おあつら向きにイベント開催の強い日に合わせての出陣だ! 台の確保には難なく成功、新台から暫く時間が経ち稼働的には大分落ちついているな。 空き台も目立つ中、リベンジ稼働をスタートさせる。 釘の見立て的にはボーダー回転率位は、有ると思っているのだが!? (注)今回の稼働では期待度表記は少なめに書いてます、気になる方はリクの丞過去日記をご覧ください。 注目するのは 「ほむらランプ」期待度に期待は出来ないが、 リーチの発展や展開に期待する場合は、かなりの頻度で絡んでくる演出だ。 が、がだよ!? 途中に夜背景(夜の見滝原)を経由はしていたのが、発展した魔女バトルリーチ的にもハズレても仕方ないと思える。 ほむらZONE 正直、単体の赤保留よりこちらのZONEの方が期待できるんじゃ無いか? ただ!? 重要なのは、ほむらランプが複合しているかどうかの点だ、 期待度も多少は変わってくるので注目して欲しい。 カットインが全てを台無しにした。 尻下がりな展開で泣きたくなるが、この程度の悪展開など散々と味わっている。 ハマりに慣れると言うのも悲しいものだね。 157回転 現在の投資金額は7000円、 千円辺りの回転率は22. 4回転ボーダー回転率は越えている。 そんな浮気心から台移動を試みる。 リク 『よっしゃあ!1人ハイエナ成功』 保留も赤保留で止まった。 て、なればこうなるよね? はい、ハズレました。 何が1人ハイエナ成功なんでしょうか? 訳の分からないオカルトで己を鼓舞してみたが、結果はハズレで残念賞。 188回転 杏子スタンバイ 杏子リーチのお詫びが来たのか? リク 『お詫びなら激アツ展開待った無し』 緑保留に変化しただけでした。 回転率に不満があるからとオカルト話に頼ってみても、 リク 『それで当たるなら苦労はしないか』 308回転 ヤメます。 【広告】 今回の実践はリベンジ稼働、遊べる台で打ちたいわけでは無い。 この台が一番マシな状態なら、お店的にもそれほど出したい訳では無いと見た。 ぐだぐたと投資を続け負債を増やすのも附に落ちないし、 これで勝ってもマグレ勝ちだろ?と言われても仕方ない。 その後、店内を徘徊して稼働終了。 また期待出来る時を待ちます。 って事で店と日を新ためて再戦です。 リク 『今日こそパチまどかで勝つ』 リベンジするには優秀な台が、是が非でも欲しい! 満を辞してパチンコイベント日の某店舗にやって来た。 リク 『かなり混んでるな』 朝からは訳あって来れなかったので昼からの来店だが、 皆んなスロットに走ってパチンコは手隙だろうと高を括っていた。 全然そんな事も無く、パチンコだって大盛況だった真実を知る。 データー的には11連チャンした直後だが、そんなの関係ない、 オカルト話は今日は封印、回る台でキッチリ結果を出すのが今日の使命だ。 席に座り「ぱちログ」を登録、さらに演出カスタムで「エアバイブ」を選択。 リク 『準備は整った』 ハンドルを回し気合は充分、打ち出した玉がヘソチャッカーに吸い込まれていく、 リク 『オスイチ1回転からですか?』 長めのタイマー、さらに赤保留も来た。 リク 『さぁ、このタイマーから?』 ここで出たのは「落ちほむら背景」贅沢を言えば「悪魔ほむら背景」が見たかった。 発展先もストーリーリーチと問題なし!•
次の9億円 後編:5. 6億円 新編:20. 、『』の劇場版3部作である。 3作は、テレビシリーズを再編集して前後編とした2作と、その後の物語を描いた完全新作で構成される。 総集編の『 [前編] 始まりの物語』と『 [後編] 永遠の物語』は(前編)、(後編)、完全新作の『 [新編] 叛逆の物語』はに公開された。 「」も参照 前編はテレビ版の8話まで、後編は9話以降の総集編となっている。 [前編] 始まりの物語 主人公・の通う見滝原中学へ、が転校してくる。 まどかに、保健室へ連れて行って欲しいと頼んだほむらは道すがら、「あなたは自分の人生が尊いと思う? 家族や友人を大切にしてる? 」と問いかける。 大切だと答えるまどかに、「なら、今の自分とは違う自分になんてなろうと思わないことね」と言葉を残し、その場を立ち去る。 放課後、親友のと寄り道していたまどかは、「助けて」と呼ぶ謎の声に導かれて迷い込んだビルの一角にて、ネコともウサギとも似た生物・とそれを殺そうとしているほむらに出くわす。 戸惑いつつも、傷付いたキュゥべえを助けるが、直後に魔女の結界に迷い込んでしまい「造園の使い魔」に襲われる。 そのピンチを、同じ中学の先輩にもあたる魔法少女のに助けられ、魔女と魔法少女の戦いの一端を知ることになる。 マミに救われた2人は、キュゥべえに「僕と契約して魔法少女になってほしい」と告げられる。 どんな願いも叶え、その引き換えに魔法少女になってほしいという夢のような話を聞かされるが、同時にマミから魔法少女は人の世に仇なす魔女を倒す厳しい戦いを続けていかなければならない事実も伝えられ、慎重な判断をするよう忠告される。 そのために、魔女との戦いを見学をするうち、世の安全のために、しかし華麗に戦い続けるマミの姿を目にし、2人は魔法少女になることへの強い憧れを抱く。 一方、まどかが魔法少女の世界に関わることを止めさせようとするほむらは、キュゥべえやマミに対して敵対的な態度を取る。 ある日、2人がさやかの幼馴染のバイオリニストであり、秘かに想いを寄せるが入院する病院へ見舞う帰り際、グリーフシードが孵化しかかっているのを見つける。 まどかはマミへ助けを求め、合流して魔女の結界の最深部へと向う中、マミへの憧れを打ち明ける。 距離を置くマミだが、まどかの「マミさんはもう一人ぼっちなんかじゃないです」という言葉に涙する。 先に魔女の元へ向かっていたさやかとキュウべえの元に辿り着き、一人ではない幸せを胸に魔女やその手下と戦うマミだったが、直後に食い殺されるという無残な死を遂げる。 それを見ていたまどかとさやかに、キュゥべぇが契約を迫るが、結界の入り口にてマミに邪魔をさせまいと拘束されていたほむらが現れ、魔女を倒す。 マミの死に様という過酷な現実を突き付けられた2人は魔法少女になる決意を挫かれ、その判断をほむらは歓迎する。 しかし、さやかは二度と腕は動かないという宣告に絶望する恭介を前に、ケガを治すためキュゥべえと契約をする。 マミの遺志を継ぎ魔女と戦っていく決意を固めるさやか。 その前に、利己主義を信念とする魔法少女・が現れる。 自分が生きるためのみに魔女を倒し、一般人の犠牲も厭わないというマミとは対照的な振る舞いにさやかは反発し、魔法少女同士の争いが生じる。 2人の争いを止めたいも、無力ゆえに何も出来ないまどかに、今すぐ魔法少女になれば二人を止められるとキュゥべえは唆すが、そこへ現れたほむらによって争いは制止される。 対決は有耶無耶になったが、さやかはほむらや杏子に対し敵意を抱く。 その後、恭介の家の前に佇むさやかの前に現れた杏子は、さやかを挑発。 歩道橋に場を移しての対決の場へ、キュゥべえの先導で割り込んだまどかは諍いを止めようとするも、その際の行動により、魔法少女の魔力の源であると思われていた「ソウルジェム」、実は少女から分離された魂を収めている器であり、魔法少女の肉体は魂を引き抜かれて異質なものに変質していることが明かされる。 さやかは、ゾンビのように変質していた身体に負い目を感じ、退院した恭介のことを避ける。 一方、杏子には父の教会に人がたくさん来て欲しくてキュゥべえと契約したという過去があった。 他人の為にという共通した願い、その願いに裏切られた自分を前に「正義の味方」であろうとする姿に心を寄せていくが、時を同じくして、さやかは自分の友人であるもまた恭介に好意を抱いていることを打ち明けられる。 自分の決意をも裏切る嫉妬の感情に苛まれ、自分が本心では恭介に見返りを求めていたという事実にさやかは直面する。 悪い状況や心のすれ違いが重なり、まどかの説得も虚しくさやかは心身共に追い詰められていく。 まどかはさやかを救うためにキュゥべえと契約しようとするが、それをきっかけにほむらの本心が明かされる。 無謀な戦い方を続けるさやかの身を案じる杏子の想いとは裏腹に、自分や人間に対する失望を重ねたさやかのソウルジェムはついに濁りきり、「人魚の魔女」へと化す。 [後編] 永遠の物語 キュゥべえの正体はインキュベーターと呼ばれるの端末であり、魔法少女が魔女になることは彼らによって仕組まれたことであった。 その真意を問いただすまどかに対し、キュゥべえは自分たちの種族の目的がを延ばすことにあり、そのために魔法少女たちが希望から絶望へし魔女となる際に発生する、に縛られない莫大な感情エネルギーを回収しているのだと語る。 まどかはキュゥべえへの不信を露わにし、真意を伏せて少女たちと契約を結んできたことを「騙してきた」と非難するが、感情を理解しないキュゥべえは、見解の相違によって生じた齟齬について、一方的に責められることのほうが理不尽であるとし、地球人を含む宇宙全体の公益のため、まどかの自己犠牲を期待する旨を告げて去る。 さやかを人間に戻す手段がないことを信じられない杏子は、さやかの親友であるまどかが呼びかけ続ければ彼女を元に戻せるのではないかと考え、二人で「人魚の魔女」に立ち向かう。 しかし試みは失敗し、杏子と「人魚の魔女」は相討ちとなって果てる。 その一方、見滝原には大災害をもたらす最強の魔女「」が迫りつつあり、キュゥべえは3人の魔法少女が戦死した今、高い素質を持つまどかが魔法少女にならない限り見滝原を救うことができない、と予見する。 一方、それまでは謎に包まれてきたほむらの素性や目的も明らかにされる。 彼女は異なる時間軸からやってきたであり、元の時間軸において初めて得た友人でありながら「ワルプルギスの夜」と戦うも死亡してしまったまどかを救うべく、未来への道筋を求めて同じ時間のを何度も繰り返し戦い続けてきた存在であった。 まどかが死を迎える、また魔女と化すという未来に突き当たるたびに幾度となく同じ時間を繰り返してきたほむらは、まどかの存在をよりどころとしていたが、それは結果的にいくつもの平行世界における因果の糸をまどかの存在へと束ね、まどかを最強の魔法少女にして最悪の魔女となる素質を与えることへと繋がっていた。 そのことをキュゥべえに指摘されたほむらは、愕然とする。 さやかの遺体が街中で発見され、彼女の告別式から帰宅したまどかは気落ちしていた。 そこへキュゥべえが姿を見せ、インキュベーターと魔法少女の関わりの歴史をまどかに説明するも、その過酷さを知ったまどかは混乱に陥る。 のち、ほむらの家を訪ねたまどかは助力を申し出るが、ほむらからは自らが辿ってきたこれまでの真相を打ち明けられると共に涙ながら諭され断られる。 やがて見滝原には「ワルプルギスの夜」が来襲し、ほむらはありったけの武装で応戦するも敗れ、手詰まりな状態になり、絶望へ墜ちかけていた。 そこへ一つの願いを携え、まどかはついにキュゥべえとの契約を決意する。 そのまどかの願いとは「過去・現在・未来、全宇宙に存在する全ての魔女を、生まれる前に自分の手で消し去ること」。 それは、時間への干渉を超えた物理法則の改変・すなわち因果律を組み替えるという、神の御業にも等しい願いであり、キュゥべえを動揺させる。 しかし、ほむらの行いの結果によって、まどかはこの願いを背負い実現できる途方もない因果を持つに至っていたため、願いは成就される。 まどかの願いにより、宇宙は新たな法則の元に再構築された。 まどか自身は人としての存在を失い、未来永劫魔女を生み出さないための概念として昇華するが、時間を超える能力を持つほむらだけがその過程を見届ける。 時空を超えて遍在する概念と化し、すべての時代と世界を見ることができるようになったまどかは、これまでのほむらの労苦と友情を知ったことにより、自分を想い涙するほむらに心からの感謝と親愛の言葉をかける。 そして、最後の奇跡として互いの記憶が残ることを願い、自らのリボンをほむらに託し、まどかはほむらの前から姿を消す。 新たに構成された世界では、魔法少女が魔女になることはなくなった代わりに魔獣が現れ、キュゥべえのエネルギー採取も、人の世の呪いから生まれた魔獣を倒すことで得られるエネルギーを利用する方法へと変わった。 以前の世界で戦死したマミ、杏子は存命しているが、まどかの存在は、魔法少女らの間で「円環の理」という概念として口伝される以外には彼女の家族を含む皆の記憶から消えており、ほむらは以前の世界の記憶を持つ唯一の存在となった。 そして、まどかの救った世界を守るべく戦い続けるほむらの姿が描かれて、映画は幕を閉じる。 [新編] 叛逆の物語 見滝原中学校に通う、鹿目まどか、美樹さやか、巴マミ、佐倉杏子たちが、人のが具現化した怪物「」と毎夜戦う中、同じ魔法少女である・眼鏡姿の少女、暁美ほむらが転校してきた所から物語は始まる。 転校からひと月ほど経ったある日、五人の魔法少女とマミの友達であるベベ、魔法の使者であるキュゥべえと一緒に「ナイトメア」退治に立ち向かう中で、ほむらは違和感を覚え始める。 そのことを杏子に打ち明け、調査を行ううちに、二人は見滝原から出ることができないばかりか、自分たちの記憶が巧妙に改竄されていることに気づく。 そしてほむらは、ナイトメアとの戦いの舞台であるこの見滝原が「魔女」によって構築された結界の内部である、と確信する。 この世界にはすでに存在しないはずであった魔女についての記憶を取り戻したほむらは、かつてほむらが繰り返した時間の中で、マミを食い殺した魔女そのものだったベベを怪しいと睨む。 ベベを捕らえ尋問するが、それがマミの怒りを買い衝突に至る。 戦いの末にほむらはマミに捕縛されるが、突如現れたさやかに救い出される。 そして、ことの裏側を知るそぶりを見せるさやかは、ほむらに、魔法少女の中にこの状況を望み、結界を作り出した魔女がいることを示唆した。 「それは、裁かれなくてはいけないほど罪深いものなのか」との言動にほむらは疑念を抱くが、さやかは、ほむらの記憶より遥かに手練な動作で姿を晦ませてしまう。 一方、マミもまた記憶に違和感を抱き始めていた。 そこへ、ベベは自らがという者であることをマミに明かし、話を聞いてほしいと告げていた。 さやかを見失ったほむらは、夜の街をさまよう中でまどかに出会う。 見滝原を見渡せる丘にて語り合う二人。 そこでほむらは、このまどかは本物のまどかであると再認識し、ほむらや皆と永遠に別れる勇気は自分には無いと言うまどかの話を聞き、それがまどかの本心だと解釈して涙する。 やがてほむらは、この偽りの見滝原は自身の願いによってソウルジェムの中に創られた世界であるという結論に達する。 現実世界ではほむらは魔女化に至る寸前の状態にあり、そこには、効率的な感情エネルギーの収集方法の確立を目論むインキュベーターの思惑が関与していた。 ほむらから「魔女が存在する世界における感情の相転移エネルギー」の話を聞かされていたインキュベーターは、魔女と「円環の理」の存在を検証するために、ほむらのソウルジェムを外部の干渉から遮断するフィールド内に隔離し、その経過を観察していた。 この遮断フィールドは外側からの干渉は遮断するが、内側からは干渉できるよう仕掛けられており、内部のほむら(ほむらのソウルジェムの中にいる魔女としてのほむら)が望んだ、まどかをはじめとする一部の者たちだけはフィールドを通過して結界の中に招き入れられ、記憶を書き換えられ、偽りの見滝原で活動していたのであった。 ほむらに「円環の理」を遮断フィールドの内側に招き入れさせ、自分たちが観測可能な状況でソウルジェムを浄化させる、これがインキュベーターの描いた実験のシナリオである。 その最終目的は、「円環の理」の観測、そして干渉、制御であった。 しかし、実験は停滞する。 その原因は、魔女の結界内における記憶の捏造が、ほむら自身とまどかにまで影響していたことにあると、インキュベーターは認識していた。 まどかに「円環の理」としての記憶を取り戻させれば、インキュベーターは望むものを手に入れ、ほむら自身も救済を受けられる。 全貌を明かした上でキュゥべえは、まどかに救済を求めるようほむらに促した。 しかし、そのまどかの願いを踏み躙る思惑に激昂したほむらは、まどかには手を出させまいと、「円環の理」に導かれるのではなく、自ら魔女となり仲間に倒される道を選ぶ。 魔女となった自分を巴マミや佐倉杏子が葬ってくれれば、インキュベーターの企みは破綻する。 だがそれは、ほむら自身は救済を受けられないまま、絶望に沈むことをも意味していた。 絶望の力はやがて巨大なを出現させるに至り、魔女の姿へと変貌したほむらは自ら破滅への道を進み始めた。 その時、鹿目まどか・美樹さやか・百江なぎさ・巴マミ・佐倉杏子が、ほむらを救うべく動きだす。 その中心的な役割を果たしたのが、さやかとなぎさであった。 二人は「円環の理」に導かれた魔女であり、インキュベーターは、鹿目まどかこそが「円環の理」であると認識していたが、さやかとなぎさもまた「円環の理」であった。 二人は、まどかの「円環の理」としての記憶と力を秘かに預かり、また、他の魔女から借り受けた使い魔を引き連れ、結界内に入り込んでいたのである。 五人 と使い魔たちの活躍により、魔女の結界と遮断フィールドは破壊され、インキュベーターの企みは失敗に終わる。 まどかの記憶と「円環の理」の力も元に戻り、ほむらは「円環の理」に導かれるはずであった。 「円環の理」そのものとなったまどかが、ほむらを導こうとソウルジェムに手をさし伸ばしたその時、ほむらは妖しげな笑みを浮かべてまどかの腕を掴み、まどかの人間としての記録を引き抜いてしまう。 それはまどかを、つまりは「円環の理」という概念の一部を引き裂く行為であり、ほむらのソウルジェムは呪いを越えたおぞましい光へと染まり、ダークオーブへと変貌していた。 そして世界は再び、ほむらの手で作り替えられる。 インキュベーターすら事態の理解に苦しむ状況に、自らのソウルジェムを濁らせたのは呪いでさえなく、「希望」よりも熱く「絶望」よりも深い感情、すなわち「 愛」であること、神にも等しい聖なるものを貶めて蝕んでしまった自分をもはや『 悪魔』である、とほむらは語る。 人類の感情は制御しきれないと危険視したキュゥべえは、地球への干渉を止めようとするものの、彼らにはまだ世界に蔓延る呪いを浄化する存在として働いてもらう必要がある、とほむらに協力を強要される。 『悪魔』となったほむらにより再構築された世界では、マミや杏子は元の形(杏子は見滝原中学校に通っている)で生活し、またさやかとなぎさは再び人間としてこの世で生きていくこととなった。 さやかは「円環の理」としての記憶を残していたため、ほむらの行為を「魔法少女たちの希望であった『円環の理』を踏み躙った」と厳しく糾弾する。 しかしほむらは、「まどかの人間としての記録を奪っただけ」、「『魔なる者(悪魔)』の自分が『神』の理に抗うのは当然」と応じた。 怒りが収まらないさやかだったが、「円環の理」としての記憶が次第に失われゆく中では、ほむらが悪魔であることだけは忘れない、と告げるに留まった。 やがて、見滝原中学で在学生として過ごすほむらのクラスに、アメリカからのとしてまどかが転入して来る。 ほむらがまどかに校内を案内しているとき、何か大切なことを忘れている気がする、と訝るまどかは、自分が「円環の理」として存在するべきであることを思い出しかけるが、ほむらにより止められた。 そしてほむらは、いずれ敵対することになるのかもしれないがそれでも構わない、と言いつつ、かつての世界で受け取った赤いリボンを返し、「やっぱり、あなたの方が似合うわね」と涙を浮かべる。 半分欠けた月が満ちる夜、ほむらは裂かれた丘の公園で崖の上の椅子に座っていた。 近くから物音がしたのを聞くと、ほむらは笑みを浮かべながらダークオーブを出現させ、雪の降り始めた月夜の下でバレエのようにひとり踊り、そして、高台より身を投げる。 その足下では、毛並みを荒らしたキュゥべえがうずくまり、身体を震わせていた。 キュゥべえの滲んだ瞳をアップに「叛逆の物語」は幕を閉じる。 声の出演• 志筑仁美 -• 鹿目詢子 -• 鹿目知久 -• 早乙女和子 -• 上条恭介 -• 中沢 - 前後編• 女子 - 、、 前編• ホスト - 、• 恭介の父 -• 看護婦 -• 工場長 - 後編• 数学教師 -• ニュースキャスター -• 市役所広報車 - 新編• 百江なぎさ -• 女子生徒 - 、、• 男子生徒 - 、、、• 偽街の子供達 - Nadine Stummer、Mae Hinck、Marina Miyamoto、Hannah Heile、Sandra Kraus 製作 スタッフ 原作 Magica Quartet 総監督 脚本 () キャラクター原案 監督 副監督 寺尾洋之 絵コンテ (新編) 演出 宮本幸裕、八瀬祐樹(前編)、川畑喬(新編) キャラクターデザイン 、 総作画監督 谷口淳一郎、 アクションディレクター (前後編) 阿部望、神谷智大 エフェクト作画監督 (新編) 異空間設計 異空間美術(新編) 南郷洋一 美術監督 内藤健 美術設定 大原盛仁 色彩設計 日比野仁、滝沢いづみ ビジュアルエフェクト 酒井基 撮影監督 江藤慎一郎 編集 松原理恵 音響監督 音響制作 音楽 プロデューサー 、小林宏之(前後編) 細川修(前後編)土居由直(前後編) 金庭こず恵(前後編)、(前後編) 久保田光俊(新編) 共同プロデューサー (新編) 淀明子、小林宏之、細川修 土居由直、金庭こず恵、丸山博雄 アニメーション プロデューサー 岡田康弘 アニメーション制作 配給 (前編・後編) (新編) 製作 Madoka Movie Project(前編・後編) Madoka Movie Project Rebellion(新編) 元々はテレビシリーズの次の展開を検討する企画として始まったが、の用意したプロットは放送話数が1クールに満たないものであり、同時にテレビシリーズを劇場版として見てみたいというスタッフの意見もあったことから、総集編と合わせるかたちで完全新作の劇場版を作るというプロジェクトに切り替わった。 主要スタッフはの終盤からほぼ変わっていないが、テレビ版にて監督を務めたの役職は総監督に変わり、シリーズディレクターを務めたが監督として表記されている。 また副監督には、テレビ版では原画として参加した寺尾洋之が新たに起用され、総作画監督を担当した谷口淳一郎はキャラクターデザインにも名を連ねている。 もう一人の総作画監督は他のシャフト作品でも作画監督として起用されてきたが新たに務めている。 映像を作成するにあたっては、テレビ用の作り方では劇場のスクリーンでは映像の粗さが目立つようになるため、それに耐えうるように劇場用の大判の原画用紙にキャラクターを大きめに書き、撮影時に縮小して映像に落としている。 製作には、、、、、、シャフトの7社からなる・Madoka Movie Projectがクレジットされており、配給は前後編をアニプレックス、新編をワーナー・ブラザース映画が務める。 前後編 構成としては、前編がテレビシリーズの第8話までを、後編が第9話以降を元に再構成されている。 このような分割をしたことについて、新房は「単純に考えると6話ずつになるだろうが、第6話や第7話で区切るのは物語的にも違和感があって何かが違う。 区切るのは意図的にも第8話しかなく、その上で考えて後編は第10話から始めて前編と同じシーンからスタートできればいい仕掛けになるのでは、と考えたが、第9話と第10話を入れ替えると第9話での情報や展開を元にしないと第10話が成立しない。 第9話を前編に組み込むとさらにバランスが悪くなるため、現在の形になった」としている。 構成するにあたって、編集を担当した松原理恵が2時間に収まる形で前編の雛形を作成し、新房がシーンの加除を行って最終的な形とした。 一方、後編についてはテレビでの展開をほぼそのまま活かし、重要なシーンが多いためほとんどカットは行っておらず、第10話と第12話のラストで流れる『』も「入らないとしっくりこない」として、そのまま流れる構成となっている。 映像を作成するにあたっては、絵柄の統一を図りつつ劇場のスクリーンで映えるようになることを第一の方向性として修正されており 、動画と仕上げをやり直している。 また、テレビのままでは寄りすぎた印象を受けるため、画角は全体的に引きぎみになっており 、「手を入れていないカットは1カットもない」と監督の宮本は語っている。 オープニングや変身シーンをはじめとする新規映像の追加も行われ、中には杏子が食べているものが変更されていたり、私服姿のまどかや魔法少女時のさやかの髪飾りなど、がデザインを新規に書き起こしたものもある。 また、魔女が登場するシーンでものこだわりによって、変更が施されている。 セリフについても新たに収録し直されており、新房はこうした変更について、「この劇場版は『もう1,2回ループした世界』というイメージがある。 何もかもが同じではなく、細かいところがちょっと違う」としている。 ただし、第10話相当分の音声については、テレビ放送時の音声をそのまま使用している。 このことについて総監督の新房は「すでにあった出来事で、新たなループとは関係なく、新たにアフレコをし直す意味付けがない」と述べ 、音響監督のはテレビ版10話以上のパフォーマンスを出すのは難しいため新録はしたくなかったと述べている。 音楽面では、が新たに約40曲の新規楽曲を書き下ろしており 、特に魔女の登場シーンでは、劇団イヌカレーが考えた歌詞をドイツ語にし、コーラス曲にした楽曲を使用している。 既存楽曲もバージョン違いを多数作ったほか 、テレビシリーズで用いられた楽曲についても5. 1chにミックスし直されている。 その後、プロデューサーの岩上と総監督の新房、脚本の虚淵、キャラクター原案の蒼樹の四者によるを行い、虚淵がプロットおよび脚本として纏めていった。 虚淵が最初に書いたプロットはテレビシリーズの結末の延長線上にある話にしかならず、虚淵が悩んだ時期もあったというが、新房が「まどかとほむらが敵対するのもあり」といった一言を口にしたことが突破口となり、構成案が固まったと虚淵は述べている。 当初はテレビシリーズの第2期とする案もあったが、構成案が固まったところで12話にすることは難しいという判断が為され、劇場版として企画が動くこととなった。 脚本会議はその年の夏まで続いた。 完全新作となっており、新たに登場する百江なぎさは、蒼樹のデザイン原案を元に総作画監督の谷口淳一郎がキャラクターデザインに起こした。 一部のキャラクターの設定画もクリーンアップされており、特に新規の表情集は、映像化したときに思いもかけない画面にならないよう絵コンテ時よりも抑えた表情となっている。 また、キュゥべえの大きさはテレビシリーズではシーンごとにまちまちであったが、新編では設定が詰められた上で描かれている。 新編の絵コンテは、出身でテレビ版では第10話などを担当したが務めており、絵コンテの総カット数は2300カット に及び、一本の映画としてはスタジオジブリで最も絵コンテのカット数が多かった『』の1676カットを凌ぐカット数となっている。 は前半と後半の二度に分けて行われ、前半の収録は声優陣に後半の展開が伏せられて行われた。 また、ほむらに関しては映画終盤にかけてのパートが公開直前に録り直されている。 演じた斎藤によれば録り直す前はダークな印象が強かったが、リテイクによって少女らしさや人間らしさも感じられるものに変わったという。 主題歌 主題歌は『[前編] 始まりの物語』をによる「」が、『[後編] 永遠の物語』をによる「」が用いられているが、「ルミナス」は前後編共にオープニングテーマとして使用されている。 また、「ひかりふる」は劇中BGM「Sagitta luminis」に歌詞を加えた楽曲となっており、同様に劇中BGMである「Credens justitiam」にも日本語歌詞がつけられ、「」という曲名でKalafinaが歌ったものが前編の挿入歌として用いられている。 このほか、テレビシリーズの主題歌もアレンジされて使用されている。 『[新編] 叛逆の物語』は予告編が『[後編] 永遠の物語』にて初めて公開された後、本編が2013年10月26日に公開された。 なお、阿良々木月火役の以外の声優は、本作においても主要なキャラクターの声を充てている。 劇場版の世界展開は2012年9月13日に公式ウェブサイトにて発表され、、、、、、、、、、の10か国43都市で10月から3月にかけて前後編が上映された。 でのチケットはウェブページの公開から3日以内で完売した。 また、『[新編] 叛逆の物語』はにてフランスで2013年11月16日に公開されることが発表され 、アメリカでも12月3日にのでプレミア上映を実施した後、ので一週間の興行を実施、アメリカ45館、カナダ30館で公開されている。 また、新編の日本国外での公開はこれらや、、などに加え、、でも実施され、9か国107劇場での上映が行われたが、さらに他のアジア各国やヨーロッパ各国などでも公開国は拡大された。 なお、アメリカのあるアニメファンサイトでは『[新編] 叛逆の物語』に対して相当と評価している。 は前後編セットで完全生産限定版と通常版、は前編・後編それぞれ通常版のみで発売。 新編の映像ソフトは、2014年4月2日に発売された。 BDの完全生産限定版と通常版、DVDの通常版が発売。 」、前述の『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』とのコラボレーションの劇場マナー告知映像、後述の公開記念特番『劇場版公開記念 2時間でわかる! 8 short action 9 fateful 1 10 something unusual 11 crises happening 12 witch world 1 13 odd world 3 14 wicked 15 a human bullet 16 mother and daughter 17 touch-and-go 18 fateful 2 19 she has a past 20 she has a heart 21 complicated mind 22 wounded feeling 23 witch world 2 24 collapse 25 fateful 3 26 deep in grief 27 threatening 28 she is a witch 29 fateful 4 30 facing the truth 1 31 I'll be with you 32 I miss you 33 Time-manipulation 34 facing the truth 2 35 her wings 36 rebirth 37 for the next episode 新編オリジナルサウンドトラック 曲名 日本語 意訳 1 once we were むかしむかし、みらいのむこう 2 nightmare ballet ナイトメアのバレエ 3 まだダメよ まだダメよ 4 nice to meet you どうかよろしく 5 nothing special, but so special ずっと、ずっと、待ってた気がする 6 nightmare!! ナイトメア 7 Holly Quintet ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテット 8 one for all ちからをあわせて 9 he is... 大好きです 10 the battle is over 戦いの終わり 11 doubt 偽り 12 something, everything is wrong 何となく、でも、何もかも 13 raise the curtain 悪夢の幕は上がる 14 never get there 辿りつけない 15 I remember 憶えてるのは…私だけなの? 16 face the truth それは絶望を撒き散らす、災厄の使い 17 doubt 2 ベベだけだった 18 gonna fight with me 私と戦う羽目になるわよ 19 absolute configuration 絶対配置 20 her dicision 決断 21 where is the truth? 私達の敵は、魔獣でしょ 22 pulling my own weight それがあたしの役目だからね 23 another episode あの子が世界を作り変えた 24 wanna destroy? 壊して本当に構わないのか 25 dream world 誰かが夢に見た願望の世界 26 never leave you alone 私はなんてバカな間違いを 27 this is the truth 張本人が誰なのか 28 flame of despair 絶望の炎 29 now he is あなたの仕業だったのね 30 you are here その答えは僕が教えてあげる 31 experimentation そこは僕たちが調整してるのさ 32 Noi! あなたたちの狙いは何? 33 the worst ending なぜ怒るんだい? 34 I cursed myself 私はこのまま魔女になってやる 35 this is my despair これが私の、絶望… 36 theater of a witch 魔女の劇場 37 we're here for you あいつのためなら仕方ないか 38 take your hands 私が意気地なしだった 39 wings of relief 救済の翼 40 I was waiting for this moment この時を、待ってた… 41 her new wings もう悪魔とでも呼ぶしかないんじゃないかしら 42 solve the riddle あんたはこの宇宙を壊すつもりなの? 43 I think this world is precious わたしは、貴いと思うよ 44 happy ending ハッピーエンド 45 not yet まだダメよ テレビ放送 製作局であるでは新編公開前日深夜(当日未明)に当たるに、前後編の地上波初放送を記念した一挙放送特別番組『劇場版公開記念! これには、作品のファンを自称する芸能人(、、〈〉、)が出演するトークパートが番組冒頭、前編終了後、後編終了後に盛り込まれた。 後編109分に関しては終了までCMなしという、民放としては異例の扱いで放送された。 では2013年深夜(5日未明)に前編が、同年深夜(7日未明)に後編が放送され、上記の毎日放送の特番に盛り込まれたトークパートの一部も放送された。 ナレーションはほむら役のが担当。 2014年12月23日にはにおいて、劇場版3部作が一挙放送された。 新編は初のテレビ放送となる。 さらに翌週の2015年1月3日にはテレビシリーズ全12話の一挙放送が行われた。 またWOWOWプライムにて2015年3月2日より前後編と新編、3月5日よりテレビシリーズ全12話の再放送を行った。 2017年5月4日(3日深夜)には、のシリーズ企画「」の1つである「発表! あなたが選ぶアニメ ベスト100! 」においてテレビシリーズが第3位に入ったことを記念し、にて前編および岩上プロデューサーのインタビューが放送された。 放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考 (25日深夜) 0:59 - 5:30 製作委員会参加 前後編 2013年(4日深夜) 2:42 - 4:52 前編 2013年(6日深夜) 3:05 - 4:54 後編 2013年11月4日 8:00 - 10:00 新編特番 2014年12月23日 15:30 - 17:42 前編 17:45 - 19:36 後編 19:45 - 21:42 新編 WOWOWシネマ 2015年1月5日 23:00 - 1:15 前編 2015年1月6日 23:00 - 1:00 後編 2015年1月7日 23:00 - 1:00 新編 2017年5月4日(3日深夜) 1:06 - 3:25 前編 評価 『[新編]叛逆の物語』はの調査による初日満足度ランキングでは、満足度91. 0を獲得している。 シネマトゥデイの映画短評では映画評論家の清水節から5つ星中、4つ星の評価を受けた。 会員によるランキングでは2013年公開のアニメ・特撮映画で面白かった作品として『[新編]叛逆の物語』が男性編で第1位 、女性編で第4位を記録している。 またアニメ! アニメ! のアンケートでは2013年公開の最も面白かったアニメ映画は『[新編]叛逆の物語』が総合1位となっている。 では2013年公開の映画で一番面白かった作品をアンケートしたところ『[新編]叛逆の物語』が第2位となっている。 読者が選ぶ2013年の映画ランキングでは第8位にランクインしている。 興行成績 前編・後編 前編は全国43スクリーンという小規模での公開ながら、2012年10月6・7日の初日2日間で映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第7位となった。 後編も同様に、43スクリーンでの公開で10月13・14日の初日2日間で興行収入1億7,162万2,400円、動員11万7,413人を記録し、動員ランキングで初登場第2位、更に1館あたりのアベレージでは399万1,219円という成績を残し、興収別に集計した興収ランキングで第1位を記録している。 11月11日には前編が興収5億1863万2300円、後編が4億8262万5500円を記録、前後編合わせて興行収入が10億円を突破。 こうした好調ぶりを受け、2012年11月1日には全国13スクリーンの公開館追加が決定し 、全都道府県で公開されることが決定した。 前後編の累計動員は80万人となり、興行収入は11. 5億円に達した。 市場においては、日本のアニメファン向けの映画上映は限られるような状況にあり、5都市・5館程度での公開となったが、3日間で6万2340ドルを記録、スクリーンアベレージは1万2468ドルとなり、その週末のランキングで全米2位となった。 こうした好成績を受けてさらに5都市での追加公開も決定。 最終的な興行収入は180,440米ドル(公開最終日2013年4月25日の1ドル=99. 25円で換算すると17,908,670円)となった。 新編 新編は全国129スクリーンで公開され、2013年10月26・27日の初日2日間で興収4億3600円、動員27万1279人を記録、動員ランキングで初登場第1位となる。 その衝撃的な結末がネット上を中心に反響を呼び、初日からリピーターが続出したことが要因となり、2011年公開の『』の初週興収3億1600万円を上回るスタートとなった。 11月7日の時点で興行収入10億453万8650円を記録、深夜アニメの映画化作品としては『映画けいおん! 』『』に次ぐ3作目の10億円突破作品となり、公開13日目での達成は最速記録となった。 さらに、11月15日の時点で動員は100万5092人を記録。 深夜アニメ劇場版として史上最速となる公開21日目で動員100万人を達成した。 その後も好調な成績を維持し、12月31日までの累計動員が145万1121人、累計興収が20億287万9400円を記録し20億円の大台を突破、『映画けいおん! 』の19億円を超える深夜アニメの映画化作品としては上映当時史上最高の興行収入となった。 2014年1月からは46館での新規上映を含む全国59館でのロングラン上映も決定している。 2013年12月に発売されたの最終興収見込みでは23億円が見込まれているとされていたが 、2015年現在では最終興行収入は20億8,000万円とされている。 また、北米での公開日より5週目時点(12月6日公開(上映館数37館)、翌年1月第1週時点(上映館数2館))での、米国内興収は375,627米ドルで、配給を行った社としてはこれまでに配給した日本アニメのなかでは過去最大の興収となった(同時に、日本国内の12月15日時点の興収は19,169,007米ドルであったと発表されている)。 アニメ市場が豊かな日本と違い海外各国では、パリでは1日限りの限定上映、台湾や米国でも映画館により1日から3日間のみとなり、台湾では抗議が殺到して急遽1日追加上映日が決まる事例も出るなど、日本国内と海外各国では視聴環境がかなり違うことを考慮する必要がある。 映像ソフトセールス 前後編のBD完全生産限定版は初週で約8万枚を売り上げ、2013年8月5日付BD総合部門で第1位となった。 テレビシリーズ第1巻の約6万9000枚を上回るシリーズ最高売り上げとなり、劇場版アニメのBDの初週売り上げとしては当時の第4位を記録した。 新編のBD完全生産限定版は初週で約12万8000枚を売り上げ、2014年4月14日付オリコンチャートBD総合部門で第1位となった。 BD通常版もBD総合部門で第4位に、DVD版もDVD総合部門第3位に入っている。 受賞 『[新編]叛逆の物語』は 、アニメ オブ ザ イヤー部門劇場公開部門優秀賞 、第19回作品賞 を受賞した。 では出品はされたが 、ノミネートはされなかった。 関連作品 コミックス 「」も参照 『[新編]叛逆の物語』の内容を再現した漫画がより2013年11月12日発売の1巻から3カ月連続で発行された。 映画前後編を元にしたプロローグルートとゲームオリジナルの本編ルートの2部構成になっている。 そのため新編は関わっていない。 本編ルートでは、ワルプルギスの夜との戦いで命を落とす寸前のまどかが、ほむらに対して「魔法少女全員の力を合わせれば勝てるかもしれない」と言ったことで、次の時間軸で魔法少女同士が友好な関係を築けるように働きかけるストーリーとなる。 PlayStation Storeではキャラクターの追加衣装を配信。 稼動終了した『』のクルカステーション筐体を使用している。 2015年9月4日から順次稼働終了となり、2006年12月に稼働した『』から8年9か月続いたクルカステーションの歴史の幕を下ろした。 2016年12月22日よりiOS版配信開始、2016年12月28日よりAndroid版配信開始。 劇場版の前後編を元にした2D横スクロールアクション。 中国語版だけが配信されているが、原作の声優陣による日本語音声を実装しているほか、アニメシリーズの一部のスタッフも製作に関わっている。 協力アニプレックス、企画協力。 司会として、大阪公演は水橋かおりと阿澄佳奈、東京公演は野中藍、浜松公演は悠木碧が出演している。 2014年10月13日 大阪・オリックス劇場オリックス劇場• 2014年10月25日 東京・東京芸術劇場• 2014年12月7日 浜松・アクトシティ浜松• 2015年2月10-11日 札幌・札幌市教育文化会館 さっぽろ雪まつり 2015年2月開催の『第66回』大通11丁目会場で劇場版コラボとしてキュゥべえの雪像が設置された。 さらに、雪ミクとのコラボレーションも実施する。 パチスロ・パチンコ• 2013年7月5日閲覧。 上映中作品の成績。 2014年1月28日. 2014年1月28日閲覧。 ,コミックナタリー,2011年11月10日• ,毎日新聞,2013年3月30日• 『』、、2011年6月。 まどかはテレビ版12話での願いで得た、「円環の理」としての力(時空を自在に飛び回る等)は失ったのままであるものの、ほむらがループを繰り返していた頃の魔法少女としての能力は完全に再現されており、魔法の弓矢による攻撃でほむらのソウルジェムを覆う遮断フィールドに致命打を与えた。 2011年4月21日. の2012年7月16日時点におけるアーカイブ。 2014年11月14日閲覧。 『月刊ニュータイプ』2011年12月号P. 久保田光俊・岩上敦宏、、76-77頁。 悠木蒼、鶴岡陽太、、51頁。 斎藤千和、鶴岡陽太、、53頁。 11p22-25梶浦由記インタビュー• 『』Vol. 11p27• 新房昭之・虚淵玄・蒼樹うめ・久保田光俊・岩上敦宏、、106-111頁。 新房昭之・虚淵玄 2013年11月号 16頁• SoCassandra Twitter. 2013年12月3日. 2013年12月7日閲覧。 斎藤千和 月刊ニュータイプ 2014年2月号 171頁• NEW PEOPLE. 2012年9月18日時点の [ ]よりアーカイブ。 2012年9月25日閲覧。 ORICON 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次の役柄 [ ] 見滝原中学校に通う2年生で、と同じクラスの親友として設定されている。 魔法少女への変身後の武器は護拳のある状の。 魔女化した際には に変化する。 人魚の魔女はのような結界に住み、演奏をする使い魔を従える。 時空軸によっては、ディスコのような結界に住み、ダンスをする使い魔を従えることもある。 のに一途な想いを寄せており、治療不可能な怪我によってバイオリン奏者になる夢を絶たれた恭介を救うため、の死後、恭介の腕の治癒を願ってと契約、魔法少女となる。 だが、生前のマミからは、自分の願いを他者の願いを叶えるために使うことの危うさを指摘されており、やがてその指摘通りの問題に直面することになる。 他者のために戦い戦死したマミを強く尊敬しており、同じく「他者のためだけに魔法を使う」ことを正義と信じて行動する。 そのため、利己的なに対して反感を抱いており、マミを見殺しにしたという誤解からのことも嫌っている。 魔法少女となった当初は戦うことへの自信に溢れ 、劇中において物語を牽引する「第二の主人公」としての立場を担う。 しかし契約により自分が人間ではないものに変質していた事実に衝撃を受け、さらに恭介と親友のとの三角関係に直面したことをきっかけに、人間ではなくなってしまった自分は恭介と結ばれることができないと思い詰めるようになる。 次第にまどかや杏子の言葉にも耳を貸さなくなり 、心身共に消耗しつつ無謀な戦いを続けた結果、急速にソウルジェムは穢れを溜め込み、信念も見失った末に「人魚の魔女」へと変貌してしまう。 杏子とまどかはさやかを救おうとするが、魔女に変貌してしまった魂が元に戻ることはなく、最終的に杏子と相討ちになり消滅する。 あらかじめ杏子が回収していた遺体は現世で発見され、世間的には家出した末の衰弱死として葬儀が行われる。 こうした最期は物語の残酷さを象徴するような 、劇中における悲劇のヒロイン としての役割が意図されている。 第10話の過去の時間軸でも魔女化しており、そこではほむらに倒される。 その際、さやかのソウルジェムが変化したグリーフシードはまどかの手に渡り、後のワルプルギスの夜との戦いで黒く染まったほむらのソウルジェムを浄化するために用いられている。 第12話では、とあるコンサートでまどかと再会し、和解した。 恭介と仁美の幸せを祈り、会話を終えた後、まどかと共に再び元の友達に戻り昇天した [ ]。 再構成された世界でも魔法少女としてマミ・ほむら・杏子と共に戦っていたが、魔獣との戦いで力を使い果たした末に、その魂は「円環の理」となったまどかに導かれ、現世から消滅する。 杏子からは「友達になれたのに」と惜しまれたが、恭介の腕を治すためには避けられない運命だったためさやかに後悔はなかった。 [新編]叛逆の物語 [ ] では「円環の理」に導かれた後の物語が描かれた。 本作でのさやかは、「円環の理」の一部となっており、アルティメットまどかの補佐役として登場する。 魔法少女として限界を迎え、本来なら「円環の理」に導かれるべきほむらが、インキュベーターの実験により通常の救済が不可能になっていたため、まどか・なぎさと共に行動を起こす。 インキュベーターの目を欺くため、なぎさと共にまどかの記憶を預かり、ほむらのソウルジェムの中に構築された魔女結界=偽りの見滝原へ潜入。 その世界で日常生活を演じる一方で、秘かにほむらを救出する機会を伺っていた。 改変前の世界やインキュベーターの実験の影響などの事情を全て認識していたため、毛嫌いしていたほむらに対しても歩み寄りの姿勢をとっている。 なぜかさやかの家の居候になっていた杏子とも仲良くしていた。 ほむらの結界の中には魔法少女としてではなく、魔女として現れており、ほむらを救済する戦いにおいて、なぎさと共に中心的な役割を果たす。 「円環の理」の他の魔女から借り受けた使い魔の大軍を召喚・使役し、くるみ割りの魔女の使い魔の軍隊と交戦したり、また杏子とのコンビネーションとして、自らの半身である「人魚の魔女」の刀を杏子の武器である長槍に変形させ、魔女結界の壁を突き破るなど、奮戦している。 ほむらに対面した際には、『円環の理』を踏みにじる行為を厳しく糾弾したが、「『悪魔』の自分が神の理に逆らうのは当然」と返される。 ほむらの態度に怒りがおさまらないさやかだったが、ほむらの力によって「円環の理」としての記憶が失われつつある中では「だけどこれだけは忘れない。 暁美ほむら、あんたが悪魔だってことは!」と告げるに留まった。 魔女の結界の中では逃げ惑い生き延びようとし、最後にまどかとともに行動する。 尚、さやかは魔法のことは知らず、魔法少女とはなっていないが、使い魔に攻撃を仕掛けたり、ほむらに助太刀しようとしたりする勇敢さを見せる。 しかし、恭介と仁美の三角関係に直面した際、魔法少女の使命のために自分が身を引くことにしたが、無意識とはいえ仁美が魔女に襲われた際に放置したことで罪悪感を覚え、それが精神的負担となり、その後の戦闘で注意力が散漫になってしまってしまったことでマミを負傷させてしまう。 そのことに責任を感じ、「自分は正義の味方失格であり、マミとコンビを組む資格が無い」と、マミとのコンビを解消してしまう。 さらに恭介本人にも自分の願いを知られ、「自分の悪いところを知られたくない」と苦悩を深め、ソウルジェムを限界まで濁らせてしまう。 そして、影の魔女との戦闘中、マミから自分の本当の願いは正義の味方であることではなく、誰かと一緒にいることなのだと打ち明けられ、「さやかと一緒にいるために、正義の味方を辞める」ことを宣言される。 しかし、穢れを溜め込みすぎたソウルジェムが限界に達し、マミの目の前で魔女化してしまう。 その後杏子によって倒されるが、ソウルジェムの真実を知らないまま契約したまどかの願いによって見滝原にワルプルギスの夜がやってくる前に生き返る。 魔力反応を追っていった末に、神浜記録博物館にてマギウスの翼の一員となり「神浜聖女のウワサ」を纏ったマミと再会。 マミと交戦していた環いろはと七海やちよを救出した後、2人から魔法少女の真実を知らされる。 ショックを受けながらもまどか・ほむらと話し合いマミの救出を誓う。 見滝原市内にてアリナ・グレイによって結界に閉じ込められ、杏子の助力で脱出した後は再び神浜市に向かい、ウワサを剥がされ正気に戻ったマミと合流。 ホテル・フェントホープの崩壊後は、マギウスによって神浜市に召喚されたワルプルギスの夜と戦う。 テレビアニメ版では、神浜記録博物館にてマギウスの翼の一員となったマミと交戦するも「神浜聖女のウワサ」の力には歯が立たず、建物の倒壊時にやちよを連れて脱出する。 キャラクター設計 [ ] と髪の色は。 魔法少女への変身時はのに登場する軽装ののようなデザインで 、風のトップと左右非対称なスカートの上にマントを羽織っている。 ソウルジェムは臍部に装着される。 キャラクター原案を担当した蒼樹うめはボーイッシュさと女の子らしさの両方を表現したかったとしており、その中間点を探った結果、魔法少女姿のデザイン案は最終稿近くになるまで浮かんでこなかったと述べている。 そのため、女性らしさを体現する右半身は髪が長くてスカートが短く、ボーイッシュに見えるようにと描かれた左半身は髪が短くスカートが長いデザインになっている。 通常時は黄色のヘアピンをしているが、テレビアニメにおいては変身後に髪飾りの類はなくなる。 これは派手な装飾を付けるよりはシンプルな方がいいという判断によるものだったが、監督の新房はテレビ版の放送終了後に「やはりなにかつけとくべきだったかも」と述べており 、劇場版ではのフォルティッシモをあしらった意匠の髪飾りが追加された。 この音楽をモチーフとした意匠はテレビアニメ版での演出から着想を得たと蒼樹は述べている。 名前とイメージカラーは脚本のの発案。 能動的に戦いに身を投じていくというキャラクターであるため、主人公のまどかが蒼樹の作風に寄せて書いたキャラクターであるのに対し、さやかは自らの作風の中にあるヒロインのイメージで脚本を書いたと虚淵は述べている。 武器の刀剣にはトリガーを引くことで刀身を射出するギミックや 、刀身が分割するというギミックが設定されていたが劇中ではあまり生かされなかった。 特色 [ ] 特別なステータスや潜在能力はないが 、お調子者な ムードメーカーであり、さやかを演じたはどこにでもいる一番リアルな女の子だと述べる。 活発で正義感が強く 、物事を自らの力で能動的に解決していく考え方の持ち主であり 、一見行動派にみえるが、実際は思い悩んで行動するタイプだと心理学者のは分析している。 そして、思い込むと一つのことにこだわり続けてしまう意固地さと不器用さを持っており、行き詰まるとストレスを溜めこみやすいのだという。 完全欲が強いがために現実とのギャップから自己嫌悪に陥る面もあり 、ライターの上田繭子は自己評価の低さに反して理想が高いところが欠点であると評し 、声優の喜多村は思春期の青さを象徴するキャラクターだと述べている。 戦闘に置いては接近戦を主体とするキャラクターで、アニメでシリーズディレクターを務めた宮本幸裕によると戦闘技術こそ拙いもののパワーとスピードの両面を備え、また防御力に長けるなど全体的にバランスのとれた資質を持つ。 契約時の願いから発現した強力な治癒能力を併せ持っており、劇中ではその回復力を利して自らの痛覚を遮断し、ほとんど防御を無視して戦う戦法も用いる。 テレビアニメ版での最終話においては、まどかによって世界が改変された後でも消滅してしまうという最期を迎えている。 このことについて脚本を担当した虚淵は「さやかが助からない」のではなく、自分の本望を認めたさやかが覚悟を固めたために「恭介を助けてしまった」結果であるとして、ニュアンスの違いを強調している。 玩具展開 [ ] 2012年には販売も展開され、販売をした内の年間ランキングにおいてが10位、が13位となる販売数を記録した。 アマゾンジャパンでのホビー2012年間ランキングにおいてはねんどろいどが13位、figmaが14位についた。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 『』プロフィールより。 ニュース 2018年7月20日. 2018年7月20日時点のよりアーカイブ。 2018年7月20日閲覧。 16、、2011年、 42-45頁、 雑誌07010-03。 コミカライズ版第2巻第7話、100頁。 第7話脚本決定稿、100頁。 新房昭之、、8頁。 蒼樹うめ、、106頁。 3 2012年11月号、8頁。 虚淵玄・新房昭之、、263-269頁。 虚淵玄、『メガミマガジン』2011年3月号、79頁• 、94頁。 虚淵玄「あの娘のハートをキャッチ バレンタイン大作戦 魔法少女の世界もっと知りたい! 脚本 虚淵玄インタビュー」『』第31巻第3号、、2011年3月、 28-29頁、 雑誌01579-03。 宮本幸裕、、34頁。 別冊魔法少女マガジン、〈洋泉社MOOK〉、9頁• 虚淵玄・前田久、、32-35頁。 (2013年5月1日時点の) - 参考文献 [ ]• 『』vol. 21、〈洋泉社MOOK〉、2011年8月8日、10-41頁。 「巻頭大特集1 魔法少女たちの光と闇」『メガミマガジン』第13巻第4号、、2011年4月、 30-39頁、 雑誌08643-04。 』まんがタイムきらら(編)、、2011年9月11日。 』鈴木香奈子(編)、、2013年1月28日。 外部リンク [ ]•
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