この年、『天国の島』は中学の部で特に多く演奏されました。 『天国の島』は実在する島? 『天国の島』は北海道北西部に位置する周囲12kmの小さな島、「天売島」 てうりとう 」がテーマとなっています。 当時まだ20代だった、作曲者の佐藤博昭さんは中学校の音楽教師(生徒数はなんとたったの7名!)としてこの島に勤務していたそうです。 豊かな自然環境に恵まれ、海鳥の繁殖地、貴重な高山植物の地として知られる美しい島、作曲者の佐藤さんは 「島の高くから眺める雄大な海、崖、緑は圧巻で、私がこれまで見た中で最も美しい景色」と表現されています。 そんな島のイメージがDASH島と重なり、「ザ!鉄腕!DASH!」でもBGMとして使われることになったのでしょうね。 ちなみに、天売島をTVドラマの舞台としても取り上げられており『オロロンの島(1961年)』や、天売島の診療所を舞台としたテレビドラマ『女医・優〜青空クリニック〜(2004年)』などが放映されています。 『天国の島』はどんな曲? 冒頭、日本音階を使ったピッコロのソロから始まります。 ピッコロは篠笛、クラベスは拍子木、ボンゴは締太鼓のイメージでしょうか。 ピッコロソロは譜面がありアドリブではないのですが、 個人的には、アドリブ感を感じさせるニュアンスが出るとステキだと思います。 目立つ楽器はその3つですが、この冒頭で重要なのは、ボンゴと一緒にリズムを刻む管楽器のテュッティ。 練習でなんども飛び出す人がでて、合奏が止まった経験を持つ吹奏楽民は多いのではないでしょうか(笑)コンクールの課題曲の冒頭、奏者としては中々に緊張する場面です。 冒頭部分が終わると、静かで雄大な島の風景でしょうか、オーボエソロによりこれまた日本音階的なメロディーが奏でられ、裏ではファゴットが対旋律を演奏します。 その後、クラリネット、サックスが合流、ホルンとの掛け合いをしながら再び、オーボエのソロへ。 ここで場面が展開、島のお祭りの風景でしょうか。 クラリネットの連符と金管楽器リズムに導かれ、トランペットメインの力強いメロディーに移ります。 付点音符のリズムは曖昧にせず、かつフレーズの流れが止まらないようにしっかり揃えたいところ。 中低音の裏メロディーは大きなフレーズで、のびのびと演奏できるとステキです。 その後、クラリネットにメロディーが移ります。 この部分バンド全体で緊張感のある<>が表現できるとよいですね。 トランペットのミュートソロを経て、ホルンのソロでリタルダンドがかかり、場面が展開します。 ここでは木管楽器を中心として、静かできれいな民謡をイメージしたメロディーが展開されます。 クラリネットのソロ、トランペット、トロンボーンのテュッティを経て、再び冒頭のメロディーへ。 クラリネットソロでの急激なリタルダントを経た後、再びスピードアップ。 全合奏で主題を演奏し、盛大なフィナーレを迎えます。 この曲は冒頭含めて、表現の幅が非常に広いため、学校ごとに個性があってとてもおもしろいです。 ちなみに私の 一番のおすすめは吹奏楽の名門校、大阪桐蔭高校による演奏です。
次のハワイ諸島には、8つの島があり、そのうちの6島が観光できる島です。 それぞれの島には、その島の花や色が決まっており、フラを踊る際もそれらを意識して衣装や花などを決めます。 曲の中にもそのような島を象徴する花や名前が入っていることも多いのです。 それらの島に関係する歌を紹介します。 歌詞は美しいですが、曲は軽快で打楽器の音が鳴る楽しい雰囲気です。 兄のロバート・カジメロと弟のローランド・カジメロの兄弟ユニットThe Brother Cazimeroが歌っています。 Nawiliwili(ナヴィリヴィリ / George Manoa Huddy カウアイ島の美しい山や花、岬のことを歌った曲です。 カウアイ島は最古の火山活動で生まれた庭園の島と言われています。 カウアイ島もフラ発祥の地とも言われ、フラの女神とされる「ラカ」を祭ったカウル・オ・ラカ・ヘイアウ(ラカの神殿)があり、現在もフラにかかわる人がたくさん訪れています。 この曲はGeorge Manoa Huddy作と言われますが、ハワイのTraditional Song(民謡のように長く歌いつがれている曲)とも言われています。 雨が多く、昔は農業が盛んだったようですが、この歌はそのカネオヘの山や海について伝えた後に、カネオヘに電気がついたことを歌っています。 「ラニワイ協同組合のおかげで、カネオヘに電気がついた、ニュースが聞ける」と楽しい感じの曲です。 美しい聖なるモロカイの大地を、いつまでも忘れないようにという思いが歌に込められています。 歌の中に含まれる歌詞の全てには、何世代にも渡り語り継がれてきたモロカイ島の各エリアに関する社会生態学上の知識が織り込まれているそうです。 モロカイ島とそこに住む人々をたたえる歌詞です。 モロカイ島もフラ発祥の地と言われ、モロカイ島のカアナという場所で女神ラカがフラを始めたという説もあり、毎年5月にカ・フラ・ピコ(踊りの中心)という祭りが開かれています。 かつてはパイナップル農園が広がり、パイナップル・アイランドとも呼ばれていました。 明るく、太陽が輝いているいるような雰囲気の曲です。 マウイ島の海の波の音や谷の水が流れる音、高くそびえる山や穏やかなビーチなど、他の島には負けないような素晴らしい島の情景が描かれています。 明るく優しい雰囲気の曲です。
次のあつもり日記】どうしても島メロを旧作のの初期村メロにしたい・決定版 タイトルの通りなのですが、ネットで昔のの作品である、 DSの(つまり、)の初期の村メロを探していましたが、なかなか見つかりません。 検索の仕方に問題があるのでしょうか?? 何回検索しても出てくるのは、有名な曲の設定の仕方や、 あつまれで64の初代のの設定の仕方だったりして、本当にたどり着かない。 困ったものだ。 わたしが知りたいのは、の初期の村メロの設定の仕方なのに。 と、ここまで書いておいてなんだが、わたしは初期の村メロをすこしだけアレンジして使っていたような気にがする。 どおりで思ったメロディーにならないわけだ。 なので、だいたいあってるかな?というメロディーで妥協した。 ちなみにこんなのです。 てきとうである。 isobss.
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