人にやさしくなれる四字熟語,言葉,名言,格言,座右の銘,四字熟語,諺,教訓など直筆色紙や一覧で紹介• 『他人の死を喜ぶな。 私達は皆、死すべき者であることを思え。 『年をとってから暖まりたい者は、若いうちに暖炉を作っておかなければならない。 『俺はあいつらにメスを持っただけで全てが解決できると思って欲しくねぇ。 医者だって、人間だろ。 『幸福とは心の状態を言う。 物事をどう見るかだ。 幸福とは満足することだと思っているが、これは金持ちであることを意味してはいない。 『何かをもっとも早く探し出す方法とは、それ以外の物を探す事だ。 『与えることは最高の喜びなのだ他人に喜びを運ぶ人は、それによって自分自身の喜びと満足をえる』• 『自殺をしようとする他人をその意思に反して助けても、その者を殺すのと変わらない。 『うつくしいものを美しいと思えるあなたの心が美しい』• 『養生の要は自ら欺くことをいましめて、よく忍 しのぶ にあり。 『あらゆる出口は、どこかへの入口である。 『人が創る全ての技術は「人を生かすか、人を殺すか」どちらかのためにのみ生み出されます。 『著しく異なる文化を持つ国民間に生ずる貿易摩擦は、文化摩擦が一体となっており、両者を切り離して考える事は出来ない。 『誘惑に対する防御法はいろいろあるが、最も確実な方法は臆病になることだ。 『行きなさいあの人の中に何か見つけたんでしょ行って見つけてくるといいわあなたの剣を』• 『みんなのために自発的にいのちを捨てること、みんなのために十字架にのぼり、火刑の火のなかにはいることは、個性がもっとも強度に発達したときにはじめてできることである。 『意味を求めたってはじまらないよ。 人生は欲望だ。 意味などどうでもいい。 『人は前を向いて歩くなんて、一体誰が決めたんやろな?下を向いて歩く時期があっても、見つかるものはたくさんある。 『私たちの遺伝子中の窒素も、歯の中のカルシウムも、血液中の鉄も、かつて収縮した恒星の内部で作られた。 私たちの体は、すべて星の物質でできている。 私たちは、きわめて深い意味において「星の子」なのである。 『苦しみに遭遇したとき、その苦しみからすみやかにのがれようとするから、かえって苦しみに捉えられる。 『出来ないと言うことは、出来ると言うよりずっと難しい。 ひとつでも可能性があれば出来ると言えるけれど、可能性を全て探らなければ出来ないとはいえないからだ。 『「現代美術」っていうのが曲者なのよ。 『現代』と名のつくものに面白いものはないもん。 それよりも、毎日、伝統的に作ってた人のほうがイイわけよ。 アートなのよ、全然。 そういうのは(日常に)隠れてるんじゃない。 『知は力なりとんでもない。 きわめて多くの知識を身につけていても、少しも力を持っていない人もあるし、逆になけなしの知識しかなくても最高の威力をふるう人もある。 『君の形僕の形重ねてはみ出したものをわかり合う事をきっと愛とか恋と呼ぶはずなのに』• 『王侯、貴族の誇るものは所詮は名目だけの称号に過ぎない。 それは内面的な苦悩に対する、単なる外面的な名誉に過ぎない。 『人間的なことがいかにはかなく、くだらなく、かつ昨日の小敵が今日のミイラあるいは灰になることを思え。 『四百万年の歴史を経た人類の知恵も、ふと気がつけば愚かな子どもたちのケンカに実によく似ている。 『この地上には、男性だけがその費用をひきうけるにしては、あまりに美人が多すぎる。 『女は俺の成熟する場所だった。 『俺の父さん連城探偵は俺の心の中で行き続けているから・・・』• 『あの時、もっと頑張っておけばよかった、なんてことは微塵もおもいたくないし、最後まで精いっぱいやった、といいたいですね』• 『受け入れれば悩みはなくなる。 『侍から農民にいたるまで、全てに慈しむこと。 人に捨てるようなものはいない。 『訓練というものは、目標とする実際行動よりは厳しいものであり、また行動の始まるまでにその目的を果たしているものである。 『人間性についての警句を求める人々、泥水の中に入って探さなければならない。 すると、彼は彼自身の心の中にあるものを発見することになる。 『きっと私達は何処にだって行ける。 自分のペースで進めばいい。 疲れたときは休んでもいい。 ゆっくりでもいいから。 『敵に会ったときこそ平静さを失うな。 混乱した時こそ余裕を持て。 困難にぶつかったときこそ部下の事を忘れるな。 『恋愛では信じてもらうことが必要であり、友情では洞察してもらうことが必要である。 『余り高望みをして、目前の職業を失うな。 『「好きだった」なんて嘘だ、忘れることなんか出来ない。 「好きだ」という記憶が増えていくばかりだ。 『人々は美徳の点ではそんなに差異はなく、悪徳の点でのみ差異がある。 『人生の目標を持て。 そして、そのために神から与えられた精神と身体をつぎこめ。 『この世の栄光は、いかに早く過ぎることか!』• 『死は生の対極としてではなく、その一部として存在する。 『恋愛は鉢植えの花のようなものである。 毎日水をやらなければ枯れてしまう。 『借金を返すということは収入の問題ではない。 性質の問題だ。 『糸電話みたいな恋でした近づきすぎたら聴こえない離れすぎたら切れてしまう不器用な恋でした』• 『自信をもって恐れることなく、私たちは努力を続けなければならない。 人類絶滅の戦略に向かってではなく、平和の戦略に向かって。 『ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道。 『制度の壁、物理的な壁、意識』• 『倹約した金は儲けた金である。 『男は年を取ると与えるものがなくなり、ただ受け取るばかりだ。 恋人を愛するにも、恋人の裡にある自分を愛する。 若い頃には自分の裡 うち にある恋人を愛する。 『ここらでキメようぜ嘆いてばかりじゃ進まない』• 『愛なんて欲しいと思わないだって自分から求めたら・・・それは本当の「愛」ではなくなってしまうから』• 『金を持っている人間は、貧乏人がそのはかない運命を訴えることを聞くのが大嫌いである。 『自分の好きなものは必ずえらい人物になって、きらいなひとはきっと落ちぶれるものと信じている。 『やる気があればチャンスは見つかる』• 『「愛してる」の響きだけで強くなれる気がしたよ』• 『独立とは、自分にて自分の身を支配し、他に依りすがる心なきをいう。 『コンピュータは信じられないほど高速で、正確だが、馬鹿である。 人間は、信じられないほど遅くて、不正確だが、賢い。 両者が補い合えば想像するより遥かに強力である。 『結婚だけが答えじゃない…』• 『議論に負けても、その人の意見は変わらない。 『「勝利」それが私からあなたへの、せめてものレクイエム・・・』• 『失敗もないようでは何も出来ない』• 『元始、女性は実に太陽であった。 真心の人であった。 今、女性は月である。 他によって生き、他の光によって輝き、病人のような蒼白い顔の月である。 『自分の道を守る者はその魂を守る。 『人類は、生者よりも死者で成り立っている。 『成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。 肝心なのは、続ける勇気である。 『理屈ばかりこね回してすっかりさめた胸の奥がただ一度の微笑みでこんなに見事に燃えるとは』• 『恐れを持ち続けていれば、愛は去っていきます。 『技術の追究こそが勝つ道だ。 組んだときは斜めから押す。 相手の圧力を逃し、自分の力を最大限に生かすためだ。 背負い投げのような華麗な技だけが技術じゃない。 手首やひじ、肩を使って、ずらす、いなす、すかす。 目に見えない工夫こそ、真の技術といえる。 『尽くすということを正直に試みている確信のある者には、全世界もまた彼に対して尽くすことを忘れないであろう。 『ペンは剣よりも強し。 『みんなの笑顔に何度助けられただろうありがとうありがとうBestFriend』• 『好意から出た偽りは、不和をかもし出す真実よりもよい。 『あなたが、自分を価値ありと思うまでは、自分の時間についても価値ありとは思わないでしょう。 あなたが、自分の時間を価値ありと思うまでは、その時間で、何でもやろうとはしないでしょう。 『プライドのねぇやつはクズだ見てるだけで吐き気がするだが例外もいるプライドを捨て、信念を手に入れた奴だ』• 『人間は後悔をする動物だが、改心はしない。 繰り返すんだよ、馬鹿なことを。 『歴史は繰り返す』というのは、それの言いわけだ。 『川は、うちのスーパーマーケットばい』• 『祈りと食事は、一人でするのが一番よい。 『人はときどき英知を持ちながら馬鹿だが、判断があって馬鹿であることは絶対にない。 『教育の目的は、人々に善事を行わしめるだけでなく、そこに悦びを見い出させることである。 『宇宙の最果ての事より、あの娘の心の中を知りたい』• 『十字架は担ぐ人の心ひとつで支えにもなる。 『難関を乗り越えて何かを達成した喜びを知らないから、押し付けは良くないとか間抜けな発想になる。 『口の悪い連中にかかれば、美徳を一生守ったという名声も吹き飛ぶ程の罪悪が一時間の間にでっちあげられる。 『人間は、時の流れや優しさに悲しみや苦しみの傷を癒されながら、人生の旅路を漂って行く。 『我々の子供は、我々の中での原始人である』• 『人生の勝利者とは、今日を勝ち抜く人である。 『ある程度孤独を愛することは、静かな精神の発達のためにも、また、およそ真実の幸福のためにも、絶対に必要である』• 『マネジメントは、理屈だけじゃダメ。 いくら正しいことを言っていても、みんなが共鳴しなければ前には進めない。 『腹が立ったら、しゃべる前に10数えなさい。 すごく腹が立ったら、100数えなさい。 『今日なしうることに全力をそそげ』• 『汚く勝つなら、美しく負ける方を選ぶ。 『人生は本来善でも悪でもない。 生き方しだいで善の舞台とも悪の舞台ともなる。 『「何者かでありつづけている」ことへの不安から、何者にもなれない人たちがいる。 『いいことも悪いこともそう長くは続かない。 悪いときに何をするかが大切だ。 『相身互い』• 『男の嫉妬の本当のギリギリのところは、体面を傷つけられた怒りだと断言してもよろしい。 『賞味期限なんてかざりですよ。 偉い人にはそれがわからんのです。 『もう、このへんでいいやと思ったら、そのときは敗北している。 『生活と人生とは違う。 『狂ったこの世で狂うなら気は確かだ。 『私はいい仕事をする人は、いい文章が書ける人だということを疑っていない。 『ときには自分の手には負えないそんなときもある』• 『胸をはって負け犬になれないものは、勝者にもなれない』• 『嫌われない人と好かれる人はちがう』• 『生きる技術とは、一つの攻撃目標を定めること、そしてそこに力を集中することである。 『子どもの遊戯を見よ。 彼らはそれを利用するためにするのではなく、建設したり破壊したりする活動そのものに幸福を感じているのである』• 『芸術家は別れ道に立った時、危険な方を選ぶべきだ。 こっちへ行ったら危ないぞという方を選んだら、それは芸術家だ。 『みなさんは本当の幸せって何だと思いますか。 実は、幸せが私たちの一番身近にあることを、病気になったおかげで知ることができました。 それは、地位でも、名誉でも、お金でもなく「いま、生きている」ということなんです。 『朝早く送るは、家の栄ゆる印なり。 遅く送る家は衰えるものなり。 『昨日の夢は今日の希望であり明日の現実である』• 『女性よ自立しなさい自分の足で立ちなさい』• 『人生何が起こるか分からない、だから楽しい。 『情けは味方、仇は敵なり』• 『誰もが犯しやすい間違いは、嫌いな人の存在を認めないことだ。 『大切なことは、何に耐えたかということではなく、いかに耐えたかということである。 『ものによってはその無知が、又人によってはある状態にあるとき、無知が善いことである。 『はだかにて生れてきたに何不足』• 『芸術は、命令することができぬ。 芸術は、権力を得ると同時に、死滅する。 『なめんじゃね~よ』• 『一人殺せば犯罪者だが何百万人と殺せば独裁者になれる。 全滅させれば神だ』• 『夜空の星がとても美しいのは、ほんの少し光っているから』• 『もしも限界があるとするならば、それは諦めた瞬間でしょう』• 『すばらしき人生は、愛に鼓舞され、知識に導かれたものだ。 『討論は男性的であり、会話は女性的である。 『・・・・伝説が終わり、歴史が始まる』• 『孤独とは、わたしたちの心の中で死んでしまったすべての生ける墓だ。 『その国の歴史を消すことは、その国の過去を否定することだ。 その事が解っていないのに、国のトップになっている人は、本当にその国のことを考えてくれているのだろうか?』• 『発見とは、皆が見たものを見て、皆が考えなかったことを考えることである。 『どんな悪人でもなァ子供にゃ親が必要なんだよ!! 『想像力の消耗からも、人はその家庭を愛するようになってくる。 『民主主義というのは、民衆にとって代わって、その厳粛な名目のもとに、若干の布教者たちの利益のために民衆の毛を刈る技法です。 『変化こそ唯一の永遠である。 『何方 いずかた をも捨てじと心に取り持ちては、一事も成るべからず。 『機会が二度も扉を叩くとは思うな。 『阿呆は阿呆らしきことを語る。 『両雄並び立たず』• 『およそこの世において、恨みは恨みによって静まることはないであろう。 恨みを捨ててこそ静まる。 これは不変の真理である。 『男には志がある。 でも、女には道がある。 『結婚した男は、金銭の問題を別としても、必ず相手に一つの贈り物を与えたことになる。 なぜなら彼女は生命にかけて結婚を欲していたのだし、彼の方は、あまりそれを欲していなかったのだから。 『友情イコール同情ではない。 相手を立ち上がらせたいからこそ、そして相手を信じるからこそ、相手の心にせまる。 『過ぎ去りし災難を記憶すること、いかばかり愉しきことか。 『人々は、存在する物を見て、それがなぜ存在するのかを語る。 私は、存在しないものを夢見て、それがなぜ存在しないのかを語ろう。 『愚問!戦場で戯言無用!語りたくば「武」で語れ!』• 『大事な質問はいつもみじかい「それはなぜ」「どうしてそうなるのか」』• 『みんなを不しあわせにしておいて、どうしてお国だけがよくなるなんてことが言えるんでしょうか。 『人生も筋肉と同じ。 健全で強い精神をつくるためには、多少の痛みは必要だ。 『着物を脱ぐ女性の美しさは、雲を貫く太陽のようだ。 『春風 しゅんぷう をもって人に接し、秋霜 しゅうそう をもって自ら粛』• 『後悔するのは、悪いことじゃない。 でも、明日は後悔しないよう今日を生きていきたい。 『権利は強者のものになる。 俺達の力の範囲が、すなわち俺達の掟だ。 『99回倒されても、100回目に立ち上がればよい。 『イカは俺の前では墨を吐かない吐くのは弱音だけだ!』• 『悲しいときー!夕日が沈んだときー!』• 『疑いながら、ためしに右へ曲るのも、信じて断乎として右へ曲るのも、その運命は同じ事です。 どっちにしたって引き返すことは出来ないんだ。 『動物がいち早く公害を感じ、そのあとで人間が気付いた。 『さようならって中国語で「再見」なんだだからさようならは別れじゃなくて再び会うための約束なんだよ』• 『今日やるべきことを明日まで持ち越さない』• 『成功してもそれは偶然かもしれないだから頑張るしかない』• 『善人の行う悪事ほど罪深いものはない』• 『大事なのは今までのあなたじゃなく、これからのあなた。 『すべての困難は、挑戦だと思いなさい。 踏み石だと思いなさい。 そして、なにものにも、なにびとにも、打ち負かされてはなりません。 『雨の降らない場所はないのだ。 世界中が晴れていることなどないのだ。 だから晴れる。 いつかは晴れる。 今は、私の上に降っているとしても。 『贅沢に価格は必要ではない。 心地よさそのものが贅沢である。 『ほとんどの人の経済的な問題はごくシンプルである。 彼らはただ単純に、金が無いのだ。 『いつかは旅立っていくそれぞれの場所へでも今は側にいて新しい朝が来るまで』• 『僕が僕であるために僕は僕を貫き通すんだ』• 『誰もが認めない正しいことがある(民主主義の世界の悪しきこととは)』• 『物理的であれ、なんであれ、いつも自分のやることに制限をしてしまうと、それはあなたの仕事や人生にも広がってしまう。 限界などない。 停滞期があるだけだ。 そこに留まってはいけない。 それを超えて行くのだ。 Ifyoualwaysputlimitoneverythingyoudo,physicaloranythingelse,itwillspreadintoyourworkandintoyourlife. Therearenolimits. Thereareonlyplateaus,andyoumustnotstaythere,youmustgobeyondthem. 『男らしさや女らしさよりも自分らしさ』• 『過去の常識にとらわれず、いま一度見直してみよう。 そこから、新しい発見が生まれ、新しい活動も展開される』• 『今の時代には、だれも沈黙したり譲歩したりしてはならない』• 『人が怒っている時にあなたに言うことを決して忘れるな。
次のすべての情報源• 総合的な情報源• 研究社 新英和中辞典 1• 研究社 新和英中辞典 1• Weblio Email例文集 6• Weblio英語基本例文集 1• Eゲイト英和辞典 2• 専門的な情報源• 日本語WordNet 10• EDR日英対訳辞書 21• Tanaka Corpus 22• Wikipedia日英京都関連文書対訳コーパス 3• 書籍・作品• JULES VERNE『80日間世界一周』 1• Robert Louis Stevenson『宝島』 1• James Matthew Barrie『ピーターパンとウェンディ』 1• Shakespeare『ヴェニスの商人』 1.
次の「幸甚」の読み方と意味 「幸甚」は 「こうじん」と読みます。 「幸甚」の「幸」は音読みだと「コウ」、訓読みだと「さいわい」「しあわせ」と読みます。 「幸」は「運が良いこと」「かわいがる」「思いがけないさいわい」を意味しています。 「幸甚」の「甚」は音読みだと「ジン」、訓読みだと「はなはだ」と読みます。 「甚」は「ふつうの程度を超えているさま」「たいへん」「非常に」という意味になります。 つまり「幸甚」の意味は ・何よりの幸せ ・この上ない幸せ ・最上級の幸福 ・幸せの極み ・大変ありがたい思う ことになります。 「幸甚」は 「もし〜してくれたら嬉しい」というニュアンスです。 どの意味でも、ありがたい・嬉しいといったポデティブなことを表します。 「幸甚」は元々は手紙で多く使われていましたが、最近ではビジネスメールでもよく使われます。 「幸甚」の使い方 「幸甚」は目上の相手に対して使うことのできる表現です。 また「幸甚」は、 「対応してくれたらこの上なく幸せです」といった相手を立てる表現にもなります。 「幸甚」には3つの使用場面があります。 ・自らの依頼や要望を伝える場合 ・相手の配慮や心遣いに対する感謝を伝える場合 ・相手に贈り物をする場合 となります。 ビジネスシーンで「幸甚」は依頼する際に使うことが多いです。 この場合は相手に何かを期待するのではなく、単に自分の願望を伝えるということになります。 この場合は「〜してくれて大変ありがたく思います」という意味を表します。 ここでの「幸甚」は、自分が行ったことに対して「 相手が 喜んでくれたら満足です」といった意味になります。 単純に自分が嬉しいという意味ではなく、あくまでも相手の好意的な反応を期待して「幸甚」を使用します。 幸甚に思います 「幸甚に思います」は、例えば依頼をする場面で使うと「〜してくれたら嬉しく思います」という意味になります。 「幸甚に思います」は、目上の相手や立場が上の相手に使うと、失礼な言い方だと受け取られてしまう可能性があります。 「幸甚に思います」と言うよりは、「思います」を謙譲語にした「幸甚に存じます」と言う方が無難になります。 幸甚の至りです 「至り」の意味は「ある物事が最高の状態に達していること」「極み」です。 つまり「〜の至り」は、「それが最高の状態であること」意味するので、「幸甚の至り」は 「幸せの極み」「幸せが最高の状態であること」を表します。 ビジネスシーンでは感謝の気持ちを表すときに使用することが多いです。 また「幸甚の至りに存じます」という言い方もできます。 「幸甚です」や「幸甚に存じます」よりも、幸せであることを強調しています。 「幸甚」の使用場面別の例文 「幸甚」の例文を場面ごとに紹介します。 ・この度の祝賀会は、企画に携わった全ての方々をお招きして開催いたします。 ・誠に恐れ入りますが、至急お返事いただければ幸甚に存じます。 ・次回の講演会のゲストとしてご出席いただければ幸甚に存じます。 ・参考として追加の資料を添付いたしますので、ご確認いただけると幸甚です。 感謝 ・お忙しいところお越しいただき、またご教授いただけたことは幸甚の至りです。 ・先生と再会できましたことは幸甚の至りでございます。 ・先日はお忙しい中をわざわざお越しいただき、誠にありがとうございました。 またのお越しの際に楽しんでいただけたら幸甚です。 ・この度は貴社の展示会にお招きいただき幸甚に存じます。 ・このようなお気遣いをいただき、幸甚の至りでございます。 ・おかげ様で当社も創業50年を迎えることができました。 これまで当社を支えて下さったお客様、関係者の方々に御礼を申し上げたいと思います。 そして今後共何卒変わらぬご愛顧賜れば誠に幸甚の至りに存じます。 「幸甚」の類語・言い換え 「幸甚」は少々固い表現なので使用するのに戸惑う方も多いと思います。 そんなときは下記の類語に言い換えて使ってみてください。 幸福、幸せ ・運が良いこと・都合が良いこと ・そうしていただければ幸せだと人に頼む気持ちを表す になります。 「幸い」は、「こうしてくれると嬉しい・ありがたいこと」を表す言葉です。 つまり「幸いです」は、 「自分にとって嬉しいことです」「〜であれば幸せになります」といった意味になります。 「幸いです」の使用場面としては、「何かをお願い・依頼する場合」・「贈り物をする場合、利益や便宜を提供する場合」になり、ビジネスメールで相手に何かを依頼するときに用いることが多いです。 「幸いです」を依頼をするときに使う場合は、「〜してくれるとありがたい」という意味になります。 「〜してください」と頼むよりも「〜していただけると幸いです」といった方が、柔らかい印象になります。 また「幸いに存じます」という言い方もあります。 「幸いに存じます」は「幸いです」と同じ意味ですが、「存じます」は「思う」の謙譲語のため 「幸いです」よりも丁寧な表現になります。 他に「幸いと存じます」という言い方もありますが、「幸いに存じます」の方が一般的によく使われます。 例文 ・来週までにご連絡いただけると幸いです。 ・ご都合の良いときに、ご確認いただけると幸いです。 ・心ばかりの品ではございますが、ご笑納いただければ幸いです。 ・お中元のご挨拶代わりに、お菓子の詰め合わせを送らせていただきました。 お口に合えば幸いです。 ・心ばかりの品ではありますがお送りいたしました。 気に入っていただけましたら幸いに存じます。 つまり「ありがたい」は、相手からの好意に感謝する際に使います。 「ありがたい」は形容詞のため、「ありがたい+お言葉」「ありがたい+お気持ち」「ありがたい+お気遣い」といったように「ありがたい」の後に名詞を付けます。 さらにこの後に「感謝いたします」といった言葉を加えると気持ちをより強く伝えることができます。 ただ「ありがたい」は少々相手を敬う気持ちが足りないので、相手によっては不快な・失礼な印象を与えてしまう可能性があります。 「ありがたい」を使うときは必ず「感謝しています」などと感謝を表す表現を一言添えましょう。 また 「ありがたく存じます」という言い方もあります。 「ありがたく存じます」は「嬉しいです」「助かります」といった意味で、感謝や喜びを表す言葉です。 そのため、相手に何かしてもらったときの感謝を伝える際の丁寧な表現として使います。 例文 ・ありがたいお言葉をいただき、誠に感謝申し上げます。 ・私の案を採用いただき、ありがたい感謝の気持ちで一杯です。 ・お土産ありがたく頂戴いたします。 ・わざわざご足労いただき、誠にありがたく存じます。 ・この度の迅速なご対応、誠にありがたく存じます。 光栄です 「光栄」は、 「人に認められたり、褒められたり、重要な役目を任されて名誉に思うこと」です。 「光栄」は感謝や嬉しく思う気持ちを伝えるときに多く使われます。 「光栄」の「栄」には、「輝く」「繁栄する」「活気がある」といった意味があります。 つまり「光栄です」は、自身の嬉しいことやありがたいことに対して使います。 また自身の行動や業績を褒められたときにも使う表現です。 「光栄です」は目上や目下、立場に関係なく名誉に思う気持ちを伝えるときに使うことができますが、目上の相手に使うことがほとんどで、目下の相手に使うことは少ないです。 例えば「お会いできて光栄です」という言い方がよく使われますが、これは相手と場合によっては間違った表現になります。 例として「総理にお会いすることができ光栄です」は「総理にお会いできたことは名誉に思う」という意味になるので適切な表現ですが、「君に会えて光栄です」だと少々大袈裟な表現になってしまいます。 このように「お会いできて光栄です」は会ったことを誇りに思うような人物に使い、単に会って嬉しい人物には使用しません。 他にも 「光栄でございます」「光栄に存じます」と言うことができます。 例文 ・お褒めの言葉をいただき光栄です。 ・このような伝統のある舞台に出演できて大変光栄です。 ・このような素晴らしい賞を頂くことができとても光栄です。 ・お褒めに預かり、光栄に存じます。 ・このような大役を任され、大変光栄に存じます。 至福 「至福(しふく)」は、 「この上もないしあわせ」を表しています。 「至福のひととき」「至福の時を過ごす」などと聞いたことがあると思います。 「至福」は「幸甚」よりも柔らかい表現なので、日常会話でよく使われます。 ただビジネスシーンで「幸甚」の代わりに「至福」に置き換えることはできないので気をつけましょう。 例文 ・しばし至福のひとときに浸る。 ・食事の時間が何よりも至福を感じる。 他の類語 ビジネスシーンでの使用頻度が少ないですが、他の類語を紹介します。 ・喜び ・幸せ ・心踊る ・心が弾む ・ときめき ・ワクワク ・ドキドキ ・胸騒ぎする ・胸が高鳴る 「幸甚」を使用上の注意点 「幸甚」を使うときには注意点があります。 多用・乱用を避ける 「幸甚」を使用する上でポイントとなるのは「幸甚」が「幸福の最高表現」ということです。 文章を書くときに丁寧にしようとして、何回も「幸甚」を使用してしまう場合があります。 しかしあまりにも多用してしまうと、相手にしつこい印象を与えたり、わざとらしくなったりして、言葉の重みがなくなってしまいます。 「幸甚」の乱用には気をつけましょう。 またメールのやりとりをするたびに「幸甚」を使うのも大袈裟なので、 「幸甚」は重要なここぞという場面で使うのが効果的です。 「幸甚」を使用する場合は、同一文章内では一つに留めることが大切になります。 親しい間柄では使用しない 「幸甚」はビジネスメールや手紙などの書き言葉として使うため、少々堅い表現になります。 そのため、目上の相手でも親しい間柄の相手に使ったら、よそよそしい・大袈裟な印象を与えてしまう可能性があります。 しかし、相手によっては「幸甚」を使った方が喜ばれるかもしれません。 相手との関係性を見て「幸甚」を使う、もしくは 「幸い」や「嬉しい」などといった言葉に言い換えるか判断すると良いでしょう。 何に対して幸せなのかを明確にする 「幸甚」は「この上ない幸せ」を表す言葉ですが、 少々曖昧な表現になります。 例えば、送った資料を確認してもらいたい場合に「ご確認いただければ幸甚です」とすると、「確認してくれたら嬉しいけれど、してくれなくても構わない」といった意味で受け取られる可能性があります。 必ず確認してもらいたい場合は、「至急ご確認いただければ幸甚です」や「何卒ご確認いただければ幸甚です」といったように「幸甚」の前に一言添える必要があります。 また「ご連絡いただけると幸甚です」といったように返答を求める内容のメールの場合、ただ「幸甚です」だけを使うと、 相手によっては返答を曖昧にされたり、場合によっては返答を先延ばしにされる可能性があります。 必ず返答がほしい場合は「今週中にご連絡いただけると幸甚です」というように、日時や日付を指定した上で「幸甚」を使うようにしましょう。 「幸甚」の英語表現 「幸甚に存じます」の英語表現を考えていきます。 していただけると幸いです」は、 ・It would be grateful if you would... ・I would appreciate it if you could... ・It would be much appreciated if you would... と表現します。 仮定法を使っています。 「もし... できたなら」「もし... していただけるなら」のように「if」の後に「would」「could」を使い現実可能を低く言うことで謙虚さを表現します。 かなり細かいですが、「would」より「could」の方がほんの少しだけ丁寧になります。
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