日立 ハイテク 九州。 300億円投じ国内に半導体装置の新工場、日立ハイテクの勝算|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

300億円投じ国内に半導体装置の新工場、日立ハイテクの勝算|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

日立 ハイテク 九州

日立ハイテク九州は医用分析装置を製造する会社で約115名の社員が働いています。 設立直後に新設された設計部は少数精鋭で7名。 その中で電気設計を担っているのは現在私1人です。 私は元々地元が九州で、大学卒業後スイッチング電源を扱うメーカーで電気設計を行っていました。 ある時、新潟に異動になり家族で住まいを移していたのですが、妻と話し合い「やはり故郷である九州に戻りたいね」と地元で働く決断をしました。 日立ハイテクは以前から知っており「グループ全体の業績が安定して伸びている企業」というイメージでした。 さらにインターネットで情報収集すると九州にグループ会社を新設することを知り、非常に興味を惹かれました。 日立グループということで人を大切に育てる点や、様々なバックボーンを持つ人材が集まっている企業だと分かり、ここで電気回路の知識、経験を活かしていきたいと思ったんです。 中途入社者に対する研修も手厚いと思います。 入社後はまず日立ハイテク那珂事業所で医用分析装置の成り立ちから教わりました。 専門性が高い分野なのですが、電気回路設計の基礎知識をベースにスムーズに覚えることができました。 周りの人たちの手厚いサポートも有り難かったですね。 先にお話しした通り、設計部は7名で全員が各分野のプロフェッショナルであり、一つのチームでもあります。 縦割りの面倒な手続きなどがなく、意思決定もスムーズで常に連携しながら仕事が進められます。 私は現在、医用・分析機器の試験管などの搬送装置である検体搬送装置の電気設計を主務としています。 プリント基板設計、ハーネス設計、部品選定などにも携わり、これまでまったく経験したことのない、3DCADを使った機械・機構設計にも一部携わることができています。 また、現地のサプライヤーから部品を調達するので、調達担当の方と一緒にサプライヤーを回りながら技術的なサポートを行っています。 価格交渉などの折衝を傍で見ることで勉強になることもたくさんあります。 日立ハイテク九州に入社して実感しているのは完成品が医療機器なので、「自分の仕事が確実に社会で役立っている」ということ。 使うシーンがイメージできるのはやはりモチベーションがあがりますね。 これまで日立ハイテク九州では日立ハイテク那珂事業所の仕様書をベースに、九州エリアのサプライヤーから部品を調達して医用の分析機器を作っていました。 これは一言でいうと既存のものを「早く、安く、安定して」作る最良の方法でした。 しかし、2016年10月には日立ハイテク九州内で設計部が設立され「ハイテク九州から最高の製品を生み出していく」という考えのもと、徐々に設計機能を移管しています。 部長の山口も2020年には独自製品を出したい!と意気込んでいるので、私達が仕様を決め、自ら設計した製品が世の中に出回る日もそう遠くはありません。 月並みですが、日立ハイテク九州はとてもアットホームな企業だと思います。 地元のお祭りには家族を含めて100名ほどが参加して楽しみましたし、会社見学では子供たちに普段の仕事場を見せることができ親子共々充実した日になりました。 日立ハイテク九州はまだ設立間もない企業ではありますが、革新を生み出し他社に先駆けようとする熱意を既に持ち合わせており、自分のアイデアを発揮できる小回りの良さもあります。 そして自由でフラットな組織とオープンで親密な社風が強みだと思います。 まさに今から、どんどん面白くなる会社ですから、自ら新製品を生み出したいと考えている人には、最適のタイミングと環境だと思います。

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日立ハイテク(旧:日立ハイテクノロジーズ) 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork(旧:Vorkers)

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日立ハイテク九州は医用分析装置を製造する会社で約115名の社員が働いています。 設立直後に新設された設計部は少数精鋭で7名。 その中で電気設計を担っているのは現在私1人です。 私は元々地元が九州で、大学卒業後スイッチング電源を扱うメーカーで電気設計を行っていました。 ある時、新潟に異動になり家族で住まいを移していたのですが、妻と話し合い「やはり故郷である九州に戻りたいね」と地元で働く決断をしました。 日立ハイテクは以前から知っており「グループ全体の業績が安定して伸びている企業」というイメージでした。 さらにインターネットで情報収集すると九州にグループ会社を新設することを知り、非常に興味を惹かれました。 日立グループということで人を大切に育てる点や、様々なバックボーンを持つ人材が集まっている企業だと分かり、ここで電気回路の知識、経験を活かしていきたいと思ったんです。 中途入社者に対する研修も手厚いと思います。 入社後はまず日立ハイテク那珂事業所で医用分析装置の成り立ちから教わりました。 専門性が高い分野なのですが、電気回路設計の基礎知識をベースにスムーズに覚えることができました。 周りの人たちの手厚いサポートも有り難かったですね。 先にお話しした通り、設計部は7名で全員が各分野のプロフェッショナルであり、一つのチームでもあります。 縦割りの面倒な手続きなどがなく、意思決定もスムーズで常に連携しながら仕事が進められます。 私は現在、医用・分析機器の試験管などの搬送装置である検体搬送装置の電気設計を主務としています。 プリント基板設計、ハーネス設計、部品選定などにも携わり、これまでまったく経験したことのない、3DCADを使った機械・機構設計にも一部携わることができています。 また、現地のサプライヤーから部品を調達するので、調達担当の方と一緒にサプライヤーを回りながら技術的なサポートを行っています。 価格交渉などの折衝を傍で見ることで勉強になることもたくさんあります。 日立ハイテク九州に入社して実感しているのは完成品が医療機器なので、「自分の仕事が確実に社会で役立っている」ということ。 使うシーンがイメージできるのはやはりモチベーションがあがりますね。 これまで日立ハイテク九州では日立ハイテク那珂事業所の仕様書をベースに、九州エリアのサプライヤーから部品を調達して医用の分析機器を作っていました。 これは一言でいうと既存のものを「早く、安く、安定して」作る最良の方法でした。 しかし、2016年10月には日立ハイテク九州内で設計部が設立され「ハイテク九州から最高の製品を生み出していく」という考えのもと、徐々に設計機能を移管しています。 部長の山口も2020年には独自製品を出したい!と意気込んでいるので、私達が仕様を決め、自ら設計した製品が世の中に出回る日もそう遠くはありません。 月並みですが、日立ハイテク九州はとてもアットホームな企業だと思います。 地元のお祭りには家族を含めて100名ほどが参加して楽しみましたし、会社見学では子供たちに普段の仕事場を見せることができ親子共々充実した日になりました。 日立ハイテク九州はまだ設立間もない企業ではありますが、革新を生み出し他社に先駆けようとする熱意を既に持ち合わせており、自分のアイデアを発揮できる小回りの良さもあります。 そして自由でフラットな組織とオープンで親密な社風が強みだと思います。 まさに今から、どんどん面白くなる会社ですから、自ら新製品を生み出したいと考えている人には、最適のタイミングと環境だと思います。

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「日立ハイテクサイエンス」の代理店・取扱店

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は31日、約5300億円を投じ、上場子会社で医療装置などを手がける日立ハイテクノロジーズを完全子会社化すると発表した。 日立ハイテクは医療装置や半導体装置を手がける。 日立の小島啓二副社長は「(完全子会社化でハイテクの)すべての事業で最適化を進める。 聖域は設けない」と述べ、日立本体とのシナジーが見込めない事業を売却する可能性なども示唆した。 主なやりとりは次の通り。 「デジタル化の時代に日立ハイテクと連携するうえで、意思決定のスピードを高める必要があった。 完全子会社化で医療分野など連携を強化していく。 最初に日立ハイテクに意向を伝えたのは約1年前。 妥当性をどう考えますか。 「ファイナンシャルアドバイザー(FA)とも検討し、ハイテクの事業計画などを考慮した上で判断した。 「半導体はボラティリティー(変動率)が下がっている。 今は半導体で『微細化』など技術が進歩しているので、汎用品化する分野ではない」 「日立ハイテクは、半導体大手メーカーの米インテルや台湾積体電路製造(TSMC)と取り組んでいるので、状況を見た上で強化策をつくっていく。 「基本的な技術は日立ハイテクの分析技術になる。 それとルマーダを組み合わせて、どうシナジーを出せるか総合的に判断している。 半導体に限らず、すべての事業で最適化を進める。 「日立ハイテクの人材は現場に強く、市場の開拓力がある。 部材の調達など日立とハイテクで共通している部門は一緒にする。 「(完全子会社化の案は)日立ハイテクの取締役会を通った。 第三者委員会を設立するので(少数株主の利益を損なう)懸念はない」 (佐藤雅哉).

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