大河 の 一滴 あらすじ。 五木寛之はどんな作家なの?大河の一滴ってどんな本なの?世界一受けたい授業2020/5/9

大河の一滴

大河 の 一滴 あらすじ

買った時はすごく落ち込んでつらかったから読む。 買ってから2年くらいは積んでいた本。 今回は「池上彰と考える、仏教って何ですか? 」と並行して読んだので進みやすかった。 人はみな大河の一滴・反常識のすすめ・ラジオ深夜一夜物語・応仁の乱からのメッセージの4部構成だけど、どの章もみな心にしみた。 善悪、明暗だと、どうしても善と明の方がよいとされるけど、完全にそうとは言い切れないのでは…というもののとらえ方が深く印象に残りました。 色々と流行っているけど、心を無理にポジティブに持っていかなくてもいいのだな。 (ホッとした)。 ある程度の年齢になると共感することや、心が揺さぶられる一文があると思う。 2017年積読消化49冊目 本棚保存 1932年福岡県生まれ。 朝鮮半島で幼少期を送り、47年引き揚げ。 52年早稲田大学ロシア文学科入学。 57年中退後、編集者、ルポライターを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞。 代表作に『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『蓮如』『大河の一滴』『百寺巡礼』など。 英文版『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」 スピリチュアル部門 に選ばれた。 02年に菊池寛賞を受賞。 09年にNHK放送文化賞を受賞。 10年『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞。 「2020年 『こころの相続』 で使われていた紹介文から引用しています。

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大河の一滴 : 作品情報

大河 の 一滴 あらすじ

無類の本好きのわたし。 どうせなら読んだままにせず思いっきり主観の入った書評を書いてみたいと思い立ちました。 この記事がきっかけとなり、実際に読んでくださる方がいたらとても嬉しいです。 25なのですが、なんと20年たった今も読み継がれている大ロングセラー。 帯にもありますが一年前とはガラッと変わってしまった日常に不安を抱く人や自分の生きている足元をもう一度見つめなおしてみたいと考える人たちからさらに多くの支持を得ているようです。 私がこの本を読むことになったのは、日本テレビの人気番組で取り上げられたのがきっかけです。 じつはこれが五木寛之さんの作品を読むのが初めてだったのですが、読み終わった本のページは付箋だらけ 笑 それほど、考えさせられたり覚えておきたい言葉ばかりだったのです。 本に書かれていた言葉をご紹介しつつ私の感じたことを書いていきます。 マイナス思考ってワルくない!? プラス思考最上主義?のようなことが書かれた本が多くありますが、著者の五木さんは「プラス思考だけでは救われない世界がある」と言っています。 現実にはプラス思考だけでは救われない世界があります。 マイナス思考のどん底の中からしか本当のプラス思考はつかめない そういわれてなんだか気が楽になりました。 もちろんいつもそんな人だと周りにいる人を不快にさせちゃうからイケないけれど。 それから悲しかったり寂しかったりするときには思いっきりその感情を味わい受け入れることが大切だと書かれています。 喜ぶことと同じように、本当に悲しむことが大事なのです。 本当に悲しむというのはどういうことか。 自分のために悲しむだけでなく、他人のために悲しみ、涙を流すことでもあります。 (中略)本当に人間にとって重要なことを深刻に悩むことによっても人間の自然治癒力とか命は活性化していく それから、本の中では親鸞が弟子に言った言葉が紹介されています。 そのさびしさから逃げるな。 そのさびしさをごまかすな。 (中略)きちんとそのさびしさと正面から向き合って、そのさびしさをしっかりと見つめるがよい。 そのさびしさこそは運命がおまえを育てようとしているのだから そういえば私がはるか昔、大失恋をした時の話。 毎日毎日、仕事をしていても運転中でも自然と涙があふれ、休日も家に閉じこもっていた日々がありました。 そこからは外見を磨いたり、たくさん本を読んだり人とたくさんあったりして自分磨きに精を出す日々。 そうしたらある日、ある人に「なんだかどんどん綺麗になっていくね」と言われたのです。 そんなときもあったなぁ…) もちろん、五木寛之さんはわたしのこんなちっちゃなことを言いたかったわけではないでしょうが、つまり、悲しい時や寂しい時はむりに自分を奮い立たせなくっても(プラス思考しなくても)、本当に悲しんだり寂しんだりしたほうが良いということ。 オンラインでは得られないもの 別の記事でも書きましたが、人との接触を極力避けなくてはいけない今の世の中、授業までもがオンラインで行われるところも出てきました。 それは世界中どこにいても学ぶことができるし、繋がることができるという、とってもいいことなのですが、ひとが人と対面で会うというのはやっぱりオンラインでは得られないものがあると気づかされました。 人間と人間が向き合い、お互いに息づかいのきこえるような距離でもってなにかを学び、なにかを伝え、そして何かが伝えられる。 (最後に)わたしが「大河の一滴」で何を思ったか。 なんといっても、ものの見方を教えてもらった1冊となりました。 プラス思考になれるのはマイナス思考の中からしか生まれない 自分の感情に素直になる。 自分は何をしたいのか。 または何が不満なのか。 それに注意してみる。 そして自分で納得のいく生き方をしながら、私には何の役割があってこの世に生まれてきたんだろう?そんなことも一度考えてみようかなと思いました。 おわり。

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大河 の 一滴 あらすじ

2020年5月9日 土 の日本テレビ「世界一受けたい授業」に『大河の一滴』の作家・五木寛之さんが緊急出演しました。 1998年に書かれた本は多くの方に読まれた1冊ですが、なぜ今再び話題に上がったのでしょうか。 『大河の一滴』の 著者である五木寛之さんが、高齢にも関わらず緊急出演したのには訳があったのでしょうか。 『大河の一滴』作家の五木寛之が伝えたいことは?• 作家・五木寛之がテレビ出演した理由は?• 『大河の一滴』のTwitterの感想を紹介! について紹介していきます。 放送終了後、生きる希望が湧いてきました。 ぜひ、皆さんも記事のチェックをしてみて下さい。 misa33. ts がシェアした投稿 — 2020年 5月月9日午前4時31分PDT 『大河の一滴』を書かれた1998年はバブル崩壊後、景気回復の兆しがなく銀行が経営破綻する戦後最悪の不況が続いていました。 そんな時代だからこそ、『大河の一滴』は勇気と希望を与え、多くの人に読まれていたようです。 そして、今再び多くの方に読まれています。 五木さんが伝えたいメッセージを紹介します。 川が綺麗だったら顔を洗おう、濁っていたら足を洗おう どうにもならないとなった時、泣くのはいいけど泣きごとは言うな どんな時にでも何かできることはある できることからやっていくことが今大事 本当に辛い時こそユーモアを持つ 極限状態のなかでも生きていくうえでは、人は笑いが必要 笑うような状況じゃないところでも、笑える人の方が厳しい条件のなかで生き抜いた 難しい状況の中でも挨拶やマナーを忘れない人は強い マナー、エチケットを忘れない 極限状態の中で生きていく上で大事 自分はもうダメだと覚悟を決めた人間にがんばれと言わない 「さあ、頑張ってそこまで歩こう」励ましが通らない世界ってある そういう時には「激励」「前向き」「励まし」「希望」の言葉は非常に空々しく無力に感じられる 極楽は地獄のなかに確かにあった 人が生きるということは苦しみの連続なのだ。 その中で人の善意というのものがあり、正直さも親切さも助け合いも、ときには笑いも感動もあったという、確かな記憶である。 人は大河の一滴…か。 — りゅうすず rurinsu 人はみな、大河の一滴。 大きな流れの水一滴に過ぎない 「人は大河の1滴」人間という存在は本当にとるに足らない小さなものではあるけれども、「けれども」ってことなんでしょう。 「人は大河の1滴」それは小さな1滴の水の粒にすぎないが、大きな水の流れをかたちづくる1滴であり、永遠の時間に向かって動いていくリズムの一部なのだ。 冷たい夜と闇の濃さのなかにこそ朝顔は咲くのだ 月並みですが確かな真実もあります。 暗黒のなかで光を探し求めている人間こそが一筋の光を見て心が震えるほどの感動をおぼえることができるのですから。 先の見えない今の苦しい状況を、この1冊で少しは気持ちが落ち着くような気がします。 焦ってはダメです。 現状を受け入れ、どう解決していけるか考えていきましょう! 作家・五木寛之がテレビ出演した理由は? ウイルス感染が猛威を振るっている今、五木寛之さんはなぜ今番組に出演していただけたのでしょうか。 『大河の一滴』を書かれた1998年と今のこの状況が似ていたからですね。 不安な今を生きる私達へ、「できることからやろう!」と五木さんからの心響くメッセージを受け取りました。 五木さんの著書の累計売上はおおよそ1億冊です。 そんな五木さんも悲惨な極限状態を体験しています。 体験を通して私たちにメッセージを送っています。 私達もそれに答えて嘆くばかりではなく、前を向いて歩いて行きましょう。 『大河の一滴』のTwitterの感想を紹介! それでは、『大河の一滴』の本や「世界一受けたい授業」を見た感想などのTwitterを紹介していきます。 皆さん、感動していますね。 物の取り合いが起きない。 長い列に律儀に並ぶ。 喧嘩や争いが起きない。 そういう国民性だからこそ 戦争、震災、台風を 乗り越えて来たんだと思う。 日本の力を見せる時。 お元気そうで安心しました。 20代のころ生きるのが辛かった。 それは今もだけど、生きるヒントが欲しくて読ませて頂いてました。 買うだけ買って、箪笥の肥やしにしてしまっている著書もある… 運命の足音は内容が過酷で読めなかったな。 友人が他界したとき、母が他界してしばらくして、読んだことを。 深いなあ。 なぜあんなに惹かれたのか、納得の数々。 考え続けたいなあ。 愛を届けられる人になりたいなあ。 辛い日々の中にもユーモアを!できる事を見つけていこう! そして泣きたい時は一緒に泣こう。 叫びたい時は共に叫ぼう。 怒るあなたも否定しない。 — mm082762 私もこのコメントを読んで『大河の一滴』を読みたくなりました。 心震える1冊です。 こちらから購入できますよ。 この本が証明しています。 まとめ 『大河の一滴』作家・五木寛之が伝えたいことは?テレビ出演した理由やTwitterの感想も紹介しました! 五木寛之さんの本はあまり読んだことがなかったので、今回この記事を書く上でどんな方なのか、どんな思いでこの本を執筆したのかを知ることができて良かったです。 苦しいのは自分だけではないと思ったし、やはり世界が一つになって助け合っていかなければいけないと強く思いました。 先の見えない戦いは辛いですが、五木さんのメッセージにもあった「暗黒のなかで光を探し求めている人間こそが一筋の光を見て心が震えるほどの感動をおぼえることができるのですから。 」を心に前を向いて歩いていきたいです。

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