ネオン 管 自作。 ネオンライトの製作現場レポート

ネオン管

ネオン 管 自作

『DIY心を揺さぶる本格オリジナルネオン』と題して本格的な職人技をSTORYにてご紹介。 そして本コンテンツではその魂を揺さぶられたDIYer諸氏必見のアイデアをピックアップ。 身近に手に入る素材と道具で作成可能な自作ネオンを作ってみました。 1 まずは土台となるアクリル板の上に古材を並べて、レイアウトを決めます。 STEP. 2 余分な古材をカットするために、大まかにマーキングしていきます。 古材はささくれが出ている時があるので刺さらないように注意して作業してください。 気になる方は軍手などをつけて作業しましょう。 STEP. 3 のこぎりで古材のマーキングした部分をカットしていきます。 ちょっとずれたりしてしまったら、ヤスリがけしてキレイに整えましょう。 STEP. 4 パーツの切断が終わったら、アクリル板への接着に入ります。 接着剤を1つ1つ古材につけて丁寧に貼っていきます。 横からはみ出た接着剤はこの時点で拭き取っておきましょう。 STEP. 5 土台が完成したらカーボン紙を敷き、その上にデザインを配置します。 上からなぞってデザインを板に転写させます。 なぞる道具は跡がつけば大丈夫です。 ご参考までに……。 STEP. 7 文字の切れ目となる場所に穴を開けます。 この際、細いインパクトビットから太いインパクトビットへ、3段階で開けるほうがキレイになるのでオススメ。 また、ELチューブがそこまで柔らかくないため、穴は斜めに開けるようにしましょう。 これにより、穴から出てきた所にチューブと板の間にギャップが生じるのを緩和してくれます。 STEP. 8 穴を開けたら随時ELチューブを通して、ちゃんと通るかを確認しましょう。 STEP. 9 穴を開け終わったら、つけた印にそって接着剤でチューブと板を固定していきます。 ここで文字の形がキレイになるかどうか決まるので、慎重に作業していきましょう。 STEP. 10 チューブの貼り付けが完了したらチューブとバッテリーを繋ぎ、スイッチオン! ちゃんと光っていることが確認できたら完成です。 簡単そうな工程に見えますが、いざ作り出してみると意外と難しいんです。 でもその分やっぱり作り上がった時の達成感は格別ですね。 部屋を暗くし時にもオシャレ感を引き出せるので、ぜひ皆さんも挑戦してみてください。

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ミニチュアのネオンサインをDIYで製作することは可能でしょ...

ネオン 管 自作

今回は物作りにクローズアップするということで、まずネオンサインその物の話を少し。 ネオンサインは1912年にパリ万国博覧会で公開されたのが最初とされ、その後特許を取得した開発者のジョルジュ・クロード氏が1915年にクロードネオン社を設立し、ヨーロッパやアメリカで販売を開始。 日本でも最初の設置は大正後期から昭和初期に東京の谷澤カバン店、日比谷公園、大阪の白木屋という諸説があるなど昔から看板や広告として利用されてきました。 近年ではLED照明が発達し普及も急速に進んでいますが、ポップな色味と形状の自由さなどの利点や古き良き時代のアメリカを感じさせる意匠により今もなお重宝され、街を照らしています。 説明はここまでにして本題の製作過程の紹介には入ります。 1 ネオン管の表面をまっすぐにするため、ロゴを反転させた設計図を用意します。 STEP. 2 曲げるだいたいの位置にダーマトグラフで印をつけ、バーナーで炙ります。 ガラスは熱すると凹んでしまうので、片方の端をゴム栓でふさぎ、もう一方の端からゴムチューブで息を吹き込み太さが変わらないように調整します。 息の吹き加減は長年培った経験があるからこそわかる技術。 STEP. 2 熱されたガラス管を手の微妙な力加減で形を設計図に合わせて曲げていきます。 曲げ終わったらまたバーナーで炙るという根気と細やかさが必要となる作業の繰り返し。 少しでも形が狂ってしまうと容赦なく作り直し。 当然、複雑な形(今回の場合で言うと『er s 』の部分)を創り上げるほど製作の難易度は上がり、技術力が求められる。 『er s 』部分の完成。 写真で見てわかるように平面ではなく立体で文字を生み出すので、かなり複雑な作りになっています。 STEP. 3 続いて『IY』の部分を作っていきます。 空気を含ませる量によって炎の大きさも調節されています。 コワモテだけど笑顔が素敵な高橋さん。 ロゴの型紙に合わせるとしっかりとした形に。 完成が見えてきました。 STEP. 4 最後の『D』は大きいカーブを作るため、広範囲に熱することができるバーナーに変えて成形します。 カーブ部分が終わったらバーナーを戻し、細かい場所を成形します。 ガラス管の曲げが終わり、見事に形作られました。 STEP. 5 続いて土台にネオン管を取り付ける位置を決めていきます。 そしてその位置を計算しながら形成されたガラス管に電極を溶接します。 電極を取り付ける部位はまたバーナーで熱して溶接しやすくします。 この極付けもできるようになるだけでも半年から1年を要する職人技と言える工程。 STEP. 6 管の中には空気とともに諸々不純物が入っているので、それを燃やして完全に除去し、所定の応じたガスを封入するまでの作業を排気と呼びます。 そのためにすべての電極と排気用のガラス管を溶接します。 この作業に不良があるとネオンの発光が不完全だったり、寿命が短かったりするので細心の注意が必要のこと。 STEP. 7 真空になったガラス管にネオンガスを注入するとキレイに発色します。 そして真空のまま、ガラスをカットしてネオン管本体が完成。 STEP. 8 光らなくてもよい箇所をペンキで黒く墨を塗っていきます。 この工程を2度程繰り返し、しっかりと黒く塗りつぶします。 途中光らせて場所を再確認しながら作業を進めます。 STEP. 9 ネオン管についた汚れをカッターなどで取り除きます。 この作業も見栄えが変わってくるので丁寧に行っていきます。 STEP. 10 最後に完成したネオン管を土台に取り付けたら工程終了。 見事、DIYer s のネオンサインが完成しました。 歓楽街などよく見かけるネオンサインもこうやって1本の細長いガラス管が変化していく様を目の当たりすると感慨深いもの。 1点1点の手作業、確かな技術などクラフトマンシップあふれる姿は自身のDIY精神が揺さぶられませんか。 ただ、ここまでやることは専門的な知識と技術がないとてもじゃないが難しい……。 しかし僕らの提案としてELワイヤーを使ったネオン風のサインを本企画と合わせてDIYしてみました。 興味のある方は下記記事をチェックしてみてください。 その後アメリカへ渡り、様々なネオンサインを見て『これしかない』と確信。 勤めていた看板屋を辞め、10数年の下積みを重ねた後、2000年にスマイルネオンを設立。 現在、大小問わずに個性派ショップやレストランのサインを製作している。

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ネオンライトの製作現場レポート

ネオン 管 自作

今回は物作りにクローズアップするということで、まずネオンサインその物の話を少し。 ネオンサインは1912年にパリ万国博覧会で公開されたのが最初とされ、その後特許を取得した開発者のジョルジュ・クロード氏が1915年にクロードネオン社を設立し、ヨーロッパやアメリカで販売を開始。 日本でも最初の設置は大正後期から昭和初期に東京の谷澤カバン店、日比谷公園、大阪の白木屋という諸説があるなど昔から看板や広告として利用されてきました。 近年ではLED照明が発達し普及も急速に進んでいますが、ポップな色味と形状の自由さなどの利点や古き良き時代のアメリカを感じさせる意匠により今もなお重宝され、街を照らしています。 説明はここまでにして本題の製作過程の紹介には入ります。 1 ネオン管の表面をまっすぐにするため、ロゴを反転させた設計図を用意します。 STEP. 2 曲げるだいたいの位置にダーマトグラフで印をつけ、バーナーで炙ります。 ガラスは熱すると凹んでしまうので、片方の端をゴム栓でふさぎ、もう一方の端からゴムチューブで息を吹き込み太さが変わらないように調整します。 息の吹き加減は長年培った経験があるからこそわかる技術。 STEP. 2 熱されたガラス管を手の微妙な力加減で形を設計図に合わせて曲げていきます。 曲げ終わったらまたバーナーで炙るという根気と細やかさが必要となる作業の繰り返し。 少しでも形が狂ってしまうと容赦なく作り直し。 当然、複雑な形(今回の場合で言うと『er s 』の部分)を創り上げるほど製作の難易度は上がり、技術力が求められる。 『er s 』部分の完成。 写真で見てわかるように平面ではなく立体で文字を生み出すので、かなり複雑な作りになっています。 STEP. 3 続いて『IY』の部分を作っていきます。 空気を含ませる量によって炎の大きさも調節されています。 コワモテだけど笑顔が素敵な高橋さん。 ロゴの型紙に合わせるとしっかりとした形に。 完成が見えてきました。 STEP. 4 最後の『D』は大きいカーブを作るため、広範囲に熱することができるバーナーに変えて成形します。 カーブ部分が終わったらバーナーを戻し、細かい場所を成形します。 ガラス管の曲げが終わり、見事に形作られました。 STEP. 5 続いて土台にネオン管を取り付ける位置を決めていきます。 そしてその位置を計算しながら形成されたガラス管に電極を溶接します。 電極を取り付ける部位はまたバーナーで熱して溶接しやすくします。 この極付けもできるようになるだけでも半年から1年を要する職人技と言える工程。 STEP. 6 管の中には空気とともに諸々不純物が入っているので、それを燃やして完全に除去し、所定の応じたガスを封入するまでの作業を排気と呼びます。 そのためにすべての電極と排気用のガラス管を溶接します。 この作業に不良があるとネオンの発光が不完全だったり、寿命が短かったりするので細心の注意が必要のこと。 STEP. 7 真空になったガラス管にネオンガスを注入するとキレイに発色します。 そして真空のまま、ガラスをカットしてネオン管本体が完成。 STEP. 8 光らなくてもよい箇所をペンキで黒く墨を塗っていきます。 この工程を2度程繰り返し、しっかりと黒く塗りつぶします。 途中光らせて場所を再確認しながら作業を進めます。 STEP. 9 ネオン管についた汚れをカッターなどで取り除きます。 この作業も見栄えが変わってくるので丁寧に行っていきます。 STEP. 10 最後に完成したネオン管を土台に取り付けたら工程終了。 見事、DIYer s のネオンサインが完成しました。 歓楽街などよく見かけるネオンサインもこうやって1本の細長いガラス管が変化していく様を目の当たりすると感慨深いもの。 1点1点の手作業、確かな技術などクラフトマンシップあふれる姿は自身のDIY精神が揺さぶられませんか。 ただ、ここまでやることは専門的な知識と技術がないとてもじゃないが難しい……。 しかし僕らの提案としてELワイヤーを使ったネオン風のサインを本企画と合わせてDIYしてみました。 興味のある方は下記記事をチェックしてみてください。 その後アメリカへ渡り、様々なネオンサインを見て『これしかない』と確信。 勤めていた看板屋を辞め、10数年の下積みを重ねた後、2000年にスマイルネオンを設立。 現在、大小問わずに個性派ショップやレストランのサインを製作している。

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