公認会計士 予備校 おすすめ。 公認会計士予備校の費用と特徴を元受験生が徹底比較!オススメはココだ!

【公認会計士】予備校比較 上位3校で合格者9割占有という事実|ともくらし

公認会計士 予備校 おすすめ

専門学校を選ぶポイント まず専門学校を選ぶポイントを紹介しよう。 講師と授業、テキストの質。 そしてシェア 講義を聞かず、テキストと答練のみで勉強する人を除いて最も重要となるポイントだ。 監査論についてはしっかりと監査法人での実務経験がある講師であることを確認することをおすすめする。 監査論はどうしてもテキストだけだと机上の空論のように聞こえ、実感がわきにくいため、実務で 監査経験を積んでいる会計士の講義がおすすめだ。 原発等の珍しい場所に監査にいった話をしたり、興味やモチベーションにつながる話を聞けるため、監査実務を経験していない大学教授の方等の講義はあまりおすすめできない。 又、同様にテキストと答練の質が重要になるが、大手であればそれほど差はない。 カリキュラムが計算系科目を優先して進めていくか、理論科目も並行して進めていくかの違いはあるが、これは人の好みだろう。 公認会計士試験においては、 傾斜配点が取られているといわれているため、皆が正解できる問題の配点が高くなる傾向にあることを考えれば、大手のテキストをこなしていれば、合格可能性は高まるだろう。 傾斜配点とは、受験生が正答率の高い基本問題などに多くの配点をし、出来の悪い難問奇問には配点を低くする採点方式だ。 従って、受験者に占める割合の高い=シェアの高い専門学校が有利になる傾向にある。 サポート体制 次にサポート体制であるが、 講師に質問しやすい環境にあるかどうかは重要だろう。 講師が校舎に常駐しているのか、それとも学生のチュータの方が対応するのか確認しよう。 質問するのが苦手な方はメールやFAX、電話での質問を受け付けているか確認した方がいいだろう。 加えて、WEB講義をオプションでつけられるか、WEB講義は速度調整ができるかも確認しておいた方がよいだろう。 特にWEB講義で倍速再生するのは、効率化につながるので、必須かと思う。 学習環境 専門の学習室があるか空き教室を開放しているか等 自習できる環境が整備されているかも確認しておきたいポイントだ。 なぜなら通常の自習室や図書館は電卓使用不可であることが多く、電卓を気兼ねなく打てる自習室は貴重だからだ。 家だと誘惑が大きく、勉強が捗らないという方は必ず自習環境についても確認しておこう。 又、自習室が色々な場所で使えるかも考慮した方がいい。 場所を変えて勉強することで気分転換になるし、大学でダブルスクールをしている方や社会人の方は曜日によって便利な場所の校舎が異なってくるからだ。 講義を受ける時間よりも問題を解いたり、自習する時間の方が長くなると思うので、自習環境は重視した方がいいだろう。 こればかりは、校舎をみてみないとわからないので、資料請求をして、アポイントをとり、実際に見学してみることをおすすめする。 受講料 次に費用であるが、10万程度の差であれば会計士試験に合格すれば監査法人での初任給を考えるとすぐにペイできる。 かける時間と労力を考えれば、1年合格が遅れることによる機会損失の方が大きく、あくまでどこが効率よく合格できるかを最優先に考え、参考程度に考えた方がいいだろう。 校舎の立地 校舎の立地も通学で会計士試験の勉強をする場合には非常に重要となる。 なぜなら移動時間は非常に大きい時間になるからだ。 特に試験直前に移動時間で往復2時間近くかけてしまうとかなりのロスとなってしまう。 なるべく大学の近くか自宅の近くの校舎がある専門学校を選択しよう。 そのような観点だと校舎数が多い、大手専門学校が有利になる。 資格の大原 TACと並ぶ公認会計士試験における二大専門学校の一つで 近年はTACを逆転し、シェアトップとなっている。 シェアという観点では最もおすすめできる専門学校といえるだろう。 直近の合格者シェアトップ 累計合格者数ではTACに負けるものの、直近5年間の推移を見ると TACの合格者数を上回っている。 ここ数年、合格者数が常にトップとなっている。 直近のシェアでは大原が39. 2%と4割近いのに対して、TACは28. 又、東京CPAが急速に合格者数を増やしており、ほぼTACと並んでいる。 大原は、直近の実績でいえばTACよりも上といえるだろう。 この点は上記の傾斜配点という公認会計士試験の特性を考えると大きな強みといえる。 合格者数 合格者占有率 過去累計 8,128 — 2019年 470 35. なお、TACは大原と違って講師は必ずしも公認会計士ではない。 試験に受かっていなくても担当科目の専門性があれば問題なしという方針でそこが大きくTACと異なる。 監査は、実務経験がない学者の方が授業をすると面白くない話になりがちなので、監査論は、監査実務経験がある公認会計士が必須かと思うが、監査論以外は、その分野のスペシャリストであれば合格者に限る必要はないと思うので、問題ないだろう。 租税法は税理士の方の方が詳しいし、企業法も法務の専門家の方が詳しく、公認会計士である必要性はないだろう。 質問対応体制が充実している 大原の特徴として、常駐主義であることが挙げられる。 講師が常駐しているため質問がいつでもできることが大原のメリットの一つである。 わからないことはすぐに質問したいという方には向いているだろう。 大原は、質問対応講師一覧表が用意されており、担当科目ごとに講師名と対応時間がネット上で確認できる。 又、職員室だけでなく、電話・インターネット・FAX等様々な方法で質問ができる。 TACの場合は、時間制限があったり、常駐しているわけではないので、 質問体制という面では大原の方が充実しているだろう。 テキストと講義数 テキストは必要な情報がコンパクトにまとまっているCOMPASSというオリジナルテキスト、問題集、解説集がある。 オリジナルテキストは毎年改訂され、非常にわかりやすくまとまっている。 副教材として、短答合格専用の問題集である肢別チェック、論文合格のための用語、定義をコンパクトにまとめたポケットコンパス等合格に必要なツールがそろっている。 ポケットコンパスは、暗記が必要な重要な情報のみポケットサイズにまとまっており、移動時間にも確認ができ、評判がよい。 答練については、レクチャーの単元、項目ごとにアウトプットのミニテストを実施したり、計算科目について1時間程度のステップ答練、本試験の出題傾向を踏まえた答練等充実している。 講義数は、2020年 合格目標のケースでいうとざっくりと以下のような講義数、答練回数になっている。 講義数はおおむね440回と圧倒的なボリュームになっている。 量が多ければいいわけではないが、これだけこなせば大丈夫という意味で安心だろう。 カリキュラムは、計算をまず1周してから、理論系の学習に入っていく計算科目をまず仕上げていく方式をとっている。 科目名 講義数 答練数 財務会計論 92回 65回 管理会計論 38回 47回 監査論 21回 26回 企業法 36回 26回 租税法 25回 32回 経営学 16回 12回 公開模試(短答・論文) 各2回 合計 440回 228回 212回 受講料 入門1. 5年オータム本コースの場合は以下のようになっている。 以下は完全初学者の場合なので、簿記を事前にもっていればより安くなる。 学習方法 受講料 大学生協等 割引価格 通学(映像・教室) 74万 70. 3万 Web通信講座 74万 70. 3万 DVD通信講座 83万 77. 85万 自習室等のサポート体制 自習室は、専用の自習室があり、東京水道橋校等は席ごとにパーティションで区切られており、集中できる。 又、電卓使用不可の部屋と電卓使用可の部屋に分かれており、周りを気にすることなく、電卓が打てる。 (電卓使用可の部屋の方が多い。 ) 又、大原は専門学校を運営しており、全国に校舎を展開している。 今日は自宅から通うからここ、別の日は大学の後行くからことと使い分けることが可能だ。 自習室情報はパソコン・携帯で随時確認できるようになっており、現地にいってみるとその日は使えない日だったということがない。 又、Web講義は0. 1倍速刻みで2倍速まで速度調整が可能で時間を効率的に使うことが可能だ。 資格の学校 TAC 公認会計士試験ではシェアトップの最大手であり、上場もしている。 講師は、会計士試験合格者が原則となっていることが特徴。 累計のシェアはトップ 最大の強みとしては、2006年~2017年本試験合格者に占めるTAC本科生合格者の割合合格者占有率が41. 0%とシェアトップであることである。 昔は、シェアトップであったが、大原に逆転されてしまい、単に合格者数のシェアではアピールできなくなってきたことから累計の合格者数をアピールしている面があることは否めない。 公認会計士試験においては、傾斜配点が取られているため、皆が正解できる問題の配点が高くなる傾向にある。 そのため、受験者数に占めるシェアが高いTACの答練やテキストをこなしていれば、実力がつけば順当に合格する可能性を高められる。 合格者数 合格者占有率 累計 8,617 — 2019年 360 26. 講師が公認会計士合格者 又、講師が公認会計士試験合格者であることも特徴である。 公認会計士としても実務経験も有しているので、実際の実務の話も聞け、モチベーションが高まる。 監査論等は実際の実務をベースに講義を聞くかどうかで大きく理解度や興味が変わってくるだろう。 但し、他にも本業をもっている方が非常勤で授業をもっているので、大原と違い常駐しているわけではないので、いつでも質問ができるわけではない。 ここは、何を重視するか人によって好みが異なるところだろう。 テキストと講義数 図解などを用いたわかりやすいテキストと問題集であり、王道をいく標準的な内容。 TACの特徴として、各講師が作成した独自のレジュメがわかりやすいことがある。 TACの答練は、網羅性が高く、C論点まで含まれているので、自分で取捨選択できる方が向いているように思う。 すべてに対して同じ労力を投入していたら、消化不良に陥ってしまうからだ。 講義数は約319回程度。 カリキュラムは、大原とは異なり、計算と理論を並行して進めていくやり方をとっている。 学習方法 受講料 入門・基礎マスター講義 140回 上級講義 110回 論文答練 65回 公開模試(短答・論文) 各2回 自習室等サポート体制 大原のように一人一人席が分けられた専門の自習室があるわけではなく、あくまで講義で使用してない教室を開放しておりだけだ。 となりで講義をやっていてうるさいケースもあるので、静かな環境で勉強したい方は注意が必要だろう。 又、音声DLフォローがあり、教室講義の音声を収録した音声ファイルを、インターネットからダウンロードでき、移動中でも講義をすすめることができる。 受講料 簿記のレベルに応じてAコースからCコースまであるが、簿記未学習の場合のAコースの場合以下の通りとなっている。 テキストや様々な拠点に教室を展開している分、高めの受講料になっているが、合格すれば簡単にペイできるはずなので、受講料だけでなく、講師やテキストの質等総合的に判断すべきだろう。 学習方法 受講料 教室 個別DVD 講座 74万 教室 個別DVD +Web講座 82万 Web通信講座 74万 DVD通信講座 82万 東京CPA会計学院 効率的なデジタル対応した教材等、充実した講師陣で急成長している専門学校。 又、合格率が高いのが特徴だ。 但し、この数字にはからくりがあり、ある程度割り引いて考える必要がある。 合格率は、カリキュラムを修了した通学生から算出されており、かなりカリキュラムは厳しいものになっている。 会計士試験は、途中で脱落する方も多く、合格率が高くなる傾向がある。 又、CPA学院は日吉と早稲田に校舎があることも関係しているのか慶応生と早稲田生が比較的多い。 母集団の段階から勉強ができる学生が多いので、合格率が高くなっている側面はある。 実際にTACが主要10大学に絞った場合の合格率は49%とCPAと同程度だったようだ。 又、CPA出身者は監査法人でも固まっており、よいか悪いかは別にして他の専門学校出身者より結びつきが強い。 又、LECの看板教師であった池邉先生と渡辺先生が移籍してきたこともあり、受験者数が減少している公認会計士業界においては伸びている専門学校であることは間違いない。 PDFでのデータ提供等利便性が高い オプションではあるが、テキスト等をWEBやPDFデータで提供しており、ipad等でも学習可能な点等もポイントだ。 又、インターネット上でできる短答式用の問題集もあり、デジタル対応は最も進んでいるといえる。 また、自習室は平日は9時から21時まで、日曜は9時から19時まで開放されており、学習環境も整備されている。 かなりコストパフォーマンスがよく、大学生であれば有力な選択肢の一つとして十分に考えられるだろう。 一方で、大学生が多いので、通学の場合は、社会人や既卒の方は雰囲気になじめるかどうかしっかりと確かめよう。 受講料 学習方法 受講料 通学 79万 Web通信講座 65. 8万 通信・通学併用 82万 上記は、2年スタンダードコースの場合の価格だ。 他予備校と比較し、価格は通信と通学の場合で料金に大きな差があることが特徴である。 通信のみ場合は価格が安い分、自習室を利用できなくなっている。 校舎はwifiが整備されており、自習室も完備されていることからその便益に応じて負担を求めるもので価格差にも納得感はある。 LEC東京リーガルマインド 他の専門学校と異なり、短答合格までは短答に特化する珍しいスタイル。 監査法人内にもちらほら出身者がいる。 短答対策と論文対策を合わせたカリキュラムでの受講料設定が一般的だが、カリキュラムを短答合格までと短答後論文までに分割して、まずは短答に特化するカリキュラムが特徴。 その分、コストが大手に比べて安いのが特徴といえるだろう。 ヒアリングによると看板講師の講義とクオリティーの高いテキストが特徴だ。 ただ、看板教師であった管理会計の池邉先生と財務会計の渡辺先生の存在が魅力であったが、CPAへの移籍により魅力が減少してしまった。 受講料 コース 受講料 じっくりプラン【通信】(Web動画・音声DL・スマホ/DVD) 37. 8万 ファストプラン【通信】(Web動画・音声DL・スマホ/DVD) 39. 8万 ビデオ【通学】(Web動画・音声DL・スマホフォロー付/DVDフォロー付) 39. 8万 上記のように短答式試験までだが、40万を切る価格が魅力。 1年間で短答式に合格するとLEC奨学生として来年の論文合格コースを奨学生価格50,000円で受講可能となっている。 まとめ TACか大原を選ぶのが王道 以上を表にまとめると以下のようにやはりTACか大原が会計士試験の傾斜配点の特性を考えると王道だろう。 近年の躍進を考えると東京CPAも、TACとほぼ合格者が変わらないので、おすすめできる。 特に大学生であれば、東京CPAはコストパフォーマンスがよく若い方が多い雰囲気さえあえばおすすめできるだろう。 忙しい社会人であれば非常識合格法を謳うクレアールも選択肢に入るだろう。 どこを選んだとしてもそこのテキストと答練をしっかりと理解してこなせば合格できるのではないだろうか。 一番ダメなのは、次々と手を出して消化不良に陥ることである。 しっかりと与えられたものをこなせば、受からない試験ではないだろう。 気になった予備校にいくつか資料請求してみて、実際に校舎を見学してみて納得いくまで比較検討してみるとよいだろう。

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公認会計士予備校の費用と特徴を元受験生が徹底比較!オススメはココだ!

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専門学校を選ぶポイント まず専門学校を選ぶポイントを紹介しよう。 講師と授業、テキストの質。 そしてシェア 講義を聞かず、テキストと答練のみで勉強する人を除いて最も重要となるポイントだ。 監査論についてはしっかりと監査法人での実務経験がある講師であることを確認することをおすすめする。 監査論はどうしてもテキストだけだと机上の空論のように聞こえ、実感がわきにくいため、実務で 監査経験を積んでいる会計士の講義がおすすめだ。 原発等の珍しい場所に監査にいった話をしたり、興味やモチベーションにつながる話を聞けるため、監査実務を経験していない大学教授の方等の講義はあまりおすすめできない。 又、同様にテキストと答練の質が重要になるが、大手であればそれほど差はない。 カリキュラムが計算系科目を優先して進めていくか、理論科目も並行して進めていくかの違いはあるが、これは人の好みだろう。 公認会計士試験においては、 傾斜配点が取られているといわれているため、皆が正解できる問題の配点が高くなる傾向にあることを考えれば、大手のテキストをこなしていれば、合格可能性は高まるだろう。 傾斜配点とは、受験生が正答率の高い基本問題などに多くの配点をし、出来の悪い難問奇問には配点を低くする採点方式だ。 従って、受験者に占める割合の高い=シェアの高い専門学校が有利になる傾向にある。 サポート体制 次にサポート体制であるが、 講師に質問しやすい環境にあるかどうかは重要だろう。 講師が校舎に常駐しているのか、それとも学生のチュータの方が対応するのか確認しよう。 質問するのが苦手な方はメールやFAX、電話での質問を受け付けているか確認した方がいいだろう。 加えて、WEB講義をオプションでつけられるか、WEB講義は速度調整ができるかも確認しておいた方がよいだろう。 特にWEB講義で倍速再生するのは、効率化につながるので、必須かと思う。 学習環境 専門の学習室があるか空き教室を開放しているか等 自習できる環境が整備されているかも確認しておきたいポイントだ。 なぜなら通常の自習室や図書館は電卓使用不可であることが多く、電卓を気兼ねなく打てる自習室は貴重だからだ。 家だと誘惑が大きく、勉強が捗らないという方は必ず自習環境についても確認しておこう。 又、自習室が色々な場所で使えるかも考慮した方がいい。 場所を変えて勉強することで気分転換になるし、大学でダブルスクールをしている方や社会人の方は曜日によって便利な場所の校舎が異なってくるからだ。 講義を受ける時間よりも問題を解いたり、自習する時間の方が長くなると思うので、自習環境は重視した方がいいだろう。 こればかりは、校舎をみてみないとわからないので、資料請求をして、アポイントをとり、実際に見学してみることをおすすめする。 受講料 次に費用であるが、10万程度の差であれば会計士試験に合格すれば監査法人での初任給を考えるとすぐにペイできる。 かける時間と労力を考えれば、1年合格が遅れることによる機会損失の方が大きく、あくまでどこが効率よく合格できるかを最優先に考え、参考程度に考えた方がいいだろう。 校舎の立地 校舎の立地も通学で会計士試験の勉強をする場合には非常に重要となる。 なぜなら移動時間は非常に大きい時間になるからだ。 特に試験直前に移動時間で往復2時間近くかけてしまうとかなりのロスとなってしまう。 なるべく大学の近くか自宅の近くの校舎がある専門学校を選択しよう。 そのような観点だと校舎数が多い、大手専門学校が有利になる。 資格の大原 TACと並ぶ公認会計士試験における二大専門学校の一つで 近年はTACを逆転し、シェアトップとなっている。 シェアという観点では最もおすすめできる専門学校といえるだろう。 直近の合格者シェアトップ 累計合格者数ではTACに負けるものの、直近5年間の推移を見ると TACの合格者数を上回っている。 ここ数年、合格者数が常にトップとなっている。 直近のシェアでは大原が39. 2%と4割近いのに対して、TACは28. 又、東京CPAが急速に合格者数を増やしており、ほぼTACと並んでいる。 大原は、直近の実績でいえばTACよりも上といえるだろう。 この点は上記の傾斜配点という公認会計士試験の特性を考えると大きな強みといえる。 合格者数 合格者占有率 過去累計 8,128 — 2019年 470 35. なお、TACは大原と違って講師は必ずしも公認会計士ではない。 試験に受かっていなくても担当科目の専門性があれば問題なしという方針でそこが大きくTACと異なる。 監査は、実務経験がない学者の方が授業をすると面白くない話になりがちなので、監査論は、監査実務経験がある公認会計士が必須かと思うが、監査論以外は、その分野のスペシャリストであれば合格者に限る必要はないと思うので、問題ないだろう。 租税法は税理士の方の方が詳しいし、企業法も法務の専門家の方が詳しく、公認会計士である必要性はないだろう。 質問対応体制が充実している 大原の特徴として、常駐主義であることが挙げられる。 講師が常駐しているため質問がいつでもできることが大原のメリットの一つである。 わからないことはすぐに質問したいという方には向いているだろう。 大原は、質問対応講師一覧表が用意されており、担当科目ごとに講師名と対応時間がネット上で確認できる。 又、職員室だけでなく、電話・インターネット・FAX等様々な方法で質問ができる。 TACの場合は、時間制限があったり、常駐しているわけではないので、 質問体制という面では大原の方が充実しているだろう。 テキストと講義数 テキストは必要な情報がコンパクトにまとまっているCOMPASSというオリジナルテキスト、問題集、解説集がある。 オリジナルテキストは毎年改訂され、非常にわかりやすくまとまっている。 副教材として、短答合格専用の問題集である肢別チェック、論文合格のための用語、定義をコンパクトにまとめたポケットコンパス等合格に必要なツールがそろっている。 ポケットコンパスは、暗記が必要な重要な情報のみポケットサイズにまとまっており、移動時間にも確認ができ、評判がよい。 答練については、レクチャーの単元、項目ごとにアウトプットのミニテストを実施したり、計算科目について1時間程度のステップ答練、本試験の出題傾向を踏まえた答練等充実している。 講義数は、2020年 合格目標のケースでいうとざっくりと以下のような講義数、答練回数になっている。 講義数はおおむね440回と圧倒的なボリュームになっている。 量が多ければいいわけではないが、これだけこなせば大丈夫という意味で安心だろう。 カリキュラムは、計算をまず1周してから、理論系の学習に入っていく計算科目をまず仕上げていく方式をとっている。 科目名 講義数 答練数 財務会計論 92回 65回 管理会計論 38回 47回 監査論 21回 26回 企業法 36回 26回 租税法 25回 32回 経営学 16回 12回 公開模試(短答・論文) 各2回 合計 440回 228回 212回 受講料 入門1. 5年オータム本コースの場合は以下のようになっている。 以下は完全初学者の場合なので、簿記を事前にもっていればより安くなる。 学習方法 受講料 大学生協等 割引価格 通学(映像・教室) 74万 70. 3万 Web通信講座 74万 70. 3万 DVD通信講座 83万 77. 85万 自習室等のサポート体制 自習室は、専用の自習室があり、東京水道橋校等は席ごとにパーティションで区切られており、集中できる。 又、電卓使用不可の部屋と電卓使用可の部屋に分かれており、周りを気にすることなく、電卓が打てる。 (電卓使用可の部屋の方が多い。 ) 又、大原は専門学校を運営しており、全国に校舎を展開している。 今日は自宅から通うからここ、別の日は大学の後行くからことと使い分けることが可能だ。 自習室情報はパソコン・携帯で随時確認できるようになっており、現地にいってみるとその日は使えない日だったということがない。 又、Web講義は0. 1倍速刻みで2倍速まで速度調整が可能で時間を効率的に使うことが可能だ。 資格の学校 TAC 公認会計士試験ではシェアトップの最大手であり、上場もしている。 講師は、会計士試験合格者が原則となっていることが特徴。 累計のシェアはトップ 最大の強みとしては、2006年~2017年本試験合格者に占めるTAC本科生合格者の割合合格者占有率が41. 0%とシェアトップであることである。 昔は、シェアトップであったが、大原に逆転されてしまい、単に合格者数のシェアではアピールできなくなってきたことから累計の合格者数をアピールしている面があることは否めない。 公認会計士試験においては、傾斜配点が取られているため、皆が正解できる問題の配点が高くなる傾向にある。 そのため、受験者数に占めるシェアが高いTACの答練やテキストをこなしていれば、実力がつけば順当に合格する可能性を高められる。 合格者数 合格者占有率 累計 8,617 — 2019年 360 26. 講師が公認会計士合格者 又、講師が公認会計士試験合格者であることも特徴である。 公認会計士としても実務経験も有しているので、実際の実務の話も聞け、モチベーションが高まる。 監査論等は実際の実務をベースに講義を聞くかどうかで大きく理解度や興味が変わってくるだろう。 但し、他にも本業をもっている方が非常勤で授業をもっているので、大原と違い常駐しているわけではないので、いつでも質問ができるわけではない。 ここは、何を重視するか人によって好みが異なるところだろう。 テキストと講義数 図解などを用いたわかりやすいテキストと問題集であり、王道をいく標準的な内容。 TACの特徴として、各講師が作成した独自のレジュメがわかりやすいことがある。 TACの答練は、網羅性が高く、C論点まで含まれているので、自分で取捨選択できる方が向いているように思う。 すべてに対して同じ労力を投入していたら、消化不良に陥ってしまうからだ。 講義数は約319回程度。 カリキュラムは、大原とは異なり、計算と理論を並行して進めていくやり方をとっている。 学習方法 受講料 入門・基礎マスター講義 140回 上級講義 110回 論文答練 65回 公開模試(短答・論文) 各2回 自習室等サポート体制 大原のように一人一人席が分けられた専門の自習室があるわけではなく、あくまで講義で使用してない教室を開放しておりだけだ。 となりで講義をやっていてうるさいケースもあるので、静かな環境で勉強したい方は注意が必要だろう。 又、音声DLフォローがあり、教室講義の音声を収録した音声ファイルを、インターネットからダウンロードでき、移動中でも講義をすすめることができる。 受講料 簿記のレベルに応じてAコースからCコースまであるが、簿記未学習の場合のAコースの場合以下の通りとなっている。 テキストや様々な拠点に教室を展開している分、高めの受講料になっているが、合格すれば簡単にペイできるはずなので、受講料だけでなく、講師やテキストの質等総合的に判断すべきだろう。 学習方法 受講料 教室 個別DVD 講座 74万 教室 個別DVD +Web講座 82万 Web通信講座 74万 DVD通信講座 82万 東京CPA会計学院 効率的なデジタル対応した教材等、充実した講師陣で急成長している専門学校。 又、合格率が高いのが特徴だ。 但し、この数字にはからくりがあり、ある程度割り引いて考える必要がある。 合格率は、カリキュラムを修了した通学生から算出されており、かなりカリキュラムは厳しいものになっている。 会計士試験は、途中で脱落する方も多く、合格率が高くなる傾向がある。 又、CPA学院は日吉と早稲田に校舎があることも関係しているのか慶応生と早稲田生が比較的多い。 母集団の段階から勉強ができる学生が多いので、合格率が高くなっている側面はある。 実際にTACが主要10大学に絞った場合の合格率は49%とCPAと同程度だったようだ。 又、CPA出身者は監査法人でも固まっており、よいか悪いかは別にして他の専門学校出身者より結びつきが強い。 又、LECの看板教師であった池邉先生と渡辺先生が移籍してきたこともあり、受験者数が減少している公認会計士業界においては伸びている専門学校であることは間違いない。 PDFでのデータ提供等利便性が高い オプションではあるが、テキスト等をWEBやPDFデータで提供しており、ipad等でも学習可能な点等もポイントだ。 又、インターネット上でできる短答式用の問題集もあり、デジタル対応は最も進んでいるといえる。 また、自習室は平日は9時から21時まで、日曜は9時から19時まで開放されており、学習環境も整備されている。 かなりコストパフォーマンスがよく、大学生であれば有力な選択肢の一つとして十分に考えられるだろう。 一方で、大学生が多いので、通学の場合は、社会人や既卒の方は雰囲気になじめるかどうかしっかりと確かめよう。 受講料 学習方法 受講料 通学 79万 Web通信講座 65. 8万 通信・通学併用 82万 上記は、2年スタンダードコースの場合の価格だ。 他予備校と比較し、価格は通信と通学の場合で料金に大きな差があることが特徴である。 通信のみ場合は価格が安い分、自習室を利用できなくなっている。 校舎はwifiが整備されており、自習室も完備されていることからその便益に応じて負担を求めるもので価格差にも納得感はある。 LEC東京リーガルマインド 他の専門学校と異なり、短答合格までは短答に特化する珍しいスタイル。 監査法人内にもちらほら出身者がいる。 短答対策と論文対策を合わせたカリキュラムでの受講料設定が一般的だが、カリキュラムを短答合格までと短答後論文までに分割して、まずは短答に特化するカリキュラムが特徴。 その分、コストが大手に比べて安いのが特徴といえるだろう。 ヒアリングによると看板講師の講義とクオリティーの高いテキストが特徴だ。 ただ、看板教師であった管理会計の池邉先生と財務会計の渡辺先生の存在が魅力であったが、CPAへの移籍により魅力が減少してしまった。 受講料 コース 受講料 じっくりプラン【通信】(Web動画・音声DL・スマホ/DVD) 37. 8万 ファストプラン【通信】(Web動画・音声DL・スマホ/DVD) 39. 8万 ビデオ【通学】(Web動画・音声DL・スマホフォロー付/DVDフォロー付) 39. 8万 上記のように短答式試験までだが、40万を切る価格が魅力。 1年間で短答式に合格するとLEC奨学生として来年の論文合格コースを奨学生価格50,000円で受講可能となっている。 まとめ TACか大原を選ぶのが王道 以上を表にまとめると以下のようにやはりTACか大原が会計士試験の傾斜配点の特性を考えると王道だろう。 近年の躍進を考えると東京CPAも、TACとほぼ合格者が変わらないので、おすすめできる。 特に大学生であれば、東京CPAはコストパフォーマンスがよく若い方が多い雰囲気さえあえばおすすめできるだろう。 忙しい社会人であれば非常識合格法を謳うクレアールも選択肢に入るだろう。 どこを選んだとしてもそこのテキストと答練をしっかりと理解してこなせば合格できるのではないだろうか。 一番ダメなのは、次々と手を出して消化不良に陥ることである。 しっかりと与えられたものをこなせば、受からない試験ではないだろう。 気になった予備校にいくつか資料請求してみて、実際に校舎を見学してみて納得いくまで比較検討してみるとよいだろう。

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公認会計士試験の専門学校・予備校比較。TAC、大原、CPA、LEC、クレアール、結局どこがいいの?

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公認会計士試験の概要 公認会計士の予備校を選ぶ上で、まずは 試験の制度についてある程度把握しておく必要があります。 まず、受験要件ですが、 実は公認会計士の受験には資格は必要ありません。 意外と思われるかもしれませんが、類似資格である税理士では日商簿記一級等の受験要件があることに比べれば、公認会計士試験は広く門が開かれていると言えます。 試験は短答式と呼ばれるマークシート式の1次試験、論文式で回答を論述で行う必要もある2次試験からなります。 なお、1次試験の合格は2年まで持ち越すことができます。 また、現行の試験制度では、短答式試験・論文式試験それぞれで「一部科目免除制度」が設けられています。 例えば、 税理士となる資格を有する者は、短答式試験の財務会計論と論文式試験の租税法が免除になります。 その他にも 司法試験合格者、不動産鑑定士試験合格者や会計専門職大学院修了者等も一部科目の免除が認められています。 もし免除制度にあたる資格をもっているのであれば、試験の免除を申請するとよいでしょう。 しかし、 免除を目的にこれらの試験にチャレンジするのはやめた方がよいでしょう。 というのも、いずれも非常に難易度の高い試験であり、会計士試験の科目免除が目的ならば効率が悪すぎるためです。 公認会計士の資格予備校の選び方 カリキュラム スクールを選ぶ上でまず考慮すべきなのはカリキュラムの内容です。 観点としては、 どれくらいの期間で合格を目指すか、カリキュラムが初心者をターゲットにしているか、2次の論文式までカバーしたカリキュラムかという点が挙げられます。 スクールのカリキュラムによっては、その年の短答式から論文式まで1年以内で合格を目指すものがあります。 そのようなカリキュラムではそれこそ1日5時間以上を勉強に費やせるような配分で考えられており、会社で働きながら進めることは難しいでしょう。 カリキュラムの対象も 初心者から日商簿記1級を取得している方をターゲットにしたものまで、幅広く存在しています。 いきなり上級者クラスに初心者が混じると学習が非常に厳しくついていけなくなってしまうので、注意が必要です。 最初から撤退を機にすることはありませんが、あくまでも途中での成果として「日商簿記1級」の合格がカリキュラムに組み込まれている、または目指しているのであれば、 一定の成果を得られているため、安心して勉強をすすめることができます。 授業・テキスト 公認会計士の試験範囲のはもちろん簿記の試験で問われる内容もありますが、 監査論や企業法などの勉強も必要であり、予備校テキストが勉強の基本となります。 そのため、資格予備校の出しているテキストの質や授業の質についても気にするべきでしょう。 また、勉強の進め方もスクールによりまちまちです。 まずは簿記の範囲を徹底的に叩き込んでから会計士特有の論点を後から叩き込む方式、最初から試験範囲全般を広くバランスよく学習するなど、様々なスタイルがあります。 どの方法がベストということはなく、人によって最適な勉強のスタイルも異なってきます。 そのため、 スクールに申し込む前に、パンフレット請求や無料見学を通して、その予備校のスタイルを知っておくことが重要なのです。 費用 予備校を選ぶ段階でもっとも気になるのが、間違いなく必要となる費用のことでしょう。 ですが、合格した方々からの話を聞くと、 「少しばかりの費用の差よりも予備校のサービスの中身で選ぶべきだ」と多くの方が語ります。 公認会計士試験は国家試験であるため、金銭面な負担が飛び抜けて大きいというわけではありません。 単純な受験費用だけでいえば、最短でストレート合格なら19,500円かかるだけです。 そこに資格予備校の費用が上乗せになります。 初学者向けに1次・2次どちらの範囲もカバーされているコースであれば、50万円〜80万円程度かかります。 もちろん費用はスクールやコースによって異なります。 試験を受験する前に費用を考えると、少しでも費用が低い方を選びがちです。 しかし、私は本気で合格を考えている方には 少しでも早く試験に合格し、ビジネスの場で大きな活躍をしてほしいと思っています。 試験合格はあくまでもスタートラインにすぎません。 無駄な出費をせよということではありません。 重要なことは、効率的に試験をクリアし、いかに次のステージに進み活躍するかという点なのです。 公認会計士の資格予備校の比較 資格の大原 資格予備校最大手である「資格の大原」は、公認会計士試験向けスクールの中でも一番のシェアを占めています。 もちろん 会計士だけでなく税理士やその他の会計系資格もカバーしており、 信頼性は非常に高いですね。 授業・テキスト 資格の大原の特徴は、現在 資格予備校中で合格数がトップである点です。 その講義はやテキストは王道といえるものであり、他社との比較基準にもなります。 テキストは必要な情報がコンパクトにまとまっているCOMPASSというオリジナルテキスト、問題集、解説集と、短答合格専用の問題集である肢別チェック、論文合格のための用語、定義をコンパクトにまとめたポケットコンパス等を用意しています。 テキストは毎年改定されており、基本的な知識を中心にコンパクトにまとめ、テキストで書いていない部分を「答練」と呼ばれる演習で補完する形式となっています。 コース・費用 受講費は初心者から1年で短答式・論文式の合格を目指すコースでは743,000円(税込)、初心者から2年で合格を目指すコースでは740,000円(税込)となっています。 期間が長くなっても費用が増えないのが嬉しいところですね。 資格の大原だけあって、日商簿記など 他資格の保有者は受講料が大きく割引となる制度がありますから、積極的に利用するとよいでしょう。 なお、資格の大原では基本的に 「一発合格」を目指しているので、自分に大きなプレッシャーをかけながら日々の勉強に取り組むことになります。 資料の請求や無料講義については以下から。 クレアール クレアールは公認会計士の世界では有名なスクールです。 クレアールが提唱する 「非常識合格法」は一見すると非常識ですが、理論に裏打ちされた勉強法、そして多くの合格者の実績が、受験対策の正しさを証明しています。 授業・テキスト クレアールの特徴である非常識合格法では、試験勉強のうち 最初の方はとにかく簿記を徹底的に詰め込みます。 会計士試験のすべての基礎が簿記であるという信念のもと、ストイックなまでに簿記に取り組みます。 テキストは都度改定されており、基本的な知識を中心にコンパクトにまとめ、テキストで書いていない部分を「答練」と呼ばれる演習で補完する形式となっています。 コース・費用 受講費は初心者から1年で短答式・論文式の合格を目指すコースでは520,000円(税込)、初心者から2年で合格を目指すコースでは540,000円(税込)、初心者から3年で合格を目指すコースでは760,000円(税込)となっています。 できれば2年までのコースを受けたいですね。 また、オプション講義として100,000円(税込)(1年・2年コースのみ)、オプション講義答練資料として1年・2年コースなら50,000円(税込)・3年コースなら100,000円(税込)がかかります。 クレアールでも、日商簿記など 他資格の保有者は受講料が大きく割引となる制度がありますから、積極的に利用するとよいでしょう。 なお、クレアールでは3年コースは もし不合格だった場合のための追加講義が含まれているので、会社で働きながらで勉強時間に不安がある方にはおすすめです。 今なら無料説明会参加で書籍をプレゼント 無料の説明会に参加すると、 クレアールの哲学とも言える「非常識合格法」の書籍を今なら無料でもらえますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。 LECは 法律系資格に強みのある予備校です。 授業・テキスト LECの特徴は、会計系の科目に加え、法律系科目の質が非常に高いという点です。 もともとLECは司法試験や司法書士試験を得意としており、企業法の解説については業界トップの「資格の大原」に並びます。 一方で、2次の論文式で出てくる科目の 「租税法」については、はっきりいっていまいちです。 租税法に関して言えば、LECの解説はわかりにくく、内容も試験対策には不十分に感じる合格者が多いのです。 コース・費用 LECを選ぶメリットはその費用の低さです。 LECでは受験者の費用負担を減らすために短期での合格を目指しており、1年で短答式、2年目で論文式の合格を目指すのがスタンダードです。 カリキュラムも短答式、論文式で完全に分離しており、短答に合格してはじめて論文式の講義を受けるイメージです。 受講費は初心者から1年で短答式を目指すコースでは278,000円(税込)、論文式のコースでは268,000円(税込)からとなっています。 期間が長くなっても費用が増えないのが嬉しいところですね。 LECでも、日商簿記など 他資格の保有者は受講料が大きく割引となる制度がありますから、積極的に利用するとよいでしょう。 TAC TACは資格の大原同様、様々な資格への対策を用意している予備校です。 授業・テキスト TACは、2007年から2008年ごろまでは公認会計士合格者トップを誇っており、 予備校としての実績は確かなものです。 しかし、資格の大原など他社の教材が大きくクオリティを向上させたのに比べると、TACは決定的に悪いわけではないのですが、一歩見劣りしてしまいます。 TACのテキストや講義は会計系の科目では評判が高いです。 コース・費用 受講費は初心者から1年で短答式・論文式の合格を目指すコースでは730,000円(税込)〜、初心者から2年で短答式・論文式の合格を目指すコースでは760,000円(税込)からとなっています。 もちろんTACでも、日商簿記など 他資格の保有者は受講料が大きく割引となる制度がありますから、積極的に利用するとよいでしょう。 東京CPA会計学院 CPA会計学院は会計系資格専門、特に名前の通り公認会計士資格対策を前面に打ち出しています。 CPA会計学院の利用者は都内の大学の中でも比較的入学が難しいところの在籍者が多いので、母数自体が優秀な層が揃っているというところもあるでしょう。 以前までは早稲田大学に近い「早稲田校」、慶應大学に近い「日吉校」のみでしたが、「水道橋校」や大阪梅田の「梅田校」にキャンパスを構え、専門学校として存在しています。 他の資格予備校では簿記を体で覚えるという、泥臭いところからはじめます(試験に合格する上では絶対に必要です)。 CPA会計学院では頭で理解するというプロセスを重要視しており、テキストや講義は体系的に整理された、しっかりしたものになっています。 コース・費用 受講費は初心者から1年で短答式・論文式の合格を目指すコースでは680,000円(税込)〜、初心者から2年で短答式・論文式の合格を目指すコースでは790,000円(税込)からとなっています。 CPA会計学院でも、日商簿記など 他資格の保有者は受講料が大きく割引となる制度がありますから、積極的に利用するとよいでしょう。 一番おすすめの予備校は? 予備校を選ぶポイントは最初にご紹介した通りですが、 もし初学者の方にすすめるのであれば、やはり「」をすすめたいと思います。 次点では 「」です。 公認会計士の受験は多くの人にとって長期戦になることが予想されますから、サポートも相応の期間受けられる方が安心して受験勉強に取り組むことができます。 また、とにかく簿記の知識があれば、日商簿記資格の取得など「会計士試験から撤退するリスク」をヘッジすることも考えられます。

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