>H 1受容体拮抗薬 第2世代 価格 5mg1錠:82. 5円/錠 製薬会社• 製造販売元: 効能・効果 用法・容量 効能・効果• 〔成人〕• アレルギー性鼻炎• 蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症• 〔小児〕• アレルギー性鼻炎• 蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒 用法・用量• 〔成人〕• 通常、成人にはレボセチリジン塩酸塩として1回5mgを1日1回、就寝前に経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高投与量は1日10mgとする。 〔小児〕• 通常、7歳以上15歳未満の小児にはレボセチリジン塩酸塩として1回2. 5mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。 禁忌 【禁忌】 次の患者には投与しないこと• 本剤の成分又はピペラジン誘導体(セチリジン、ヒドロキシジンを含む)に対し過敏症の既往歴のある患者• ] 副作用 ショック、アナフィラキシー(頻度不明 注2)) ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血圧低下、蕁麻疹、発赤等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 痙攣(頻度不明 注2)) 異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 肝機能障害(0. 血小板減少(頻度不明 注2)) 血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 注2)海外でのレボセチリジン塩酸塩の自発報告のみで認められている副作用については頻度不明とした。 注意 次の患者には慎重に投与すること 腎障害のある患者[高い血中濃度が持続するおそれがある。 (「用法・用量に関連する使用上の注意」及び「薬物動態」の項参照)] 肝障害のある患者[高い血中濃度が持続するおそれがある。 ] 高齢者[高い血中濃度が持続するおそれがある。 (「高齢者への投与」及び「薬物動態」の項参照)] てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を発現するおそれがある。 ] 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。 本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。 本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。 薬剤交付時 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。 [PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。 ] 腎障害患者では、血中濃度半減期の延長が認められ、血中濃度が増大するため、クレアチニンクリアランスに応じて、下表のとおり投与量の調節が必要である(「薬物動態」の項参照)。 5mgを1日に1回 2. 5mgを2日に1回 2. 5mgを週に2回(3~4日に1回) 腎障害を有する小児患者では、各患者の腎クリアランスと体重を考慮して、個別に用量を調整すること。 本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続するおそれがあるので、低用量(例えば2. 5mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること。 異常が認められた場合は減量又は休薬するなど適切な処置を行うこと(「薬物動態」の項参照)。 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 [動物実験(ラット)で胎盤を通過することが報告されている。 ] 授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。 [セチリジン 注1)塩酸塩において、ヒト乳汁中へ移行することが報告されている。 ] 注1)ラセミ体であるセチリジンの R-エナンチオマーがレボセチリジンである。 低出生体重児、新生児、乳児又は7歳未満の小児に対する安全性は確立していない(国内における使用経験はない)。 血中濃度 単回投与 健康成人男性20例にレボセチリジン塩酸塩5mgを空腹時単回経口投与したとき、血漿中レボセチリジン濃度は投与後1時間には最高血漿中濃度232. 血漿中濃度の消失半減期は約7. 3時間であった。 また、10mgを単回経口投与したとき、投与量増量に伴うCmaxの上昇及びAUCの増加が認められた。 セチリジン塩酸塩10mgを空腹時単回経口投与したとき、血漿中レボセチリジン濃度は投与後1時間には最高血漿中濃度228. 3時間であった。 00(0. 25-4. 00) 232. 49 7. 98 1814. 49 10mg 0. 75(0. 50-2. 00) 480. 01 7. 89 3546. 14 セチリジン 10mg 1. 00(0. 50-2. 00) 228. 67 7. 78 1875. 08であった。 食事の影響(外国人データ) 健康成人20例にレボセチリジン塩酸塩5mgを食後(高脂肪食)又は空腹時に単回経口投与したとき、空腹時投与と比べ、食後投与の血漿中レボセチリジン塩酸塩のtmaxは約1. 3時間遅延し、Cmaxが約35%低下したが、AUCに顕著な差はみられなかった。 分布 健康成人男性20例にレボセチリジン塩酸塩5mgを空腹時単回経口投与したとき、レボセチリジンの見かけの分布容積は25. 14Lであった。 血漿蛋白結合率 [ 14C]-レボセチリジン(0. 代謝 レボセチリジンの代謝経路はフェニル基の水酸化、 N-及び O-脱アルキル化並びにタウリン抱合体の生成である。 また、レボセチリジンは主にCYP3A4で脱アルキル体に、複数のCYP分子種(未同定)でフェニル基の水酸化体に代謝される( In vitro試験)。 レボセチリジンは臨床用量のCmax付近の濃度でCYP1A2、2C9、2C19、2D6、2E1及び3A4を阻害せず、UGT1A並びにCYP1A2、2C9及び3A4を誘導しない( In vitro試験)。 排泄 健康成人男性20例にレボセチリジン塩酸塩5mg及び10mgを空腹時単回経口投与したときの見かけの全身クリアランスは、それぞれ2. 健康成人20例にレボセチリジン塩酸塩5mgを空腹時単回経口投与したときの投与後48時間までのレボセチリジン塩酸塩の累積尿中排泄率は約73%であった(外国人データ)。 健康成人男性4例に[ 14C]-レボセチリジン塩酸塩溶液5mgを空腹時単回経口投与したときの投与後168時間までの尿及び糞中の放射能回収率はそれぞれ85. 4%及び12. 9%であった。 8~5. 4~3. 9倍に延長した。 73m 2) 98. 2 62. 8 26. 78 295. 76 320. 06 358. 60 3884. 85 8290. 76 14. 12 25. 73 41. 73m 2) 25. 64 14. 13 4. 27 1. 25 0. 22 0. なお、原発性胆汁性肝硬変患者にセチリジン塩酸塩10mgを単回経口投与した場合、肝機能正常成人に比べ、血清中濃度消失半減期の延長、Cmaxの上昇、AUCの増大が認められた(外国人データ)。 6 3. 9 原発性胆汁性肝硬変患者(n=6) 1. 8 6. 58(0. 58-2. 08(0. 58-2. グラクソ・スミスクライン株式会社 薬剤一覧•
次の眠気の副作用について ザイザル錠はジルテック錠の高い効き目はそのままで、副作用である眠気を少なくした抗アレルギー薬になります。 これは有効成分であるレボセチジリンが血液脳関門を通過せず、脳内への移行が少ない事から脳内のH1受容体へ結合する事が少ない事が理由となります。 *脳内のH1受容体に結合すると眠気の副作用が発現、鼻水などの症状を改善する効果は鼻などに存在するH1受容体に薬剤が結合する必要があります。 排泄経路・性状・代謝酵素 主に尿中から排泄される腎排泄をとります。 注意点 特別注意する点はありません。 妊婦・授乳婦 妊婦には治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ服用可能となっており 授乳婦では乳汁中への移行の可能性がある事より避ける事となっています。 薬価 ザイザル錠は1日1回1錠を服用するので、通常成人では1日当たり105. 8円となります。 医薬品名(メーカー) 薬価 ザイザル錠5mg 105. 8円 ザイザルシロップ0. 6円 *H26年4月変更薬価(次回はH28年4月予定) ザイザルシロップは濃度が0. 05%となるので10mlで10mgとなります。 薬価だと196円となり錠剤と比較し2倍弱となり割高となりますが錠剤が服用できない方は シロップを服用するという方法もあります。 ジェネリック医薬品(後発医薬品) ザイザル錠は2010年に発売された抗アレルギー剤では一番新しい薬となり、ジェネリック医薬品は発売されていません。 市販医薬品 ザイザル錠のスイッチOTC医薬品は現在の所発売されていませんし、今後しばらく発売される事はないかと思われます。 市販薬としては、効果は同等であるジルテック錠(眠気の副作用はザイザルより多い)の有効成分であるセチリジンを使用したものが発売されています。 例)ストナリニ鼻炎Z、コンタック鼻炎Z ザイザル錠添付文書 最新のザイザル錠の詳細については下記リンク先から確認する事が出来ます。 >> ザイザル錠のすべて関連ページ ゼスラン錠は第2世代抗ヒスラミン薬に分類されます。 そのゼスラン錠の効果効能、眠気などの副作用などについて現役薬剤師が分かり易く解説しています。 セルテクト錠、花粉症の症状改善に効果のある抗ヒスタミン薬になります。 効果は高い反面、眠気が比較的出やすい特徴があります。 アレグラ錠は花粉症治療薬であり、現役薬剤師が効果効能、眠気などの副作用などを分かり易く解説しています。 アレグラ錠は花粉症以外にも蕁麻疹や皮膚炎等に対しても効果が認められており、ジェネリック医薬品も発売されています。 クラリチン錠は第2世代に分類される抗ヒスタミン薬となります。 1日1回で効果が持続するので複数回飲む手間なない薬剤となります。 アレロック錠は花粉症の医療用薬、第2世代の抗ヒスタミン薬に分類されます。 アレロック錠についての効果、副作用や、子供に対する量、第1世代、第2世代の違いなどについて現役薬剤師が分かり易く解説しています。 アレジオン錠は花粉症の医療用薬であります。 このアレジオン錠(10mg、20mg)が分類される抗ヒスタミン薬について第1世代、第2世代の違い、効果、副作用などについて現役薬剤師が分かり易く解説しています。 エバステル錠は、第2世代抗ヒスタミン剤に分類され、花粉症の鼻水、鼻づまりに対して効果があります。 このエバステル錠の効果、効能、眠気などの副作用、ジェネリックなどについて現役薬剤師がわかりやすく解説します。 タリオン錠は第2世代抗ヒスタミン薬に分類されます。 このタリオン錠の効果効能、副作用、眠気の出やすさ、飲み合わせなどについて現役薬剤師が分かり易く解説しています。 ジルテック錠の効果効能、眠気などの副作用、ジェネリック医薬品などについて現役薬剤師がわかりやすく解説しています。 ディレグラ錠は、アレグラの成分であるフェキソフェナジン塩酸塩と塩酸プソイドエフェドリンが配合されています。 このディレグラ錠の効果効能、副作用などについて現役薬剤師がわかりやすく説明しています。 デザレックス錠5mgは眠気の出にくい事が特徴の抗アレルギー薬となります。 花粉症などに処方されるデザレックス錠5mgの効果、効能、副作用、薬価等について現役薬剤師が説明します。 ビラノア錠20mgは眠気が出にくい抗アレルギー薬となります。 ビラノア錠20mgの効果、効能、副作用、特徴、薬価などについて現役薬剤師が詳細に説明しています。
次の攻撃性 、 無力症 、 睡眠障害 、 錯感覚 、 幻覚 、 自殺念慮 、 失神 、 健忘 、 不随意運動 、 意識消失 、 悪夢 、 腹部膨満感 、 食欲亢進 、 過敏症 、 多形紅斑 、 薬疹 、 視覚障害 、 眼球回転発作 、 排尿困難 、 尿閉 、 遺尿 、 関節痛 、 手足のこわばり 、 嗅覚異常 、 鼻出血 、 脱毛 、 咳嗽 、 体重増加 、 筋肉痛 、 頭痛 、 眩暈 、 頭重感 、 ふらふら感 、 しびれ感 、 浮遊感 、 胃不快感 、 下痢 、 消化不良 、 腹痛 、 腹部不快感 、 胃痛 、 口唇炎 、 便秘 、 口唇乾燥感 、 嘔吐 、 味覚異常 、 口内炎 、 動悸 、 血圧上昇 、 不整脈 、 房室ブロック 、 期外収縮 、 頻脈 、 発作性上室性頻拍 、 心房細動 、 好中球減少 、 リンパ球増多 、 白血球増多 、 白血球減少 、 単球増多 、 血小板増加 、 発疹 、 浮腫 、 かぶれ 、 そう痒感 、 血管浮腫 、 結膜充血 、 霧視 、 尿蛋白 、 BUN上昇 、 尿糖 、 ウロビリノーゲン異常 、 頻尿 、 血尿 、 耳鳴 、 月経異常 、 胸痛 、 ほてり 、 息苦しさ• 第二世代抗ヒスタミン薬 この薬をファーストチョイスする理由(2020年3月更新)• ・眠気の副作用を気にする場合はフェキソフェナジンですが効果不足な面が否めず、最近はザイザル処方が多くなっています。 若干眠気が出る症例がありますが、概ね好評です。 (50歳代開業医、一般内科)• ・私自身が花粉症であるため、今までにいろいろな薬を使い、試してきたが、ザイザルには高評価を持っている。 (60歳代病院勤務医、呼吸器外科)• ・1日1回で内服完了ということでアドヒアランスの維持によいと感じています。 (50歳代診療所勤務医、一般内科)• ・1日1回で、効果も高く、倍量投与ができる。 (50歳代病院勤務医、皮膚科) 第二世代抗ヒスタミン薬 この薬をファーストチョイスする理由(2018年2月更新)• ・薬効と1日1回服用の点で優れるが、薬価の問題がある。 (60歳代病院勤務医、一般内科)• ・副作用、アドヒアランス、錠剤の小ささ、効果すべてが良い。 (30歳代病院勤務医、一般内科)• ・眠気が少ないというザイザルですが,自分が飲むと20時間位、眠気が続いて大変です。 やはり感受性は人によるなぁと思いました。 (30歳代病院勤務医、麻酔科)• ・6カ月から処方できる。 散剤が苦手な子でも水薬なのでコンプライアンスがいい。 でも本当はアレグラドライシロップが処方したい。 (30歳代病院勤務医、小児科)• ・ザイザルは、比較的眠気が出にくく、効果が持続します。 ただ、腎障害には気を付けています。 (60歳代病院勤務医、一般内科)• ・効果発現までの時間と持続時間が程よいと思う。 また、個人差が大きいが、眠気も比較的少ない。 (60歳代病院勤務医、消化器内科)• ・一日一回で眠気が出にくい。 効果もある程度は感じている。 (40歳代診療所勤務医、皮膚科) 用法・用量 (添付文書全文) 1.成人:レボセチリジン塩酸塩として1回5mgを1日1回、就寝前に経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高投与量は1日10mgとする。 2.小児:7歳以上15歳未満の小児にはレボセチリジン塩酸塩として1回2. 5mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。 5mgを週に2回(3〜4日に1回)]。 腎障害を有する小児患者では、各患者の腎クリアランスと体重を考慮して、個別に用量を調整する。 国内において、レボセチリジン塩酸塩の有効性、安全性を検証する臨床試験は行われていない。 <レボセチリジン塩酸塩の海外における試験> 成人:アレルギー性鼻炎及び慢性蕁麻疹を対象とした9つの海外臨床試験において、レボセチリジン塩酸塩5mgを投与した総調査症例1,292例中207例(16. その主なものは、傾眠67例(5. <セチリジン塩酸塩の国内における試験及び調査> 成人:セチリジン塩酸塩の承認時までの成人を対象とした調査1,396例中189例(13. 副作用は1,396例中140例(10. また、主な臨床検査値の異常変動はAST(GOT)上昇1. 成人を対象とした市販後の使用成績調査5,759例(小児163例を含む)中207例(3. 主な副作用は眠気149件(2. 小児:セチリジン塩酸塩ドライシロップの承認時までの小児を対象とした臨床試験602例中25例(4. 主なものはALT(GPT)上昇8例(1. 1.重大な副作用 1).ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血圧低下、蕁麻疹、発赤等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。 2).痙攣(頻度不明):異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。 3).肝機能障害(0. 4).血小板減少(頻度不明):血小板減少が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。 2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行う。 なお、副作用発現頻度についてはセチリジン塩酸塩の発現状況に基づき記載した。 1).精神神経系:(0. 2).消化器:(0. 3).循環器:(0. 4).血液:(0. 5).過敏症:(0. 6).眼:(0. 7).肝臓:(0. 8).腎臓・泌尿器:(0. 9).その他:(0. 使用上の注意 (添付文書全文) (禁忌) 1.本剤の成分又はピペラジン誘導体(セチリジン、ヒドロキシジンを含む)に対し過敏症の既往歴のある患者。 (慎重投与) 1.腎障害のある患者[高い血中濃度が持続する恐れがある]。 2.肝障害のある患者[高い血中濃度が持続する恐れがある]。 3.高齢者[高い血中濃度が持続する恐れがある]。 4.てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を発現する恐れがある]。 (重要な基本的注意) 1.眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意する。 2.本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。 3.本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意する。 3.中枢神経抑制剤、アルコール[中枢神経系に影響を与える可能性があるため、中枢神経抑制剤あるいはアルコールと併用する際は注意する(中枢神経抑制作用が増強される可能性がある)]。 (高齢者への投与) 本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続する恐れがあるので、低用量(例えば2. 5mg)から投与を開始するなど慎重に投与し、異常が認められた場合は減量又は休薬するなど適切な処置を行う。 (妊婦・産婦・授乳婦等への投与) 1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(ラット)で胎盤を通過することが報告されている]。 (小児等への投与) 低出生体重児、新生児、乳児又は7歳未満の小児に対する安全性は確立していない(国内における使用経験はない)。 (臨床検査結果に及ぼす影響) 本剤は、アレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する3〜5日前より本剤の投与を中止することが望ましい。 (過量投与) 1.徴候、症状:本剤の過量投与により傾眠傾向が現れることがある。 過量投与時、特に小児では激越、落ち着きのなさが現れることがある。 2.処置:過量投与時、必要に応じ対症療法を行う(本剤の特異的な解毒剤はない、また本剤は透析で除去されない)。 (適用上の注意) 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。 処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。
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