販売期間 1977年6月 - 10月 5人 4ドア 2ドア M-EU型 2. 0L 直6 125ps M-U型 2. 0L 直6 110ps 21R-U型 2. 0L 直4 105ps 13T-U型 1. 6月デビュー。 の専売として 、なおかつ同クラスの人気車種だったの対抗馬として開発されたため 、マークIIよりも若いユーザーを狙ったものであった。 歴代唯一の2ドアハードトップも存在した。 当時のテレビCMにはが出演。 マークIIとは異なり2,600ccモデルやディーゼルエンジン、ワゴン、バン、タクシー仕様は設定されなかった。 8月マイナーチェンジ。 エクステリアの意匠変更のほか、ラジオアンテナはリヤウインド貼付式(デフォッガー兼用)に変更。 オプションで衝撃吸収バンパーを設定した。 9月一部改良。 2,000cc4気筒エンジン車が18R-U型から、21R-U型に換装された。 3月一部改良。 2,000cc6気筒のキャブレター仕様が改良され、全グレードで昭和53年排出ガス規制に適合した。 2L 72ps(前期) 型 2. 4L 97ps(後期) ガソリン 型 2. 8L 145ps(前期) 型 2L 160ps(後期) 型 2L 145ps 型 2L 135ps(前期) 型 2L 130ps 型 2L 105ps(前期) 型 1. 8L 95ps(前期) 型 1. 10月登場。 向けに開発されたクレスタも加わりマークII3兄弟と呼ばれるようになった。 2ドアハードトップは消滅し、4ドアセダンと4ドアハードトップのみとなる。 この代から最高級グレードとして、ハーダーサスペンション・タイヤなどが奢られた「 アバンテ」を設定するなど、先代からスポーティー路線を昇華させた。 10月、2,000cc車にターボを追加、一部車種のウィンドーをブロンズガラスに変更された。 CM出演者は先代に引き続き前期のみが出演。 8月、マイナーチェンジ。 フロントワイパーがフルコンシールド化(下級グレードはセミコンシールド)。 これに伴いマークII/クレスタと共にツインカム24車が設定された。 CM出演者がに変更された。 2月、「2000アバンテ ツインカム24」に4速ECT(電子制御オートマチック)が追加。 3代目(X70系 1984年 - 1988年) [ ] トヨタ・チェイサー(3代目) X70系 販売期間 1984年8月 - 8月 5人 4Drハードトップ,4Drオープン M-TEU,1G-EU,1G-GEU,1G-GTEU,1S-U 駆動方式 FR 5MT,4AT ダブルウィッシュボーン 全長 4,630mm 全幅 1,690mm 全高 1,385mm 2,660mm 車両重量 1,300kg チェイサーコンバーチブルTAMA ネッツトヨタ多摩が1987年に販売したオープンカー (5代目) (2代目)• 8月登場。 「 アバンテ」はこの代からラグジュアリー系グレードとなり、同時に4ドアハードトップのみの展開となる。 CM出演者は。 エクステリアはのマークII/クレスタに比べ全長が短く、若干スポーティーなものだったが、マークIIやクレスタと同様の内装の豪華さも特徴であった(ツインカム24のシートは3車共通)。 10月、マークII/クレスタと共に1G-GTEU搭載車「 GTツインターボ」が登場。 ディスクブレーキ径は大型化され、バケットシートが装備された。 電子制御サスのTEMSは搭載していない。 チェイサーのみに「 GTツインターボS」という装備を簡略化した5速MTのみの廉価グレードが存在した(前期型のみ)。 同時に、従来部分強化ガラスであったアバンテ以下のグレードのフロントガラスが合わせガラスに変更される。 8月 マイナーチェンジ。 1G-GEUエンジンの改良、LPGエンジンは3Y-PUに変更、バンパーの大型化、フロントグリルの変更等、装備の充実が図られた。 前期型で好評だったリアコンビネーションランプは小変更にとどめる。 1月 「 ロードリー」発売。 1987年5月 特別仕様車「 アバンテ ロードリー」発売。 1987年8月 特別仕様車「 XGエクストラ」発売。 1987年9月 2L,2L-Tエンジン搭載車昭和61年排出ガス規制適合。 1987年、トヨタオート多摩(現:ネッツトヨタ多摩)がチェイサーをに改造した「チェイサーコンバーチブルTAMA」を発売したが、価格は450万円(アバンテHTツインカム24がベース)とかなり高価だった(同時ににもコンバーチブルを設定)。 1月 特別仕様車「 アバンテ スーパーロードリー」、「アバンテ ロードリー」発売。 1988年4月 特別仕様車「オートエアコン付XGエクストラ」発売。 4代目(X80系 1988年 - 1992年) [ ] トヨタ・チェイサー(4代目) X80系 販売期間 1988年8月 - 10月 5人 4ドアハードトップ 4S-FE,1G-FE,1G-GE,1G-GZE,1G-GTE,7M-GE,1JZ-GE,1JZ-GTE 駆動方式 FR 5MT,4AT 前マクファーソンストラット 後ダブルウィッシュボーン 全長 4,690mm 全幅 1,695mm 全高 1,375mm 2,680mm 車両重量 1,480kg (6代目) (3代目)• 8月登場。 電動スライドアウトヒーターコントロールパネル・サテライトオーディオスイッチ(81専用設計オーディオのみ対応)・ドアミラー脇ワイパー・超音波雨滴除去ドアミラー・リアシート座面部のレバーでリアヘッドレストが自動可倒する機能など至れり尽くせりな気配り装備を満載していた。 この代よりガソリンエンジンが全てDOHC化。 マークIIとの違いに斜め格子のフロントグリルや横一文字のリアコンビネーションランプを採用するスタイリッシュな4ドアハードトップとして登場した。 先代までスポーティーさを売りにしていたチェイサーだったが、この代から一転して上品さをアピールするようになる。 その一方で動力性能はそこそこで価格を抑えながらも、高級感は失いたくないユーザー向けに、1,800cc4S-FEエンジンを搭載したチェイサー専用の上級グレード「 ラフィーネ」を設定。 このラフィーネ設定の背景にはのセダンラインナップ(チェイサーの下はスプリンター)の少なさをカバーする狙いもある。 グレードは下からXL/XG/ラフィーネ(4気筒エンジン)、SXL/アバンテ/アバンテG・スーパーチャージャー/GTツインターボ(6気筒エンジン)。 教習車仕様も引き続き設定され、4気筒エンジン(1. 8Lガソリン・2000LPG・2400ディーゼル)がそれぞれ搭載され、同時に教習車仕様はこの代が最後になった。 教習車仕様の後継は• 8月には3,000cc(7-GE)車「 3. 0アバンテG」が追加される。 従来からの4輪ESC()の他にも標準で装着された(2. 0アバンテG・スーパーチャージャーにも・4-ESCの設定がある)。 10月 - 特別仕様車「アバンテ・ロードリー」発売。 4月 特別仕様車「 アバンテロードリーパールマイカバージョン」発売。 1990年8月 マイナーチェンジでワイドボディ車を追加。 外観のリフレッシュによりヘッドライトに二重レンズを採用し、Cピラーのエンブレムを追加。 5月 特別仕様車「アバンテ・ロードリー(AVANTE LORDLY)」発売。 アバンテをベースにした2L、2. 5Lの特別仕様車。 15インチアルミホイール、カラードフロントスポイラー(2L)、ワイヤレスドアロックコントロール 2. 5L などが特別装備されている。 12月 - 特別仕様車「ラフィーネサルーン」発売。 ラフィーネグレードの1. 8Lガソリン、2. 4Lディーゼルターボをベースにする特別仕様車。 ボディカラーに、スーパーホワイトを採用し、ドアロックリモートコントロール、車速感知付きドアロック、アルミホイールなどが特別装備されている。 5月 特別仕様車「アバンテ・ロードリー(AVANTE LORDLY)」、「アバンテ Lパッケージ」発売。 ロードリーは、15インチアルミホイール、カラードフロントスポイラー、本革巻きステアリングなどを、Lパッケージは、テレスコピック機能付きステアリングなどを特別装備する。 9月 生産終了。 在庫対応分のみの販売となる。 10月 5代目にバトンタッチして販売終了。 10月登場。 全車3ナンバーとなる。 CM出演者は小説家の(前期型のみ)。 エンジンはガソリン車が3. 0L 2JZ-GE、2. 5L 1JZ-GTEと1JZ-GE、2. 0L 1G-FE、1. 8L 4S-FE、ディーゼル車が2. 4L 2L-TEである。 スポーツモデルがGTから「 ツアラー」に改称、SXLとXGは廃止された。 4月 - 特別仕様車• 10月 2. 5L 1JZ-GE車に4WDが追加される。 同時に一部改良も実施され、ボディカラーにダークターコイズマイカが追加された他、エレクトロマルチビジョンが2. 5アバンテでもオプション装着可能になり、 2. 5アバンテ、ツアラーV、ツアラーSの木目調パネルがアバンテGと同じツヤありタイプに変更された。 4月 - 特別仕様車• 9月 マイナーチェンジ。 フロントグリル、フロントバンパー下部とバンパーウィンカーの形状、リアコンビネーションランプのデザインが変更される。 CMソングにはのシングルを起用。 12月 - 特別仕様車• 4月 - 特別仕様車• 9月 - 一部改良で運転席エアバッグを全車標準装備。 ダークターコイズマイカのボディカラーを廃止。 エレクトロマルチビジョンがマルチAVステーションに変更。 12月 - 最終特別仕様車• 生産終了。 在庫対応分のみの販売となる。 6代目と入れ替わって販売終了。 他の姉妹車と同じく、人気の高い1JZエンジンを搭載し居住性がよく質感も高く、それでいて量販車種ゆえ価格が下がってきていることから2000年頃から既にチューニングカーのベースとして人気が高い。 6代目(X100系 1996年 - 2001年) [ ] トヨタ・チェイサー(6代目) X100系 販売期間 1996年9月 - 10月 5人 4ドア ディーゼル 型 2. 4L 97ps ガソリン 型 3. 0L 220ps 型 2. 5L 280ps 型 2. 5L 200ps 型 2. 0L 160ps(前期140ps) 型 1. 9月登場。 次期モデルは開発されず、JZX110系マークIIが発売されてからもしばらくは100系のまま販売されていた。 製造は。 この代から衝突安全ボディを採用。 また、がトヨタではこの100系(ツアラー・ルラーン)から初採用されている。 100系チェイサーは3兄弟中、スポーツグレードの「ツアラー」が最も売れたモデルで、ターボ(1JZ-GTE型エンジン)搭載グレード「 ツアラーV」の5速車は売り上げ全体の3割近くを上げることもあった。 ツアラーVは若年層からいまだに強い人気があり、状態のいい物は中古車市場にて高値で取引されている。 100系ではチェイサーのみ1,800cc直列4気筒ハイメカツインカムである型エンジンがラインアップされていた。 一方、特別仕様車としてエクステリアを中心にTRD(・トヨタの特装部門)のエアロパーツなどを装着した「TRDスポーツ」モデルも存在する。 なおラグジュアリーグレードの「アバンテ」も従来通り設定された。 リアシートの居住性はマークIIよりも10mm低いヒップポイントを採用したことでマークIIよりも良好である。 フロントエアコンディショナーにはクラウンに搭載されていたオートスウィング機構が上位グレードに採用された。 4月 - 1,800cc直列4気筒ハイメカツインカムである型エンジン搭載の「ラフィーネ」「XL」を追加。 8月 - 2Lと2. 5Lエンジン搭載車をベースに、アルミホイールや本革巻き操作類を標準装備した「アバンテ・ロードリー」を設定。 1月 - 特別仕様車「アバンテFour・Nパッケージ」、「エキサイティングパッケージ」を設定。 8月 マイナーチェンジ。 リアテールランプが丸型4灯となり、フロントはバンパーとグリルの意匠変更、フォグランプもマルチリフレクター式となった。 ボディにはサイドビームが追加され、衝突安全性が強化されている。 内装ではシートファブリックの柄が変更、ツアラー系のステアリングホイールが4本スポークから3本スポークに変更。 さらに、ツアラーSのみ後継であるX110系に搭載される電子スロットル 並びに5速AT 他グレードのATは4速のまま を先駆けて採用し、安定性と燃費の向上を図った。 ツアラー系のみ特別外板色クリスタルパールマイカ・ 専用スモークメッキフロントグリル・ 専用ファブリックのシート・ドアトリム・コンソール ・木目調パネル・革巻きステアリングを採用し、ラグジュアリー感を高めた特別仕様車 グランドパッケージ追加。 同時に2. 1月 -ツアラー系の特別仕様車として「グランドパッケージ」を設定。 0ツアラー、2. 5ツアラーS、2. 5ツアラーVをベースに、ボディカラーはクリスタルパールマイカを採用し、専用スモークメッキフロントグリル、プライバシーガラス、専用木目調&本革巻きステアリングホイールなどを特別装備する。 8月 -「2. 0アバンテFour」、「2. 5アバンテ」をベースとした 特別仕様車「アバンテロードリー」を設定。 12月 -特別仕様車「2. 0アバンテ・ロードリー」、「2. 5アバンテ・ロードリー」、「2. 0アバンテFour・ロードリー」、「ツアラーS リミテッド」、「ツアラーV リミテッド」を設定。 モデル末期に2L-TE 2. 4ディーゼルターボ 車を廃止• にオーダーストップに伴い生産終了。 以降は在庫対応分のみの販売となる。 に販売終了。 6代24年の歴史に幕を閉じた。 7月に登場したが後継車となる。 1998年8月改良型リア モータースポーツ [ ] に、 JTCC にの後継車両として投入(ただしエクシヴも並行して参戦していた)。 は事実上トヨタ勢のとなったが、チェイサーを駆るが同年のドライバーズチャンピオンを獲得している。 JTCCへの参戦の際のエンジンは、フロントまわりの重量の軽量化やハンドリングの向上を図るためにラインアップに存在しない2,000ccの型を搭載。 フロントミッドシップを可能にするためにボディの骨格・ホイールハウスまで改良を施していた。 ドライブの1998年型「チェイサー」25号車が現在 [ ]、新城工場に展示されている。 また、純正カラーに黒の設定がなく黒系はダークグリーンマイカP. Oしかないため、ブラックにオールペンされている車両も多く、中古市場にも出回っている。 なおJTCCのシリーズ終了後も、チェイサーは(TRD)らの手により度々テスト走行が行われた。 当時の担当エンジニアによれば「クルマの基礎研究みたいなことを研究所のコースやでやっていた」とのことで、その研究成果は当時(JGTC)に参戦していたなどにもフィードバックされたという。 車名の由来 [ ] で「追跡者・狩人」という意味。 グリルエンブレムに盾と弓矢の絵が入っている。 脚注 [ ] []• 『ぼくの日本自動車史』、245頁。 『乗用車 1975-1981』、91頁。 リクルート株式会社 2020年1月13日. 2020年1月13日閲覧。 リクルート株式会社 2020年1月13日. 2020年1月13日閲覧。 もっとも、2010年代には廃車(単純な経年劣化、ドリフト中のクラッシュによる損傷、エコカー補助金など)や中古車輸出などを背景に日本国内の残存数は少なくなりつつある。 リクルート株式会社 2020年1月13日. 2020年1月13日閲覧。 トヨタ自動車株式会社 2020年1月13日. 2020年1月13日閲覧。 - オートスポーツ・2020年4月17日 参考文献 [ ]• 著 『ぼくの日本自動車史』 、第1刷発行、• 自動車史料保存委員会 編 『日本の自動車アーカイヴス 乗用車 1975-1981』 三樹書房、初版発行、 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。
次の販売期間 1977年6月 - 10月 5人 4ドア 2ドア M-EU型 2. 0L 直6 125ps M-U型 2. 0L 直6 110ps 21R-U型 2. 0L 直4 105ps 13T-U型 1. 6月デビュー。 の専売として 、なおかつ同クラスの人気車種だったの対抗馬として開発されたため 、マークIIよりも若いユーザーを狙ったものであった。 歴代唯一の2ドアハードトップも存在した。 当時のテレビCMにはが出演。 マークIIとは異なり2,600ccモデルやディーゼルエンジン、ワゴン、バン、タクシー仕様は設定されなかった。 8月マイナーチェンジ。 エクステリアの意匠変更のほか、ラジオアンテナはリヤウインド貼付式(デフォッガー兼用)に変更。 オプションで衝撃吸収バンパーを設定した。 9月一部改良。 2,000cc4気筒エンジン車が18R-U型から、21R-U型に換装された。 3月一部改良。 2,000cc6気筒のキャブレター仕様が改良され、全グレードで昭和53年排出ガス規制に適合した。 2L 72ps(前期) 型 2. 4L 97ps(後期) ガソリン 型 2. 8L 145ps(前期) 型 2L 160ps(後期) 型 2L 145ps 型 2L 135ps(前期) 型 2L 130ps 型 2L 105ps(前期) 型 1. 8L 95ps(前期) 型 1. 10月登場。 向けに開発されたクレスタも加わりマークII3兄弟と呼ばれるようになった。 2ドアハードトップは消滅し、4ドアセダンと4ドアハードトップのみとなる。 この代から最高級グレードとして、ハーダーサスペンション・タイヤなどが奢られた「 アバンテ」を設定するなど、先代からスポーティー路線を昇華させた。 10月、2,000cc車にターボを追加、一部車種のウィンドーをブロンズガラスに変更された。 CM出演者は先代に引き続き前期のみが出演。 8月、マイナーチェンジ。 フロントワイパーがフルコンシールド化(下級グレードはセミコンシールド)。 これに伴いマークII/クレスタと共にツインカム24車が設定された。 CM出演者がに変更された。 2月、「2000アバンテ ツインカム24」に4速ECT(電子制御オートマチック)が追加。 3代目(X70系 1984年 - 1988年) [ ] トヨタ・チェイサー(3代目) X70系 販売期間 1984年8月 - 8月 5人 4Drハードトップ,4Drオープン M-TEU,1G-EU,1G-GEU,1G-GTEU,1S-U 駆動方式 FR 5MT,4AT ダブルウィッシュボーン 全長 4,630mm 全幅 1,690mm 全高 1,385mm 2,660mm 車両重量 1,300kg チェイサーコンバーチブルTAMA ネッツトヨタ多摩が1987年に販売したオープンカー (5代目) (2代目)• 8月登場。 「 アバンテ」はこの代からラグジュアリー系グレードとなり、同時に4ドアハードトップのみの展開となる。 CM出演者は。 エクステリアはのマークII/クレスタに比べ全長が短く、若干スポーティーなものだったが、マークIIやクレスタと同様の内装の豪華さも特徴であった(ツインカム24のシートは3車共通)。 10月、マークII/クレスタと共に1G-GTEU搭載車「 GTツインターボ」が登場。 ディスクブレーキ径は大型化され、バケットシートが装備された。 電子制御サスのTEMSは搭載していない。 チェイサーのみに「 GTツインターボS」という装備を簡略化した5速MTのみの廉価グレードが存在した(前期型のみ)。 同時に、従来部分強化ガラスであったアバンテ以下のグレードのフロントガラスが合わせガラスに変更される。 8月 マイナーチェンジ。 1G-GEUエンジンの改良、LPGエンジンは3Y-PUに変更、バンパーの大型化、フロントグリルの変更等、装備の充実が図られた。 前期型で好評だったリアコンビネーションランプは小変更にとどめる。 1月 「 ロードリー」発売。 1987年5月 特別仕様車「 アバンテ ロードリー」発売。 1987年8月 特別仕様車「 XGエクストラ」発売。 1987年9月 2L,2L-Tエンジン搭載車昭和61年排出ガス規制適合。 1987年、トヨタオート多摩(現:ネッツトヨタ多摩)がチェイサーをに改造した「チェイサーコンバーチブルTAMA」を発売したが、価格は450万円(アバンテHTツインカム24がベース)とかなり高価だった(同時ににもコンバーチブルを設定)。 1月 特別仕様車「 アバンテ スーパーロードリー」、「アバンテ ロードリー」発売。 1988年4月 特別仕様車「オートエアコン付XGエクストラ」発売。 4代目(X80系 1988年 - 1992年) [ ] トヨタ・チェイサー(4代目) X80系 販売期間 1988年8月 - 10月 5人 4ドアハードトップ 4S-FE,1G-FE,1G-GE,1G-GZE,1G-GTE,7M-GE,1JZ-GE,1JZ-GTE 駆動方式 FR 5MT,4AT 前マクファーソンストラット 後ダブルウィッシュボーン 全長 4,690mm 全幅 1,695mm 全高 1,375mm 2,680mm 車両重量 1,480kg (6代目) (3代目)• 8月登場。 電動スライドアウトヒーターコントロールパネル・サテライトオーディオスイッチ(81専用設計オーディオのみ対応)・ドアミラー脇ワイパー・超音波雨滴除去ドアミラー・リアシート座面部のレバーでリアヘッドレストが自動可倒する機能など至れり尽くせりな気配り装備を満載していた。 この代よりガソリンエンジンが全てDOHC化。 マークIIとの違いに斜め格子のフロントグリルや横一文字のリアコンビネーションランプを採用するスタイリッシュな4ドアハードトップとして登場した。 先代までスポーティーさを売りにしていたチェイサーだったが、この代から一転して上品さをアピールするようになる。 その一方で動力性能はそこそこで価格を抑えながらも、高級感は失いたくないユーザー向けに、1,800cc4S-FEエンジンを搭載したチェイサー専用の上級グレード「 ラフィーネ」を設定。 このラフィーネ設定の背景にはのセダンラインナップ(チェイサーの下はスプリンター)の少なさをカバーする狙いもある。 グレードは下からXL/XG/ラフィーネ(4気筒エンジン)、SXL/アバンテ/アバンテG・スーパーチャージャー/GTツインターボ(6気筒エンジン)。 教習車仕様も引き続き設定され、4気筒エンジン(1. 8Lガソリン・2000LPG・2400ディーゼル)がそれぞれ搭載され、同時に教習車仕様はこの代が最後になった。 教習車仕様の後継は• 8月には3,000cc(7-GE)車「 3. 0アバンテG」が追加される。 従来からの4輪ESC()の他にも標準で装着された(2. 0アバンテG・スーパーチャージャーにも・4-ESCの設定がある)。 10月 - 特別仕様車「アバンテ・ロードリー」発売。 4月 特別仕様車「 アバンテロードリーパールマイカバージョン」発売。 1990年8月 マイナーチェンジでワイドボディ車を追加。 外観のリフレッシュによりヘッドライトに二重レンズを採用し、Cピラーのエンブレムを追加。 5月 特別仕様車「アバンテ・ロードリー(AVANTE LORDLY)」発売。 アバンテをベースにした2L、2. 5Lの特別仕様車。 15インチアルミホイール、カラードフロントスポイラー(2L)、ワイヤレスドアロックコントロール 2. 5L などが特別装備されている。 12月 - 特別仕様車「ラフィーネサルーン」発売。 ラフィーネグレードの1. 8Lガソリン、2. 4Lディーゼルターボをベースにする特別仕様車。 ボディカラーに、スーパーホワイトを採用し、ドアロックリモートコントロール、車速感知付きドアロック、アルミホイールなどが特別装備されている。 5月 特別仕様車「アバンテ・ロードリー(AVANTE LORDLY)」、「アバンテ Lパッケージ」発売。 ロードリーは、15インチアルミホイール、カラードフロントスポイラー、本革巻きステアリングなどを、Lパッケージは、テレスコピック機能付きステアリングなどを特別装備する。 9月 生産終了。 在庫対応分のみの販売となる。 10月 5代目にバトンタッチして販売終了。 10月登場。 全車3ナンバーとなる。 CM出演者は小説家の(前期型のみ)。 エンジンはガソリン車が3. 0L 2JZ-GE、2. 5L 1JZ-GTEと1JZ-GE、2. 0L 1G-FE、1. 8L 4S-FE、ディーゼル車が2. 4L 2L-TEである。 スポーツモデルがGTから「 ツアラー」に改称、SXLとXGは廃止された。 4月 - 特別仕様車• 10月 2. 5L 1JZ-GE車に4WDが追加される。 同時に一部改良も実施され、ボディカラーにダークターコイズマイカが追加された他、エレクトロマルチビジョンが2. 5アバンテでもオプション装着可能になり、 2. 5アバンテ、ツアラーV、ツアラーSの木目調パネルがアバンテGと同じツヤありタイプに変更された。 4月 - 特別仕様車• 9月 マイナーチェンジ。 フロントグリル、フロントバンパー下部とバンパーウィンカーの形状、リアコンビネーションランプのデザインが変更される。 CMソングにはのシングルを起用。 12月 - 特別仕様車• 4月 - 特別仕様車• 9月 - 一部改良で運転席エアバッグを全車標準装備。 ダークターコイズマイカのボディカラーを廃止。 エレクトロマルチビジョンがマルチAVステーションに変更。 12月 - 最終特別仕様車• 生産終了。 在庫対応分のみの販売となる。 6代目と入れ替わって販売終了。 他の姉妹車と同じく、人気の高い1JZエンジンを搭載し居住性がよく質感も高く、それでいて量販車種ゆえ価格が下がってきていることから2000年頃から既にチューニングカーのベースとして人気が高い。 6代目(X100系 1996年 - 2001年) [ ] トヨタ・チェイサー(6代目) X100系 販売期間 1996年9月 - 10月 5人 4ドア ディーゼル 型 2. 4L 97ps ガソリン 型 3. 0L 220ps 型 2. 5L 280ps 型 2. 5L 200ps 型 2. 0L 160ps(前期140ps) 型 1. 9月登場。 次期モデルは開発されず、JZX110系マークIIが発売されてからもしばらくは100系のまま販売されていた。 製造は。 この代から衝突安全ボディを採用。 また、がトヨタではこの100系(ツアラー・ルラーン)から初採用されている。 100系チェイサーは3兄弟中、スポーツグレードの「ツアラー」が最も売れたモデルで、ターボ(1JZ-GTE型エンジン)搭載グレード「 ツアラーV」の5速車は売り上げ全体の3割近くを上げることもあった。 ツアラーVは若年層からいまだに強い人気があり、状態のいい物は中古車市場にて高値で取引されている。 100系ではチェイサーのみ1,800cc直列4気筒ハイメカツインカムである型エンジンがラインアップされていた。 一方、特別仕様車としてエクステリアを中心にTRD(・トヨタの特装部門)のエアロパーツなどを装着した「TRDスポーツ」モデルも存在する。 なおラグジュアリーグレードの「アバンテ」も従来通り設定された。 リアシートの居住性はマークIIよりも10mm低いヒップポイントを採用したことでマークIIよりも良好である。 フロントエアコンディショナーにはクラウンに搭載されていたオートスウィング機構が上位グレードに採用された。 4月 - 1,800cc直列4気筒ハイメカツインカムである型エンジン搭載の「ラフィーネ」「XL」を追加。 8月 - 2Lと2. 5Lエンジン搭載車をベースに、アルミホイールや本革巻き操作類を標準装備した「アバンテ・ロードリー」を設定。 1月 - 特別仕様車「アバンテFour・Nパッケージ」、「エキサイティングパッケージ」を設定。 8月 マイナーチェンジ。 リアテールランプが丸型4灯となり、フロントはバンパーとグリルの意匠変更、フォグランプもマルチリフレクター式となった。 ボディにはサイドビームが追加され、衝突安全性が強化されている。 内装ではシートファブリックの柄が変更、ツアラー系のステアリングホイールが4本スポークから3本スポークに変更。 さらに、ツアラーSのみ後継であるX110系に搭載される電子スロットル 並びに5速AT 他グレードのATは4速のまま を先駆けて採用し、安定性と燃費の向上を図った。 ツアラー系のみ特別外板色クリスタルパールマイカ・ 専用スモークメッキフロントグリル・ 専用ファブリックのシート・ドアトリム・コンソール ・木目調パネル・革巻きステアリングを採用し、ラグジュアリー感を高めた特別仕様車 グランドパッケージ追加。 同時に2. 1月 -ツアラー系の特別仕様車として「グランドパッケージ」を設定。 0ツアラー、2. 5ツアラーS、2. 5ツアラーVをベースに、ボディカラーはクリスタルパールマイカを採用し、専用スモークメッキフロントグリル、プライバシーガラス、専用木目調&本革巻きステアリングホイールなどを特別装備する。 8月 -「2. 0アバンテFour」、「2. 5アバンテ」をベースとした 特別仕様車「アバンテロードリー」を設定。 12月 -特別仕様車「2. 0アバンテ・ロードリー」、「2. 5アバンテ・ロードリー」、「2. 0アバンテFour・ロードリー」、「ツアラーS リミテッド」、「ツアラーV リミテッド」を設定。 モデル末期に2L-TE 2. 4ディーゼルターボ 車を廃止• にオーダーストップに伴い生産終了。 以降は在庫対応分のみの販売となる。 に販売終了。 6代24年の歴史に幕を閉じた。 7月に登場したが後継車となる。 1998年8月改良型リア モータースポーツ [ ] に、 JTCC にの後継車両として投入(ただしエクシヴも並行して参戦していた)。 は事実上トヨタ勢のとなったが、チェイサーを駆るが同年のドライバーズチャンピオンを獲得している。 JTCCへの参戦の際のエンジンは、フロントまわりの重量の軽量化やハンドリングの向上を図るためにラインアップに存在しない2,000ccの型を搭載。 フロントミッドシップを可能にするためにボディの骨格・ホイールハウスまで改良を施していた。 ドライブの1998年型「チェイサー」25号車が現在 [ ]、新城工場に展示されている。 また、純正カラーに黒の設定がなく黒系はダークグリーンマイカP. Oしかないため、ブラックにオールペンされている車両も多く、中古市場にも出回っている。 なおJTCCのシリーズ終了後も、チェイサーは(TRD)らの手により度々テスト走行が行われた。 当時の担当エンジニアによれば「クルマの基礎研究みたいなことを研究所のコースやでやっていた」とのことで、その研究成果は当時(JGTC)に参戦していたなどにもフィードバックされたという。 車名の由来 [ ] で「追跡者・狩人」という意味。 グリルエンブレムに盾と弓矢の絵が入っている。 脚注 [ ] []• 『ぼくの日本自動車史』、245頁。 『乗用車 1975-1981』、91頁。 リクルート株式会社 2020年1月13日. 2020年1月13日閲覧。 リクルート株式会社 2020年1月13日. 2020年1月13日閲覧。 もっとも、2010年代には廃車(単純な経年劣化、ドリフト中のクラッシュによる損傷、エコカー補助金など)や中古車輸出などを背景に日本国内の残存数は少なくなりつつある。 リクルート株式会社 2020年1月13日. 2020年1月13日閲覧。 トヨタ自動車株式会社 2020年1月13日. 2020年1月13日閲覧。 - オートスポーツ・2020年4月17日 参考文献 [ ]• 著 『ぼくの日本自動車史』 、第1刷発行、• 自動車史料保存委員会 編 『日本の自動車アーカイヴス 乗用車 1975-1981』 三樹書房、初版発行、 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。
次の1996年10~2001年10月まで販売されたJZX100系チェイサーツアラーV。 FRで280ps/38. 5kgmを発生する1JZ-GTE型2. 5L、直6エンジンに5速MT(4速ATもあり)ということで人気に火が付いた 相変わらず人気の高いJZX100系ツアラーV。 ツアラーVの中古車は近い将来、「極度のタマ不足」と「相場高騰」というダブルパンチを食らってしまう可能性もあるという。 そのあたりの事情と、これからJZX100系チェイサーツアラーVを購入する人へのアドバイスを、20年以上の歴史を誇る専門店「CAR工房」の代表取締役社長、長谷川 茂さんに聞いた。 国内外を問わず、今なお人気です。 いわゆるドリ車のなかで、4ドアセダンに限って言えばJZX100系の人気はダントツですし、2ドア車を含めた全体のなかでもトップクラスだと言えるでしょう。 これは、ドリフトを熱心にやってらっしゃる人もいますし、「自分ではやらないけど、ドリフトに憧れてる」という方もいます。 また「このカタチがカッコいいと思ったから」というシンプルな理由でお買いになる若い方も近頃は多いですね。 そしてお若い方々とは別に、最近は「復活組」も増えてきています。 若い頃は、それこそ新車当時の5代目JZX90系や6代目JZX100系でアツい走りをしていたものの、その後はご結婚されたり、お子さんが生まれたりで、走り系のクルマからは離れていた。 しかし今、子育てなども一段落したことで「もう一度走りたい……!」と思うようになり、当店などでFRのスポーツセダンを買われる40代ぐらいの人が増加中なんですよ。 ちなみに1JZ-GTEエンジンならではの「音」も、皆さんクセになるようですね。 もちろん私も、あの音は大好きです。 5速MTに換装(公認済み)。 気持ちはわかるような気がします。 ところで先ほど「国内外を問わず」とおっしゃっていましたが、ツアラーVは海外でも人気なんですか? 長谷川社長 全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)の影響を受けて始まったFormula Drift(通称フォーミュラD)の関係で、特にアメリカでは人気ですし、そういった先進国だけでなくモンゴルでも、JZX100系は人気なんですよ。 例えばATから5速MTに換装する際に使うプロペラシャフトなどですね。 まぁプロペラシャフトなんかは、ないならば作ればいいだけなので問題ないのですが……。 メインコンピューターの多くは液ダレを起こし始めていて、それが原因のハンチングやエアコンの誤作動などが多発しています。 このメインコンピューターは、基盤が壊れてしまってからでは修理不能ですので、正常に機能しているうちにリフレッシュ作業を施してやるのがお薦めです。 あとサブスロットルコンピューターは、もはや新品部品としては出ないのですが、これの劣化によって「TRC」や「ETCS」の警告灯がついてしまったりする不具合が多発しています。 これも納車時に、当社のような専門店でリフレッシュ作業をするのがお薦めですね。 こういった世代のクルマは、購入時に多少のお金をプラスしてでもきちんと整備したほうが、結果的には安上がりなんですよ。 「壊れたら直す」というのではなく「早め早めのケア」を、私としては強くお薦めしたいですね。 ところで先ほど「JZX100系チェイサーツアラーVは海外でも人気」という話を聞きましたが、今後は例の「25年ルール」の関係で、JZX100系ツアラーVの相場も暴騰する可能性はありますか? 長谷川社長 そう! それは私も言いたかったことです。 来年、つまり2021年には最初期の1996年式チェイサーツアラーVが北米で輸入できるようになります。 そして日本に駐在している英米人で、2年後ぐらいに帰国する予定の人のなかには「JZX100系のチェイサーツアラーVを国に持って帰るつもりだ」のような感じで最近、1997年式の中古車を探し始めている人もいます。 つまり、現在は150万~250万円ぐらいで探せるX100系ツアラーVが、数年後には300万円か400万円、下手をすれば「500万円以上!」みたいな相場になってしまうかもしれないのです。 長谷川社長 先ほども申し上げたとおり、どこまで上がるかはわかりません。 もしかしたら、小規模な高騰で済む可能性もあります。 しかし少なくとも断言できるのは「来年以降、JZX100系チェイサーツアラーVの相場が上がる」ということです。 それゆえ、決して商売上のポジショントークではなく本心から、「JZX100系を買うなら今のうちですよ!」と申し上げたいですね。 今や希少な「大排気量ターボエンジンを搭載した5速MTのFRセダン」ということで、さまざまな意味での価値は今後上がっていくいっぽうだと思われるJZX100系のトヨタチェイサーツアラーV。 もしも買うのであれば、「早め」であるに越したことはなさそうだ。 上の写真をクリックするとチェイサーツアラーVの中古車情報が見られます!
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