では 頭痛の社会的な影響はどうでしょうか。 御自分に当てはめてみてください。 今のプロジェクト、頭痛で休むことできるでしょうか。 かなり厳しい選択ですが、起きられないような頭痛ではやむを得ないことも想像できます。 頭痛の有無と診療経験 頭痛のある人 受診経験がない人 生活維持ができていない人 頭痛の分類 緊張型頭痛 右図は後姿の絵です。 右図のような筋が、長時間の同じ姿勢で緊張を強いられ、 それに伴い血管が締め付けられ局所の循環が悪くなり起こる頭痛です。 何も特殊な姿勢ではなく、われわれの通常の姿勢でも起こります。 ほとんどの方は肩凝りを自覚されております。 原因はこのような筋の緊張が起こるような状況です。 筋緊張により痛み物質が放出されるために痛みを感じてしまう訳です。 長時間の仕事、パソコンや細かい作業、精神的ストレス、 ほかに特殊な例として背骨が立ちすぎの方などにこの種の頭痛がみられます。 対処法 ・いわゆる消炎鎮痛剤で鎮痛をはかり、 筋緊張を緩和する薬で筋をリラックスさせることで症状の軽減を図ります。 ・それ以外に、患者さんそれぞれの状況に応じた生活工夫も大切な対処法です。 仕事中のストレッチ、枕の工夫、歯の治療、姿勢の矯正、そしてストレスの発散です。 予防 この一連のメカニズムに関連している物質に セロトニンという物質があります。 セロトニンにつながるアミノ酸を多く含む物質を 控えることがいいと言われています。 よく知られているものに、ナッツ類、乳製品があります。 他には誘発性のある食品にアルコール、チョコレート、 赤ワインや柑橘類もよく知られています。 これらを好んで食したりする習慣を避けることが 大切といえるでしょう。 ただし、上記に挙げた予防でも完全に防ぐことはできません。 しかし、ここにも罠が潜んでいます。 頭痛について、市販の頭痛薬を使っている方が沢山おられます。 その種の薬も少しは効きますし、効かなくても暫く我慢すると辛い片頭痛も去っていきます。 そのせいで、特効薬を使わずに何年も市販薬などを使っていると慢性頭痛の状態になってしまいます。 片頭痛と思ったら、病院で処方する片頭痛の特効薬を使ってください。 これは緊張型と片頭痛の混合(複合)型と考えてください。 (いろいろな考え方があります) 非常に複雑になっている方が大半です。 どちらにも鎮痛剤や市販薬が使われます。 すると、内服効果の少ない片頭痛の時にさらに服用が増え、 薬物過剰使用による頭痛が重なります。 こうなりますと、今日の頭痛は?もともとは何の頭痛?? という具合になり、絡まった糸の状態です。 しかし、絡まった糸も端が分かれば、ゆっくり解くことができます。 慢性頭痛の方には、この経過をとっている方が少なくありません。 ゆっくりと糸を解いていく取り組みをしてみることです。 対処法 まずは、頭痛外来で慢性化している原因を突き止め、正しい薬の処方と、生活での注意点を知ることです。 一昔前は不眠で病院へ行く方はほとんどいませんでした。 今は、不眠外来があるように、眠れないことも病気として捉えられる時代です。 頭痛も同様です。
次の新型コロナウイルス感染症への対応について 緊急事態宣言は解除されましたが、当院は引き続き、患者様が安心して来院できるように努めてまいります。 皆様にはご不便をおかけいたしますが、当面の間は以下の点についてご協力お願いいたします。 受診を希望される場合、事前に必ず電話予約 (044-739-8010)をお願いいたします。 来院される時には、マスクあるいはマスクがない場合はハンカチ、タオルなどで口を覆えるようにしてください。 来院される方は、付き添いの方も含めて体温測定をお願いしております。 外来リハビリで受診される方の付き添いの方は、可能な限り院外でお待ちいただけるようにお願いします。 内服薬がなくなりそうで来院も難しい方は、お電話にてご相談ください。 【かぜ症状(発熱、せき、のどの痛みなど)のある患者さんへのお願い】 当院には多くの神経内科疾患、神経難病、高齢者の患者さんが診療、リハビリのために通院されております。 これらの患者さんは新型コロナウイルスに感染した場合に重症化するリスクがあります。 今回のような深刻な感染症が流行している場合に、かぜ症状の患者さんを診察するためには、クリニックの入り口を別にしたり、 動線を別にしたり、感染防御の体制を整える必要がありますが、当院ではこれらを完全に行うことができません。 そのため、当院よりご予約のお時間を指定させていただく場合もございますので、あらかじめご了承下さい。 なお、 新型コロナウイルス感染症の疑いのある方、感染者または感染の疑いのある方との濃厚接触のあった方は、 まず「帰国者・接触者相談センター」へのご相談をお願いいたします。 【帰国者・接触者相談センター連絡先】電話:044-744-3104(受付は平日8:30~17:15) 定期的に通院されている患者さんにつきましても、発熱、かぜ症状がある場合は、 まずご自宅で様子を診ていただけますようお願いいたします。 ご不便をおかけしますが、神経疾患よび神経難病、高齢者の方への感染予防の観点から 何卒ご理解くださいますようお願い申しあげます。 リハビリスタッフ募集のお知らせ 当クリニックでは現在、理学療法士(常勤・パート)、作業療法士(常勤・パート)の募集を行っています。 訪問診療の対応地域について 訪問場所が中原区、高津区内でクリニックから車で15分以内の距離の方に限らせていただいております。 予めご了承ください。 神経内科疾患の外来リハビリテーションに新規で来院される方へ 現在、神経内科疾患の外来リハビリテーションの患者さんが多い状況です。 新規で来院される方は必ず現在の主治医や病院から事前にお問い合わせをいただき、予約が取れるか確認していただくようお願いいたします。 今年度より川崎市特定健診の原則自己負担金がなくなりました 市から案内が届ている方を対象に実施いたしますので、ご希望の方は来院時またはお電話(044-739-8010)にてご予約ください。 なお、案内が2019年4月以降にお手元に届いていらっしゃる方は、今年度中の実施となりますので、余裕をもってご予約ください。 診察順・ご予約について 当院では、初診・再診を問わず事前の電話予約()を受け付けております。 状況によりご希望のお時間に予約をお取りできない場合もございますので、ご了承ください。 予約患者さん優先のため、予約のない患者さんはお待たせしてしまうことがあります。 なお、診察内容や症状によっては順番を前後させていただく場合がありますので、予めご了承ください。 川崎市の風しん追加的対策として、対象となる男性は無料で風しん抗体検査、予防接種を受けていただけます 対象となる方には川崎市から案内が郵送されます。 当クリニックでは川崎市の風しん追加的対策に合わせ、対象となる男性に対して無料で風しん抗体検査を実施し、抗体のない方には予防接種を実施しています。 現在、介護保険利用での通所リハビリテーションの新規受付を停止しています 健康保険利用でのリハビリテーションの受付はしております。 ご不便をおかけしますがよろしくお願いいたします。 平成29年4月より当院院長が他院の非常勤医師を務めています 当院院長が4月より、神経内科外来を非常勤で担当しております。 毎月第2、第4水曜日の担当となります。 要支援の方向けの通所リハビリテーション、 言語聴覚士によるリハビリテーションを行っております 作業療法士によるリハビリテーションを行っております.
次の特色 当科では脳動脈瘤・脳動静脈奇形等の脳血管外科手術において世界的に評価の高い佐野公俊医師が副院長・脳神経外科顧問として実際の手術・診療に携わっています。 日々、全国から訪れる患者様に対して脳神経外科チーム一丸となり最善で的確な医療をご提供しております。 脳神経外科チームは脳神経外科医だけでは成り立ちません。 経験豊富で活気ある看護師、的確な診断に必要な検査を担当する優秀な放射線技師、コーディネート能力の高い医療連携課スタッフ、術中の全身麻酔を担当する洗練された麻酔科医師、安全な手術のために必要な医療機器を扱う鍛錬された臨床工学技士がいるからこそ機能しています。 ひとりひとりの患者様に対して綿密な治療計画のもと、専門性の高い医療スタッフが各々の能力を発揮してチーム一丸となって治療にあたっています。 特に、未破裂脳動脈瘤の手術治療に関しては、数多くの経験を有しています。 予定手術は原則として完全無剃毛で行っております。 これにより整容上の精神的ストレスが軽減され、より早期からの社会復帰・日常生活が可能となっております。 佐野公俊医師は、『自分が患者だったらやってもらいたいような手術をする』、とおっしゃいます。 治療困難な脳動脈瘤や脳神経外科疾患と診断されても、一度、われわれにご相談ください。 脳動脈瘤のクリッピング手術では、約4,000例以上行い、2000年、2001年のギネスブックに認定されました。 「自分が患者だったらやってもらいたいような手術をする」をモットーとし、無血手術を心掛けております。
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