だれでも豆腐を一丁とよぶくせに、その道の専門家でも定寸は単に「かつて豆腐の大きさは地域によってさまざま」としていますが、本当のところはどうだったのでしょうか。 日本豆腐協会「一丁は何グラム?なぜ一丁と数えるのでしょうか?」 天保改革の一環の中で、バラバラだった豆腐(水豆腐)の一丁の大きさを古来の定寸に合わせる改革が行われ、天保13(1842)年8月23日にはそれを守らず豆腐の切り方が小ぶりだったとして南奉行所に呼び出され仮牢留めを食った豆腐屋4軒に関わる記載があります。 「江戸時代豆腐の定寸」(石井研堂 著「天保改革鬼譚. 第2版」) そこで、「古来の定寸縦1尺8寸横6寸の箱で、豆腐を9丁に切割り、代56文のを52文に、…」とされています。 今の大きさの倍近い長細タイプでしょう。 また、重さについては大正14年の料理本には「豆腐一丁599瓦(180匁)」とあります。 1強と見なすことで、およそ600グラム(180もんめ)になります。 また、その豆腐屋のない村や地域では材料持ち寄りでの共同で自家製で拵えていた記載があります。 1強と見なすことで、およそ410グラム(120もんめ)になります。 こちらが今日のパック入り豆腐一丁でも一番大きいサイズに当たります。 ダイズ2升で12丁なので、一丁は大豆1. 5合(容積270立方センチメートル)を要する量ということなり、これは「出前一丁」というように、提供されるべき料理の一人(あるいは一家)あたりの量である「一丁前」「一かたけ」を呼ぶ単位であり、それはその摂取量は食生活の変化、食事様式の変転など、時代と共に移ろって行ったことになります。 丁は挺の同音の簡字体として使われたものです。 挺は元々干し肉を意味し、それを直方体に固めたのを数えるためにも数詞として使われました。 ここから、細長い直方体形のものを数える用法に拡大しました。 豆腐は現在は柔らかい食べ物ですが元来は現在の中国でも食べられているいわゆる堅豆腐でした。 江戸時代の浮世絵にも描かれている豆腐はこの堅豆腐です。 やがて木綿豆腐となり絹ごし豆腐となって現在に至っています。 数える際には数詞の挺の用法通りにチョウと称していたでしょう。 このチョウを面倒な挺を使わずに丁を使うようになったのでしょう。 ものの数を数える際に丁は豆腐以外にもたくさん使われています。 何れも挺と混用されています。 包丁などの調理器具も現代の電化製品や洋式の器具も丁で数えられます。 小型のナイフや鋏も丁で数えられます。 大工道具なども丁で数えられます。 農機具も古来のもは丁で数えます。 調理器具と同様にドライバーなど明治以降の工具や電動工具も習慣として丁で数えらます。 楽器類も丁です。 おそらくお琴などの形状からきていたものがそのまま現代の楽器にも使われるようになったのでしょう。 武具も刀や槍など特定のものを除いて丁で数えました。 身を挺するという語意からきたものでしょう。 結果として種子島伝来の火縄銃は丁で数えられ、現在も拳銃など銃砲は丁で数えられます。 みんなの知識【ちょっと便利帳】 - ものの数え方・助数詞 6,000【あ行-あ】 www. benricho. html 現在は一般にはお目に掛かりませんが和綴じ本のページは和紙を二つ折りにして使われていました。 この二つ折りにした一枚を一丁と数えていました。 丼物などの調理済み食品も丁で数えることがあります。 出前一丁などという商品名もあります。 「いっちょうまえ」{いっちょうあがり}などという言葉がありますが。 「一丁前」「一丁上がり」です。 このときの丁は古い律令時代の壮丁すなわち一人前の成人という意味からきています。 飲食店で使われるのは丼物として完成したという意味が含まれているかと思います。 同じ字ですが数詞としての使い方ではありません。 Japan Knowledge Personalの飯田朝子氏の説明で丁は偶数を表す数詞であることから、豆腐作りと偶数を関連付けています。 偶数に切り分けるということに着目されたようですが、この説明だけでは「こんにゃく」の説明が付きにくいかと思います。 Q 今朝の朝日新聞に、『豆腐の数え方 なぜ「丁」』という記事が載っていました。 それによると、日本豆腐協会に聞いてみたところ、諸説あってはっきり分からないということだったそうです。 それではと、学者に聞いてみたところ、天保年間の文書には「挺」と数えている事例があり、「お豆腐屋さんが他の品物を扱っていた可能性があり、それらと区別するためにほかの数え方を考えたのだろう」という説明があったそうです。 う~ん、分からないという協会もさることながら、テキトーな仮説だけ立てて、実際には「丁」についても「挺」についても何も説明していない学者って・・・ そんな程度なら、私たちでももっとましな説が考えられそうです。 そこで質問です。 1 豆腐は何故「丁」と数えるようになったか、あなたの新説・仮説・珍説をお聞かせ下さい。 2 もし「丁」という数え方を変えるとしたら、どんな案があるかお聞かせ下さい。 では宜しくお願いします。 A ベストアンサー こんにちは。 以前、「丁」という数え方について、 ちょっと調べた事があるので、書かせていただきます。 豆腐の「丁」は、丁半バクチでお馴染みの 「偶数」の意味という事なんですね。 銃の「丁 挺 」は、長いものを数える時に使うとこから来ています。 墨、鍬、槍、三味線なんかがこの類です。 実は、豆腐の「丁」もこれが由来という説があって、 昔の豆腐は長かった…そこで、長いものを数える「丁」という単位が 豆腐に使われるようになったというもの。 パンツ一丁も、長いものの「丁」らしいです。 昔のパンツ、つまりふんどしに由来するというのです。 でも、長いもの以外に「丁」を使うものがありますよね。 パンツや拳銃みたいに長いとはいえないものも、 元来長いものだったものに由来するパターンがあります。 酒樽や料理(ラーメンとか)にも使われる「丁」も 長いもの、もしくは偶数に由来するかもしれません。 ) Q とうふの数え方(一丁,二丁)について疑問があります. 1.とうふ「一丁」とは,スーパー・マーケットで通常われわれ消費者が目にする状態(パック)に入った状態のとうふひとかたまり(約320g)を「丁という単位」でかぞえるのかどうかです. この考え方にしたがうと,米の量をかぞえる「合」のように,とうふも「一丁,二丁」,あるいは「半丁」というように表現した場合,そのひとつの表現が対応する実際のとうふの分量はおのずから定まってくるわけです.つまり,一丁のとうふ=320gのとうふ,二丁のとうふ=一丁ずつのとうふがふたつで,合計640gのとうふ,半丁のとうふ=一丁の半分の大きさの160gのとうふ,という具合です. ところが,『新明解国語事典 第5版』904ページの「丁」の説明は,「豆腐や料理・飲食物の注文の品数を算(カゾ)える語」とあります. この用法に実直に従うと,以下の解釈も可能です. 2.単位量ではなく,とうふの数を数える場合にはすべて「丁」とかぞえる.つまり,どんなに大きな塊のとうふもそのすべての分量を指す場合には「一丁」のとうふとかぞえ,また,どんなに小さな塊のとうふ(極論を言えば,一辺が1cmの立方体のとうふ)も「一丁」のとうふとかぞえることが可能です. 整理すると,とうふを数える時に使う「丁」は,単位なのか,あるいはとうふの個数をかぞえる際には画一的に丁を用いるのか,ということです.言いかえると,「半丁のとうふ」といった場合に,160gのとうふをを指すのか,あるいは「あるとうふひとかたまりがあって」,その「半分のとうふ」なのかということです. 料理,家事,あるいはとうふ業界に通じた方の御意見をいただけると嬉しく思いまます. とうふの数え方(一丁,二丁)について疑問があります. 1.とうふ「一丁」とは,スーパー・マーケットで通常われわれ消費者が目にする状態(パック)に入った状態のとうふひとかたまり(約320g)を「丁という単位」でかぞえるのかどうかです. この考え方にしたがうと,米の量をかぞえる「合」のように,とうふも「一丁,二丁」,あるいは「半丁」というように表現した場合,そのひとつの表現が対応する実際のとうふの分量はおのずから定まってくるわけです.つまり,一丁のとうふ=320gのとうふ,二丁の... Q 年金の受給について教えてください。 私の年金加入状況は、 ・会社員時代の厚生年金が236か月 ・退職後、フリーターとなり国民年金(第1号被保険者)が59か月 です。 このまま国民年金を支払い続け、会社員時代の236か月と合算し、300か月を越えたら年金がもらえるのだろうと考えていました。 先日、70歳すぎの某企業の社長に、 「厚生年金を25年払っていないなら、厚生年金はもらえないよ。 あと6年どこかで働いて厚生年金を払いなさい」と言われました。 この論でいくと、今まで236か月納めつづけてきた厚生年金は、厚生年金単独として25年(300か月)納めないと高齢者になってから一銭も受給できない、ということになります。 そうでしたっけ? 混乱しています。 自分の解釈では、 年金は2階建て構造で、1階の国民年金、2階の厚生年金で、厚生年金を納めている=自ずと国民年金を納めていることになる。 よって、国民年金はまずもらえる。 で、厚生年金は300か月とは関係なく、納めた分の比率でもらえる(国民年金にプラスして)、と理解していました。 今後は、フリーターのまま、あるいは社会制度が完備した企業での契約社員やパートでの雇用の両方が考えられます。 この社長の言うことが本当なら、フリーターのままでいるのは損に思います。 厚生年金の受給について、どうぞご教示をよろしくお願い致します。 年金の受給について教えてください。 私の年金加入状況は、 ・会社員時代の厚生年金が236か月 ・退職後、フリーターとなり国民年金(第1号被保険者)が59か月 です。 このまま国民年金を支払い続け、会社員時代の236か月と合算し、300か月を越えたら年金がもらえるのだろうと考えていました。 先日、70歳すぎの某企業の社長に、 「厚生年金を25年払っていないなら、厚生年金はもらえないよ。 あと6年どこかで働いて厚生年金を払いなさい」と言われました。 この論でいくと、今まで236か月納... Q はじめまして 以前から不思議でしょうがないのですが 「影法師」という言葉は何故 「影」+「法師」なのでしょうか? 言葉の由来がわかりません 辞書である様な影を擬人化した説明などは 読んだのでるが私の納得はいきません 「法師」でなく「おやじ」でもいいわけで (極端ですけど) 法師・という言葉を引いてみても 何だかつながらないですし… 古来人は影の中に生と死を見た 百科事典にはこうも書いてました。 影を食べる牛鬼の話も東北地方の説話の 影取池の話を調べたり… 段々ずれていって(笑) これが決着すると私はとても助かるのですがTT どなたか…言語学の本を開いたら「か」と「げ」 から始まってしまい塞がってしまいました(笑) A ベストアンサー もっと簡単に考えてもいいと思います。 影法師とは影のことです。 影とは人やものの姿が光りで 地面や壁に映し出されたもの。 本体の影(コピー)でありながら本体とは異なるもの。 陰の内閣などとも使われますね。 このようなものを指して昔の人は影法師と擬人化して呼んだに過ぎません。 何故法師か、何でも良いわけですが当時の流行語と思えばいいでしょう。 一寸法師、荒法師、起き上がり法師、そしてつくつく法師(蝉の一種) 影とはshadow、シルエットです。 朝顔や横たふは誰が影法師 一茶 人は古来影の中に自分をみたり、人の顔を思い浮かべたり、なにかを占ってみたり、運命を予感したり したのでしょう。 よこしまな心を抱くものは自分の影に おびえたり、陰になり日向になって人を助けたり、陰で人を操ったりしながら生きています。 影、陰、翳、などといろいろな漢字が当てられるところを見ると、かげは大和言葉ではないかと思われます。 A ベストアンサー 剪定の時期としては、開花後の6月中旬から7月中旬が最適です。 開花終了して間もなく新芽が出ますから、翌年の花芽は新しく出た新枝の 先端に付くので、新枝が出る前までに剪定を終わらす必要があります。 もし新枝が出てから剪定をしてしまうと、翌年の花数は少なくなります。 サツキの場合はどんな形にも出来ますが、生垣風にするなら角型にしたら どうでしょう。 1本植えの場合は丸型にしても構いません我家では単体で 植えているので、全て丸型に刈りこんでます。 剪定をする時の道具ですが、手刈りをするなら大鋏を使用します。 剪定機の場合ですが、エンジン式(混合油使用)と電動式がありますが、 メーカーによって名称は違いますが、エンジン式の場合はヘッジトリマー と言います。 利点としては混合油使用のため、力が強く多少は太い枝でも 楽に切れる事です。 難点としては重たいのと価格が高い事です。 家庭ですから数が多くても電動式の方が使い勝手は良いのではないかと思 います。 画像のサツキを見る限りでは、電動式でも十分に剪定は出来ると 思いますよ。 エンジン式より力は弱くなりますが、長時間剪定をしていて も疲れ難いですね。 コードを謝って切らないように注意すれば、素人の方 でも使えるはずです。 僕は造園土木の会社に勤務して居ますが、主に除草作業を行っています。 それでも年間を通して剪定作業もあるので、剪定機による剪定作業に関し ては誰よりも上手いと勝手に思っています。 丸型は何とか出来るのですが、難しいのは角型ですね。 横は何とか出来る のですが、上を真っ平にするのは経験が必要です。 いかにして波のように させないかが至難の業です。 剪定の時期としては、開花後の6月中旬から7月中旬が最適です。 開花終了して間もなく新芽が出ますから、翌年の花芽は新しく出た新枝の 先端に付くので、新枝が出る前までに剪定を終わらす必要があります。 もし新枝が出てから剪定をしてしまうと、翌年の花数は少なくなります。 サツキの場合はどんな形にも出来ますが、生垣風にするなら角型にしたら どうでしょう。 1本植えの場合は丸型にしても構いません我家では単体で 植えているので、全て丸型に刈りこんでます。 剪定をする時の道具ですが、手刈りをする...
次の30〜50代の成人男女に「からだによい食品は何?」とアンケートをとったところ、1位の緑黄色野菜につづいて第2位に上げられたのが大豆製品です。 大豆に含まれる栄養素が、ガンなどの生活習慣病を予防する働きを多くの人が認めている結果なのでしょう。 大豆には良質なたんぱく質のほかに、サポニンや植物繊維、レシチン、リノール酸、大豆オリゴ糖などの有効成分があります。 大豆一粒一粒に秘められたパワーは誰もが認めるところです。 ところで、豆腐一丁に大豆はどれくらい使われているのでしょうか。 「一丁380粒」 むかしから豆腐業界では、「一丁380粒」といわれてきました。 もちろん正確な数字ではありません。 大豆一粒の重さを約0. 3gで計算すると114gになります。 ただし、大豆がそのまま豆腐になるのではなく、水を加えたり、こしたりするので、実際はもっと少ない量になる計算です。 また、豆腐一丁の大きさは、核家族の多い都市では小さく、家族の多い地方にいくほど、大きくなる傾向があります。 ある地域では、一丁のサイズは基準を設けているのですが、これはあくまでも標準で、規格ではありません。 たとえば、東京では300g、千葉では340gと微妙な差があります。 昭和53年、経済企画庁の調べによると、国民一人が1年間に食べる豆腐は約24丁。 家族4人の平均的な家庭なら、週に一度食卓に豆腐料理が出されていることになります。 豆腐のために支出する金額は、年間一人あたり1,957円、4人家族ならば7,904円です。 また、全国平均を100とした場合、都市部では102. 2、地方だと90. 2となり、都市部のほうが豆腐を食べていることになります。 最近では、大豆の香りと味がしっかり残ったおぼろ豆腐、寄せ豆腐やざる豆腐など、お値段が高めの豆腐も人気を集めています。
次の豆腐1丁(300g)のカロリーは、弾力があり「つなぎ」にも適した木綿豆腐216kcal、なめらかな食感の168kcal・ソフト豆腐177kcal・177kcal、鍋料理に使われる264kcal、島豆腐とも呼び、硬めの食感で炒め物に適した沖縄豆腐318kcal、具入りの玉子豆腐237kcal、ゆし豆腐は150kcal。 【豆腐の栄養 100g 】 ・糖質(1. 2グラム) ・食物繊維(0. 4グラム) ・たんぱく質(6. 6グラム) 木綿豆腐は、たんぱく質とカルシウムが絹ごし豆腐よりも多く含まれ、1丁あたりの食物繊維は1. 2グラムで糖質は3. 6グラム。 原料がの豆腐は脂質が多く、炭水化物は少ない。 糖質の割合が高い粉もの料理(お好み焼き)やお菓子類の材料、挽肉料理のハンバーグなどグラム当たりのカロリー量が増えやすい肉の代用に適している豆腐は人気食材。 黄色大豆.
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