厚手の鋳鉄製フライパン「スキレット」で日々料理するようになった。 使って感動したのが、食材を焼くだけでおいしくなること。 スキレットの素材である鋳鉄の性質は熱伝導率の高さ。 私が購入したものは厚さが5ミリもあり、食材のうまみを芯から引き出してくれる。 また厚みがあるため温まると冷めにくい。 見栄えもいいので、そのままテーブルに出せ、アツアツ料理を食べることができる。 ただその分重い。 内径で15. 5センチ。 小ぶりだが手軽に使える。 今度は何を焼いてみようかと日々試している。 料理はシンプルなほど素材の味を生かすことができ、手間も少ない。 最近のお気に入りが、キャベツ焼き。 焼くだけでごちそうになるおいしさなのだ。 ごま油で焼き、塩とごま油をかけただけだが、甘くなったキャベツ焼きとの相性が抜群だった。 先日、スーパーで唐揚げを買ってきて温めるのに、スキレットを火にかけて熱くなってから焼いて温め直したら、びっくりのふわふわジューシー唐揚げになった。 冷めた餃子もおいしく焼ける。 こうして道具を変えるだけで、いつもの料理が違う味になることがある。 すると、ついつい新しい鍋、フライパン、調理家電とほしくなる。 置く場所にも困るし、なくても料理するには困らないものもあるけれど、やっぱりおいしく仕上がった時の喜びと、みんなの笑顔は格別だったりする。 また今日も何を作ろうかと、憂鬱で面倒な気持ちになるのが、フライパン一つで、キッチンに立ちたくなるのなら、とっても安い買い物なのだ。 と、いつも、そう思ってネットショップの購入ボタンを押している自分がいる…。
次の鍋に湯を沸かして酢を入れる。 そこに卵を割り入れ、白身が固まったら冷水に取り、キッチンペーパーで水分を取る。 ボウルにAを入れ、湯煎をしながらもったりとするまで混ぜる。 バターを電子レンジ600Wで30秒ほど加熱して溶かし、少しずつ加えながら混ぜる。 同じフライパンでキャベツに焼き色がつくまでフタをして弱火で両面焼く。 ソースをかけ、ブラックペッパーをふる。 シンプルに焼くだけで充分においしい春キャベツ。 甘みを引き出すためのコツは、時間をかけてじっくりと火を通すこと。 キャベツの水分で蒸し焼きにする事で甘みが増すのだ。 キャベツが旬の今こそ、ぜひチャレンジしてほしい焼きキャベツアレンジ。 さっそく今日のおつまみにいかが? フリーアナウンサー/和酒コーディネーター テレビ、ラジオなど各媒体で活躍する一方、日本の食や和酒の魅力発信を積極的に行い、大切さ、楽しみ方を伝えている。 フィールドワークを信条とし、全国の田んぼや酒蔵に300回以上足を運ぶ。 Club Gastronomic Sake主宰。 女性向け日本酒本「日本酒日和」(舵社)監修。 日本酒造青年協議会「酒サムライ」叙任。 芸人でありながら趣味の料理が高じ、フードコーディネーター・野菜ソムリエ・食育インストラクター・BBQ インストラクター等の料理関係の資格を取得。 テレビ朝日【「ぷっ」すま】の『第2回芸能界お抱えシェフ-1グランプリ』では「大根のフルコース」、またTBS【爆問パニックフェイス!】の『凄腕料理芸人チャーハン対決』では「香り豊かなアナゴのチャーハン」を披露し、それぞれ優勝を果たす。 江戸懐石近茶流嗣家(きんさりゅうしか)/「柳原料理教室」副主宰 1979年生まれ。 江戸懐石近茶流嗣家(きんさりゅうしか)。 東京農業大学で発酵食品学を学んだのち、小豆島の醤油会社やオランダの帆船でのキッチンクルーとして勤務。 現在は東京・赤坂の「柳原料理教室」にて、近茶流宗家である父・一成と共に、日本料理・懐石料理を指導。 江戸時代の食文化の研究、継承をライフワークとする。 2015年文化庁文化交流使に任命され、約3カ月諸外国を回って英語で日本料理を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。 NHKの大河ドラマ『龍馬伝』や時代ドラマ『みをつくし料理帖』の料理監修、料理考証も担当。 平成30年度、農林水産省・日本食普及親善大使に任命される。 趣味は茶道とクレー射撃。 フードアクティビスト/馬場企画 代表取締役編集者&ライター 食専門誌から一般誌、新聞、書籍、Webなど多方面の媒体を主戦場に、「調理の仕組みと科学」「食文化」「食から見た地方論」など幅広く執筆、編集を行う。 テレビ、ラジオなどでは飲食店や生産地についての知見を踏まえた、食トレンド/ニュース解説も。 近著に『家で肉食を極める! 肉バカ秘蔵レシピ 大人の肉ドリル』(マガジンハウス)ほか、自身も参加する調理ユニット「給食系男子」名義で企画・構成を手がけた『家メシ道場』『家呑み道場』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はシリーズ10万部を突破。 最新刊に『新しい卵ドリル』(マガジンハウス)も。 編集者/著述家 大阪・岸和田生まれ。 神戸大卒。 『Meets Regional(ミーツ・リージョナル)』元編集長/日本文藝家協会会員/神戸松蔭女子学院大教授 京阪神エルマガジン社にて1989年「ミーツ・リージョナル」誌を立ち上げる。 93年~05年編集長。 「西の旅」編集長、取締役編集本部長を歴任した。 06年には編集・出版集団140Bを大阪・中之島に設立。 現在は雑誌、新聞、テレビ、ラジオなどで活躍している。 著者は『有次と庖丁』(新潮社)、『飲み食い世界一の大阪』(ミシマ社)、『濃い味、うす味、街のあじ。 』(140B)ほか。 2017年3月7日に新刊『いっとかなあかん店 大阪』、8月7日に『いっとかなあかん 神戸』(ともに140B)が出たばかり。 DJ/プロデューサー 1966年7月6日生まれ。 京都市出身。 97年秋『The Fantastic Plastic Machine』でデビュー以来、オリジナルアルバム他、アーティストのプロデュース、リミックスなど多数のアーティストの作品も手掛ける。 グルメ通としても知られており、全国各地を網羅する情報量を持つ。 コロムビア、avex、インディーズ時代のレア音源、新曲を含むレーベルの枠を越えた20周年の集大成とも言えるベストアルバム『Moments』がavexより発売中。 fpmnet.
次の厚手の鋳鉄製フライパン「スキレット」で日々料理するようになった。 使って感動したのが、食材を焼くだけでおいしくなること。 スキレットの素材である鋳鉄の性質は熱伝導率の高さ。 私が購入したものは厚さが5ミリもあり、食材のうまみを芯から引き出してくれる。 また厚みがあるため温まると冷めにくい。 見栄えもいいので、そのままテーブルに出せ、アツアツ料理を食べることができる。 ただその分重い。 内径で15. 5センチ。 小ぶりだが手軽に使える。 今度は何を焼いてみようかと日々試している。 料理はシンプルなほど素材の味を生かすことができ、手間も少ない。 最近のお気に入りが、キャベツ焼き。 焼くだけでごちそうになるおいしさなのだ。 ごま油で焼き、塩とごま油をかけただけだが、甘くなったキャベツ焼きとの相性が抜群だった。 先日、スーパーで唐揚げを買ってきて温めるのに、スキレットを火にかけて熱くなってから焼いて温め直したら、びっくりのふわふわジューシー唐揚げになった。 冷めた餃子もおいしく焼ける。 こうして道具を変えるだけで、いつもの料理が違う味になることがある。 すると、ついつい新しい鍋、フライパン、調理家電とほしくなる。 置く場所にも困るし、なくても料理するには困らないものもあるけれど、やっぱりおいしく仕上がった時の喜びと、みんなの笑顔は格別だったりする。 また今日も何を作ろうかと、憂鬱で面倒な気持ちになるのが、フライパン一つで、キッチンに立ちたくなるのなら、とっても安い買い物なのだ。 と、いつも、そう思ってネットショップの購入ボタンを押している自分がいる…。
次の