三浦春馬は主人公ダー子(長澤まさみ)と過去ワケありだった信用詐欺師ジェシー役で出演、物語をかき回した。 極上の笑顔からちょっと物騒な表情まで鮮やかに演じて、映画に華を添えていた。 どんな作品でも三浦春馬が出ると画面が艶やかになる。 地球ゴージャスの舞台『星の大地に降る涙』(09年)に出た三浦春馬は凄かった。 動きのキレが抜群によくて、長い手足を空を斬るように素早く動かす姿は、演劇の魔物が取り憑いているかのようだった。 そんな彼を演劇界がほおっておくはずがない。 『ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII』(12年)では水を得た魚のごとく暴れまわった。 小栗旬に対する次世代の脅威としてふさわしい存在に三浦春馬、最強。 二十代前半の三浦春馬は若さという特権を余すことなく使って、映画『クローズZERO II』(09年)では、小栗旬が演じる主人公の最強のライバルとして登場。 俳優としては当時てっぺんにいた小栗旬に対する次世代の脅威としてふさわしい存在だった。 熱くコツコツ叩き上げていくところに素朴な雰囲気のある小栗に対して、三浦は最高のエンジンとボディを整備したレーシングカーのような威力がある。 とにかくキレ者という印象で、それは最近の『銀魂2 掟は破るためにこそある』(18年)でも健在であった。 三浦の持つその強風のような速度は危うさでもあり、基本、笑顔がやさしく少年の心を失わない好青年という印象もある彼が、役によっては時々ものすごく獰猛な瞳をしていた。 そのちょっと飢えたような瞳が色気に転じて女性を魅了する。 『ラスト・シンデレラ』(13年 フジテレビ系)では、年上のヒロイン(篠原涼子)を狙う若者役で出演。 上半身ハダカで瞳をぎらつかせてベッドの上でにじりよるインパクトのあるシーンもあって、それでも決して脂ぎらない清新な野性味には誰もがドキリとしたことだろう。 ヒロインには気のおけない仕事の同期(藤木直人)がいて、気楽な同期と刺激的な年下との間で揺れるというドラマに三浦はじつにいい対抗馬として存在していた。 主役として活躍する才能もあるうえ、前述の『クローズZERO II』のような好敵手みたいな存在が光る。 よくある噛ませ犬ではない(『やまとなでしこ』における東十条さんのような絶対負けそうな役割ではない)、なんなら勝ってしまいそうな圧倒的なライバル役が良い。 『キンキーブーツ』での大胆な身体表現大河ドラマ『おんな城主 直虎』(18年 NHK)の柴咲コウ演じる直虎をはさんで高橋一生とふたりで作り上げる微妙な三角関係なども見事だった。 その時は、爽やかで誠実そうに見えていつの間にか他所で子供を作っていたという「スケコマシ」キャラ設定。 ストイックな属性も似合うし、意外な微笑ましい属性も難なく演じた。 『オトナ高校』(18年 テレビ朝日系)ではエリートながら女性経験のないことがコンプレックスの主人公をキレッキレのハイテンションで演じ、コメディーの素養も感じさせた。 大胆な身体表現はドラァグクイーンを演じ読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞を獲った『キンキーブーツ』(16年、19年)の経験が生かされたのだろう。 この舞台では徹底的に体作りをして挑んだ結果、つま先から指先まで筋肉がこれ以上ないほどベストな動きをしていた。 もともと、とにかくひとつひとつの動作が決まるのである。 動きは速いけれど止めるとこはしっかり止める。 動作が決して流れない。 それができる恵まれた身体性のみならず、自分を律する確かな精神性があったからこそだと思う。 その身体から出る歌声も澄んで美しかった。 インタビューで明かしたショウ・マスト・ゴー・オンの思い出『地獄のオルフェウス』(15年)や『罪と罰』(19年)などの人間の心を深く掘り下げていく翻訳劇でも力を発揮した。 スタニスラフスキーのメソッドを学び役作りに取り入れることもやっていると、以前、インタビューした時、楽しそうに語っていた。 すごく真面目に芝居に取り組んでいる人だと感じた。 私が好きだった作品は、自らが企画したテレビドラマ『僕のいた時間』(14年 フジテレビ系)。 ALSにかかって徐々に体の自由がきかなくなりながらも懸命に生きようとする青年を演じた。 どの場面も真摯な表情をしていた。 以前、インタビューして印象的だったのは、無邪気に笑ったり、時々面白いことを言ったりするところ。 子役からやっているので芸歴20年以上でこの世界に慣れているにもかかわらず、どっぷり浸かっているふうにあまり見えなかった。 芝居は器用なのだが、他者への対応を決められた感じでこなすのではなく、ちゃんと向き合おうとしてくれる人だと感じた。 私はそれを実際に見ていないが、その時きっと突風が吹き抜けただろう。 いつだって、誰かを、なにかを想って一直線の強さが大きく伝わってくる俳優であった。 理由はわからないが、誰にも代えがたい三浦春馬のショウ・マスト・ゴー・オンが止まってしまったことを惜しむ。
次の』と題した生配信を行ったGACKT。 毎年盛大な誕生日イベントを開催しており、そのレポート取材を継続的に行ってきたのだが、本年は新型コロナウイルス感染症の影響で実際に大勢が集うことは不可能に。 居を構えるマレーシアから主役GACKTがそもそも帰国できないため、ゲストがリモート参加及びメッセージ出演するリレー式オンラインパーティーとして執り行われた。 YOSHIKI、HYDEを筆頭としたミュージシャン仲間はもちろん、小林幸子やお笑い芸人など顔触れは多彩。 例年以上にGACKTの人脈の広さを実感するラインナップだった。 『がくちゃん GACKT official YouTube』での発信や、Instagramを活用したファンとのコミュニケーション強化など、テレビ以外での発信にもいち早く取り組んできた。 全世代にわたり極めて高い認知度を誇り、ミュージシャンとしてのみならず、広く表現者、プロデューサー、ビジネスマンとしても活躍。 しかし、音楽作品のリリースごとに取材を重ねてきた者としては、稀代の歌い手であるという核を見落とさないようにしたい、と常々思ってきた。 2019年にはソロデビュー20周年を迎え、パシフィコ横浜で行われたプレミアムバースデー公演のラスト、この日のコンセプトを全国ツアー化する、と発表。 2020年は、心待ちにしていた音楽家としてのライブ活動が4年ぶりに本格化する、と喜んでいたところへコロナ禍が直撃。 『GACKT 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2020 KHAOS』の福岡でのファイナル公演は、政府による自粛要請を受け、延期に。 それはあまりに残念な出来事だったが、「必ず帰ってくる」とGACKTは発信。 未完のツアー映像はすでにパッケージ化され、ファンの手に届き始めている。 幅広い声色と豊かな表現力とで歌いこなす、正真正銘の実力者1995年、クラシックとロックとを融合させたドラマティックな音楽性、装飾的かつ耽美な世界観を確立し人気を誇るMALICE MIZERに、GACKTは二代目ヴォーカリストとして加入。 1999年の脱退後、ソロアーティストとして始動。 48枚のシングルと19枚のアルバムをリリースし、男性ソロアーティストシングルトップ10入り連続記録を保持している。 圧倒的な声量、激しいロックナンバーで聴かせる凄みのある低音、腹の底から放たれる鋭いシャウトから、哀切を帯びたバラードで響かせる柔らかいファルセット、艶やかなシルキーヴォイスまで、幅広い声色と豊かな表現力とで歌いこなす、正真正銘の実力者である。 2007年のNHK大河ドラマ『風林火山』の上杉謙信役で高い評価を受けるなど、俳優としても活躍。 2019年、大きな話題となった映画『翔んで埼玉』の麻実麗はGACKTにしかできない役どころだったと言える。 浮世離れしたキャラクターで人々に親しまれ、ある種の虚構性を内包するGACKTが演じ肉体を与えることで、架空の人物にリアリティーが生まれていたのは不思議な現象だった。 2010年に初出演にして主演を務めた『眠狂四郎無頼控』以降、舞台にも注力。 平安末期を舞台に壮大なストーリーを描く『MOONSAGA-義経秘伝-』シリーズでは原作、脚本、演出、主演を担った。 こうして一部を挙げただけでも活動は幅広く、一つ一つが濃密。 取材者も真剣勝負で臨み、著しいカロリー消費を覚悟する必要がある。 胸を打つGACKTの歌声の源にあるものそんな多才な表現者であるGACKTの歌唱に感じる迫力、胸を打つ歌声の源には何があるのか? プロとして磨き上げられた技術は言うまでもないが、人に対する念のような、強い気持ちの存在を思うのだった。 根拠は些細なことばかりだが、例えば、取材現場に現われた彼は必ず「よろしく」とスタッフ一人一人に語り掛け、笑みを浮かべ固い握手を交わす。 慣例的な挨拶というよりは、「よろしく頼むよ」と相手の心に向かって強く念じるように。 チームでいいものをつくろうとする気迫が伝わってくるようで、身が引き締まる想いがした。 目が光に弱いと公言し、室内でもほぼサングラス着用。 表情が読み取りづらいので、インタビュアーとしては不安要素となるのだが、取材は基本的に穏やかに進行した。 たっぷりと間(ま)を取る独特の語りのテンポ感、真顔でふと挟み込まれるジョークによく笑った。 取材のために訪れたオフィスでは、用意してあった手元の質問表がムード満点のブラックライトで全く読めず動揺、プチパニックに陥ったことも懐かしい思い出だ。 楽曲についてのインタビューであっても、未来を担う子どもたちへの想いをよく語っていたのも印象深い。 2006年からは全国の中学校、高校の卒業式にサプライズ登場し、「野に咲く花のように」を披露し続けている。 今年はコロナ禍で叶わなかったものの、『MUSIC STATION』で同曲を披露、エールを届けた。 これまでの誕生日イベントでは、自分を祝うために集まった人々の姿に目を細める、心底うれしそうな笑顔が脳裏に焼き付いている。 膨大な読書体験に裏打ちされていると推察され、複数の外国語が堪能であることともリンクしていると考える。 10年以上前のことになるが、ある書籍のロケ撮影時、ほんのわずかな待ち時間すら無駄にせず、外国語の単語暗記に勤しむ姿に驚いたこともある。 何事もスマートにこなすイメージがあるかもしれないし、魅せ方を熟知しているようでいて、きっと地道に努力を重ねる人なのだろうな、と感じる場面だった。 インタビューでよく本人の口から出ていた「僕は不器用だから」という言葉に半信半疑だったが、たしかにそうなのかもしれない、と腑に落ちる瞬間でもあった。 コロナ禍が収束し安心してライブを行える世が戻って来た日には、必ず。 長々と書き連ねてきたが、そんなシンプルなリクエストが叶うことを夢見ている。
次のシリーズ作品は2作品 現時点では2作品のみの展開となっており、 2007年発売の「エキサイトトラック」と その続編の「エキサイト猛マシン」のみの発売となっています。 続編に関しては不明ですが 売上的にはイマイチだったため、あまり期待はできないかもしれません。 エキサイトトラックのレビュー Wiiリモコンをハンドルに見立ててオフロードコースを 爆走するレースゲームです。 マシンやステージも十分な量用意されていました。 ステージ いくつかのロケーションがあるのですが、どれも個性的で なかなか良い味を出しているステージたちでした。 個人的にはカナダがお気に入り。 あと、最後の隠しステージのクリスタル。 あれは幻想的で素晴らしいの一言です! BGM うるさい感じの…賑やかな感じのBGMが多いです! 個人的には結構好きな感じですね。 なかなか良い曲揃いだと思いますよ! 対戦は… 対戦も少ししてみましたが、個人的にはシングルプレイヤーの 方が面白い印象でした。 なお、ネットについては当時、ネットにWiiをつないでいなかったので 遊んだことがありません! 良いレースゲームです!続編のエキサイト猛マシンも遊びましたが 私の好きなシリーズの一つです! もしも今続編が出たら喜んで新品で買うと思います(笑) スポンサーリンク エキサイト猛マシンのレビュー 動物や昆虫の形をしたマシンを操り、トリックなどを 決めながら高得点を目指すアクションレースゲームです。 Wiiで初期に発売された「エキサイトトラック」の 続編に当たります。 クラブニンテンドーの景品限定でした マシンが豊富! 昆虫や動物のマシンが豊富です! 私の好きなカマキリをはじめ、バッタやテントウムシ、 さらにはゴキブリまで。。 知ってる生き物たちなので、なんとなく愛着がわきます。 それぞれのマシンの経験地的な要素もあるので 繰り返し遊べます! 条件を満たすとエキサイトトラックの ボルダー(パッケージに出ていたクルマ)も 使えるように・・・ ちなみに私は カマキリ、バッタ、ゴキブリをよく使ってました。 ノリの良い音楽 ノリの良い音楽、なかなか良い感じです。 カナダやモードセレクト画面、タイトルコールなどの BGMがお気に入り。 最終ステージのBGMもなかなか… 豊富なステージ ステージも結構豊富です。 前作、エキサイトトラックの流用みたいな マップもありますが。。。 他では味わえない雰囲気なので ぜひ続編も出して欲しいところ・・・ なにゆえクラブニンテンドー限定?? 私はたまたまクラブニンテンドーに 入っていたのでこのソフトも手に入れられましたが、 何故クラブニンテンドー限定だったのでしょうか? 海外では普通に発売されていたらしいので、 謎です。。 売れなさそうだから景品に、、 ということでしょうかね… (まぁ実際、売れはしないでしょうけど) 景品だと侮ってはいけません 普通のゲームと同様に楽しめました! エキサイトトラックよりも確実にパワーアップ している印象です! なお、WiiUではダウンロード版が配信されています! シリーズ関連商品は? 攻略本は? エキサイトトラック・猛マシンの攻略本は発売されていません。 任天堂のゲームは、よく「任天堂公式ガイドブック」というかたちで発売されてますが エキサイトに関しては、それもありませんでした。 レースゲームなので、仕方がないと言えば仕方がないのですが。 サントラは? エキサイトのサウンドトラックCDは発売されていません。 最近ではサントラCDが発売されるゲームも減ってますし、 まぁ、こういうマイナーなゲームな場合、サントラが発売される可能性は 非常に低い、というのが現実ですね。 スマブラに・・・ 大乱闘スマッシュブラザーズXでは、エキサイトトラックの リザルト画面のBGMが収録されています。 また、ボルダーがフィギュアとして登場するなど、少しではあるものの、 スマブラでエキサイトトラック要素を楽しめます SPでは、エキサイト猛マシンの「カブトムシ」がスピリッツとして登場しました。 レースゲームは、マリオカートやグランツーリスモなどの ビッグタイトルにならないと、なかなか商品展開のされにくい ジャンルであるのは確かです。 今、レースゲームってなかなか売れないですからね・・・ 開発元のMonster Games(モンスターゲームス)とは? 1996年に設立されたゲーム開発メーカーですね。 アメリカ合衆国ミネソタ州ノースフィールドに存在するようです。 主にレースゲームの開発を得意としている模様です。 最初は…? 当初はプレイステーション2やゲームキューブなどで レースゲームなどを中心に展開を続けていました。 この頃は日本とはほとんど縁のない会社だったようですね。 私も知りませんでした。 最近は任天堂の…? Wiiで「エキサイトトラック」の開発を担当してからは、 任天堂タイトルの開発に関わることが増えている傾向にあります。 続編の「エキサイト猛マシン」の開発も担当しているほか、 「エキサイトバイク ワールドレース」の開発も行っています 近年は? 最近はレースゲームではなく、任天堂タイトルを、他の 開発メーカーと共同で開発していることが多いです。 3DSの「パイロットウィングスリゾート」や、 「ドンキーコングリターンズ3D」 そして、WiiUの「ドンキーコングトロピカルフリーズ」 New3DSの「ゼノブレイド」などの開発を担当していますね。 いずれも、他の開発会社とともに…という感じのようです。 今後は… 今のところ、何の開発をしているかは不明です。 最近の流れをみる限り、任天堂関連タイトルの開発に携わっている 可能性が多そうですが、果たしてどうなのでしょうか。 「エキサイトトラック」「エキサイト猛マシン」 どちらもなかなかはまったゲームです^^ 続編は難しいかもしれないですが、スイッチでエキサイト〇〇が 出るのであれば購入したいとは思います。
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