Contents• 信の死亡確定! 李牧(りぼく)が脱出したことに気づいた王翦軍。 王翦(おうせん)は田里弥(でんりみ)を呼びますが、すぐさま田里弥は、李牧の背後を守る遊軍はいないため、自分の小隊が複数すでに裏に回っておりますと報告します。 仮に李牧を逃す隊が多少隠してあったとしても、すぐに裏に回り込める右翼(飛信隊)の大隊がそれごと握りつぶしますと。 大功を我が軍外部の飛信隊に挙げられるのは少々癪(しゃく)ですが・・・と田里弥は言いますが、飛信隊に動く気配はありません。 再び田里弥の名前を呼ぶ王翦。 田里弥は急いで丁雨(ていう)に右翼へ走るよう命令します。 飛信隊が動かないことに胸騒ぎを覚える蒙恬(もうてん)と王賁(おうほん) 龐煖を倒した信ですが、信の意識もありません。 「起きろ信!」と、涙を流しならが信を揺らす尾平(びへい)ですが、反応はありません。 副長の楚水(そすい)は、揺らし過ぎだと尾平を止めますが、田永(でんえい)は、逆だと叫び飛び出します。 俺がぶっ飛ばして目を覚ましてやると田永は信を殴ろうとしますが、田永を止める田有(でんゆう) 信が死ぬわけねぇだろうが!と涙を流し叫ぶ田永。 止める田有も涙を流しています。 かすかに目が開いているものの、瞳に生気がない信。 信の顔を見た皆は言葉を失い、副長の渕(えん)はその場で嘔吐します。 崇原(すうげん)が信の手首を触り、心臓も動いていない、もう・・・冷たくなっている・・・こんなにも・・・と言いいます。 現実を受け止められない田永は、だからどうしたってんだよ!と言いますが、崇原は涙を流しならが叫びます。 信は死んだんだ! まだ信じれれない田永は、でまかせだと!と、崇原を殴ります。 信が死に動けなくなる飛信隊 李牧を討つチャンスに動かない飛信隊。 王翦軍の兵士は理解しかねますが、亜花錦(あかきん)は、隊長・信が・・・倒れたようだ・・・と言います。 かと言って隊全体が止まるとは・・・と王翦軍の兵士は言います。 今、この状況に副長らは何をしていると言いますが、信が倒れたら飛信隊は動けぬと亜花錦。 良くも悪くも飛信隊はそういう隊だと言います。 亜花錦は李牧を追うことを優先します。 動けぬものを頼りとするな、我らで李牧を獲って最大武功を挙げるぞと。 皆が涙し、呆然とする飛信隊。 信に、早く起きろってだんバカヤロウと叫ぶ田永。 お前が死んだら、俺達はどうすりゃ・・・飛信隊はどうすりゃいいんだよ! 楚水は地面に頭をつけ、土を掻きむしりながら泣いて悔しがります。 泣きながら空を見上げる我呂(がろ)、言葉が出ない那貴(なき) その時、足を震わせながら河了貂(かりょうてん)が信のもとへ来ます。 羌瘣が生き返らせる? 河了貂は信に言います。 田永の言う通りだよ、早く起きないと、全部終わっちゃうよ? 飛信隊も信の夢も。 ここまでこんなに頑張ってきたじゃんか、すげぇ頑張って・・・みんなもずっと応援してきたんだよ。 いっぱい死んで・・・辛いことがいっぱいあって・・・それでもみんな信のことが好きで・・・信の夢をかなえようと、一緒にかなえようって命がけで・・・。 だから起きないと、信。 大粒の涙を流しなら河了貂は言います。 だって・・・なってないじゃん・・・まだ天下の大将軍になってないじゃん、信! やだよ、こんなの・・・やだよ、起きてよ。 河了貂の涙に、全員が涙を流します。 河了貂は信に言い続けます。 死なないで・・・信・・・。 置いていかないでよ。 起きてよ信っっっ! 「うわわわわっ」と信に抱きつき、泣き叫ぶ河了貂。 全員が悲しみに暮れる中、河了貂に「どけ」と羌瘣は言います。 フラフラになりながらも、何かを決意したような表情をしている羌瘣。 最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。 キングダム629話の感想 まさか、本当に信が死んでしまいました。 しかも、体が冷たくなっていることから、羌瘣が言うように既に信の命は尽きていたようです。 皆が悲しみに暮れる中、何かを決意したような真剣な表情をしている羌瘣。 なにか羌瘣に考えがあるのでしょうか。 それとも他の何か不思議な能力的なもので信を生き返らせるのか、なんにせよ、信はここで死んではダメでしょ! キングダム630話のネタバレはコチラになります。
次のContents• 龐煖死亡 キングダム628話は龐煖が生まれた頃の話からはじまります。 かつて山間の小さな村にとある夫婦がいました。 夫婦は痛い箇所に手を添えることで痛みを取り除くことができ、村人達から慕われていました。 長老は二人に感謝します。 半年前、流行病に襲われたこの集落を不思議な力で救ってくれた。 あの二人がここに留まってくれたおかげで、この集落一帯は生気に満ちていると喜ぶ長老に、別の村人は「二人ではありません」と言います。 夫婦には赤子がおり、長老と村人は、あの二人の子だから、あの赤子も強い力を持って生まれているはずと話します。 この夫婦は龐煖の両親で、赤子が龐煖になります。 その時、突然、夫婦の前に巨大な矛を持った大男が現れます。 この男が持っている矛は、龐煖が使っていたものと同じ形をしています。 大男は夫婦や村人たちを殺し、赤子の龐煖を連れ去ります。 母親は涙を流しながら、龐煖の名前を呼び力尽きます。 回想は終わり、龐煖もゆっくりと目を閉じ死亡します。 撤退する李牧 信が龐煖を倒したことに歓声が上がります。 王騎(おうき)将軍でも、麃公(ひょうこう)将軍でも勝てなかった、あの龐煖を信が倒したことに、涙を流して喜ぶ飛信隊。 河了貂(かりょうてん)も大粒の涙を流しています。 さらにこの歓声は、正面側の王翦(おうせん)の元にまで伝わり、信が龐煖を倒したことを知り驚く蒙恬(もうてん)と王賁(おうほん)。 龐煖の最後をしかっりと見届けた李牧。 カイネは李牧に聞きます。 龐煖様の人を超えんとする戦いが人を救うためだったとするなら、その龐煖様が敗れたということは、李牧様がおっしゃったように人は人でしかないという答え・・・。 つまり人は、救われぬということなのですか? 「そうです」と冷静に答える李牧。 ただしそれは、今のところ龐煖のやり方では無理だったということですと李牧は言います。 さらに李牧は言います。 他の方法で、人の世を救うと豪語する人間が西にいます。 それを聞いたカイネは、秦王、嬴政(えいせい)と答えます。 そのためにも趙は敗れるわけにはいかないと。 李牧は近衛兵に全軍の撤退を命令します。 朱海平原で引き剥がすには十分だと言います。 そして李牧は鄴の解放へと向かいます。 信の命が尽き涙を流す羌瘣 逃げる李牧を追う秦軍。 李牧を最も追いやすいのは秦右翼の主力である飛信隊ですが、その飛信隊にも異変が。 信に、馬に乗れるかと聞く田永(でんえい) もうお前は戦わず、ついて来るだけでもいいし、ここで休んでもいいぞと田永は言いますが、無言の信。 兵士が、大丈夫ですか?と信の顔を覗き込んだ瞬間、「あっ!」と驚き腰を尽きます。 皆が異変に気付き、信のほうを見た瞬間、その場に倒れる信。 羌瘣は信を見ながら泣きながら言います。 尽きていたんだ・・・尽きて・・・。 ずっと前からもう・・・とっくに・・・。 信(あいつ)の・・・命の火は・・・消えていた・・・。 キングダムのアニメと漫画の最新刊が無料で読める!? キングダムのアニメと漫画の最新刊を無料で読めるのをご存知ですか? その方法とは、 U-NEXTという動画配信サービスを活用する方法です。 U-NEXTは、日本最大級の動画配信サービスで、160,000本もの映画やアニメ、ドラマの動画を配信しているサービスですが、実は電子書籍も扱っています。 (マンガ22万冊、書籍17万冊、ラノベ3万冊、雑誌70誌以上) U-NEXTの31日間無料トライアルに登録すると、 「登録者全員に電子書籍が購入できる600円分のポイント」が配布されます。 このポイントでキングダムの最新刊を 1冊無料で読むことができます。 さらにキングダムのアニメも 全て「見放題」です!! 第1シーズン 第2シーズン 映画のキングダムも有料ですが視聴可能です。 さらに!キングダム第3シーズンが2020年4月からの放送が決定しましたが、こちらも おそらく見放題と思われます。 最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。 キングダム628話の感想 龐煖を倒した信ですが、同時に信の命も尽きました。 しかも、とっくに信の命の火は消えていたと言い、羌瘣は涙を流します。 確かに信にも死亡フラグが立ってましたが、なんだかんだ龐煖を倒したから大丈夫だったと思ってましたが・・・。 本当にここで信は死んでしまうのでしょうか。 それにしても、長かった朱海平原の戦いも終りとなりそうですが、本当に長かったですね。 もちろん、壁将軍の活躍とかもすっかり忘れてましたw キングダム629話のネタバレはコチラになります。
次のキングダム628話で龐煖が消え去り李牧は鄴の解放に向けて撤退しながら南下を開始をします。 同じ様に追撃をすべき信ではありますが飛信隊の呼びかけに答えられず。 立ち尽くした状態でした。 すでに信も事切れていたのかもしれません。 強烈な運命の元で育てられた龐煖という存在。 その武神を信が葬り去りました。 思っていた以上に李牧に焦りがないのにも驚きでしたが、 それはすでに次の策を考えついていたからでしょう。 李牧は全軍を南下させて鄴の解放に向かうべく軍を動かします。 元よりこの戦は鄴が落ちるかどうかという戦でした。 鄴を包囲する桓騎軍はいますがそれでも太刀打ち出来ると李牧は判断しているのでしょう。 和睦ではないかと予想していましたがそうはなりませんでした。 それではキングダム628話を考察していきましょう。 キングダム628話 龐煖の死と飛信隊の喜び 龐煖は朱海平原のとある村で生まれ、 その時の武の極みを目指すものに連れ去られた様子。 これまでの人生は全てが自分との戦いであり武の極みを目指すものでした。 しかし突きつけられた答えは人は人でしかないというもの。 龐煖を倒した信の前に飛信隊は大きく喜びます。 またこの報告はすぐに王翦たちの元にも伝播しました。 蒙恬や王賁もこの事を知り驚いています。 キングダム628話 龐煖を見守った李牧 李牧はカイネと冷静に話をしています。 それだけ余裕があると言う事なのでしょうか。 龐煖が目指した武の極みである武神でしたが、 人が人を超える事ができない証明をされたと言えます。 最後まで見守った李牧。 そして今の時代に武を個人で極めるやり方を超える方法がある事を証明しました。 武力による完全統一を目指している嬴政の存在。 それに抗うのが自分たちである事もカイネに伝えています。 今この場で王翦を討つのは難しくなりましたが、 そもそも李牧はそこも最初からシミュレーション出来ていたのかもしれません。 キングダム628話 鄴を取るかどうかの戦 李牧はこの戦は最初から鄴をどうするかという戦であると言います。 確かに鄴が落ちなければこんな場所で戦をする意味がありません。 解放軍である橑陽の軍と閼与の軍 今の朱海平原の軍 を止めて兵糧で鄴を打ち破るのが王翦の戦略です。 李牧はすでに各将に伝えている撤退戦と南下を始めるべく号令をかけます。 鄴に向かって全軍が一気に南下。 これを当然王翦軍が追う形になります。 結果的に最終着地では鄴を取り囲む桓騎軍と王翦軍に挟まれる形になる李牧軍ですが、 李牧が来たとなれば鄴としても応戦する士気が上がるはずです。 諦めた状態でないのならそう簡単に落ちるはずもありません。 王翦軍としては何としてもすぐさま追撃で李牧軍を崩壊させる必要があるでしょう。 キングダム628話 信が死んだ 飛信隊は李牧軍を最後尾から追う立場になり相当重要な追撃部隊を意味します。 それを全員が分かっている状態ですが、 信が動き出しません。 皆の呼びかけに対してもただ呆然と立ち尽くしているだけで何の反応もありません。 羌瘣と河了貂も何か嫌な予感を感じ取っている様子が見て取れます。 龐煖を討てた信ではありますが、 すでに命を全て使い尽くしてのものだった様です。 そのまま操り人形の糸が切れたかの様に地面にドサっと倒れてしまう信。 生きてるとは思えない状況ですが当然死んではいない 一時的な死はあり得る と思います。 信はここからどんな復活を遂げるのか。 また飛信隊の動きはここからどうなるのかに注目です。 軍としてもギリギリの状態で信が倒れたとしてもそれによって飛信隊が動きを止める事が許される局面ではないでしょう。 注目のキングダム629話となりますが、 次号のヤングジャンプ7号では休載となります。
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