償い 歌詞。 さだまさしの「償い」の歌詞は実話だった?裁判でのエピソードとは?

さだまさしさんの償いの歌詞について

償い 歌詞

「償い」は 裁判官が被告に対して、判決と合わせて「知るべき歌」として伝えたことで話題を集めました。 2001年4月に東急田園都市線で、泥酔した男性が4人の少年と口論になるという事件が起きます。 その際に、少年4人は男性に暴行を加え、意識をなくした男性を放置しました。 その影響で、男性はくも膜下出血により死亡します。 そして、少年4人の内、主犯格とされた2人が傷害致死罪に問われました。 裁判において、少年たちは反省の言葉を述べましたが、正当防衛だったと主張します。 また、その落ちついた態度やしゃべり方からは、とても反省の色が伺えるものではありませんでした。 2002年2月の判決公判で、2人には不定期実刑が言い渡されます。 その判決の理由を述べる際に、裁判官は「さだまさしの償いを聴いたことがあるか」と少年たちに問いかけました。 そして、「せめて歌詞だけでも読めば、なぜ君たちの反省の言葉が人に伝わらないかわかるはずだ」といった内容を投げかけます。 これは、 「償い説論」としてメディアでも取り上げられましたので、知っている方も多いのではないでしょうか。 上辺の反省ではなく、 心から申し訳ないと思う誠実さを理解して欲しかったのだと思います。 運転免許試験場でも.

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さだまさし『償い』は○○で使われてるって本当!?実話に基づいた歌詞が心を打つ・・・【歌詞解説】

償い 歌詞

さだまさしさんの「償い」。 ご存知でしょうか? 私の母の車でいつも流れているさださんのベストアルバム「さだの素」ディスク1に収録されており、耳に残っていますが・・・あまりに哀しいストーリーで歌詞を噛みしめると毎度泣けてきます。 その「償い」は、さださんの知人の身に起こった実話だそうです。 こんな歌詞です。 「償い」歌詞 作詞・作曲 さだまさし 月末になるとゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに 必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった (中略) 僕だけが知っているのだ彼はここへ来る前にたった一度だけ たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ 配達帰りの雨の夜横断歩道の人影に ブレーキが間にあわなかった彼はその日とても疲れてた (中略) それから彼は人が変わった何もかも 忘れて働いて働いて 償いきれるはずもないがせめてもと 毎月あの人に仕送りをしている さだまさしさん「償い」動画(カバー) いま再び「償い」が注目されている理由とは? いま、東京の鮫洲運転免許試験場で、免許更新や違反者講習会で、今年6月より「償い」を聞かせているとか。 運転免許の更新へいってきました。 最後はさだまさしさんの「償い」を視聴して講習終了。 『償い』は、交通事故の怖さ、命の尊さを歌ったもの。 それをわかってもらうために、今年6月から実施しています」 「反応はさまざまですが、教官が言うだけでは伝わらないこともあります。 交通事故は、被害者はもちろんですが、加害者も不幸にします。 少しでも事故を減らすのが目的です」 出典 車社会ですから、日本中に同じような哀しい経験をされた被害者、加害者の方が大勢いるはずです。 運転者にとって、いつ起こるかもしれない人身事故。 忘れた頃に起きてしまうのが事故ですから、「償い」の歌詞を心に留めるに重すぎるということはないでしょうね。 さて事故以外でも、ある裁判で「償い」が引用されたケースがありました。 【異例】裁判官による「償い説諭」 2001年、東京都で、4人の少年が40代銀行員の男性に対し、車内で足が当たったと口論の末、三軒茶屋駅のホームで暴行を加え、くも膜下出血で死亡させる事件がありました。 出典 裁判官が語りかける本当の「償い」とは 東京地裁において判決公判が行われ、主犯格少年2人に対して、懲役3-5年の不定期実刑が下されます。 裁判中、「深くお詫びします」と述べながらも、「酔っぱらって絡んできた」などの過剰防衛を訴えたりと少年たちの真に反省しているのか疑問を抱く態度に、裁判長は判決は述べます。 「あなたたちは、さだまさし氏の『償い』という歌を知っていますか?」「歌を知らなくても、歌詞だけは読みなさい。 読めば、あなたたちの言葉がなぜ心に響かなかったのか、分かるでしょう」 さださんは、この裁判を受け、新聞社の取材にこう答えました。 法律で心を裁くには限界がある。 今回、実刑判決で決着がついたのではなく、心の部分の反省を促したのではないでしょうか。

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償いの歌詞

償い 歌詞

2019年9月6日 7:00 裁判官が判決を言い渡した後、被告人に対して行いを改めるよう諭す言葉が「説諭」で、正確には「訓戒」という。 日々、さまざまな事件が起きているが、裁判官の説諭を聞くことを目的として傍聴に行く人もいるという。 最近では、麻薬取締法違反の罪で有罪判決を受けたピエール瀧(52才)の判決公判で、東京地裁の小野裕信裁判官が5分にもわたる説諭をしたことが話題となった。 裁判の現場でいったい、どのような話が繰り広げられているのだろうか。 2つの実例から、印象に残る裁判官の発言を紹介しよう。 【事件データ1】 ・東京地裁 山室惠裁判長(2002年2月19日)……東京・三軒茶屋駅で男性に対して殴る蹴るの暴行を加え、頭部打撲により相手を死亡させ、傷害致死容疑で起訴された18才の少年2人に対しての発言。 『唐突だが、君たちはさだまさしの『償い』という唄を聞いたことがあるだろうか。 実話が基になっている。 司法ジャーナリストの長嶺超輝さんが語る。 「人ひとりの命を奪ってしまったことに対し、加害者の少年たちは『申し訳なく思います』『反省しています』『深くお詫びします』などの謝罪の言葉を述べたものの、態度は淡々としており、事の重大さを正面から受け止めているとは言い難いものでした。 そのため、裁判長は『償い』を口にしたのだと思います」 裁判官が具体的な曲名を挙げる説諭は異例で、新聞やテレビでも大きく取り上げられた。 「判決の翌日、東京拘置所にいる加害者の1人の少年の元に叔母から、歌詞を書き写した手紙が届いたそうです。 その後、少年たちは控訴することなく、実刑判決が確定しました」(長嶺さん・以下同) この説諭が少年たちの心の奥まで届いたに違いない。

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