ボルカルスとは? クラウドファンディングサイトのにて驚異の集金率7087%を達成した対戦型ボードゲームです。 怪獣ボルカルスとなって東京を破壊する側と、人間として、怪獣に立ち向かいつつ民間人を救出する側に別れて対戦します。 対象年齢10歳以上、プレイ人数は2~4人で、1プレイ60~80分ほどかかる大型のボードゲームとなっています。 別の商品が欲しくてMakuakeで探していた際に、目に留まり、購入してみました。 ちなみに僕が購入した時点で4000%は超えていたと思います。 ちなみに、発送前に通知が来て、アマゾン等の他のサイトでMakuakeよりも割引により金額が安くなっているという事案になっているみたいで、おまけをつけてもらうことになりました。 それがこのボードゲーム 結構有名なゲームみたいです。 また後日レビューをしてい見たいと思います。 ボルカルスの遊び方 ボルカルスの遊び方・ルールについてですが、結構複雑で文章にするとわかりにくいのと超長文となってしまうので、ざっくり説明します。 全体を置いたらこんな感じ 勝利条件 このマップ右側にある防衛と被害の欄に人型の駒もしくは溶岩の駒を並べていき、最終的に空きの少ないほうが勝利です。 ゲームの流れ 最初は指定通り駒を置いていきます。 怪獣側は原宿・渋谷・恵比寿の3カ所うち一つを選びスタート地点とします。 防衛側は消防車・拠点駒と自衛隊車・拠点駒の二組を残りのマスにおいておいたマスを拠点とします。 溶岩の駒を設置する系のカードですが、難易度を上げる上級カードという物もあります。 ランダムに変更すると防衛側の難易度が上がります。 役職ボードとカード 各自役職のカードを指定枚数引き、仲間と相談しながら作戦ボードのプレイヤー欄に置く。 (人数により枚数や位置が変わります。 ) 防衛側が起き終わったら次は怪獣のターン 怪獣ボードとカード 怪獣も専用のカードを指定枚数引き、真ん中の怪獣の絵が描いてあるところにカードを置きます。 防衛側は行動する際に、左上の黄色い予算チップを利用しながら行動します。 例えば、自衛隊への指令や動員で予算を使用します。 使用した資金は使用済資金へ移動します。 使用済資金はボード真ん中の黄色い人型の駒の駒を予算申請というカードで進ませて、1周進めばまた使用可能な資金へ移動することが出来ます。 そのほかにも移動や職業別の固有カードがあります。 怪獣側の行動は移動や破壊行動です。 行動後に溶岩の駒をマップに置いたりもできます。 それと、怪獣・防衛両方ともに試合を有利に運ぶアイテムがあります。 防衛側はミサイル・怪獣側は破壊ボーナスタイルといいます。 それぞれ条件を満たすことにより各フィールドの最大数を減らすことが出来ます。 溶岩の駒があるマスに民間人の駒があれば溶岩の駒と同じ数だけ犠牲者として被害フィールドへ送ります。 そして、溶岩の駒が3個以上あるマスの数だけ溶岩の駒を被害フィールドへ置きます。 また、拠点のマス及び隣接したマスについている調査タイルを1個回収することが出来ます。 調査タイルに書かれている数字の分だけ予算下の調査状況を進めることが出来ます。 最終的に6ターン経過後、防衛フィールドと被害フィールドの空き数が少ないほうの勝利となります。 プレイしての感想 ・結構複雑 最初友人に説明するため一人でプレイしてみましたが、ルールを覚えるまでが結構難しいと感じました。 配置や動かし方はある程度こなせばなんとか覚えれると思います。 カードの効果が結構最初わかりにくくて、プレイするたび修正していました。 また、友人が来て二人でプレイしたとき、防衛側の職業は4種類あるのですが、最初はよくわからず一つの職業のみで2回行動をしていました。 これだと防衛側は全く勝てないですね。 二つの職業を1回ずつ行動するとちょうどいい感じ。 製作者さまが考えていたルールにたどり着くには2、3回はこなさないといけないかと思います。 ・防衛側が有利? プレイして意外に防衛側の方が有利なゲームに感じました。 ミサイルをボンボン撃って防衛フィールドを埋めると大分楽になります。 なので、イベントカードは強制的に上級カードを入れてもいいんじゃないかな? ただ、怪獣側1人、防衛側1人でプレイしたので、防衛側は意思疎通の必要がなく、カードを置くだけで思ったように進むので有利に感じたのかもしれません。 防衛側が2~3人の場合なら意思疎通をしっかりしないと、予算不足などでまともに行動できなくなって難易度が上がるかもですね。 ・怪獣側は? 怪獣側は溶岩の駒をまき散らしながら移動するのが楽しいです 笑 後、いかに破壊ボーナスを得るために溶岩の駒を集めるかが攻略のキーになりそうです。 怪獣の進化は「暴れる」を強化したほうがいいと思います。 終盤、資金チップを強制定期に5個も減らされると防衛側はまともに計画が進みませんからね 笑 ・最初は制限時間はいらない 計画フェイズでそれぞれ制限時間があって、専用の砂時計もついています。 最初はカードの内容がわからないし、どう動いたらいいかもわからないので、わざわざ計る必要ないかな。 慣れてもそんなに必要性を感じませんでしたが、長考が多い人とやるなら利用したほうがいいですね。 ・準備、片付けが面倒 他のボードゲームをしたことないので、比べることが出来ませんが、小さい駒やチップが多いので配置に置いたりするのがちょっと大変。 置くたびに面倒に感じます。 まぁこれがボードゲームのさだめなのか… ・結構場所を取る プレイする際使う物が多いので結構場所を取ります。 最初は奥の白い机で使用かと思いましたが、全然入りきらないので手前の机を利用しました。 人数が増えればゲームの面白さが上がる! 後日友人を2人呼んで計3人でプレイし直してみました。 防衛側の人数が増えるため防衛側計画フェイズが難しくなります。 この時手札を味方にも見せないようにしながら話します。 何を持っているかは話してかまいません。 手持ちのカードについて会話だけで説明するので怪獣側に計画に対処されたり、味方に意思がしっかり通じずにミスってしまう事が起きます。 これにより1対1で起きていた防衛側超強い状態が無くなり、バランスがよくなります。 慣れてきたのと、2人で話し合いは時間をかなり食ってしまう可能性があるのでゲームの設定どおり、各計画フェイズは2分としました。 この時間制限が焦りを生み、ミスを誘発したりしますが、計画の議論が盛り上がって楽しくなります。 ゲームの流れもスムーズになるのでテンポよくゲームができます。 ただ、付属の砂時計はちょっと使い勝手が悪いかな。 防衛側の計画が思ったより早く済んだ時、砂時計なのでしばらく待たないと怪獣側に移行できないのです。 こんな感じのタイマーやアプリ等を使用するのがおすすめです。 結構準備物が多いので、一人でも手伝ってくれる人が増えると楽になります。 おかげでゲーム再開のスピードが上がって何回も楽しめますからね。 まとめ こんな感じで結構端折って説明しましたが、とっても面白いゲームでした。 ギリギリで勝利した時や、相手が思ったように行動してくれた時がとっても気持ちよく感じます。 友達と盛り上がりながら出来て会話も多くなるのでとても満足です。 まとめ(追記分) 1対2では時間の関係で防衛側しかやっていません。 怪獣側の感想が無いのですが、プレイしていた友人は本当に楽しそうでした! 防衛側の感想としては人数が増えれば計画を練る楽しみ、時間に迫られて焦る感じ、どんどん増える被害にどう対処するか…、考える事が多くなりましたがその分楽しさが倍以上に膨れ上がります! 怪獣側の絶対に被害出してやるというオーラが本物の怪獣のようで恐く感じるも、それに立つ向かって民間人を救出してやるって思うところがゲーム「」のようで楽しいです。 地球防衛軍や特撮怪獣もの(特にシンゴジラ)が好きな人にはとってもおすすめな一品です! アマゾンとかで 予約販売が始まっているので、興味があればぜひ購入してみてね。
次の「ボルカルス」 作者:上杉真人 メーカー:アークライト プレイ人数:4人 対象年齢:10才以上 プレイ時間:約60~80分 毎度どうもこんにちは。 お久しぶりのライター松風です。 唐突ですが、皆さん怪獣はお好きですか? 地中から、海底から、宇宙から、はたまた異次元からやってきて災害をもたらす怪獣は、その圧倒的な力強さが魅力ですよね。 そんな怪獣が、もし自分の町にやってきたら……なんて想像を男の子なら(もしかしたら女の子でも)したことはあるはず! というわけで、今回ご紹介するのは怪獣対人間をシミュレートできる『ボルカルス』! クラウドファンディングのサイトやゲームマーケットなどで気になってた方も多いんじゃないでしょうか。 タイトルにもなっている「ボルカルス」とは、本作のオリジナル怪獣で、全身から溶岩を噴き出して暴れまわり、急速に自己進化を遂げる、正に「歩く災害」です。 このゲームの特徴と言えば、怪獣側と人類側で別れてプレイする対戦型でありながら、人類側は団結してプレイする協力型になっていることでしょう。 いくつかのゾンビもののゲーム等では見たことある形式ですが、これほど怪獣ものというコンセプトにふさわしい形式は他にないと言えるでしょう! 【ゲーム内容】 まずは怪獣側を担当するプレイヤーを決めます。 人数的に最大1対3の構図になるので、ゲームに慣れたプレイヤーが担当するのがルールでも推奨されています。 とはいえ、割とボルカルス側有利なバランスにもなっているようですが。 大きめのフィギュアもあって、非常にカッコいいです。 同様に、人類側も担当する役職を決めておきます。 すなわち『消防総監』『統合幕僚長』『研究総務官』『内閣官房長官』の4つの役職から、自分がやりたいものをチョイスしましょう。 『消防総監』は消防庁のトップ。 素早く『溶岩』を鎮火して回れる《消防ヘリ》を動員できます。 『統合幕僚長』は自衛隊のトップ。 《大型貫通爆弾》を使った怪獣への直接攻撃を自衛隊に指示できるのはこの人だけです。 『研究総務官』は国土交通省の偉い人。 怪獣の生態や被害状況を《研究》して『調査トラック』をたくさん進められ、一定以上調査が進むと様々な行動オプションが開放されていきます。 『内閣官房長官』は内閣府の偉い人。 少しテクニカルになりますが《状況継続》というカードでマルチに立ち回ることができます。 それぞれ得意とする分野が違うのですが、人数の関係で1つは余ってしまうので、誰を切るかが悩ましいですね。 アドバイスをするならば、『消防総監』は絶対にいた方がいいです。 いるといないじゃ難易度が格段に変わってしまうんじゃないか、ってレベルの重要人物です。 『マップボード』の上にはランダム配置された『調査タイル』と『予兆タイル』が各エリアに置かれ、タイルに書かれた数の『市民』『要人』『溶岩』のコマを置いていきます。 『市民』とは、そのエリアに取り残された一般人を表していて、彼らをうまく脱出させてあげるのが人類側の使命の一つです。 『要人』も『市民』と扱いは同じなのですが、彼らは助けると、ラウンドごとに使用できる『資金』を増やしてくれます。 最優先で救出したくなりますね。 そして厄介なのが『溶岩』です。 これがあると毎ラウンド同じエリアにいる『市民』が減っていく上に、3つ溜まるとパンデミック……ではなく『炎上地域』ができ、溢れ出した『溶岩』が際限なく『被害トラック』に増えてしまいます。 なので、『溶岩』をいかに減らしていくかは、人類側のゲーム展開において非常に重要になってくるのです! マップ下部には『防衛トラック(人類側)』と『被害トラック(ボルカルス側)』が描かれています。 このゲームの勝敗は、『防衛トラック』か『被害トラック』のどちらかが全て埋まってしまうか、6ラウンドの経過で決定します。 もちろん、トラックの空きマスが少ない(あるいは無い)方の勝利です。 トラックを埋める手段は、双方とも以下の3つずつしかありません。 人類側は「『市民』を救出する」「『溶岩』を鎮火する」「怪獣に攻撃を加えて攻撃タイルを獲得する」 怪獣側は「『市民』を殺害する」「『溶岩』を溢れさせる」「破壊ボーナスを達成してボーナスタイルを獲得する」 『市民(要人含む)』や『溶岩』は取り除く事ができたコマをそのままそれぞれのトラックに置くだけですが、3つ目のタイルの獲得条件だけが少し違っています。 ボヤボヤしてると、意外と早く『市民』は死んでいきますので、人類側にあんまり余裕はない感じですね。 このゲームの1ラウンドは5つのフェイズに別れていて、上から順に解決していきます。 ・イベントフェイズ……イベントカードの解決 ・計画フェイズ……人類と怪獣双方が、このラウンドで使用したいアクションを選択します。 ・実行フェイズ……『計画ボード』に置かれた『アクションカード』を順に解決していきます。 ・溶岩フェイズ……マップ上にある『溶岩』の処理を行っていきます。 ・拠点フェイズ……マップ上にある『拠点』から市民を逃したり、『調査タイル』を獲得したりします。 ゲームの流れとしてはそんなに複雑ではありませんね。 まずイベントフェイズでは、『マップボード』の右端に並べた『イベントカード』の中から現ラウンドのカードを選び、その上の『調査タイル』をマップ上の『予兆タイル』と入れ替えます。 そしてカードをオープンし、カードの効果を適用します。 『通常イベントカード』ではタイルを入れ替えた『予兆マス』に『溶岩』が2つ増えるだけですが、選択ルールの『上級イベントカード』ではもう少し様々な災害が起こるようになっています。 次に計画フェイズでは、まず人類側から手持ちの『アクションカード』の中で、このラウンドで使いたいカードを制限時間内に選ばなければいけません。 これはプレイヤー同士で相談OKになっています。 カードが決まったら、「同じ列」に裏向きのまま配置しなければいけません。 『計画ボード』を見てもらえばわかりますが、次の実行フェイズでのアクション解決の流れは決まっています。 つまり人類側一人の行動に対して、間に必ず怪獣側のアクションが挟まるようになっているわけですね。 なので、人類側は予算のやりくりをしつつ、怪獣の動きを予想して、誰がどの順で動くか協議しないといけないのです! いくらでも長考できてしまうポイントなので、時間制限があるというのもこのゲームの緊迫感を演出するルールになっていると言えるでしょう。 怪獣は人間の都合を待ってくれませんからね! 逆に怪獣側のプレイヤーも、どうすれば場を荒らせるか、人類側の思惑を潰せるかを念頭にアクションを選ばなければいけません。 そんな時、指針になるのが3枚の『破壊ボーナスタイル』です。 これはゲーム開始時にもらえるタイルで、いわば勝利目標が書かれています。 その内容が達成できたらタイルをオープンし、『被害トラック』を一気に塞ぐ事ができるので、これを目標にプレイすればいいでしょう。 そして実行フェイズです。 『計画ボード』の流れに従って、双方の『アクションカード』を解決していきます。 人類側が使用できるアクションには『予算ボード』上にある『資金』を消費するものがあり、『使用済資金』は同じくアクションで『予算申請トラック』を回さないと回復しないのです! ここは『内閣官房長官』の腕の見せ所でしょう。 それが終わると溶岩フェイズに入ります。 マップの各マスにある『溶岩』1つにつき、『市民』が一人犠牲になります。 死亡した『市民』は怪獣側の『被害トラック』に置かれてしまうので、実行フェイズできちんと『市民』を誘導して逃してあげましょう。 誰もいなければセーフ……と言いたいところですが、『溶岩』が3つ以上あるマスは『炎上地域』になってしまいます。 『炎上地域』1つにつき、『溶岩』1個が『被害トラック』に置かれてしまいますので、注意! イベントフェイズの追加『溶岩』にしろ、『炎上地域』から増える『溶岩』にしろ、これらは『怪獣ボード』の『溶岩プール』から消費されます。 『溶岩プール』1つが空になると、怪獣側は『進化タイル』を獲得できます。 これによって、怪獣のアクションにさらなる追加効果が開放されていくのです。 つまり、『溶岩』が増える=怪獣の進化が早まる、ということなのです! 増えた『溶岩』は早急に鎮火しないとえらいことになるのがお分かりいただけると思います。 やっぱり『消防総監』さん、大事ですね! 最後の拠点フェイズでは、マップ上の『拠点』が置かれたマスにある『市民』を安全地域に避難させる事ができます。 無事に避難できた『市民』は『防衛トラック』に置かれますので、人類側の勝利に近づくというわけですね。 それから、『拠点』のあるマスの近隣から『調査タイル』を1つ獲得できます。 『調査タイル』には1~3までの数字が書かれていて、その数だけ『調査トラック』が進められるのですが、『研究総務官』なら《研究》アクションで必ず3進められるのが強みです! 『調査トラック』を進めると5、15、25の段階でそれぞれ『アクションカード』に書かれた追加効果が開放されていきます。 さらに10で新たな『拠点設営』ができるようになり、20で『特殊冷凍弾』を使用できるようになります。 うまく怪獣に対して使えれば、大きなダメージを与えられるでしょう! これらのフェイズを繰り返し、防衛と被害のどちらかのトラックが埋まるか、6ラウンド経過でゲームは終了します。 【まとめ】 複雑になりがちな要素をよくここまでまとめたな、というのがまず第一印象でした。 使用するボード類が多いので、一見してヘビーゲームと思われがちですが、プレイ感覚はそこまで重くありません。 怪獣側も人類側も、決められた手数でマップ上にやれることを拡げていく感じですので、変則的なワーカープレイスメントと言ってもいいかもしれません。 やっぱりいちばん悩ましいのは計画フェイズでしょう。 毎ラウンド変わる手札に、今欲しいアクションがあるとは限りません。 この「次善策を取るしかない」状況そのものが、追い込まれる人類側のジレンマになっていきます。 対して、怪獣側もただ暴れていればいいわけではなく、人間に対策を取られないように常に先を見て被害を大きくしていく必要があります。 これらの兼ね合いでゲームは進んでいくので、途中でダレるという事が起こりにくいのが素晴らしいデザインだと思います。 避難誘導して集めた市民が地中を高速移動してきた怪獣にまとめて焼き殺されたり、まだ安全と思っていた地域に突然溶岩が集まって大炎上したり……。 思わず「あるある!」と言いたくなるような怪獣映画のシチュエーションを追体験できる、という意味で成功したゲームと言えるでしょう。 とにかくこのジャンルが好き! とか、ちょっとでも興味があるようでしたら、是非プレイしてみてください。 人類側はお互いを役職で呼びあうと雰囲気も満点! ……ですが、ロールプレイに時間を取られすぎないようにご注意を。 なんたって、怪獣はすぐそこまで迫っているんですから! 最後に、このゲームは「Kaiju on the Earth(カイジュウ・オン・ジ・アース)」という怪獣をテーマにしたボードゲームシリーズの第一弾だそうで、これからの展開にも期待したいところです。 次はどんな怪獣との戦いが待ち受けているのか、今から楽しみですね! といったところで、今回のゲームはいかがだったでしょうか? それではまた次の機会にお会いしましょう。 ライター紹介 松風志郎(まつかぜ しろう) ゲーム制作チーム「Team・Birth-tale」所属。 ゲームシナリオライターだけでなくゲームのシステムデザインなども手がける。 アナログゲームとの関わりは古く、幅広いジャンルをたしなむ。 世界観にとっぷりと入り込めるゲームが好き。 代表作 歴史シミュレーションゲーム「三極姫」シリーズ 大戦シミュレーションゲーム「萌え萌え2次大戦(略)」シリーズ 大戦シミュレーションゲーム「出撃!乙女達の戦場」シリーズ 恋愛アドベンチャーゲーム「はち恋」 その他多数。
次のプレイヤーは怪獣側と人間側に分かれる。 怪獣は本能のままに暴れ、多くの犠牲者を出し、日本を破滅させることを目指す。 人間側は協力し、消防隊と自衛隊に指示を出し、怪獣の討伐及び日本を守ることを目指す。 ゲームの準備 ボードの準備• マップボードをテーブルの中央にセットする。 計画ボードを、プレイ人数に対応する面を表向きにしてマップボードの隣に置く。 6枚の 通常イベントカードをマップボードのイベント置き場に裏向きで並べ、「3」とのみ描かれた調査タイルを乗せる。 上級イベントカードは箱にしまっておく。 調査タイル・予兆タイルを裏向きにし「甲」「乙」「丙」の種類ごとに分けよく混ぜたら、マップボードの対応する記号の箇所へ置いて公開する。 その後、タイルに記載通りの 市民コマ・溶岩を配置する。 8枚の 攻撃タイルを重ね、マップボードの攻撃エリアへ配置する。 砂時計を計画ボードの側に置いておく。 怪獣の準備 怪獣を担当するプレイヤーを1人決め、そのプレイヤーは下記準備を行う。 怪獣ボードの角溶岩プールに、溶岩を6個ずつ配置する。 溶岩プールの右側に 進化タイルを1つずつ置く。 よく混ぜた8枚の 破壊ボーナスタイルのうち4枚の内容を確認し、3枚選んで裏向きのまま手元に置く。 残ったタイルは全て箱へ戻す。 怪獣ボードを手元へ配置し、シャッフルした 怪獣カードを裏向きのまま山札置き場へ置く。 マップボードのうち「原宿」「新宿」「恵比寿」のいずれかに 怪獣コマを配置する。 2人プレイ時 役職を 2つ選び、それぞれのアクションカードとサマリーシートを使用する。• 各プレイヤーは自分のアクションカードをシャッフルし、裏向きのままサマリーシートの山札置き場へ置く。 人間ボードを全人間側のプレイヤーの手の届くところに配置し、 消防隊3個・自衛隊3個・拠点2個を対応する箇所へ置く。 人間ボードの予算申請トラックの「0」の位置に 要人コマを1つ、調査トラックの「0」の位置に 調査状況マーカーをそれぞれ配置する。 人間ボードの資金プールに 資金チップを10枚置く。 残りの4枚は重ねて資金ストックへ置いておく。 いずれかのマップのマスに消防隊・拠点を1つずつ配置し、別のマスへ自衛隊・拠点を1つずつ配置する。 破壊ボーナスタイルの達成条件• 怪獣が破壊ボーナスに記されたマスにいる。 破壊ボーナスに記された数以上の溶岩がある。 マップの各マスにある溶岩1つにつき1人の市民(= 犠牲者)をマップから取り、被害トラックに配置する。 溶岩が3つ以上置かれているマス(= 炎上地域)1つにつき1つの溶岩を溶岩プールから取り、被害トラックに配置する。 マップの各マスにある拠点1つにつき1人の市民をマップから取り(= 避難)、防衛トラックに配置する。 調査トラック• 調査トラックの鍵アイコンマス(5・15・25)にタイルが到達したら、アクション時に追加の効果を発揮することができる。 調査トラックの作戦認証マス(10・20)にタイルが到達したら、「 自衛隊への指令」アクション時に新たな効果を発動させることができる。 調査トラックの最後のマスにタイルが到達したら、即座に防衛トラックに攻撃タイルを1枚は配置。 それ以降、調査トラックは進めることはできない。 選択ルール 怪獣を強化するルール 災害レベルを選び、下記の表で指定されたラウンドに上級イベントカードをシャッフルし、裏向きで配置する。
次の