・柔らかくなるまえに調味料を入れてしまった ・里芋が寒さにあたって風邪をひいてしまった(芋が風邪を引いた、といいます) ・孫芋に栄養をとられてしまったゴリ芋(ゴジ芋)だった 一つずつ詳しく紹介していきますね 里芋が固い原因はなにがある? 里芋が固い原因として考えられるのは3つ、なのですがそれぞれどんな場合なのか紹介しますね。 まずは 「柔らかくなるまえに調味料を入れてしまった」 全体的に固い芋が多いなら、調味料を入れるのが早かったという可能性も考えられます。 解決策としては里芋が柔らかくなるまで出し汁でしっかり茹でてから、調味料をいれるといいですよ。 ポリフェノールがアントシアニンになって~~とか難しい話をしても長くなるので、冷えすぎてしまうことで赤い斑点ができる、とザックリした説明になりますが。 この赤くなってしまった部分周辺は、かたくなり食感が悪くなってしまいます。 真冬でも暖房をいれない寒いスーパーだと、里芋が外側からみても赤い点々があることもありますね。 他の食材との兼ね合いとか節電とか色々事情もあるだろうと思うので、まあどうにもできないんですけど; また買ってきた里芋を冷蔵庫にいれて保管したりすると、同様に赤い点々がでてきます。 食べても問題はないのですが、やはりゲジゲジとした食感になるので、冷蔵庫保管はさけたほうがいいですね。 最後は 「孫芋に栄養をとられてしまったゴリ芋(ゴジ芋)だった」 里芋は親芋についている子芋を食べるものですが、子芋に孫芋ができるとそっちに栄養をとられてしまいます。 そうすると子芋がゴリゴリした食感になって、煮ても煮ても柔らかくならない、残念な里芋になってしまうんです。 大体里芋を一袋買って1~3個紛れてるって感じですね。 >>関連記事:「」 調味料と里芋をいっぺんに圧力調理しても、モッチリやわらかな煮っころがしが出来ました。 里芋の煮物を柔らかく仕上げるには? せっかく里芋を煮るなら、モッチリやわらかなおいしい煮物を食べたいですよね。 里芋の煮物を柔らかく仕上げるために、スーパーで購入するところから煮るところまで、流れにそって説明していきますね。 まず里芋を買う時。 孫芋が出来ていないものを選ぶために、里芋の断面がすくないものを選んでください。 親芋から子芋を折りとるのに断面ができますが、それとはべつに断面ができていたり、えぐったあとがあると孫芋がついていた可能性があります。 また寒さにやられて外側からもわかるほど、皮に赤い斑点ができてしまっている里芋も避けます。 それとは別で里芋の先っぽが赤いものは「赤芽」という種類なので、芋が風邪を引いたのとは別になりますので大丈夫(ちょっと高い里芋です) スポンサーリンク 保存する時。 すぐに里芋をつかわなくて保管しておく場合は、冷蔵庫にいれないようにします。 里芋を洗って泥を落としてしっかり乾かし、新聞紙にくるんで涼しくて風通しのいいところに置いておくといいですよ。 皮むきの時。 里芋の皮むきのときに赤い点々があれば、その周辺はなるべく切り落としてしまいます。 そして全てではないですが、皮をむくときに妙にかたいものはゴリ芋の可能性があります。 おいしい里芋は包丁もスっと入って、かつモッチモッチしながら皮むきできますが、ゴリ芋のばあい包丁がなかなか進みません。 ホントなんというか「ゴリゴリ…ゴリゴリ…」みたいな。 私はこの時点でもう廃棄してしまってますが、食感が悪くてももったいないなあという場合、なるべく里芋を薄めに切って豚汁とかにいれてしまうといいですよ。 里芋の煮っころがしとかで食べるよりは、薄く切る分ゴジ芋でも食べやすくなります。 ゴジ芋の場合どれだけ長時間煮込んでもあのダメな食感がするので、煮物としてつかわないようにするしかないですね; でもこれだけ気を付けておけば、モッチリねっとりした柔らかい食感の、おいしい里芋の煮物に仕上がりやすくなりますよ~。 この記事があなたの里芋調理のお役に立てれば幸いです。
次の里芋の煮物はぬめり取りが大事! 皮を剥いてから塩で揉むorキッチンペーパーで拭けば下準備完了 里芋はほかの食材と違い、ぬめりがあるまま調理すると煮汁が濁り吹きこぼれやすくなりがちです。 おいしい里芋の煮物を作るには、下準備でぬめりを取っておくことが重要。 ぬめりの取り方は2つあり、 1つはしっかりぬめりを取る方法。 もう1つは、サッと簡単に取る方法です。 この後くわしくご紹介します! また、ぬめりを少なくするには、 皮剥きを乾いた状態で行うことも有効。 下準備の方法は、食べる人の好みや作るメニューにあわせて、どちらのやり方でぬめりを取るか決めるといいでしょう。 【ぬめり取りの方法1】皮を剥いた里芋を塩で揉む ぬめりを極力なくしたい場合は、 皮を剥いた里芋全体を塩で揉んでぬめりを取ります。 使用する塩の量は、 里芋3個で大さじ1を目安にしてください。 塩で揉んだ後は、里芋を鍋に入れます。 そこへ里芋が被るくらいまで水を注ぎ、強火で煮てください。 泡がたくさん出てくるまで、火は止めてはいけません。 泡が出たら鍋から里芋を取り出して、水でよく洗い流しておきます。 【ぬめり取りの方法2】キッチンペーパーで里芋を拭く 多少ぬめりがあっても気にならないなら、 キッチンペーパーで里芋を拭いてサッとぬめりを取るだけにします。 手順は、里芋の皮を剥き、水で洗ってからキッチンペーパーで拭きます。 キッチンペーパーのほか、乾いた布巾でも構いません。 拭き取ったら煮物作りを始めましょう。
次の里芋の煮物はぬめり取りが大事! 皮を剥いてから塩で揉むorキッチンペーパーで拭けば下準備完了 里芋はほかの食材と違い、ぬめりがあるまま調理すると煮汁が濁り吹きこぼれやすくなりがちです。 おいしい里芋の煮物を作るには、下準備でぬめりを取っておくことが重要。 ぬめりの取り方は2つあり、 1つはしっかりぬめりを取る方法。 もう1つは、サッと簡単に取る方法です。 この後くわしくご紹介します! また、ぬめりを少なくするには、 皮剥きを乾いた状態で行うことも有効。 下準備の方法は、食べる人の好みや作るメニューにあわせて、どちらのやり方でぬめりを取るか決めるといいでしょう。 【ぬめり取りの方法1】皮を剥いた里芋を塩で揉む ぬめりを極力なくしたい場合は、 皮を剥いた里芋全体を塩で揉んでぬめりを取ります。 使用する塩の量は、 里芋3個で大さじ1を目安にしてください。 塩で揉んだ後は、里芋を鍋に入れます。 そこへ里芋が被るくらいまで水を注ぎ、強火で煮てください。 泡がたくさん出てくるまで、火は止めてはいけません。 泡が出たら鍋から里芋を取り出して、水でよく洗い流しておきます。 【ぬめり取りの方法2】キッチンペーパーで里芋を拭く 多少ぬめりがあっても気にならないなら、 キッチンペーパーで里芋を拭いてサッとぬめりを取るだけにします。 手順は、里芋の皮を剥き、水で洗ってからキッチンペーパーで拭きます。 キッチンペーパーのほか、乾いた布巾でも構いません。 拭き取ったら煮物作りを始めましょう。
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