Contents• サザンクロスの意味 南十字星(みなみじゅうじせい)または英語での通称サザンクロス(Southern Cross)としても知られる。 現在、天の南極には南極星に当たる目立った星がないため、大航海時代以来おもにみなみじゅうじ座が天の南極を測るために使われた サザンクロスとは英語で南十字星を意味します。 南十字星は大昔の航海術で方角を知る恒星として目印にされてきた星です。 それではなぜ藤原基央さんは「サザンクロス」というタイトルを付けたのでしょうか。 リクエストされた「FF零式」主題歌ではなく別の曲を書く藤原基央 2010年「COSMONAUT」のプロモーションポスター Embedded image from 2010年12月、新作アルバム「COSMONAUT」のプロモーション活動の傍ら、藤原基央さんは スタッフから「FINAL FANTASY 零式」の主題歌を書き下ろすようにせがまれていました。 12月28日、 「2010年のうちに1曲書いておきたい」という気持ちの中で曲が完成します。 しかしそれは「FF零式」主題歌の書き下ろし曲ではなく、 ナチュラルな形で生まれた楽曲、「サザンクロス」でした。 すぐ前に書いた「三ツ星カルテット」や「友達の唄」では書ききれなかった想いが、心の内側から湧き出てきているようです。 藤原 — もうね、これは12月28日の俺に訊かなきゃわからないことですね。 でもすっと出てきたよ。 (中略) まぁ不安だったり、でも勇気を出そうとしていたり、そういう感じなんでしょうね。 musica vol. 84 「友達の唄」と歌詞の内容を聴き比べて見るのも面白いですね。 北極星でなく南十字星を選んだ理由 南十字星は基本的に南半球でしか観測できず、北半球には北極星という同じ役割を果たす恒星があります。 なぜ「北極星」ではなく「サザンクロス」をタイトルにしたのか、それは北極星が一つの恒星に対して、 南十字星(みなみじゅうじ座)は 4つの恒星から成り立っているからです。 「4つの星」はBUMP OF CHICKENのエンブレムでも使われている藤原さんにとって大事なモチーフです。 この様に 「目印になる星」であり「4つの恒星」というモチーフを使うべく、北極星でなく、南十字星をタイトルにつけたと考えると納得がいきます。 「COSMONAUT」から「RAY」への過渡期のサウンド Embedded image from 「サザンクロス」はバンド内のブームがCOSMONAUT期から 新しい趣向に変わっていくまさに過度期の作品です。 直井 — 「サザンクロス」は、 その流れ(2拍目と4拍目を鳴らす)と『COSMONAUT』がミックスした曲なのかな。 たぶん一番如実に出ているのは、2番のAメロ。 これは 「」のアプローチをさらに深化させたものだといいます。 BUMP OF CHICKENのバンド内にはある程度の流行があります。 トリッキーなリズム手法を用いたCOSMONAUT期に対し、別の趣向が生まれていました。 中略 バンドの中での流行りみたいなものですよね。 藤原 -リズムで仕掛けを作って表現していってますね。 だけど、 2拍目、4拍目のアクセントで聴かせていこうっていう気持ちも少し出始めてる。 流行が移り変わる狭間にいる楽曲っていうか。 musica vol. 84 BUMP OF CHICKENのRAY期の特徴となる 新たなリズム解釈が意識された始まりが「サザンクロス」です。 直井のベースのグリッサンドに合わせて生まれた間奏のチョーキング Embedded image from 間奏とアウトロで鳴る ギュイーンというギターの音は 直井さんのベースのグリッサンドフレーズから着想を得ました。 藤原 — あそこは ベースを聴いてから作ったフレーズだったんで、ベースありきだったよね。 Musica vol. 84 直井 — 毎回同じタイミングでちゃんと上がらないと、リズムに置いてかれてしまう。 だからすっごく難しいんですけど。 ハイフレットへ上がるとい手法は「morning glow」のイントロと同じですが「morning glow」は色気を意識したのに対し 「サザンクロス」は無機質なグルーブを意識しました。 アルペジオのギターはジャガーを演奏 Aメロで流れる繊細なアルペジオの音色はフェンダー製 ジャガーを使用してレコーディングしました。 レコーディングで演奏しているのは藤原さんですが、ライブでは増川さんが緑のフェンダー製ジャガーを使用しています。 メンバーのお気に入りの場所ととして『ユグドラシル』『orbital period』『COSMONAUT』の全ての音源がここで録音されました。 2012年の営業停止が決まり、BUMP OF CHICKENのバンド楽曲のレコーディングとしては「サザンクロス」が最後のレコーディングになりました。 本当の最後のレコーディング曲 実は「サザンクロス」の後に全国ツアー「GOLD GLIDER TOUR」のオープニングSE用楽曲「GOLD」のレコーディングが行われている。 ライブ演奏記録 サザンクロスの演奏記録と回数 2014年 WILLPOLIS 2014 22回 LIVE at Studio Coast LIVE at Taiwan WILLPOLIS 2014 FINAL 「サザンクロス」は 2014年の全国ツアー「」で演奏されました。 全セットリスト入りしており22回演奏されています。 2014年以降は演奏されていません。 ライブ使用機材 増川さんは 緑色のジャズマスターを使用しています。 バンプの場合、レコーディングでシングルコイルのギターで弾いていてもライブでは増川さんがハムバッカー(主にレスポール)で弾いているのがほとんどです。 レコーディングで使用したものと同じ楽器をライブでも演奏するというはなかなか珍しいです。 「サザンクロス」ライブ映像 「サザンクロス」のLive映像は映像作品 『BUMP OF CHICKEN WILLPOLIS 2014』に収録されています。 直井さんが紡ぎ出すリズミカルで動きの早いベースライン、増川さんのアルペジオ、升さんのトリッキーなドラム、それぞれが有機的に結びついてとてもかっこいいライブバージョンになっています。 以上、「サザンクロス」についての紹介でした。 Eye-catch image photo by freestock.
次のサザンクロス 写真 クロウエア・エクサラータ 撮影時期 2003.10.13 栽培状況 開花株購入 科名・属名 ミカン科 クロウエア属 園芸分類 非耐寒性常緑低木 別名 クロウエア 原産地 オーストラリア 用途 鉢植え 花期 6月〜11月 【サザンクロスについて】 サザンクロスは、オーストラリア原産のミカン科クロウエア属の常緑低木です。 花が美しいので園芸店やホームセンターなどでよく見かけますが、耐寒性が弱く、夏の高温多湿が苦手なことから、暖地ではやや育てにくいと言えます。 サザンクロスがミカン科の植物とは少し意外な気もしますが、葉をもむと柑橘系の香りがするので、納得できます。 と近縁の植物で、こちらも夏の高温多湿を嫌う点は同じです。 ところで、サザンクロスというのは流通名で、最近は属名のクロウエアと呼ぶ例が増えているようです。 とは言いながら、ここでは昔ながらの名称で掲載しています。 【栽培メモ】 管理が不十分で行き届かないせいもありますが、夏の高温多湿で枯れてしまい、2年、3年と育ってくれません。 1年ものと思った方がストレスにならないかと思い、そのようにしています。 【サザンクロスの概要】 樹高 30〜70cmほどです。 葉は細長く繊細な印象を与えます。 花 四季咲き性が強く、園芸店やホームセンターなどでは早くから花の咲いたものが売られています。 耐寒性・耐暑性 耐寒性 やや弱い 耐暑性 弱い 耐寒性が弱く、夏の高温多湿を苦手とします。 強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。 エクサラータ C. exalata 花色は明るい桃色で、よく出回っている種類です。 サリグナ C. saligna エクサラータよりも葉が幅広く、花は桃色です。 植え付け 花期が長いので園芸店やホームセンターなどでは5月ごろから10月ごろまで販売されていますので、これを買って育てます。 夏の直射日光を嫌い、また、耐寒性が弱いので、通常は、鉢での栽培になります。 園芸店やホームセンターなどで売られている株は、ほとんどの場合、小さな鉢に植えられていて根詰まり気味ですので、その場合は、あまり根鉢を崩さないようにして一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 サザンクロスは酸性土壌を好むため、鹿沼土と腐葉土(バーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などに植えつけます。 植え替え 2年に1回を目安に植え替えをします。 時期は、3月中に行います。 鉢から抜いて、表土と根鉢を軽くほぐして一回り大きい鉢に植え替えます。 置き場所 秋から春は戸外の日当たりのよい場所で育てます。 梅雨時は、雨の当たらない軒下などに移します。 また、夏の直射日光を嫌いますので、7〜9月は半日陰に置くようにします。 日常の管理 過湿を嫌いますが、水切れにも弱いので、夏は乾燥させすぎないように注意します。 3月頃、剪定して、草姿を整えます。 冬の管理 耐寒性が弱く、冬場は室内に移すか、暖地であれば霜の当たらない軒下に置きます。 冬場の水やりは控えめにしますが、冬に乾燥させすぎると葉が落ちますので注意します。 ふやし方 挿し木で増やすことができます。 時期は、5〜6月か、9月に行います。 肥料 4〜6月と9〜10月に液肥を与えます。 病気・害虫 弱った株には、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。 このページのトップに戻ります。 一覧に戻ります。
次のサザンクロス 写真 クロウエア・エクサラータ 撮影時期 2003.10.13 栽培状況 開花株購入 科名・属名 ミカン科 クロウエア属 園芸分類 非耐寒性常緑低木 別名 クロウエア 原産地 オーストラリア 用途 鉢植え 花期 6月〜11月 【サザンクロスについて】 サザンクロスは、オーストラリア原産のミカン科クロウエア属の常緑低木です。 花が美しいので園芸店やホームセンターなどでよく見かけますが、耐寒性が弱く、夏の高温多湿が苦手なことから、暖地ではやや育てにくいと言えます。 サザンクロスがミカン科の植物とは少し意外な気もしますが、葉をもむと柑橘系の香りがするので、納得できます。 と近縁の植物で、こちらも夏の高温多湿を嫌う点は同じです。 ところで、サザンクロスというのは流通名で、最近は属名のクロウエアと呼ぶ例が増えているようです。 とは言いながら、ここでは昔ながらの名称で掲載しています。 【栽培メモ】 管理が不十分で行き届かないせいもありますが、夏の高温多湿で枯れてしまい、2年、3年と育ってくれません。 1年ものと思った方がストレスにならないかと思い、そのようにしています。 【サザンクロスの概要】 樹高 30〜70cmほどです。 葉は細長く繊細な印象を与えます。 花 四季咲き性が強く、園芸店やホームセンターなどでは早くから花の咲いたものが売られています。 耐寒性・耐暑性 耐寒性 やや弱い 耐暑性 弱い 耐寒性が弱く、夏の高温多湿を苦手とします。 強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。 エクサラータ C. exalata 花色は明るい桃色で、よく出回っている種類です。 サリグナ C. saligna エクサラータよりも葉が幅広く、花は桃色です。 植え付け 花期が長いので園芸店やホームセンターなどでは5月ごろから10月ごろまで販売されていますので、これを買って育てます。 夏の直射日光を嫌い、また、耐寒性が弱いので、通常は、鉢での栽培になります。 園芸店やホームセンターなどで売られている株は、ほとんどの場合、小さな鉢に植えられていて根詰まり気味ですので、その場合は、あまり根鉢を崩さないようにして一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 サザンクロスは酸性土壌を好むため、鹿沼土と腐葉土(バーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などに植えつけます。 植え替え 2年に1回を目安に植え替えをします。 時期は、3月中に行います。 鉢から抜いて、表土と根鉢を軽くほぐして一回り大きい鉢に植え替えます。 置き場所 秋から春は戸外の日当たりのよい場所で育てます。 梅雨時は、雨の当たらない軒下などに移します。 また、夏の直射日光を嫌いますので、7〜9月は半日陰に置くようにします。 日常の管理 過湿を嫌いますが、水切れにも弱いので、夏は乾燥させすぎないように注意します。 3月頃、剪定して、草姿を整えます。 冬の管理 耐寒性が弱く、冬場は室内に移すか、暖地であれば霜の当たらない軒下に置きます。 冬場の水やりは控えめにしますが、冬に乾燥させすぎると葉が落ちますので注意します。 ふやし方 挿し木で増やすことができます。 時期は、5〜6月か、9月に行います。 肥料 4〜6月と9〜10月に液肥を与えます。 病気・害虫 弱った株には、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。 このページのトップに戻ります。 一覧に戻ります。
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