第109回 看護師国家試験概要 試験日 2020年2月16日 試験地 北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県 受験科目 人体の構造と機能 疾病の成り立ちと回復の促進 健康支援と社会保障制度 基礎看護学 成人看護学 老年看護学 小児看護学 母性看護学 精神看護学 在宅看護論及び看護の統合と実践 過去5年間のデータについて 過去5年間のデータとともに、第109回試験の合格状況をみていきましょう。 過去5年間の合格率について データ:厚生労働省HPより 第109回の看護師国家試験は、過去5年間で3番目に低い数値となりました。 過去5年の受験者数と合格者数について データ:厚生労働省HPより 第109回の合格者は58,514人で、前年と比べて1,747人増という結果になりました。 一方で、合格率は89. 2%で前年と比べて微減しています。 厚生労働省によると、EPA(経済連携協定)に基づきインドネシア、フィリピン、ベトナムから来日した外国人看護師候補者の合格者は46人で、前年から23人減、合格率は前年から5. 2ポイント低下の11. 1%であったとのことです。 合格発表について 例年の合格発表ですと、厚生労働省のホームページ、または厚生労働省及び各地の看護師国家試験運営臨時事務所にその受験地及び受験番号が掲示され、合格者には「合格証」が届きます。 しかし、第109回の合格発表においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から掲示が中止となりました。 厚生労働省 合格者の掲示の中止について: 厚生労働省 合格発表について: 国家試験に合格しただけでは有資格者として業務を行うことはできません。 免許申請を行い、免許登録を受ける必要がありますので、国家試験合格後、速やかに免許申請を行うことが推奨されています。 免許申請を行わず、登録される前に業務に従事した場合は、行政処分の対象となるため、注意が必要です。 まとめ 第109回看護師国家試験は、合格率が前年よりも0. 1ポイント減の89. 2%でした。 新しく資格を取り、看護師さんとしてお仕事を始めたい方の中には、転職を検討される方もいるのではないでしょうか。 看護師未経験ながらも臨床経験のある方が活躍できる求人について、興味がある方はプロの転職コンサルタントに相談してみるといいかもしれません。 また、来年の試験に向け、対策される方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
次の合格発表当日の午後2時以降に各試験の合格発表欄に「合格発表 速報 」及び「合格発表について」と表示されます。 合格者名簿をご覧になる方は「合格発表(速報)」をクリックしてください。 国家試験の合格のみでは有資格者として業務を行うことはできません。 業務を行うには、免許申請を行い免許の登録を受ける必要がありますので、合格された方は速やかに免許申請の手続きを行ってください。 (免許申請をされてから免許の登録がされるまでは時間を要しますのでご留意ください。 なお、医政局所管国家試験については、合格発表で合格を確認された方は、合格証書がお手元に届く前でも免許申請の手続きを行うことが可能です。 合格発表時間前後には、アクセスが集中してページが表示されない、表示されるのに時間がかかるという状態になる可能性がありますのでご了承ください。 発表時間を過ぎてアクセスしても、合格発表欄の表示が変わらない場合はこのページを更新してください。 お使いのブラウザの設定によっては、昨年の情報が表示される場合があります。 試験の回数が間違っていないか必ず確認してください。 古い情報が表示される場合はこのページを更新してください。
次の試験実施日は? 看護師国家試験は 例年、2月中旬の日曜日に実施されています。 第110回看護師国家試験は、毎年8月にから発表されます。 国家試験までの流れは? 受験する国家試験が行われる前の年の秋頃に、学校で一括して受験の申し込みをするのが一般的です。 例えば、来年(2021年)の第110回看護師国家試験を受験する場合は、今年(2020年)の秋頃申し込む、といった流れです。 受験票は国試前の2月頃に届きます。 そこで受験場所などが分かります。 試験会場は? 看護師国家試験の試験会場は 11の指定都道府県に設営されます。 第109回の試験地は「 北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県」でした。 第110回の詳細はをご覧ください。 また、試験会場が自宅から遠い、あるいは県外の方はあらかじめ早めにホテルを予約することが必要になってきますのでお早めに! 合格者の発表日は? 第109回は2020年3月19日(木)午後2時でした。 こちらも第110回の詳細はをご覧ください。 当日の流れは? 当日は、必修問題(全50問)・一般問題(全130問)・状況設定問題(全60問)の全240問を、午前問題と午後問題に分けて次のような時間のスケジュールで行います。 問題の難易度から弊社推定による。 出題基準は? 厚生労働省が発表する「看護師国家試験出題基準」に基づいて出題されます。 出題基準は4年に1度改定されます。 出題形式は? 4肢択一、5肢択一、5肢択二、直接数字を解答する形式があります。 問題の題材として、カラー写真やイラスト、表が用いられることもあります。 解答はマークシートに記入します。 状況設定問題とは、出題基準から出題される 1問2点の長文問題で、一般問題と同じく合格基準は相対基準。 これまでは 1題につき3連問で構成されていましたが、第106回からは 2連問、単問でも出題されるようになりました。 例年60~70%の間で推移しており、第109回看護師国試では 62%となりました。 看護師国家試験で出題される全240問(計300点)の割合は次のようになります。 看護師国家試験の合格状況とボーダーラインの推移 第109回国家試験の合格率とボーダーラインは? 受験者数 65,569人(昨年比+1966人) 合格者数 58,514人(昨年比+1747人) 合格率 89. 2%(新卒:94. 受験者数と合格者ともに増加しました•
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