しい配慮がされており、防音機能もバッチリです。 佐世保市〜五島列島 佐世保港から上五島行きのフェリーが出ています。 フェリー会社は「九州商船」「五島産業汽船」があり、船ごとに発着時刻が異なるので注意してください。 九州商船には 「フェリーなじみ」「フェリなるしお」の2種類が存在します。 五島産業汽船に乗る場合「フェリーありかわ」をご利用ください。 五島列島のフェリー 高速船 発着場所 出典: 続いては、五島列島のフェリーの発着場所をご紹介します。 福江港 五島列島でもっとも大きな島が「福江島」です。 この福江島の海の玄関口が 「福江港」。 長崎・福岡をはじめ、五島列島の各島々からのフェリーが離発着しています。 博多港との間には先述のフェリー「太古 たいこ 」、長崎港はフェリーとジェットフォイルが就航しています。 2Fの展望デッキからの眺めは絶景で、福江島にある「鬼岳」の景色を眺めることも可能です。 ターミナル内にはコインロッカー・有料駐車場・レストランやお土産ショップがあります。 その他の港 五島列島には福江港以外にも多くの港があります。 その中でも3つの港をご紹介します。 小値賀港 五島列島の北端にある 「小値賀島 おぢかじま 」。 佐世保港の沖合およそ60kmに位置します。 佐世保港からだと「フェリーなるしお」で3時間の船旅です。 福岡の博多港からは高速船とフェリーが就航しており、高速船ではおよそ1. 5時間、フェリーではおよそ5時間で小値賀港に到着します。 青方港 博多港〜福江港の間を運行する太古が明け方に到着するのが上五島の 「青方港 あおかたこう 」です。 付近には世界文化遺産を構成する「頭ヶ島天主堂 かしらがしまてんしゅどう 」や「キリシタン洞窟」などの観光スポットがあります。 有川港 佐世保から上五島へ行くフェリーには 「有川港 ありかたこう 」を経由するものがあります。 所要時間 佐世保〜上五島・有川 は通常便で2時間35分です。 お盆シーズンになると特別ダイヤが運行されています。 五島列島〜各エリアのフェリー 高速船 出典: こちらの章ではエリアごとのフェリーでのアクセス方法を紹介していきます。 長崎港〜福江港 長崎港から福江港までは九州商船のフェリーかジェットフォイルで行くことができます。 それぞれに直行便と奈良尾港 ならおこう 経由の便があります。 運行ダイヤ 便数・出航時刻 はシーズンによって異なるため、あらかじめをチェックしましょう。 フェリー 長崎から奈良尾港までの所要時間は2時間35分、奈良尾から福江では1時間20分。 合計4時間弱の船旅です。 直行便の場合は長崎港〜福江港までおよそ3時間10分です。 運賃は2等か2等指定であるかや石油価格の変動によって変わりますが、だいたい 大人片道2,000円代〜です。 往復割引や団体割引・学生割引などもあります。 船の中では飲食も可能ですので、船の外の景色を眺めながら食事するのもいいでしょう。 フェリーの定員は482人です。 ジェットフォイル 長崎から奈良尾港までが1時間15分、奈良尾から福江が35分。 合計1時間50分です。 直行便の場合はおよそ1時間25分です。 運賃はだいたい 大人片道6,000円弱〜です。 博多港〜福江港 福岡県博多港から五島・福江港までを就航しているのがフェリー 「太古 たいこ 」です。 大正5年より操業しており、バリアフリー設計された船内は誰でも快適に過ごせます。 1F・2Fと用途が分かれた部屋が設けられており、設備も整っているのが特徴です。 1Fはパブリックスペースと称され、キッズルームやリラックスルームなどが備え付けられています。 売店や自動販売機、男女別にシャワールームが取り付けられていて食材やお風呂に困ることはありません。 2Fがいわゆる寝室スペースとなっていて、快適に過ごしたり眠ったりできます。 スケジュールは1日1便。 夜のうちに博多港〜福江港へ運行し、日中に福江港〜博多港へと帰ってきます。 博多港〜福江港までの所要時間は 8時間30分。 福江港〜博多港は 7時間40分です。 指定客室としてグリーン〜スイートの5段階があります。 1部屋あたりの追加料金。 佐世保港〜小値賀港 佐世保港からは五島列島の北端に位置する小値賀島へのフェリーが就航しています。 所要時間はおよそ 3時間。 有川港や宇久平港を経由するかどうかで異なります。 運賃はだいたい 大人片道5,000円弱〜。 運行ダイヤや運賃の詳細はをご覧ください。 小柄な高速船よりフェリーの方が揺れを感じにくいため、乗り物酔いしやすい人はフェリーで向かいましょう。 フェリー内は個室こそありませんが、混雑していなければ横になって仮眠をとったり甲板で休憩もできます。 日中は西海の美しい眺望を楽しむこともできます。 五島列島行きフェリー 高速船 まとめ いかがでしたか? 五島列島には飛行機かフェリー 高速船 でアクセスできますが、この記事ではフェリーでの行き方についてご紹介しました。 五島列島行きのフェリーは長崎・福岡・佐世保の港からそれぞれ運行しています。 五島には福江港をはじめ、小値賀港や有川港など大小様々な港があります。 長崎港からはフェリーとジェットフォイルが就航しており、運賃と所要時間が異なります。 福岡の博多港から福江港へはスイート室などを備えた夜行便「太古」が運行しています。 爽やかな海風を感じながら船の上で過ごす時間は素敵ですね。 海の絶景を楽しみながら五島に向かうフェリーの旅、あなたも体験してみませんか?.
次の長崎の離島である五島列島。 美しい海の景色と新鮮な魚介類などで人気の観光地になっています。 そんな五島列島には、たくさんの島があり、生活を送っている人たちがいます。 観光客だけではなく、そんな島民の人達に欠かすことができない生活の一部となっているものがフェリーです。 島内を結ぶものから九州を結ぶものなどさまざまなフェリーが行きかっています。 五島列島を訪れるときには、欠かすことができないフェリーについて、気になるのは、航路や運航便数、料金などですよね。 正規料金のほか、パック料金などはあるのかや、等級料金などがあるのか、そして、無料WiFiなどの利用ができるのかも知りたいところです。 そこで今回は、五島列島のフェリーについて、航路や料金などを含めた情報と、フェリーターミナルについての情報をまとめて紹介します。 奈良尾を経由するものと、長崎と福江を直通で結ぶものがあります。 運航便数は、季節や曜日などによって異なり、2往復から7往復まで幅広くなっています。 運賃は、大人1名が、長崎と福江間、長崎と奈良尾間がそれぞれ5730円、福江と奈良尾間が2150円になっています。 往復割引のほか、15名以上の団体割引、学生割引があるほか、お得な6回回数券などの販売もされています。 乗船時間は、長崎から奈良尾までは1時間15分、長崎から福江までの直通は1時間25分、奈良尾から福江までは30分になっています。 なお、乗車中は、シートベルトが義務づけられており、自由に動き回ることができなくなっています。 【九州商船フェリー】フェリー 福江ー奈留島ー奈良尾ー長崎 長崎から奈良尾・福江・奈留島を結ぶフェリーです。 長崎と福江間で奈良尾や奈留島は、その便により、止まるものと止まらないものがあります。 運航便数は、季節や日にちによって異なっています。 乗船時間は、長崎から奈良尾が2時間35分、奈良尾から福江が35分、福江から奈留島が40分、奈留島から長崎が2時間30分になっています。 運賃は、2等か2等指定によって異なり、リーズナブルな2等の大人1名の料金が、長崎と奈留島間、長崎と奈良尾間、長崎と福江間がすべて2390円、福江と奈留島間が540円、福江と奈留島間が760円、奈戸島と奈良尾間が450円になっていまう。 往復割引のほか、15名以上の団体割引や学生割引などの割引があります。 フェリーは、482人まで収容できます。 広告 【九州商船フェリー】高速船 有川ー長崎 有川と長崎を結ぶ高速フェリーです。 運航便数は、1日2往復になっており、春夏ダイヤと秋冬ダイヤに分かれており、出発時刻が異なります。 乗船時間は、1時間50分前後になっています。 通常運賃は、大人1名4500円になっており、学生割引や身体障害者・知的障害者・精神障害者割引割引、被救護者割引などの割引があります。 また、15名以上の団体の場合には、一般団体割引のほか、学生団体割引なども利用できます。 その他にも、島発往復割引、往復割引、グループ学生割引などの割引もあり、お得に乗船できます。 何度も利用する人には、6枚つづりのミニ回数割引券の発売も行われています。 船内は、全席禁煙になっており、手荷物は、10kg以下で3辺の合計が1m以下のものを2個までになっています。 その便によって止まる港がことなっています。 乗船時間は、佐世保と宇久平間が1時間20分、宇久平と小値賀間が20分、小値賀と有川間が35分、になっています。 乗車料金は、大人1名が、佐世保と上五島間は4960円、有川と小値賀間は1910円、有川と宇久平間は2790円、小値賀と宇久平間は940円になっています。 往復割引、学生割引、身体・知的・精神障害者割引などがあるほか、15名以上の団体割引、団体学生割引などの割引あります。 手荷物の持ち込みは、3辺の合計が、1mをこない、重さが10kg以下のものを2個までになっています。 旅客人数は、140名までになっており、通常の席の他にも、バリアフリー席が備わっています。 九州商船フェリーの就航ターミナル 福江港ターミナル.
次の長崎の西方に位置する五島列島。 島々が近接し、群島をなすこのエリアでは、船による海上網が発達しており、島々を行き交う地域住民の足として、また複数の島を観光する交通手段として欠かせないインフラと言えるでしょう。 そんな手段としての側面が強い五島間フェリーですが、実はそこから見られる景色は抜群で旅情満点!真っ青な海と空、鬼岳と町が一体となった福江、情緒ある奈良尾の風景等、印象的なシーンが数々待ち構えます。 新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されましたが、2020年6月18日(予定)までは一部都道県との間の移動の自粛が求められています。 各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。 (LINEトラベルjp)• 写真:土庄 雄平 五島列島の各島を渡る時に欠かせない福江島〜中通島・若松島を結ぶ五島間フェリーには、旅をより印象的にする様々な要素が溢れています。 フェリーターミナルのお土産、出港のお見送り、そして船の上から見られる数々の絶景など。 単なる移動手段としてだけでなく、旅を楽しむ一つのアトラクションと言えるでしょう。 また旅行者と地域の方々が一緒に船に乗っているという点も、旅情を感じますね。 最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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