手足 口 病 いつから うつる。 手足口病の潜伏期間は?うつるの?感染しないようにするには?

手足口病の時お風呂はいつから大丈夫?うつることはある?

手足 口 病 いつから うつる

手足口病とは Q1 手足口病とはどのような病気ですか? A1 手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。 子どもを中心に、主に夏に流行します。 病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、その他、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。 Q2 どのようにして感染するのですか? A2 感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染することです)が知られています。 特に、この病気にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。 理由は、子ども達同士の生活距離が近く、濃厚な接触が生じやすい環境であることや、衛生観念がまだ発達していないことから、施設の中で手足口病の患者が発生した場合には、集団感染が起こりやすいためです。 また、乳幼児では原因となるウイルスに感染した経験のない者の割合が高いため、感染した子どもの多くが発病します。 Q3 どのような症状が出ますか? A3 感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。 発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。 ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。 しかし、まれですが、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。 (特にEV71に感染した場合には、他のウイルスによる手足口病と比べて、中枢神経系の合併症を引き起こす割合が高いことが明らかとなっています。 )また、手足口病の典型的な症状がみられずに重症になることもありますので、注意が必要です。 手足口病にかかったこどもの経過を注意深く観察し、合併症に注意をする必要があります。 予防対策について Q4 感染しないようにするために、どのようなことに注意すればよいですか? A4 手足口病には有効なワクチンはなく、また手足口病の発病を予防できる薬もありません。 治った後でも、比較的長い期間、便などからウイルスが排泄されることがあります。 また、感染しても発病はせず、ウイルスを排泄している場合があります。 これらのことから、発病した人だけを長期間隔離しても有効な感染対策とはならず、現実的でもありません。 前述したように、衛生観念がまだ発達していない乳幼児の集団生活施設では、施設内での感染の広がりを防ぐことは難しいです。 しかし、手足口病は、発病しても、軽い症状だけで治ってしまうことがほとんどであるという意味で、感染してはいけない特別な病気ではありません。 これまでほとんどの人が子どもの間にかかって、免疫をつけてきた感染症です。 一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理することです。 特に、保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員とこども達が、しっかりと手洗いをすることが大切です。 特におむつを交換する時には、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。 手洗いは流水と石けんで十分に行ってください。 また、タオルの共用はしてはいけません。 手足口病は、治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄されますし、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。 国内及び世界の発生状況について Q6 日本での発生状況は? A6 毎年、夏を中心として発生し、7月下旬に流行のピークを迎えます。 過去10年間では、平成23年に最大の流行が発生しましたが、平成25年はそれに次ぐ規模の流行となっており、注意が必要です。 手足口病は、ほとんどの場合、軽症で治りますが、重症化する割合が高いといわれているEV71による手足口病も流行していますから、しっかりと経過観察をする必要があります。 Q7 世界での発生状況は? A7 手足口病は、世界中で日本と同様子どもを中心にみられる病気です。 温帯地域では、主に夏に発生します。 EV71による手足口病の流行は、これまでにも、アジア各国で報告されています。 マレーシア、台湾、中国、カンボジア、ベトナムなどでは、近年、EV71による手足口病の大きな流行が報告されています。

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手足口病の潜伏期間・感染期間 いつまでうつるか

手足 口 病 いつから うつる

もくじ• 手足口病とは 手足口病は、 口の中や手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。 子供に多く、患者の約9割が5歳未満の子供です。 夏に流行のピークを迎え、一度なっても再びうつってしまうこともある、厄介な病気です。 原因は、コクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)、コクサッキーウイルスA10などが体内に侵入することによるもの。 エンテロウイルスやコクサッキーウイルスはノンエンベロープウイルスとよばれ、アルコール消毒剤や熱に対する抵抗力が高いことで有名です。 せきやくしゃみによる飛沫感染や接触感染でうつるので、保育園など集団生活の場で広がりやすいのが特徴です。 手足口病の症状 子供が手足口病に感染した時にみられる症状です。 感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などにぶつぶつと2~3mmの水疱性発疹が出ます。 発疹が現れる部位にちなんで「手足口病」というんですね。 発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどで、高熱が続くことは通常はありません。 そして、 数日間のうちに自然に治る病気です。 1~2ヶ月後に手足の爪がはがれる場合がありますが、すぐに新しい爪が生えてくるので心配はいりません。 手足口病にかかったら気をつけること 手足口病が重症化することはほとんどないといわれていますが、稀に重症化すると次のような可能性があります。 髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。 特にEV71に感染した場合には、他のウイルスによる手足口病と比べて、中枢神経系の合併症を引き起こす割合が高いといわれています。 ママが子供の様子を注意深く観察し、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこがでない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐにお医者さんに診てもらいましょう。 また、口の中に水疱ができると、痛くて食べられなかったり飲めなかったりするので脱水症状になってしまう可能性がありますので、水分補給には特に気を付けてください。 手足口病にかかったときの対処法 手足口病にかかった時の対処法です。 手足口病には、ワクチンや薬はありません。 病院に行って処方されるのは、解熱鎮痛剤や軟膏などの対処療法的な薬なので、自分の体力で治すしかありません。 でも、口の中のブツブツは痛いので、食べ物や飲み物には気を遣ってあげましょう。 ゼリーやおかゆなどののど越しの良いもの、熱いものよりは冷たいもの、酸味や塩気を避けるなどの工夫をしてあげましょう。 子供が手足口病になった時に知りたいあれこれ 子供が手足口病になった時に知りたいちょっとしたあれこれをまとめました。 ・お風呂は入っていいの? 手足口病は接触感染する病気なので、湯船につかることは避けた方がよいでしょう。 ですが、お風呂そのものが手足口病を悪化させるというわけではないので、高熱でない限りシャワーで済ませたり、どうしても湯船に入りたい場合は家族で一番最後に入るなど配慮をすれば大丈夫です。 ただし、タオルの共用はやめましょう。 ・プールはいつから入れる? 手足口病は、回復してから2~4週間経っても便の中にウイルスが排出され、また水疱が消えた後でも感染力が10日は残っているという長期にわたる病気です。 症状が出ている間が感染力の強いピークですが、かかりつけのお医者さんに相談してみることをおすすめします。 ・保育園や学校はいつから行ける? 出席停止などを定めている学校保健安全法では、手足口病は指定外の感染症です。 熱がなく、水疱も消えれば登園・登校はしていいことになっています。 判断に迷うようなら、かかりつけ医に相談しましょう。 手足口病の予防法 手足口病の予防についてです。 ウイルス性の感染症なので、石鹸での手洗い・うがいが予防に効果的です。 タオルの共用はやめましょう。 また、ウイルスは患者の便にもいるので、とくに赤ちゃんが感染している場合、おむつの処理には注意が必要です。 子供の手足口病まとめ 手足口病は、比較的かかりやすく軽症で済むといわれる感染症ですが、本人は痛いしつらいです。 病気の時は子供のメンタルも弱くなっているので、辛い気持ちに共感する心のケアも大切ですね。 スポンサーリンク.

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子供の手足口病はうつる?保育園はいつから行けるのか

手足 口 病 いつから うつる

手足口病はうつるのか? 手足口病は、ウイルスが原因で感染により発症します! 1度発症した後に、2度目の感染をしやすくなってしまう厄介な病気です。 原因ウイルスが1種類ではないので、違う型のウイルスに感染してしまことで再発してしまう 恐れがあります。 手足口病の感染力は非常に高いのですが、潜伏期間が3日~6日と少し長めなことにより、さ らに感染が拡大してしまいます。 人と人との接触の距離感が短いことや衛生観念が未熟なことから、感染者の9割は子どもや乳 幼児といわれています。 しかし近年では大人(特に看病をしている子どもからの感染)の感染者も増えてきています。 更に感染してしまうと、大人の方が重症化しやすいともいわれています。 感染しないための予防策 予防策は、以下をご覧下さい。 外出先から帰宅したときだけでなく、徹底した手洗いやうがいをする• 感染者が家の中にいる場合や外出する場合は、必ずマスクをつける• ウイルスは爪の中にもたまりやすいので、爪を短く切る• おむつ交換の後は手の消毒をする ・感染者とのタオルや食器などウイルスが付着しやすいものは絶対に共用しない• 赤ちゃんや兄弟姉妹間・親子同士での哺乳瓶 マグカップ ストロー おしゃぶりなども絶対に強要しない• 赤ちゃんや子供のおもちゃや食器などはしっかり洗浄して乾燥する• 乳幼児のよだれにも注意が必要です• 感染者の使うものや、触れた場所はこまめに消毒する などです。 原因ウイルスは、非常に強い耐性ウイルスで、高温多湿な場所を好みます。 日本の梅雨から初夏にかけての気候は、ウイルスが最も繁殖しやすい時期でもあります。 手足口病には「特効薬」「予防ワクチン」がありません。 それでも予防はしないよりした方がいいとも思います。 次に、手足口病の感染経路について紹介します。 スポンサーリンク 手足口病の感染経路 手足口病には、3つの感染経路があります。 詳細は、下記をご覧下さい。 飛沫感染 感染者の咳やクシャミによって飛散したウイルスを吸い込んで感染します。 接触感染 ウイルスが付着したもの(おもちゃ・手すり・ドアノブ・タオル)などに触れてしまった後に、自便の口や鼻などを触ると感染します。 糞口感染 手足口病のウイルスは腸内で繁殖し便となって排出されます。 などあります。 感染者のおむつ交換時に便に触れてしまったり、便の匂いを嗅いだりした場合に感染します。 感染者が嘔吐した場合も、嘔吐物にはウイルスがついていますので、嘔吐した場所を徹底的に 消毒するとともに、処理した後の手洗いうがいも徹底しましょう。 また手足口病は、症状が治まってからも発症から1か月くらいはウイルスが排出されるため、 おむつ交換には特に注意が必要です。 手足や口だけでなく、顔全体や体の四肢以外の広範囲に発疹が見られる場合もあります。 また症状が治まった後、手足の爪が変形したり剥がれたりすることもあります。 手足口病の症状や対処法 手足口病に発症すると発熱・悪寒・のどの痛みなど風邪のような症状が出てきます。 症状が、比較的軽症であったり食欲があったりするならば、そのまま経過観察をすれば大丈夫です。 また、口の中の発疹(口内炎)で痛みがある時などは、市販薬を利用してもいいでしょう。 さらに家庭内で二次感染が起こらないように注意しましょう! 喉が痛いと水分補給や栄養補給が難しくなってしまいますので、喉越しの良い食べ物や飲み物 をこまめに摂取するように心がけましょう。 以下のような症状が表れる時は重症化・合併症の可能性もありますので、早急に医療機関を受診してください。 発熱が2日以上続く• 高熱が出る(特に大人の方が高熱が出やすい)• 嘔吐する• 頭痛がする• 目の焦点が合っていない(目を合わせない)• 呼吸が浅くて速い(息苦しそうな感じ)• 脱水症状が起きている• 元気がなくぐったりしている 手足口病は、感染力が非常に強い病ですので、集団感染を引き起こさないよう十分な対策をしましょう。

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