別荘を「建てる」のは隣家の人の行いです。 よほど親しくしていて、敬語を使うとかえって変だとお互いに感じられるような場合以外、尊敬の表現を用いたほうがいいでしょう。 よって、ストレートに「建てる」と言っているアとウは適切ではないということがわかります。 「お~なる」という尊敬の表現を使ったイ、エの「お建てになる」が適切です。 さて、問題はイ「聞きましたが」かエ「うかがいましたが」、このどちらが適切かということです。 「聞く」のは話し手である私。 話の相手は敬意をあらわすべき隣家の人。 とするならば、「聞く」の謙譲語である「うかがう」が適切なのでは?とお感じの方もいらっしゃると思いますが、ここで、文中の「夫から」に着目してください。 「夫からうかがう」と言った場合、「私」が「夫」に対して敬意をあらわしていることになってしまいます。 夫は話し手である「私」の身内です。 いくら尊敬していても外部の人と話しているときには「私」と同等に扱うのが適切であるとされています。 よって、「夫からうかがいましたが」は、不適切。 「夫から聞きましたが」が適切です。 「夫から」を入れなければ「うかがいましたが」でも構いません。 また、「隣家の人が別荘を建てる」という情報を「私」に教えてくれたのが、外部の人であるAさんである場合は「Aさんからうかがいましたが」という表現が適切であるということになります。 ということで正解はイ「別荘をお建てになると夫から聞きましたが、どちらに?」でした。
次のpiyotty様、回答ありがとうございました。 piyotty様の「主語が相手なのに、述語が自分の行為を示す表現なので違和感があるのだと思います。 」という一節を読んで、とてもすっきりしました。 自分が感じている違和感が、どうして起きる違和感なのかがわからずに、何とも言えない不快感(?)を感じていました。 主語と述語が合っていなかったんですね! 「どんな漢字をお使いですか?」も、とてもわかりやすくまた柔らかな表現だと思います。 また、ある程度予想がつくときまで、「どんな漢字を…?」とお伺いするのもどんなものだろう、と思っていたので、先にこちらから、これでよろしいですか?とお伺いするのは、とてもよいと思いました。 ありがとうございました。 A ベストアンサー はじめまして。 ご質問1: <「お名前頂戴してもよろしいでしょうか?」> 以下の点で正しい敬語法にはなっていません。 1.既に回答にあるとおり、「名前を頂戴する」とは言いません。 2.お名前の後に対象につける格助詞「を」が省略されています。 正しくは「お名前を」と助詞を明記するのがきれいな語法です。 助詞の省略は通俗的な使い方になります。 これは相手の「許可」を求める語法だからです。 2.通常は「お名前を伺ってもよろしいでしょうか」が、一般に広く使われている語法ですが、これも許可を求める語尾になっていますから、直接尋ねる表現とは言いがたいです。 3.直接尋ねるのであれば「~していただけますか?」と相手に対する「依頼」表現が要を得ています。 4.以上を踏まえて直接尋ねる依頼文の敬語表現は以下のようになります。 例: 「お名前を教えていただけますか?」 「お名前をお教えいただけますか?」 「お名前をご提示いただけますか?」 5.ただし、敬意の程度は、相手の許可を求める言い方「~してもよろしいでしょうか」の方が高くなります。 理由は、相手の許可を求めるという態度自体が、既に「へりくだった」=「謙譲的」姿勢になっているからです。 以上ご参考までに。 はじめまして。 ご質問1: <「お名前頂戴してもよろしいでしょうか?」> 以下の点で正しい敬語法にはなっていません。 1.既に回答にあるとおり、「名前を頂戴する」とは言いません。 2.お名前の後に対象につける格助詞「を」が省略されています。 正しくは「お名前を」と助詞を明記するのがきれいな語法です。 助詞の省略は通俗的な使い方になります。 Q 閲覧ありがとうございます。 私は今、ドラッグストアでの接客業で働いています。 金銭面や勤務時間の問題で今の所を辞めて、地元にあるコールセンターへ面接に行こうと思っているのですが、不安があり、まだ決めかねています。 なので、現在又は過去にコールセンターでお勤めしていた方にお聞きしたくこの場をお借りします。 私は、あまり滑舌もよくないみたいでよく聞き返されたり、自分でも聞き間違えたりします。 それに、同じことを聞かれて答えるのはできますが、自分がわからないことを聞かれるとすぐにテンパっちゃって、人に聞きに行きます。 こんなかんじの私でもコールセンターで働けたりしますでしょうか?? ご回答お願いいたします。 A ベストアンサー コールセンターの種類にもよります。 発信業務(営業や督促など)は、ノルマがあって大変なところが多いようです。 反対に、受信業務中心の所は、マニュアルに沿って話せば良いので、比較的楽です。 ただ、車の保険関係などは、膨大なマニュアルの読み込みと、マニュアルどおりに行かない対応で、相当のスキルが要求されます。 「すぐにテンパる」のであれば、保険関係などはやめておいた方が良いでしょう。 一般的な受信業務であれば、最初は大変でも、慣れればそこまでキツイ仕事ではないと思います。 ただ、最初の内は直属の指導係(SVさんとか言いますね)に聞くことが多いでしょうから、人に聞く前に、お客さんが何を求めているのか、何が分からないのかを端的に順序良く話すことが重要になります。 まあ、電話対応の仕事ですので、滑舌が良いに越した事はありませんね。 また、聞き間違えたとしても、文章の前後関係から推測することも大事です。 お客さんの名前の漢字とかね、地名とか、聞き取りにくいし、分かりにくいんですよね~。 でも、お客さんも滑舌良い人ばかりでもないし、電波の悪いところから掛けてくる人もいるし、何度も聞き返すと嫌そうな声で返されるし(そういう時も「申し訳ございません」と心底申し訳なさそうに聞けば、答えてくれますので)。 あとは、「慣れ」ですので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。 コールセンターの種類にもよります。 発信業務(営業や督促など)は、ノルマがあって大変なところが多いようです。 反対に、受信業務中心の所は、マニュアルに沿って話せば良いので、比較的楽です。 ただ、車の保険関係などは、膨大なマニュアルの読み込みと、マニュアルどおりに行かない対応で、相当のスキルが要求されます。 「すぐにテンパる」のであれば、保険関係などはやめておいた方が良いでしょう。 一般的な受信業務であれば、最初は大変でも、慣れればそこまでキツイ仕事ではないと思います。 ただ、... A ベストアンサー どんな受付の仕事かわかりませんが、 基本的に電話が嫌いな人もいます。 そういう人にどう丁寧な対応してもめんどくさいと 思ったり、どーでもいいと思ってる人もいますから あまり気にしないほうがいいですよ。 それに、所詮電話って一方通行です。 相手が今どういう状況かわかりませんよね? 子供が自分のそばからいなくなっていたずらして ないか?とかトイレに行きたいのにとか 今、テレビでいいとこなのにとか 理由を挙げたら切りがないです。 知人でもないのにトイレ行きたいからと 言って切る人なんて皆無ですよね? 相手の状況がわからない電話である以上 仕方のないことと割りきったほうがいいですよ。 私も以前、営業でお客さんに電話したりしていました が、いくら丁寧に対応しても横柄な人は横柄な 態度で電話に出ますし、丁寧な人はきちんと 受け答えしてくれます。 あまり深く考えずに、相手がお客である以上 こちらは丁寧に対応するべきと思って それ以上を考えないようにしたら良いでしょう。 こちらがこれだけ丁寧にしてるのだからあなたも 同様に答えてとお客に見返りを求めてはだめです。 どんな受付の仕事かわかりませんが、 基本的に電話が嫌いな人もいます。 そういう人にどう丁寧な対応してもめんどくさいと 思ったり、どーでもいいと思ってる人もいますから あまり気にしないほうがいいですよ。 それに、所詮電話って一方通行です。 相手が今どういう状況かわかりませんよね? 子供が自分のそばからいなくなっていたずらして ないか?とかトイレに行きたいのにとか 今、テレビでいいとこなのにとか 理由を挙げたら切りがないです。 知人でもないのにトイレ行きたいからと 言って切... A ベストアンサー 「お~になる」の尊敬語と混同されやすいですが、「お~する」は謙譲語です。 ここでポイントになるのは、この表現は「話す相手」ではなく「~する相手」に対して敬意を表している、という点かと思います。 Aに対しては「ます。 」という丁寧語でしか敬意が表されていません。 しかしこの場面では、AにとってCはBの身内であるため、CがBに敬意を表することはマナー違反になります。 CがBの上司でも同じです。 ですからここで「お伝えします」とBが言うのは間違いです。 対して「申し伝えます」とは、伝える人間 B と伝えられる人間 C の双方をAより下においた表現です。 身内同士で使えるのはこちらです。 ですから、この場合は「申し伝えます」が適切であると考えられます。 Q 先日、メールのやりとりの中で、「いくつかご質問があります。 」という一文がありました。 相手が、私に対して質問したいことがあるという状況です。 自分が質問したい場合に、そのことをさして「ご質問があります」は、なんだか違和感があるな、と思ったのですが正しい用法なのでしょうか? また、そういったご質問に対して、「"ご"回答いたします。 」と自分が回答することに対して「ご」をつけるのは正しいでしょうか? 仕事のメールでしばしば見かけるし、私も曖昧な使い方をしているかもしれないと思って、不安になってきました。 まスマートな表現をお教えいただけましたら幸いです。 ちなみに私は下記のようにしています。 質問があるとき「下記の事項についてお教え下さいますでしょうか」「ご教示下さい」「質問があります」 回答するとき「ご質問頂きました件につき、下記の通り回答いたします」もしくは、質問事項(引用)に回答を付記する。 A ベストアンサー こんにちは(^^ この件、昔上司と議論になったことがあります(汗。 基本的には、敬語はNo. 2のkeydaimonが仰る通り、「尊敬」「謙譲」「丁寧」の3種類に分かれます。 では、この「ご」はどれに当たるかというと・・・この3種類、どの用法でも使われます。 (Goo辞書「ご」で調べてもそうありますね)。 ですから、文法的には「ご回答いたします」はアリです。 たとえばNo. 回答の場合は、(「ご回答」を避けるために) 「ご質問いただきました点につきましては、以下の通りですので、宜しくご確認お願いいたします」 と書いたりします。 ちなみに蛇足ですが「いたします」には「謙譲」「丁寧」の両方の意味がありますが、相手によっては「丁寧」の意味しか無いと思っている場合がありますね~。 これもあいまいなとこです(^^; こんにちは(^^ この件、昔上司と議論になったことがあります(汗。 基本的には、敬語はNo. 2のkeydaimonが仰る通り、「尊敬」「謙譲」「丁寧」の3種類に分かれます。 では、この「ご」はどれに当たるかというと・・・この3種類、どの用法でも使われます。 (Goo辞書「ご」で調べてもそうありますね)。 ですから、文法的には「ご回答いたします」はアリです。 たとえばNo.
次の利用者は限られた時間の なかで、有益な情報に素早く たどり着く ことを目的に、検索サービスを利用して います。 適度にひらがなの多い文章 ある言葉を漢字で書くか、ひらがなで書くかを適切に判断するのは、簡単なようでむずかしいものです。 たとえば「常用漢字表に載っていない漢字の使用を避ける」「読みづらい漢字はひらがなで書く」といったわかりにくいルール、あいまいなルールを設けても、なかなか実効性を期待できないのが実情です。 以下、日ごろよく使う言葉で、漢字ではなくひらがなで書く(または、一部をひらながにする)のが一般的なものをまとめますので、参考にしてみてください。 キャッチコピーやビジュアル制作などでは、文字の「おさまり感」やインパクトを優先し、あえて漢字で書く場合もあるでしょう。 このあたりは柔軟に判断してかまいません。 運営上は、文章の「まとめ役」や「校正係」をきちんと置き、表記を整備するのがもっともよい方法です。 それがむずかしい場合でも、複雑すぎないルールを設けて関係者に共有することが、文章の読みやすさ、ひいてはユーザー満足の向上に役立ちます。 さらに「マイルール」にもとづいて書くことも 一般的 マイルール 後/後で あと/あとで 表す/現す あらわす 上で うえで 上手く うまく 面白い おもしろい 極めて きわめて 細かい/細かく こまかい/こまかく 様 さま 過ぎる すぎる 大変 たいへん 確かに たしかに 次いで ついで 使う/遣う つかう 作る/創る/造る つくる 付ける つける 続き/続く つづき/つづく 繋がる つながる 直す なおす 中 なか 何 なに 何となく なんとなく 温い ぬるい 後ほど のちほど 挟んで はさんで 初め/始め はじめ 久しぶり ひさしぶり 久々 ひさびさ 一人/独り ひとり 二つ ふたつ 紛らわしい まぎらわしい 真面目に まじめに 基づく/基づいて もとづく/もとづいて 難しい むずかしい 最も もっとも 柔らかい やわらかい 分かる/判る/解る わかる 私 わたし 個人的に、ブログ、フェイスブック、ツイッターなどでは、記事や書籍を書くときに比べて、もう少しひらがなを多く使います。 上記は、それらを「マイルール」としてまとめたものです。 カジュアルなコミュニケーションでは、やわらかな表現とあわせて、ひらがながいっそう受け入れられやすいようです。 字面(じづら)の好みなどもあるので、適宜、参考にしてみてください。 また、たとえば「まじめさ」や「頑固(がんこ)さ」をパーソナリティとして表現したい場合や、商品やサービスのテイストによっては、漢字を多めにしたほうが雰囲気が出ます。 「コツ」「ブレ」「ミソ」といった強調したい言葉をカタカナにしたり、オノマトペ(擬音語や擬声語)にカタカナを使うと、よい意味での「軽さ」や「ポップさ」が演出できます。 読みづらい漢字をひらがなで書くことを基本としながら、別の次元として、パーソナリティやキャラクターにもとづいて表現や字面を選ぶことは、読み手の心を動かすための大切な工夫です。 参考:紙媒体の状況 新聞社や通信社では、日本新聞協会がまとめた「新聞常用漢字表」をもとに、各社で少し調整したルールを設けています。 書籍や雑誌は、出版社でルールやガイドラインを設けている場合もありますが、編集者の裁量に任される部分も大きいようです。 おおむね、紙媒体では時代とともにひらがな表記が増えています。 読みづらい漢字はなるべくひらがなで書いたり、ことわざ、四字熟語、専門用語などで難解な言葉には読みがなやルビを振る傾向があります。 ウェブサイトもこのような方針に準じて、読み手の視点から漢字とひらがなを適切に使い分けるのが望ましいといえます。 以下、文章を書くうえで参考になる資料を紹介します。 特に、共同通信社の『記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集』は、多くのプロが「よりどころ」にしている本であり、手元に一冊置いておくことをおすすめします。
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