志村けんさんのテレビ番組「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)には熊本県阿蘇市の「阿蘇カドリー・ドミニオン」で飼育されるチンパンジーのパンくん(18歳)とその娘プリンちゃん(4歳)が出演していた。 動物のトレーナーで、ロケなどを通し16年前から志村さんと親しくしてきた宮沢厚園長(60)は30日、報道陣の取材に応じ、「パンくんやプリンちゃんが喜びの声を上げて志村さんに抱きつくと、志村さんも本当にうれしそうににっこり笑って動物たちと抱き合う。 あの笑顔が見られないと思うと、何とも言えない気持ちになる。 心から冥福を祈ります」と語った。 宮沢さんによると、ロケの後、パンくんは宮沢さんの手をふりほどき、帰ろうとする志村さんを追いかけ、しがみついて離さないこともあった。 「動物は一瞬で人柄を見抜く。 人間だけじゃなくて動物にもあれだけ愛される人は初めて見た。 本当に素晴らしい方でした」。 志村さんも動物が大好きで、しばらくプリンちゃんに会えないと「どうしてるかな」と心配し、夜中にお風呂に入っていてふと「パンくんどうしてるかな」と思い出し、涙が出たという話も宮沢さんは聞いた。 「事務所には俺が言っとくから大丈夫」と言って園内での動物劇場に無償で出演したり、一緒に飲みながら舞台でのネタを考えてくれたりしたこともあったという。 2016年の熊本地震で志村さ….
次の志村どうぶつ園で大人気だったパンくん パンくんが天来!志村どうぶつ園に出演しはじめたのは2004年のことです。 パンくんは2001年10月1日生まれなので3歳の頃に志村園長と出会った計算です。 テレビで見なくなって等しいですが、今はどこで何をやっているのでしょうか? どうしてテレビにでなくなったの? 志村どうぶつ園で撮影する以外の時はで動物ショーにでていたパンくん。 実はチンパンジーは大人になるにつれ(繁殖行動がでてくる、6~8歳以降)かなり凶暴化してしまうと言われています。 特に メスに対しての 「優位性」を示すように縄張りを主張したり攻撃的になるのでその時期がきたら「オリから外に出す」のはやめるべきとの声がでていました。 パンくんも引退の時期は伸びに伸びていましたが、13歳になる2013年にはショーも志村園長との共演も「引退」することとなっていました。 2012年女性にケガを負わせてしまう事件を起こす 引退を控えていた2012年の9月、いつも通り動物ショー(みやざわ劇場ショー)を終えて舞台袖にもどったパンくん。 舞台袖に待機していた女性研修員にいきなり飛びかかって噛みついたのです。 すぐにトレーナーの宮沢厚さんが引き離しましたが女性は2週間程のケガを負いました。 額・耳の後ろ・腰・足首などを噛まれドクターヘリで運ばれていったようです。 その後パンくんは「謹慎」としてショーから引退、 一般人が入れない飼育舎で隔離されていました。 お嫁さんのポコちゃんと共に引退 パンくんに会いました。 もともとお嫁さんである「ポコちゃん」と繁殖のために引退する予定でしたが、予定を早めたようです。 事件があった後に放送された志村どうぶつ園でも志村園長とガラス越しに再開しました。 パンくんは今までと同じように番組で披露していた芸を志村園長に見せていました。 しかしガラス越しのため触ることも褒めてあげることも出来ず「パンくん、ごめんね。 褒めてやりたいんだけど…」といった言葉をかけました。 実質上の 「テレビ引退」になります。 全く出演しなくなったからそのような噂がでたようですね。 パンくんの娘である「」も無事に生まれていますし、パンくんも幸せに暮らしていて欲しいものですね。
次の画像: パンくんは2001年10月1日に生まれで(2020・4)現在では18歳になります。 パンくんは熊本の動物園「阿蘇カドリー・ドミニオン」の、「チンパンジー学習の森の仲間たち」のコーナーで見ることができます。 園でもやはりチンパンジーの「パンくん」は注目されている存在で、園のホームページでは『チンパンジー「パンくん」は学習の森でご覧いただけます。 』と案内しています。 志村けんの訃報に「阿蘇カドリー・ドミニオン」ツイート 志村けんと関係の深い「阿蘇カドリー・ドミニオン」は、志村けんさんの訃報があるとこのようにツイートしています。 志村けんさんの突然の訃報に、驚き悲しみと共に大きな喪失感でいっぱいです。 2004年からパンくんプリンちゃんと16年もの長い間可愛がって頂きました。 動物たちとにっこり笑って抱き合う。 志村さんのあの笑顔を見られないと思うと何とも言えない気持ちになります。 心よりご冥福をお祈りいたします。 — 阿蘇カドリー・ドミニオン【公式】 cuddlykouhou パンくんの暴力事件 このパンくんは、以前公演で女性に飛び掛かりケガを負わせる事件を起こしています。 女性研修員に全治約2週間のケガを負わす 2012年9月6日、「阿蘇カドリー・ドミニオン」で開催されたショーの終了直後、パンくんは舞台袖にいた女性飼育研修生に飛びかかって噛みつき、アニマルトレーナーの宮沢厚さんやトレーナーが引き離したものの、女性は額、耳の後ろ、腰、足首などを噛まれて全治約二週間のケガを負います。 女性はヘリで運ばれて縫合手術を受けました。 原因については不明という向きもありますが、産経新聞の報道によると、成人したオスのチンパンジーはメスへの優位性を示そうと攻撃的になることがある、としています。 パンくんは以後、園によって「今後のショー開催は厳しい」と判断され、「天才! 志村どうぶつ園」でも出演部分の放送が見合されました。 パンくんはショーを引退し、これまでのように頻繁にメディアに露出することはなくなりました。 パンくんと志村けん「志村どうぶつ園」のその後 志村けんは事故後、9月11日付けのブログでこのようにつづります。 志村さんは一般見学者と同じようにガラス越しに対面、パンくんはしきりに番組で習った技を披露しました。 2013年1月の放送では、パンくんはメスのチンパンジー・ポコちゃんと登場し、風邪予防のためにネギをたくさん食べるシーンが、同年3月には番組10周年で過去のパンくんの登場する映像を放送しています。 チンパンジーはけっこう凶暴 実はそもそもチンパンジーは、サル・ゴリラ・ボノボなど、人に近い動物の中でもとりわけ暴力性が強いことが指摘されています。 過去には、シエラレオネで幼少期から人に飼われていた巨大チンパンジーのブルーノが1人を殺害、4人に重傷を負わせて行方をくらませる事件が起こりました。 またアメリカでは、タレント的チンパンジーのトラビスが飼い主の友人に重傷を負わせて警官に射殺される、などの事件も起こっています。 ちなみに人に近い動物でもっとも平和的なのが「ボノボ」だそうです。 志村けんとパンくん.
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