ビッグクラブを相手に確かな爪痕を残した。 18位マジョルカは3日、リーガ・エスパニョーラ第34節で3位アトレティコ・マドリーとのアウェー戦に臨み、0-3で完敗。 その中でMF久保建英は得意のドリブルで相手を苦しめるなど、90分を通して存在感を示した。 リーガ再開後、全試合でスタメン起用されている久保。 この日は右サイドでキレのあるプレーを見せ、マッチアップしたDFマヌ・サンチェスを翻弄し続けた。 後半17分にはそのサンチェスをベンチに追いやり、代わってDFレナン・ロディが投入された後も右サイドからチャンスを量産。 チームは0-3で敗れたが、傑出した個の力で気を吐いた。 スペイン『マルカ』は試合後の採点で久保に対し、両チームを通じて最高タイとなる星3つをつけている。 久保とともに星3つを与えられたのは、FWアルバロ・モラタの追加点をアシストしたMFマルコス・ジョレンテだけだった。 同じく『アス』も「久保が アトレティコの本拠地 ワンダでの圧倒的なデビュー」と絶賛している。 久保がもっと優秀な選手たちに囲まれた時のことを想像してくれ。 既に彼はRW(実際には4-3-1-2のCAMかも)として先発を張れるだけの知性、ペース、スキル、ドリブル、ビジョン、シュート、パスのレンジの全てを備えている。 この子はたった数週間前に19歳になったばかりだぜ。 久保は本当に素晴らしい選手だ。 アトレティコの堅守を相手にマジョルカのほとんどのチャンスを作り出した。 潜在能力は底知れないが、レアルでは必要なプレー時間は与えられないだろう。 そしてしばらくの間、彼の試合を追ってきたんだけど、彼のパスがチームメイトによって無駄になってしまうことにイライラすることが度々あった。 でも今では彼は全て自分1人で打開するようになった。
次のはMFが宿敵に移籍したことを悔やんでいるという。 スペイン『アス』は「久保の流出は、バルセロナの最悪なミスだ…」と報じた。 バルセロナの下部組織に所属していた久保は、クラブが18歳未満の外国人選手獲得・登録違反で国際サッカー連盟 FIFA から制裁を受けた影響で2015年に退団。 帰国してFC東京の下部組織に加入すると、今季はJリーグで首位に立つトップチームの原動力となり、6月4日に18歳の誕生日を迎えたことを受け、海外移籍が盛んに報じられていた。 バルセロナ復帰が有力とみられていたが、久保が最終的に選んだのはライバルクラブのレアルだった。 『ムンド・デポルティボ』によると、バルセロナが獲得を見送った理由は久保側の高い要求だという。 年俸100万ユーロの5年契約に加え、次のシーズンからのトップチーム契約を求めたようだ。 その要求を受け入れられなかったバルセロナだが、『アス』によると、復帰を確信していたものの、レアルに移籍してしまったことを後悔しているという。 そのため、バルセロナ内部では「最悪なミス」と囁かれているという。 現在、トップチームのプレシーズンツアーに帯同している久保。 インターナショナルチャンピオンズカップ ICC で20日にバイエルン、23日にアーセナル、26日にアトレティコ・マドリーと対戦するが、いずれかの試合でデビューを果たし、早々のトップチーム昇格となるか。 今後の活躍にバルセロナ関係者も注目しているはずだ。
次の欧州のビッククラブが久保建英(19歳、マジョルカ)の才能に注目しています。 そこにマンチェスター・シティもいました。 久保はバルセロナで幼少年時代を送りましたが、国際サッカー連盟(FIFA)の懲戒によりJリーグに戻ってきました。 プロ経験を積んだ後、レアル・マドリードのカスティージャ(2軍)に加入し、出場機会のためマジョルカの1年レンタル移籍を決めました。 序盤は交代だったが主力争いに成功し、合計31試合3ゴール3アシストで、マジョルカの攻撃に加勢しています。 2019-2020シーズンが終われば、ひとまずレアル・マドリードに戻らなければなりません。 スペインリーグには非EU加盟国(NON-EU)が存在し、事実上1軍入りは難しいです。 レアル・ソシエダ、あるいはマジョルカ再レンタルが浮上しています。 ところが、久保の才能が欧州全域に広がったようです。 17日、スペインのメディア『フットボール・エスパーニャ』によると、ユース時代の所属チームのバルセロナを含む、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティが久保を注意深く見守っているとのことです。 もちろん可能性は低いが、 レアル・マドリードは久保を簡単には渡しません。 スペインのメディアたちは「ジネディーヌ・ジダン監督は海外よりラ・リーガレンタル移籍を好む。 スペインサッカーをもっと身につけて欲しい」と語りました。 『フットボール・エスパーニャ』も「久保のレンタルを望むラ・リーガのクラブが多い」と説明し、具体的なチームは取り上げられていませんが、マルティン・ウーデゴールがレアル・マドリードに戻れば空席を埋めるというのが有力です。
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