コンテンツ• タクシーにおけるワンメーターや三桁とは? タクシー業界の用語で、最も一般的に知られているといっても過言ではない「ワンメーター」。 また、タクシー業界でよく使われる「三桁 みけたorさんけた 」について解説します。 ワンメーターとは? ワンメーターとは初乗り運賃のことで、タクシーに乗車した際に始めに表示される運賃のことで、一定の距離(初乗り距離)が定められており、地域により異なります。 例えば、初乗り運賃:590円 初乗り距離:1. 2kmの場合、乗車場所~降車場所まで1. 2km以内であれば、590円ということです。 実際は、時間距離併用制なので、信号待ち等でもメーターは上がりますから、590円で走行可能な距離は1. 2kmよりやや短くなるのが一般的です。 三桁(みけたorさんけた)とは? 三桁とは、 メーター料金が1000円以下の仕事のことです。 まず、「加算運賃」の説明をすると、「加算運賃」とは、初乗り距離を超えて乗車した場合の、走行距離に応じた距離で計算される運賃のことで、例えば、初乗り距離1. 2kmを超えたあと、200mを超えるごとに80円加算され、この80円が加算運賃となります。 タクシーで近距離が迷惑がられたり嫌がられる理由 まず、タクシー運転手はほとんどが歩合です。 売上(営収)が、そのまま自身の給料に直結しますので、特にワンメーターや三桁までの近距離だと単純に売上は伸びません。 端的に言うと、乗込みにしろ無線配車にしろ全てが運であり、三桁までのような近距離では、そのときだけを見れば売上は上がらない。 よって、嫌がられるという構図になります。 タクシーは近距離だからといって乗車拒否はできない 当然のことながら、近距離であっても乗車拒否はできません。 運転手によっては、あからさまに態度が悪くなることもあるかもしれません。 上述したように、自身の給料に直結するので、不機嫌になる気持ちもわからなくなくはないですが、真面目にやっているまともな運転手は、それを表に出すことはありません。 タクシーは年間売上でトータルで考えると・・・ 年間でトータルで考えると、同じ時間をかけていれば、ほとんど売上は変わりません。 当りのいい時悪い時があるので、例えば日によっては、乗込みは全て三桁とか、無線配車も含めて5~6回連続でワンメーターの日もありますし、かと思えば、朝7時に出庫し午前中に2万円程上がるときもあります。 その時だけ見ると、三桁の近距離客を連続で引いたりするとへこみますが、いいときはロングの客を引くこともあるので、特に年間の長期スパンでみると、同じ時間をかけていればあまり変わらないと言えます。 乗客からすれば近いところは申し訳ないと思うのは理解できる 管理人も、ドライバーになる前は、乗客としてタクシーに乗る時は、近いところだと申し訳ないという気持ちもありました。 以前勤めていた会社では、時々工事出張や機器の販売・技術者として出張があったため、タクシーに乗ることも時々あり、当時はスマホもないので、初めてのところへ一人で行くときは、ある程度は事前に調べていくのですが、距離感がよくわからなくて、タクシーに乗ったら近い距離で、申し訳ない気持ちになったこともありました。 その利用者の人間性に左右されるので一概には言えませんが、 気になるようであれば、「近くて申し訳ないです」などと言っていただくのも一つの方法です。 タクシーの利用者が減少する日は近距離客もありがたい タクシーはどうしても、土日祝日や大型連休など利用者が少なくなります。 よって、タクシー乗り場で車列をなして動かなくなりますから、運転手の心境としては、近場でもいいので、車を動かしたい気持ちになり、実際にそのような日には近距離客が多く、半ばあきらめています。 また、乗り場で最後尾につけてから、2時間程かけて先頭まで行き、乗込みの乗客がワンメーターだと、内心がっかりしますが仕方ないと割り切るほかありません。 また令和2年3月現在、コロナショックにより全国的にタクシー業界は利用者が激減し、苦境に立たされており、利用者あってのタクシービジネスということを痛感しています。 まとめ:近距離客は嫌がるが仕事として割り切っている・気になれば「近くて申し訳ない」と言うのがベター 最後にまとめると、• 運転手は、ワンメーターや三桁の近距離は確かに嫌うが、仕方がないので割り切っている。 当りのいいときもあれば悪いときもあり、長期スパンでトータルで考えると売上にほぼ差は出ない。 利用者が少ないときは、近距離でもありがたさを痛感する。 利用者において、気になるようであれば、「近いところで申し訳ない」などと言っていただいても構わない。 といったところでしょうか。 運転手個人の人柄や性格・考え方により異なるところもありますが、 近距離であっても仕事として割り切っています。 また、 利用者によっては近距離で申し訳ないという気持ちからか、 端数の釣銭を頂くことも少なくなく、丁寧・親切な接客をすれば、結果的にチップをいただくことに繋がる こともよくあります。 地域により異なりますが、近距離客が乗りやすいように、初乗り距離を従来より短縮して、初乗り運賃を抑えた料金体系にしている地域もあります。 ぜひ、近距離であっても利用していただきたいと思います。
次のこの記事の目次• タクシードライバーへの転職はドライバーワークスへ! タクシードライバーは人手不足が深刻で 初心者の方でも応募できる案件が非常に多いです。 タクシードライバーの業務内容は、初心者の方だと不明確な点があると思います。 業務内容がわからなくても、免許や資格や経験を問わないのはもちろん、 運転免許の補助までしてくれる会社も存在します。 また、2020年に開催されるオリンピックの影響でタクシー運転手の需要が高くなっています。 未経験でも年収が 500万を超える案件もあるので、チェックしてみましょう! 豊富なドライバー求人を案件を持つドライバーワークスなら今より好条件な案件が見つかります! B型賃金 売り上げに歩合率を掛け合わせたのが「B型賃金」です。 営業成績が給料に直結して結びついているため、タクシードライバーさんたちのポテンシャルもあがります。 近い距離での利用だと料金も安くすむ、つまり運転手さんの賃金も安くなります。 だからタクシー運転手さんたちは長距離利用の乗客を望んでいます。 AB型賃金 現在、多くのタクシー会社がAB型賃金を採用しています。 基本給、歩合給、賞与の3つセットになります。 A型同様、会社が定めた金額を上まわった場合歩合給となりますが、タクシー会社によって会社の取り分が異なります。 B型は歩合給を全額運転手さんに支払ますが、 AB型の場合、一部をプールして賞与に分配します。 運転手さんにとってはA型より営業成績に直結し頑張り甲斐があり、かつ安定した給料を毎月得ることができる、というシステムになっています。 それでもやはり運転手さんたちは、近い距離での利用より長距離での利用乗客を好む傾向には変わりありません。 待ちが長い 駅のロータリーなど、タクシーが客待ちで行列しているのを見掛けます。 タクシーの運転手さんたちは、流しでお客様を乗せる場合と、指定のタクシー乗車場に並ぶお客様を乗せる場合があります(事前予約を除く)。 そのため、お客様が来るまで長い時間待ったのに、近い距離での利用だと時間給にしてとても安い賃金になってしまいます。 そのため、できるだけ長距離を希望するお客様を乗せようとします。 たしかに1時間近くお客様を待った揚げ句、10分、15分程度の近い距離(1,000円以下)だと、賃金的にとても安くなってしまいます。 そのため、運転手さんたちの中には、近い距離を嫌がる方もいます。 先述したように東京では初乗り料金が410円に下げられたことで、今まで以上にタクシーを利用する乗客が増えました。 一方、東京以外の地域では初乗り料金の変更がないため、やはり近い距離での利用の際「申し訳ない」と思いがちです。 それでも、乗客ならびに運転手さんが気持ち良く運行できるためには、双方相手を思いやった対応が求められます。 乗客も横柄な態度で運転手さんに接するのではなく「お願いします」という気持ちを込めましょう。 自分が運転手さんだったら、と考えてみると自然と横柄な態度は取れなくなるはずです。 決して「乗客は偉い、何をしても許される」ということはありません。 短い時間なりにも、狭い車内で過ごすのですから、気持ち良くタクシーを利用できるよう心がけましょう。
次のタクシーの料金は地方や会社、時間帯によっても変わってきますが、200〜250メートルごとに70円から90円加算されます。 つまり、 1キロではおおよそ300円から350円が基本的な料金になっています。 東京の一般的なタクシーでは初乗り1052メートルまでは410円。 そこから237メートル毎に80円といった料金設定になっています。 つまり、東京では2キロタクシーに乗ると、410円の初乗り運賃に加えて 1kmごとにだいたい320円の追加料金がかかって730円の料金になるという仕組みです。 そのため、距離ごとの大体の料金を計算すると 距離 料金 1km 410円 5km 約1,600円 10km 約3,100円 20km 約6,000円 30km 約9,000円 50km 約15,000円 100km 約30,000円 関連ページ タクシーを利用した際に、止まる直前でメーターが上がったり、道が渋滞していてメーターがどんどん上がっていく・・・などの苦い経験はありませんか? メーターが上がると料金が上がるので困りますよね。 今回は、タクシーメーターの知っているようで知らない、メーターの仕組みと、表示意味について紹介していきます。 タクシーの初乗り料金が410円へ値下げされたことについて、賛否両論あります。 東京だけなのか、他の地域ではどうなっていくのか、1メーターいくらになったのか気になりますよね。 今回、そんな疑問を紐解いていきます! タクシーに乗るだけなのに見積もりなんていらない、こう考える方も多いでしょう。 ですが、タクシーを利用するだけでも、見積もりを取った方が良い場合があります。 この記事では、タクシー会社への見積もりを依頼する時の方法、また手軽に料金を見積もるにはどうすればいいのかについてお話したいと思います。 最近では昔と違い、お子さんだけでのタクシー乗車も当たり前となっています。 また各タクシー会社でも、保護者の方がお子さんだけでの乗車に対し、より不安なく利用出来るようサービスの充実に向けて努力しています。 この記事では、タクシーの料金設定の中に子供料金といったものがあるのか、そして子育てに特化したサービスについてもいくつかご紹介したいと思います。 交通系電子マネーの代表とされているパスモですが、タクシーでも使えるのってご存知でしたか? さらに、パスモは今では鉄道やバスだけでなく、さまざまなサービスでも利用が可能になっています。 今回は、タクシーでのパスモの使い方、タクシーで利用するときのメリットデメリット、さらには他にどのようなサービスで利用できるのか紹介したいと思います。 あなたは、タクシーが低額で乗り放題になるといった話を聞いたことがありますか。 また定期券タクシーといった聞きなれない言葉を耳にしたことはあるでしょうか。 今回は、まだ多くの方が知らない定額で乗り放題のタクシーと、定期券タクシーについてお話したいと思います。 あなたがタクシーを配車依頼した時、お迎えに指定した場所も同じで、前回に走行したルートと変わらず混雑の状況も変わらなかった場合なのに、なぜか料金が少し高かったことはありませんか。 前回と金額が違うのか疑問に思うことでしょう。 今回は、そのちょっと分かりにくい迎車を依頼した場合にかかる料金と、タクシーを予約した時との違いをお話したいと思います。
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