子供の心の声を引き出し、自分で考える力をつけてくれる素晴らしい学校でした。 何より他校と違うと感じたのは校長先生と生徒の関わり方です。 校長先生は常に生徒、先生方のそばにいらっしゃり、忙しい中でも生徒の声に耳を傾けて下さいます。 校長先生は常に生徒・先生方・保護者の立場から考えてくださっていると感じます。 校長室が生徒で賑やかになるのはこの学校くらいではないでしょうか。 また、桐光学園には肥満児がいないのも注目すべき点かと思います。 学園が駅から徒歩15分ほどの丘の上にあることから、子供たちは毎日しっかり運動をすることになります。 小3までは栗平駅からのスクールバスに乗れます 運動場も広々と整えられ、子供たちは中休みに校庭へ飛び出していきます。 現在屋内プール場も建設がスタートし、ますます運動量が増えると期待しております。 先生方は伝統校と言われる学校と違い、比較的若い先生が多い印象です。 しかし、親の私も感心してしまうほど子供の気持ちをよく汲み取ってくださり、揉め事が起きても親の出番なく解決に導いて下さいます。 これから成長していく学校だと確信しております。
次の意志・表現・感謝 桐光学園小学校の教育の特色 複数担任制 全学年で各クラス男女1名ずつ、計2名の教員が担当し、きめ細やかな指導をしています。 専科制 英語・音楽・図工・体育は、 全学年で専科教員が指導をします。 1~3年生の表現、3年生以上の国語・算数・社会・理科、4年生以上の書写(毛筆・硬筆)も専科制が採用されています。 英語 全学年で週1時間授業があります。 低学年では、1クラスを2つのグループに分け、少人数指導をしています。 中学年からは、文法の基礎を築くため、文章で理解できるよう学習していきます。 ネイティブスピーカーの教員による授業もあります。 総合学習 低学年では週3時間、中高学年は週2時間授業があります。 農園活動とコンピュータ学習の2つを中心にした授業を展開しています。 農園活動では、 6年間で段階を踏みながら、土に触れ、自分で作物を育てていきます。 自分から進んで作物の世話をする積極性や思いやり、試行錯誤する経験を重ねながら情操を豊かに育んでいきます。 3年生からは、コンピュータ学習も取り入れています。 基本的な操作から慣れていき、タイピングやソフトの使い方を学びます。 研究発表やアルバム制作、栽培記録作りなどを通じ、学んだことをまとめたり、自分で調べたり、人に伝えたりする技術も習得します。 表現 1~3年生は週1時間、表現の授業があり、自分の体を使った表現を学びます。 音楽やリズムに合わせて動いたり、感じたことを表したりする中で、自分の心と体に向き合ったり、人それぞれの表現の違いを学んだりしながら、互いに尊重する心を育てます。 土曜活動 1~3年生の希望者を対象に、 親子での「制作活動・ふれあい活動」があります。 制作活動では箸置き作りやオカリナへの絵付けなど、ふれあい活動ではフットサルや昔遊びなどを行ってい、親子、そして他の家族との交流を深めています。 4年生以上には、年間18回 「土曜講習」がある。 4年生は、国語の問題演習(60分)と、国語・算数・理科・社会の体験活動(120分)があります。 体験活動では、ペットボトルロケットやフィールドワークなどを通して、知的好奇心を育みます。 5・6年生では、1学年を3クラスに分けた少人数指導で、国語・算数・社会または理科の3科目を各60分、応用的な問題演習を中心に行います。 桐光学園小学校の学費 2019年度実績です。 入学金 230,000円 施設費 280,000円 父母入会金 10,000円 授業料(年額) 558,000円 学習活動費(年額) 15,000円 父母会費(年額) 18,000円 スクールバス(年額) 24,000円 入学時初年度納入金合計 1,135,000円 そのほか、施設拡充寄付金(任意)100,000円以上、制服代、教科書代などがあります。 桐光学園小学校の進学情報 男女ともに、ほぼ全員が桐光学園中学校・高等学校に進学します。 桐光学園小学校の倍率 桐光学園小学校の募集人員は 計72名です。 上記は受験倍率で、辞退者を除いた倍率です。 2019年から合格者数が非開示となり、2017年、2018年のデータになります。 また、上記倍率は、併設の みどり幼稚園、寺尾みどり幼稚園からの内部進学者を含んでいます。 その前提で 男児が2. 5倍、 女児が1. 4倍 です。 また、 合格者は100名弱と辞退者を見込んだ人数となっており、実質倍率と言ってよさそうです。 内部進学を除いた外部受験生の受験倍率 ここで、 内部進学を除いた受験倍率を推定してみます。 桐光学園小学校では、系列の桐光学園みどり幼稚園、寺尾みどり幼稚園からの内部進学制度が2018年度より開始されました。 直近の情報がないため、2018年で推定してみます。 2018年は22名が内部進学をされたので、その内部進学の数字を除きます。 内部進学生が、男児、女児の別がないため、合計の数字で推定します。 2018年の合格者数は97名から内部進学22名を除くと、外部枠は75名。 受験者数から内部進学生を除くと174名。 3(倍) ただし、全体の受験倍率であり、 男児に限れば3倍は超えると考えられます。 直近の人数など詳細は各幼児教室のHPをご参照ください。 幼児教室別の合格実績です。 トップは 理英会。 23名合格とジャックに1名差でトップの座を射止めています。 神奈川県に強い幼児教室だけあり、さすがの合格実績です。 次に、 ジャック幼児教育研究所。 理英会に引けと取らない安定した合格者数です。 次に、 富士チャイルドアカデミー、 ひとみ幼児教室、 チャイルドアイズと続きます。 そのお子様に合った幼児教室探しにお役立ていただければ幸いです。 桐光学園小学校の受験対策 桐光学園小学校の考査は第一回入試、第二回入試にわかれています。 第一回入試 10月23日頃 事前面接:9月18日頃~• 第二回入試 1月12日頃 事前面接:考査日と同日 第一回入試で募集人員の約72名(内部進学者を含む)が決まるため、第二回は若干名の募集です。 第二回は辞退者を見込んだ調整と考えられるため、 併願校として考える場合でも第一回入試で受験されることをおススメします。 考査時間は約150分間と長いです。 考査内容は、ペーパーテスト、製作テスト、行動観察テスト、体操テストです。 ペーパーテスト• 運筆・作業(点図形、模写)• 図形(重ね図形)• 推理・思考(空間知覚)• 記憶(絵、図形)• 常識(生活)• お話しの記憶 などです。 全ての領域から出題されるため、広範囲に勉強しておく必要があります。 製作テスト• 指示製作• 生活能力 (片付け) 先生の指示した通りに製作をします。 例えば、 「〇〇のところは色を塗らないように」という指示があるので、聞き逃さないことが必要です。 また、 終わった後の「片付け」も見られていますので、日常から習慣にしましょう。 行動観察テスト• 集団ゲーム グループでゲームをします。 勝ち負けではなく、勝ったとき、負けた時の立ち居振る舞いやお友達との協調性を見られています。 体操テスト• 模倣体操 曲に合わせて先生と同じ動きで踊ったり、体操をします。
次の桐光学園小学校が入学試験で重要視するもの 3つの校則が掲げられています。 自分の意思をきちんと相手に伝えること、丁寧に根気よく何事にも取り組むこと、そして周囲と協力をしあうこと、です。 入学試験でこの校則を土台にして、入学後も桐光学園小学校の生徒として相応しいかどうか?を考査すると考えておけば、準備段階で必要なものはなにか?が見えてくるわけです。 結局はペーパーテストを一つ取り上げても、人の話をよく聞かないと取りこぼしてしまうものばかりです。 絵画制作などについても、何事にも諦めずに最後まで一生懸命に取り組むことを大切にしているのです。 行動観察では周囲とどの程度の協力体制がとれるかどうか?を見ていると考えれば、桐光学園小学校が 校則を土台にした入学試験を実施しているかがわかるのです。 入学試験前の説明会などには、足しげく通い、学校側が提示する資料やお話をきちんと 自分たちの気持ちの中に落とし込んで、受験対策に臨むことがベストです。 文武両道の小学校として 神奈川県内の私立小学校の中でも、中学校や高校での偏差値が非常に高い上、スポーツの分野でも強豪と言われるほどの有名校です。 つまり文武両道であることが、求められる小学校であることがわかります。 ペーパーテスト ・図形 ・数量 ・常識 ・推理 ・思考 ・お話 ・記憶 上記を含んで多くの分野から頻出される問題を制限時間45分以内に回答していきます。 ボリューム的にも大きいので、 相当数の演習を重ねておく必要があります。 特に、模写や図形、記憶の問題は 正確に問題を捉える力を養わないと、正答率が減ります。 つまり、 類題を何回も演習をして取りこぼしのないように、することが一番の対策です。 特に重要視したい図形問題 桐光学園小学校では、一般的な出題範囲を広く演習することは、当たり前に求められますが、特に図形問題については、 点図形、回転図形、重ね図形などの分野を完全に押さえておく必要があります。 例えば図形問題については、ペーパーテスト上だけで、子供に理解を求めるのは、ほぼ困難です。 それどころか、図形問題に対して、妙なアレルギーを持ってしまうことが多いのです。 実際に、図形問題は子供にとっては、躓きやすい分野でもあります。 そこで、家庭でおさらいをするときには、ちょっとした工夫が必要になります。 ・重ね図形の考え方 まずはパラフィン紙などを使って試験に出てくるよう図形を実際に作ります。 それを重ねてどのようになっているのかを観察させてみれば良いのです。 子供にとって重ね図形の問題は、どれだけ重なっていても一つの図形に捉えてしまうのは当たり前のことです。 そこで、実は図形が重なっているということを、わからせる必要があるのです。 いくつかの図形を重ねて上から見ると、案外と簡単に図形が重なって見えることを理解できるものです。 やはり図形問題は 実物を使ってペーパーテストから飛び出した状態で説明をしながら頭の中に、叩き込む必要があります。 ・ブロックを数える問題 小学校受験では 必ず出題される分野です。 この種類の問題には落とし穴があります。 それは、子供側から見えている面だけしか数えずに正答できないということです。 お受験の準備を始めたばかりのころには、まずどの子も間違えてなかなか理解をしないというのが当たり前の問題です。 この状態を克服するためには、とにかく 積み木遊びを日常的にして、ブロックの面感覚を身に付ける必要があります。 ブロックで隠れている面にも数えるべき、ブロックが隠れているということを、子供が一度理解をすれば間違えなくなります。 こちらの問題も、ペーパー上だけで説明をしたとしても、完全には頭に入らない問題です。 他の分野の問題がパーフェクトでも、図形の問題で点数落とすのは、とても残念なことですので留意をしておいてください ・立体図形をあらゆる角度から見た時にどう見えるか? 図形問題の中でも 特に難易度の高い問題です。 常に特訓をするべき分野の問題でもあります。 これは、大人が解いても時折、間違ってしまうような内容の問題になります。 自分の頭の中でどれだけ想像をしても、やはり正しく図形を理解していないと絶対に間違いが増えてしまいます。 この種類の問題についても、 積み木で頻出問題と同じような形を作って子供と上から、横から眺めさせてください。 この角度からは積木の面がこのように見える、という感覚がつかめるまで、何回でも繰り返しておいてください。 子供が積み木の感覚を身に付けた状態になれば、他の形であっても図形の感覚は身についているはずです。 図形問題は桐光学園小学校の出題問題でも難問が多い? 普段はブロックなどで遊ばない女の子の方が、不得意な分野かもしれませんが受験ではそのような言い訳は通りません。 図形問題については平等に出題されるからです。 普段から男女を問わずブロックに触れておくことも、小学校受験準備の中では欠かせないことだと思います。 図形の問題が苦手、と感じさせる前に親が先回りをして、 実物を使って遊び感覚で図形問題に取り組むなど、工夫をする必要があります。 苦手意識を持ってしまうと、なかなかその分野の伸び率が下がってしまいです。 そんな時に学校別の模擬テストなどを受けると、明らかに図形問題が苦手であることがはっきりとわかってしまうのです。 親も子も、そうなる前に図形問題については あらゆる角度から、親子で取り組むという姿勢が必要です。 集団行動観察 一般的に指示通りのゲームやリトミックを通して、どの程度の 注意力を持って演技に反映できているのかを見ます。 そのうえで 周囲の人に対してマナーよく振る舞えるか?仲良くできるか?という部分を考査します。 体を動かして遊ぶ活動やグループごとに遊ぶ活動を通して考査を行います。 個別絵画工作 塗り絵と図形の切り取りと貼り付けという課題が例年、出題されています。 塗り絵については、とにかく枠からはみ出さないように丁寧に仕上げることを塾などでも教えます。 その上、ある程度のスピード感を持って取り組むことも求められるのです。 雑に仕上げると非常に印象が悪くなりますので 丁寧に且つスピーディーにという難しい技量が問われます。 普段から塗り絵などを遊びの一環として家庭でも取り組んでおくと小学校受験に向き合う際に、手助けになります。 はさみの扱いについても、幼稚園などである程度の制作に多く取り組んでいる場合には、おさらいをすれば良いのですが、まったくハサミなどを持つ機会がない場合には、幼児用のハサミを準備して、キャラクターものなどで親しみやすい教材を任意で購入をしながら切り貼りの練習をしておきましょう。 ノリの扱いにも慣れておく必要があります。 巧緻性については日常の積み重ねで上達することが多いので、そのあたりは親も協力をしてあげてください。 面接について 桐光学園小学校では、 保護者のみの面接が行われます。 大人通しの会話ということになりますが、おおむね聞かれることは次の通りです。 ・桐光学園に対してどのような思いを抱いているか? ・将来的に桐光学園小学校に何を期待しているのか? 案外と難しい質問の様に思いますが、なぜ桐光学園小学校を選んだのか?そして入学後は学校側にどのようなことを期待するのか?という質問に過ぎません。 ここでのポイントは事前に学校説明会で見聞きした内容を 親が自分たちの言葉にきちんと置き換えて回答できるかどうか? と言う点です。 例えば、桐光学園小学校にしか見られない課外活動を挙げて、それに対しての印象などを述べれば良いのです。 四角四面の内容だけではなくそこに親としての思いが重なればなおのこと、良い結果につながるはずです。 保護者面接では質問に対して、親が実際にどのように感じているのかを的確に応える必要が生じます。 自分たちの教育方針をきちんと持ち、 桐光学園小学校に対しての思いを重ねて、発言できることが何よりも望ましいことだと心得ておいてください。
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