枝豆は、お酒のおつまみやおやつにすると、とてもおいしいですよね。 子供たちにも人気が高く、お弁当の彩りや隙間を埋めるのにも大活躍してくれます。 旬の時期は6~8月、この季節になるとスーパーで枝付きの枝豆が売られていますね。 また、海外でも非常に注目されている食材で、北欧やヨーロッパでも親しまれています。 ニューヨークの居酒屋では、日本と同じくおつまみで提供されており、スタジアムの売店でも売られていたりするほどメジャーな食べ物になっています。 日本と同じで「EDAMAME」と呼ばれているのですよ。 家庭菜園でも育てる事のできる枝豆は、4月下旬ごろに種を購入して植えつけると夏には大きく育ちます。 自宅で栽培すると、大量に獲れすぎて困ることもあるようです。 そんなときには、冷凍保存をすると旬が過ぎても食べられます。 これからご紹介する冷凍保存方法で、枝豆の食感を落とさず長くおいしく食べることができますよ。 枝豆の状態別保存方法と冷凍枝豆の簡単おすすめレシピもご紹介しますから、今年の夏は枝豆をたくさん食べましょう。 枝豆を少し固めに茹でたら、うちわなどで扇いで冷ましましょう。 この時、 ゆであがった枝豆を水にさらさないのがコツです。 水にさらしてしまうと、枝豆が水っぽくなりおいしくいただけません。 また、自然に冷めるまで置いておくと、予熱で柔らかくなり、歯ごたえの無い枝豆になってしまいます。 うちわや扇風機で一気に素早く冷ますとおいしい枝豆になりますよ。 そして、 水気を拭きとって冷凍しましょう。 ジップ付き保存袋になるべく平らに入れて、急速冷凍がおすすめです。 この時、枝豆を大量に保存袋に詰め込みすぎると、解凍するときに小出しにできません。 なるべくトレイなどで平らに冷凍してから、大きな保存袋へ移しましょう。 面倒な方は、1回分を小分けにして冷凍するとラクですよ。
次の収穫する前に、すぐ茹でられる準備をしてから畑に出ます。 枝豆はできるだけ早く茹でることで美味しさをキープできます。 直売所などで買ってきた枝豆も、できるだけ早く茹でます。 枝豆は収穫後時間が経つほど、糖分が減っていくそうです。 甘みが失われてしまうので、できるだけすぐ茹でることで甘い枝豆に。 枝付きで売られているものがあったら、そのほうが鮮度が落ちていない可能性高いです。 自分で枝から外す手間がかかりますが、それはお湯を沸かしている間にできる作業なので、美味しさを考えたら枝付きが一番。 茹でる前に塩もみ 枝から外した枝豆は、土がついていることもあるので水洗いします。 それから枝豆の産毛をとるのに塩でもみます。 枝豆は新鮮なものほど、産毛が固くてチクチクします。 食べるときに口の中でイガイガしたりしないように、しっかりこすって産毛を取ることが必要です。 あら塩がおすすめ。 ボウルの中の枝豆に塩を大さじ2ほど振りかけて、両手でザクザクと混ぜたり、お米を研ぐときのような感じで枝豆同士を押し付けるようにしてこすったりします。 一度に茹でる量が多いので、全部カットなんてできない! そのかわり、塩はすこし多めに入れます。 枝豆のゆで時間は5分弱 沸騰したお湯に塩もみした塩つきのまま投入します。 ボウルに残った塩も全部入れます。 さらにしっかり味が付いているほうがいい場合、1Lのお湯につきさらに塩を大さじ1プラスして茹でます。 (塩もみ分を含む塩の量は、1リットルのお湯に対し大さじ3。 ) お湯が増えたら塩も増やします。 大体4%の塩分量がいいとされているのですが、私はちょっぴり多めにしています。 枝豆がすっかり隠れるくらいのお湯の量が必要です。 茹でるときはかき混ぜてむらなく茹で上がるようにします。 茹で時間は5分弱です。 おうちのコンロの火力によっても多少異なるので(うちのIHコンロだとゆで時間4分半がベスト)、途中で味見します。 4分たったら1個食べてみて、もう少し茹でるかどうか決めるといいです。 ただ、お湯から上げてからも余熱で若干火が通るので、その分も考えます。 私はまだガリッとするようならあと1分、でも「ちょっと固めかなあ、でもいいかな?」と迷うくらいなら火を止めちゃいます。 余熱でちょうどよくなる感じです。 私はきもち固めの方が、豆の甘さが際立って美味しいから気に入っていますが、そこはお好みですね。 3分くらいでもうあげてしまうという人もいますよ。 特に、茹でてから冷凍保存したいという場合などは、茹で時間は短めがいいようです。 茹で上がったら水をかけない 火を止めたらザルにあげますが、すぐ冷やそうと水をかけたりしたら台無しです。 緑の野菜を茹でた後なんかは、色をきれいに出すために色留めで冷水をかけますが、枝豆はだめ。 塩味も流れてしまうし、さやと豆の間に水が残ってしまったりして食感が悪くなるからです。 私はうっかり一度ざっと水をかけてしまったことがあり、そのときはべちゃべちゃに濡れてしまって味も薄くなるし大失敗。
次の枝豆の選び方と下ごしらえ 枝豆をスーパーで購入するときは、 豆がしっかり詰まっていて、採れたてのみずみずしさがあるものを選ぶとよいです。 また、枝豆をゆでる時に大切なのが塩の分量。 塩は 「ゆでる水に対して4%の塩加減」が目安。 まず、枝豆はゆでる前の下ごしらえで 先端部分をはさみで少し切り落とすとよいです。 これは 水まわりをよくし、塩味ものりやすくしてくれます。 枝豆のゆで方とゆで時間 鍋に水1Lほどを入れて沸かし、残りの塩を加えて沸騰させます。 沸いたら 塩がついたままの枝豆を入れます(ボウルに塩が残っていたら、ゆで湯でボウルをさっとすすいで、すべての塩が入るようにするとよいです)。 再沸騰したら火を少し弱め、 4〜5分ゆでて枝豆に火を通します。 落し蓋をすると熱が均一に伝わりよりよいですが、なければ箸で時おり混ぜながらゆでればOKです。 一つ二つ食べてみて、ゆで上がっていればざる上げします。
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