ストレスによる健康への影響 なにかとストレスを感じやすい現代では、「眠れない」「疲れがとれない」といった症状を訴える人が増えています。 ストレスは、心や体などのデリケートな変化によって、さまざまな病気を引き起こす要因になることもあります。 からだに与える影響 ストレスによって体にあらわれる症状としては、主に以下のようなものがあげられます。 頭痛(片頭痛、緊張型頭痛)• めまい• ぜんそく• 高血圧• 下痢、便秘• 更年期障害• 睡眠の不調(寝つけない、睡眠中よく目が覚める、寝過ぎてしまう)• 食欲がなくなる 現代社会で生活していくうえで、ストレスは避けて通れないものですが、 過剰なストレスは注意が必要です。 ストレスを抱え過ぎていないか、ときどき自分が普段と変わりないかを見つめてみて早めに対処するように心がけましょう。 心に与える影響 ストレスは心にも大きく影響し、以下のような変化が現れることもあります。 これまで楽しんでいたことへの興味が薄れる• 憂うつ感、焦燥感• イライラして怒りやすい• つねに落ち込んでいる• 集中することができない• 心の病(うつ病、不安症) 深刻な状況になる前に、今感じているストレスを軽減することで、症状を抑えられる可能性があります。 また、こうした ストレスから来る変化は、誰にでも起こりうることである、と自覚しておくのも大切です。 上記のような不調のサインを知っておいて、自分にあてはまっていないかどうかをときどき考えてみましょう。 未病を引き起こすストレス 病気ではないものの、なんとなく具合が悪いという、 病気と健康の間の状態は、未病と呼ばれています。 自律神経のバランスが乱れ、免疫力が低下している状態です。 未病のサインは疲れといわれ、いろいろな生活場面でストレスが体調に関与し、疲れを起こすため、 未病の最も大きな要因のひとつがストレスだと考えられています。 また、仕事や家事などがストレスを生み、ストレスが未病をまねいて、結果的にまた未病が仕事や家事にも影響するという悪循環が起こりやすいとされています。 忙しい毎日のなかでは、疲れやストレス、体調不良に気づいていながら、改善しようとするまでには至らないのが実情です。 しかし、未病の状態を放置すると、悪化しやがてさまざまな病気へとつながります。 未病の段階でいち早く変化に気づけば、ストレス要因に気づいて、病気になる前に、本来の健康な体へ戻すことができます。 つねに自分の体と向き合うよう心がけたいですね。 ストレスへの対処法 ここでは、漢方薬でのアプローチ以外の養生法やストレス軽減方法をご紹介します。 十分な休養を取る 「休養」は疲労やストレスと関連があり、2つの要素からなっています。 1つは「休む」ことです。 仕事などによって生じた心身の疲労を回復し、元の活力ある状態に戻していきます。 2つ目は「養う」ことです。 鋭気を養い、身体的、精神的、社会的な健康能力を高めていきます。 「休養」といっても、単に家でごろごろして過ごすだけでは真の「休養」とはなりません。 質の高い睡眠を十分にとったり、リラックスしたり、自分と向き合う時間をつくったりすることで、心身のエネルギーをチャージすることが重要になります。 体力、気力を養い、明日へ備えることなどが真の休養につながります。 リフレッシュできることをする リフレッシュ方法は 心と体の双方をケアすることが大切です。 まず、心のリフレッシュでは、疲れた心を上手に休ませてあげるのがポイントです。 たとえば、買い物に出かける、美味しいものを食べに行く、自分の趣味に没頭する、などです。 次に、体のリフレッシュでは、良質な睡眠を取る、マッサージや温泉で癒される、スポーツで汗を流してスッキリする、などです。 単にダラダラ休むというより、自分に合った体力、気力のチャージ方法を見つけて、積極的に行いましょう。 生活習慣を変える ストレスの対処法は、健康的な生活習慣も影響するといわれています。 健康的なライフスタイルはストレスケアの基本となりますので、以下の項目について、とくに気をつけておきましょう。 十分な睡眠をとる• 規則正しく食事をとる• 標準体重を保つ• 適度に運動を行う• 禁煙する• お酒を飲む場合は適度な量を心掛ける.
次の律神経失調・更年期障害に効く漢方薬 漢方薬を使用して交換神経と副交感神経のバランスを整えて、自律神経失調症 更年期障害によるバランス不調を良くするものです また、漢方処方と漢方薬には鎮静作用を発揮するものが少なくなく 精神的に高ぶっているものを落ち着かせる作用も同時に持ち合わせています。 但し、新薬のような鋭い働きは見込めません。 あくまでマイルドな作用で交換神経を落ち着かせながら副交感神経を優位にしながら精神のバランスを整える効果に漢方薬と漢方処方は新薬の比べ、優れていると思います。 自律神経失調症はもちろん、うつ病・更年期障害などにも利用できる漢方処方 めまいや立ちくらみ、手足のしびれ、腰の痛み、便秘や下痢といった症状に日頃から悩まされ 検査をしても全く異常が見つからず、特定の病ではないケースでは、自律神経の機能障害によって症状が起こると判断されて、「自律神経失調症」という診断がされます 自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。 不規則な生活やストレスなどにより2つの自律神経のバランスが崩れてしまうこと が原因で、心身に様々な症状が出る状態を自律神経失調症といいます。 症状の出方は人によって異なるので診断が難しい病気です。 自律神経失調症は、不規則な生活や人間関係の悩み、ストレスを溜めこみやすいなど、色々な原因が複雑に絡み合って発症するといえます。 中でも、人間関係など大きなストレスが原因となることが多いようです。 1000年以上前からあった自律神経失調症と更年期障害? 自律神経失調症などに使用されている漢方処方は、応用範囲がとても広く、大変便利で、パニック症や多汗症、起立性調節障害・抑うつ病・不眠症・メニエール・更年期障害・赤面症など、幅広く利用可能です。 加味逍遥散は自律神経失調症と更年期障害を得意としております。 自律神経失調症・更年期障害のファーストチョイスに加味逍遥散というくらい、 あまりにも有名な漢方処方で、職場の人間関係などによるストレスなどに、加味逍遥散が随分助けてくれます。 嫌な上司・家庭内でのトラブル・仕事上での人間関係などから起こりやすい精神神経症状にとてもお勧めです イライラしたり、やたらと怒りっぽくなったりする方に良く効きます。 ホルモンバランスを整え、生理不順や生理痛・イライラしたり怒りっぽくなる・やる気の低下・めまいやフワフワ感・動機・上半身が熱くなるのぼせ傾向や発汗・寝つきが悪い・不眠症・不安感・抑うつ状態・焦躁感・頭痛・肩こり・倦怠感・多汗症・赤面症・慢性肝炎・子宮筋腫・不妊症などの症状・病気にまで適応します 黄連解毒湯は自律神経失調症・更年期障害ののぼせ傾向に 清熱解毒の代表的漢方処方黄連解毒湯。 外台秘要記載 成分黄連・黄芩・黄柏・山梔子はのぼせ気味で顔色赤く、イライラする傾向の方不眠症・ノイローゼ・めまい・動悸・更年期障害・自律神経失調症などの神経症に幅広く応用されています。 漢方的考え方 治療法は心火旺・肝胆火旺・清熱解毒で、上半身の余分な熱を取り去り、高血圧・脳卒中・精神不安・焦躁感・赤面症・多汗症・鼻血・痔出血・アトピー性皮膚炎などに使用されています。 神経をしずめ、心と体の状態をよくします。 また、咳や吐き気を抑える作用もあります。 喉や食道部、または脇胸部の梗塞感や詰まり感・心臓が握られている様・咳ばらいや吐き気が使用目安です。 桂枝加竜骨牡蛎湯は気血両虚タイプの自律神経失調症・更年期障害に 2000年前の医学書、金匱要略記載 神経の高ぶりを鎮め、また、気力をつけることで心の状態をよくします。 神経症や不眠・不安感・無気力感・夜尿症・精神面がかかわる動悸や性的機能の低下などにも用います。 漢方的考え方は、安神・通陽・補気血・調和営衛で、気血不足・虚陽浮越の症状に使用される代表格です。 体質の虚弱な方で、体が疲れやすく、興奮して眠れないというときに用いられ、臍部辺りの動悸の自覚がよく効く目安で、神経衰弱・心悸更新・性的ノイローゼ・陰萎・小児夜尿症・脱毛症・小児夜泣き・眼精疲労・夢精・発作性頻脈・自律神経失調症・統合失調症などに応用可能です。 加味帰脾湯 帰脾湯に、肝鬱上亢・心脾両虚で、のぼせ傾向をしずめ、精神不安・ノイローゼ・不眠症・神経の高ぶりなどを改善します。 自律神経失調症・心臓神経症・不安神経症・健忘症・認知生・慢性胃腸炎・不正出血などに応用されています。 温胆湯は気血両虚タイプの自律神経失調症・更年期障害に 万病回春記載 成分:香附子・陳皮・黄連・山棗仁・茯苓・紫蘇葉・甘草・生姜、胃腸弱く神経質な方の不眠症・ノイローゼ・精神不安・パーキンソン・アルツハイマーなど、脳にやさしい漢方処方といえます。 研究によれば、アルツハイマー患者の病気の進行を遅らせたり、発症の予防や易怒性・切迫感・焦躁感に対し有効性があると報告されています。 柴胡桂枝乾姜湯 小陽病-半表半裏病タィプの自律神経失調症・更年期障害 2000年前の医学書の医学書、傷寒雑病論記載 気血の流れを良くし、体の熱や炎症をひき、また、緊張をゆるめて神経の疲れを癒し、貧血気味な方の動悸・息切れ、心と体の状態をよくします。 繊細で神経過敏な方の更年期障害・不眠症・多汗症・慢性肝炎・慢性胃腸炎・胆のう炎・気管支喘息・インフルエンザ 柴胡桂枝湯は傷寒雑病記載というぐらい、本来は風邪の中期に使用されるものですが、応用範囲が広く、色々な病気、症状に使用可能です。 体の熱や炎症をひき、また痛みをやわらげる働きをします。 胃の辺りや肋骨下部が張り胸苦しさ、吐き気があるものに適応します。 具体的には長びく風邪で微熱や頭痛・食欲不振を伴うとき、病気では胃潰瘍・十二指腸潰瘍・慢性肝炎・胆石・自律神経失調症などにも使用可能です。 苓桂朮甘湯 2000年前の医学書、傷寒雑病論記載、脾虚の湿邪・水毒をなくすために創作された漢方処方です。 めまい・立ちくらみ・動悸・頭痛・嘔吐等の症状に効果的です。 神経性心悸亢進、神経症、充血、耳鳴、不眠症、血圧異常、心臓衰弱、腎臓病。 神経性心悸亢進症、心臓弁膜症、血圧異常、起立性めまい、メニエル氏症候群、神経衰弱などに応用できます。 起立性調節障害も肝気鬱結・脾虚対策で、自律神経失調症と同じ漢方薬で 起立性調節障害の主なな症状としては、めまいや立ちくらみが多くみられ、その他にも動悸・息切れ・睡眠障害・食欲不振・腹痛・頭痛・疲労感など人によりさまざまな症状が現れます。 精神的な症状としては過換気症候群・不安感などがみられる場合もある。 そうすることで、朝起きれない、学校に行くのがおっくう・むかつき感・めまいやフワフワ感・動悸・息切れ・食欲の低下・腹痛・疲労感などの症状が少しずつ漢方薬で改善します。 思春期による自律神経のみだれ・不調で起こり易くなっている病気を、漢方処方で調整するのだと思います。
次の漢方相談を受けたお客様に、アンケートにご協力いただきました。 ~現在、他の医療機関等での治療に疑問や不安がある方、ぜひ一度、富士堂の漢方相談をお試しください。 未病や耳鼻咽喉・自律神経や精神神経疾患などに関するお悩みもまずはお問い合わせください。 富士堂は、患者様に寄り添ったあたたかで丁寧なカウンセリング、安心感のある店舗の雰囲気作りに努め、全力で患者様のサポートに取り組んで参ります。 床についた途端、左耳から心音のような、人生で初めて聞く耳鳴りが… 気になってその夜は眠れませんでした。 近所の耳鼻科に一カ月程通ったのですが、症状は悪化するばかり。 平成26年7月から張先生の処方してくださる生薬を自宅で煮出して服用を続けました。 平成27年5月までの10ケ月間で生薬の種類は私の状況にあわせてかわっていました。 本当に素晴らしい治療を受ける事が出来て私は幸福です。 ありがとうございます。 漢方・漢方相談体験談 性格的にせっかち、短気、イライラしやすい、ゆったり、おっとりする様に自分なりに努力しております(なかなか難しいですが…) 冷房は若い頃から苦手で、自宅にはクーラーはありませんが、今年は在宅の時間が長いので現在、考え中です。 夏でも仕事場では冷たい飲物はあまり口にしませんでした。 先生のアドバイス通りに生活していると間違いはありませんでした。 辛かった事は思い出せません。 本当に心から感謝しております。 闘病・治療中の方に向けてのメッセージ 平成30年9月から、自律神経失調症!?らしく平成31年3月までまたまた張先生に処方して頂きました。 ありがたい事に回復しました。 令和2年5月から、現在まで服用中です。 平成30年~現在の症状は実父の病気と死によるストレスです。 嘘の様に現在は回復しました。 現在は一日に一包、サプリ感覚で服用中です。
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