京都心理カウンセリング 心理カウンセラー 塩澤順哉です。 激しい頭痛が続いたので、うつ病を疑って精神科へ行こうか。 こんな風に考える人はまずいないでしょう。 頭痛だと内科または、脳についての専門医のいる所に行く。 もし、受診した、内科や脳の専門医が 「検査の結果、問題は見つかりませんでした」 と言われたらどうするでしょう。 僕自身の経験としても、からだの症状から始りました。 20歳の春のことです。 もう10年以上前のこと。 ある朝、まだ薄暗いのにも関わらず目が覚めた。 何か変だなっと思った。 身体のどこかに違和感があることにすぐ気づいた。 お腹の辺りが痛かった。 しばらく横になっていれば治るかな。 そう思ってしばらく横になっていた。 空が少し明るくなってきた。 だけど、お腹の痛みは減るどころか強くなる。 それでも、我慢していたがどうしても痛い。 当時、同居していた祖母にお腹が痛いと伝えた。 最初は、そんな大げさな!と笑われた。 朝、痛みで目ががめたこと。 どんどん痛くなる事。 呼吸をするだけでも辛いぐらい痛い事。 とにかく痛い。 と言ったところ、病院に行ってきては? ということで、痛いお腹を抱えながら 近所の総合病院まで自転車で向かった。 3分もかからない道のりをノロノロと。 診察が始まるまでイスで座って待ってくださいと言われ。 痛すぎるので、横になれないかと聞いてみたところ、 横になるれるベッドを案内された。 診察が始まるまで凄く不安だったのを覚えている。 持ち物は、家のカギ。 携帯電話と保険証とお金の入ってない財布と。 診察が始まって、まずは検査だと言われて、 内蔵のエコー検査をした。 が特に問題なし。 レントゲン撮影をした。 が特に問題なし。 ついには胃カメラを飲む事になった。 辛かった。 胃カメラを口の中に突っ込まれながら。 お医者さんが、 これ見えるか?とか、 あぁこれはアカンなぁ。 結構出血してるわ。 とかそんな声が聞こえてくる。 これで検査は終ったようだ。 さっさと薬を出してもらって帰りたい。 そう思ってやっとの思いでいきついた診察室 医者はただ決定事項をこう伝えた。 今日から1週間入院だから。 入院に必要なものだけ取りに帰って。 そういうと、空きベットを探す内線電話を始めた。 僕は医者にこう言った。 入院なんかしません。 帰ります。 勝手に空きベッドなんか探さないでください。 そう言って、診察室を出ようとした。 が、医者の話しが始まる。 君はわかってないみたいだけど、 身体には凄くストレスがかかっている。 このまま家に帰ると倒れることになるでしょう。 1週間入院して、点滴をして、食事もお粥と言っても、 最初は、3分粥と言って、お米は入ってないようなものからです。 そうしないと、治らないよ。 と医者は冷静に僕に話した。 どうしても入院は嫌だ。 と言い張った。 だけど、医者は絶対に折れない。 入院しか選択肢はないという態度を絶対変えない。 という気合いに負けた。 そして、1週間の入院。 退院時にまた恐怖の胃カメラを飲んで退院はできることになった。 うつの症状が出たのは、その2か月後。 朝目は覚めても、首から下が動かなかった。 最初は、夢かと思ったが、身体が動かない。 布団から出て、ベッドに座るだけでどれだけ時間がかかったことか。 急に身体が動かなくなった。 電池の切れたスマホみたいだ。 全く何もやる気がでないし、そもそも身体が動かない。 これは僕の個人的な経験です。 このように胃痛からうつが始まるのも、教科書の通りと言えばそうだ。 慢性的な疲労• めまい• 耳鳴り• 肩こり• 高血圧に低血圧• ぜんそく• 呼吸の苦しさ• じんましん• 下痢 うつ病になるとこのような身体症状が出ることがある。 また、うつ病の初期症状としてこのような症状が出ることもある。 原因不明の身体症状は、うつ病を疑ってみる必要もある。 このようなことも一つ知識として持っておいて頂けるといいかと思う。 また、心理的な要因がその身体の痛みに起因している場合がある。 そのような時にはカウンセリングでその症状を解消できる。 怒り、誰かに腹が立つというような気持ちを抑える。 悲しみや、恐れの感情を抑えることが身体的な症状が出ることがあります。 僕がカウンセリングで体感した、身体症状の変化というと、 身体が凄く軽くなったこと。 視線が上がった事。 この2つは本当に凄い変化を感じました。 心理的な要因がある、身体症状はカウンセリングで解消できます。 一度、お気軽にご相談ください。
次の監修:産業医科大学 名誉教授 中村 純 先生 うつ病の症状は、こころとからだの両方にあらわれます。 からだの症状は、こころの症状に比べるとわかりやすいものですが、うつ病が原因で、からだの症状が起きているとはなかなか判断されにくいものです。 こころの症状 こころの症状でよくあるものは、「抑うつ気分」と「意欲の低下」です。 抑うつ気分• 気分が落ち込む、特に朝の抑うつ気分が強い• 悲しい気持ちになる• 憂うつだ• 何の希望もない 思考力の低下• 集中力が低下し、仕事の能率が落ちた• 些細な決断ができない• 注意力が散漫になって、人のいうことがすぐに理解できない 意欲の低下• 今まで好きだったことや趣味をやる気になれない• 友人や家族と話すのも面倒だし、話していてもつまらない• テレビや新聞をみてもおもしろくない• 身だしなみやおしゃれに関心がわかない• 不安や落ち着きのなさ(焦燥感)でじっとしていられない• 毎日生活に張りが感じられない からだの症状 うつ病のからだの症状は、1つではなくいろいろな症状があらわれます。 眠れないことに加えて、頭痛がする、食欲が出ないなどです。 そしてこのような症状があるにもかかわらず、いろいろな検査をしても原因がわからないということがよくあります。 からだの不調に加えて、よく考えてみると「毎日が楽しくない」、「何をしてもつまらない」、「とにかく憂うつだ」など、こころの症状もある場合は、早めに医師に相談することが大切です。 睡眠の異常• 眠れない(入眠困難)• 朝、目覚ましよりも早く目が覚める(早朝覚醒)• 夜中に何度も目を覚ます(中途覚醒)• 寝た気がしない(熟眠障害) 食欲の低下 (ときに増加)• 食欲がない• 何を食べてもおいしくないし、食べるのも億劫• ダイエットをしていないのに、体重が1か月で数キロも減った• 甘い物が欲しくなり、過食になり体重が増加することもある (食欲や体重は増加する場合もあります) 疲労、倦怠感• からだがだるい• 疲れがずっと残っている• ひどく疲れる• からだが重い ホルモン系の異常• 月経の不順• 勃起の障害• 性欲の低下 その他の症状• 頭痛(頭に鍋をかぶったようなすっきりしない鈍い痛み)、頭重感• 肩、背中、四肢関節などさまざまな部位が痛む• 心臓がドキドキする(動悸がする)• 胃の痛み• 息苦しさ、窒息感 なぜ、うつ病でからだの症状があらわれるのでしょうか? うつ病では、さまざまなからだの症状があらわれるため、多くの方にうつ病という自覚がなく、何らかのからだの病気があるのではと考えて、内科などを受診する人が少なくありません。 実際に、うつ病患者さんの半数以上がはじめて病院に行くときには、精神科ではなく内科を受診していたという報告があります 1。 1)三木 治:心身医学42(9):585,2002 では、なぜ、うつ病でからだの症状があらわれるのでしょうか? それは、心配事があればお腹がキリキリする、緊張すると胸がドキドキするというように、こころとからだはつながっているからです。 うつ病は、精神的に落ち込む病気ですが、そのこころの不調がからだにもあらわれているのです。 また、うつ病は気分の不調をきたすだけでなく、神経やホルモン、免疫などに影響を及ぼし、これらが複雑にかかわりあって、いろいろなからだの症状があらわれると考えられています。 これを心身相関といいます。 さらに、うつ病になると「不安になりやすい」、「物事を悪くとりやすい」という状態になるため、普通だったら見過ごす程度のからだの不調も、とても大きく感じてしまうのです。 逆の症状があらわれることもあります。 眠れない、食欲がない、落ち込んでいるという症状はうつ病でよくある症状ですが、ときに逆の症状があらわれることがあります。 (過眠)• 朝も遅くまで寝ている• いつもよりよく食べるようになった• やけ食いにも似ている• 夜中によく食べている• イライラしている• じっとしていられない• ソワソワした感じ 注意:特に高齢者のうつ病では、不安や焦燥感(イライラしたり、あせったりする)が強く出て診断が遅れることもあります。 上記の症状の他にも気になる症状があらわれた場合は、医師または薬剤師にご相談ください。
次の京都心理カウンセリング 心理カウンセラー 塩澤順哉です。 激しい頭痛が続いたので、うつ病を疑って精神科へ行こうか。 こんな風に考える人はまずいないでしょう。 頭痛だと内科または、脳についての専門医のいる所に行く。 もし、受診した、内科や脳の専門医が 「検査の結果、問題は見つかりませんでした」 と言われたらどうするでしょう。 僕自身の経験としても、からだの症状から始りました。 20歳の春のことです。 もう10年以上前のこと。 ある朝、まだ薄暗いのにも関わらず目が覚めた。 何か変だなっと思った。 身体のどこかに違和感があることにすぐ気づいた。 お腹の辺りが痛かった。 しばらく横になっていれば治るかな。 そう思ってしばらく横になっていた。 空が少し明るくなってきた。 だけど、お腹の痛みは減るどころか強くなる。 それでも、我慢していたがどうしても痛い。 当時、同居していた祖母にお腹が痛いと伝えた。 最初は、そんな大げさな!と笑われた。 朝、痛みで目ががめたこと。 どんどん痛くなる事。 呼吸をするだけでも辛いぐらい痛い事。 とにかく痛い。 と言ったところ、病院に行ってきては? ということで、痛いお腹を抱えながら 近所の総合病院まで自転車で向かった。 3分もかからない道のりをノロノロと。 診察が始まるまでイスで座って待ってくださいと言われ。 痛すぎるので、横になれないかと聞いてみたところ、 横になるれるベッドを案内された。 診察が始まるまで凄く不安だったのを覚えている。 持ち物は、家のカギ。 携帯電話と保険証とお金の入ってない財布と。 診察が始まって、まずは検査だと言われて、 内蔵のエコー検査をした。 が特に問題なし。 レントゲン撮影をした。 が特に問題なし。 ついには胃カメラを飲む事になった。 辛かった。 胃カメラを口の中に突っ込まれながら。 お医者さんが、 これ見えるか?とか、 あぁこれはアカンなぁ。 結構出血してるわ。 とかそんな声が聞こえてくる。 これで検査は終ったようだ。 さっさと薬を出してもらって帰りたい。 そう思ってやっとの思いでいきついた診察室 医者はただ決定事項をこう伝えた。 今日から1週間入院だから。 入院に必要なものだけ取りに帰って。 そういうと、空きベットを探す内線電話を始めた。 僕は医者にこう言った。 入院なんかしません。 帰ります。 勝手に空きベッドなんか探さないでください。 そう言って、診察室を出ようとした。 が、医者の話しが始まる。 君はわかってないみたいだけど、 身体には凄くストレスがかかっている。 このまま家に帰ると倒れることになるでしょう。 1週間入院して、点滴をして、食事もお粥と言っても、 最初は、3分粥と言って、お米は入ってないようなものからです。 そうしないと、治らないよ。 と医者は冷静に僕に話した。 どうしても入院は嫌だ。 と言い張った。 だけど、医者は絶対に折れない。 入院しか選択肢はないという態度を絶対変えない。 という気合いに負けた。 そして、1週間の入院。 退院時にまた恐怖の胃カメラを飲んで退院はできることになった。 うつの症状が出たのは、その2か月後。 朝目は覚めても、首から下が動かなかった。 最初は、夢かと思ったが、身体が動かない。 布団から出て、ベッドに座るだけでどれだけ時間がかかったことか。 急に身体が動かなくなった。 電池の切れたスマホみたいだ。 全く何もやる気がでないし、そもそも身体が動かない。 これは僕の個人的な経験です。 このように胃痛からうつが始まるのも、教科書の通りと言えばそうだ。 慢性的な疲労• めまい• 耳鳴り• 肩こり• 高血圧に低血圧• ぜんそく• 呼吸の苦しさ• じんましん• 下痢 うつ病になるとこのような身体症状が出ることがある。 また、うつ病の初期症状としてこのような症状が出ることもある。 原因不明の身体症状は、うつ病を疑ってみる必要もある。 このようなことも一つ知識として持っておいて頂けるといいかと思う。 また、心理的な要因がその身体の痛みに起因している場合がある。 そのような時にはカウンセリングでその症状を解消できる。 怒り、誰かに腹が立つというような気持ちを抑える。 悲しみや、恐れの感情を抑えることが身体的な症状が出ることがあります。 僕がカウンセリングで体感した、身体症状の変化というと、 身体が凄く軽くなったこと。 視線が上がった事。 この2つは本当に凄い変化を感じました。 心理的な要因がある、身体症状はカウンセリングで解消できます。 一度、お気軽にご相談ください。
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