製品販売に強みを持つCTCと、システム構築、運用・保守を得意とするCRCが統合することでシナジー効果が出せると判断した。 新会社の代表に就任する予定のCTC 代表取締役社長 奥田陽一氏は「ユニークなビジネスモデルで上から3番目に入る企業を目指す」と述べ、新会社をNTTデータ、野村総合研究所(NRI)に続くITサービス企業に育てる決意を示した。 存続会社はCTC。 新社名は「伊藤忠テクノソリューションズ」で、CTCの略称は使い続ける。 売り上げ規模は約3000億円、社員技術者が約5000人のITサービス企業になる。 CTC 代表取締役社長 奥田陽一氏(左)とCRCソリューションズの代表取締役 社長執行役員 杉山尋美氏 CRCソリューションズの代表取締役 社長執行役員 杉山尋美氏は「両社は単体でも安定成長できるが、もう一段の飛躍のためにギア・チェンジが必要と判断した」と合併の理由を説明した。 そのうえでCTCの課題として、製品販売のウェイトが高いことと、情報通信や金融の業種にビジネスが偏っていること、ITライフサイクル全般をカバーするリソースが手薄なことなどを説明した。 対して、CRCに対してはデータセンター事業の拡大にはさらなる財務基盤、営業基盤が必要と指摘。 コンサルティングや製品販売への対応力、大型案件を担当する人的リソースも十分でないなどと説明した。 杉山氏は「統合によってこれらの解決を狙う。 それにとどまらず、新しい会社では両社が一体となりさらなる飛躍を続ける」と話した。 新会社が目指すのは、運用・保守とシステム構築、製品販売の比率が「4:3:5」になる企業だ。 奥田氏はこのような比率でビジネスを展開するITサービス企業はほかにないとして、「(NTTデータ、NRIとは異なる)3番目のカテゴリとしてユニークなビジネスモデルを持ち、規模でトップ集団に入る会社を目指す」と語った。 新会社では両社の強みを活かして、特定業務、特定業種を得意にする企業に育てる。 業務ではCRM、SCMなどのフロント系基幹アプリケーション構築やインフラ基盤構築、データセンター運用などに力を入れる。 業種では両社がこれまで手がけてきた情報通信、金融、流通などに注目する。 総合力を持ち、ITライフサイクル全般をサポートできる企業が目標だ。 特に「新会社のコアは運用・保守などのサービスビジネスになる」(奥田氏)と見ていて、長期的な収益拡大を目指す。 2007年後半にはサービスビジネスの拡大やシステム構築能力の増強、人的リソースの最適配分などのシナジー効果が出てくると見ている。 CTCとCRCは同じ伊藤忠商事グループということもあり、合併がささやかれてきた。 しかし、過去の段階では「シナジー効果が出ないと考えていた」(杉山氏)ために実現することはなかった。 「CTCのメーンは製品販売で、CRCは開発、運用だった。 両社が合併に舵を切ったのは「ここにきてCTCが製品販売から保守・運用、システム構築にシフトし、CRCに近づいてきた」(杉山氏)からだ。 杉山氏は「両社の方向が同じになり、統合のメリットが出せると判断した」と語った。 (@IT 垣内郁栄) [関連リンク] [関連記事] (@ITNews) (@ITNews) (@ITNews) (@ITNews) (@ITNews) 情報をお寄せください:.
次の1999年12月14日上場 略称 CTC 本社所在地 〒100-6080 三丁目2番5号() 設立 (昭和54年) (ハミルトン・アブネットエレクトロニクス株式会社) 事業内容 コンピュータ・ネットワークシステムの販売・保守 ソフトウェア受託開発 データセンターサービス サポート 代表者 柘植 一郎(代表取締役社長) 資本金 217億63百万円 発行済株式総数 240,000,000株 売上高 連結:4,870億18百万円 単独:4,247億23百万円 (2020年3月期) 総資産 連結:4,388億16百万円 単独:3,837億36百万円 (2020年3月31日現在) 従業員数 連結:9,085名 単独:4,419名 (2020年4月1日現在) 決算期 主要株主 58. の主要子会社。 CTC。 市場第一部。 概要 [ ] のワークステーションに早くから取り組み、国内におけるサン社製品の取り扱いに関してはやと並ぶ。 2006年10月1日にと経営統合したことにより、従来の強みである情報機器販売、ITインフラ構築および保守事業に加え、法人向けの、、、、、および事業、事業に強みを有する、なとなる。 通称の「CTC」は、同社の英文名称の旧称(C. ITOH TECHNO-SCIENCE Co. , Ltd)の頭文字を取ったものだが、現在では同社の行動指針「Challenging Tomorrow's Changes」に由来するとされている。 なお、系の通信企業であると略称が同じであり、どちらもコンピュータネットワーク関連業務を手がける企業であるため、単に「CTC」と呼ぶとどちらを指すかがわからず混乱が起きることがある。 歴史 [ ]• - 伊藤忠データシステム株式会社設立。 - ハミルトン・アブネットエレクトロニクス株式会社設立。 - ハミルトン・アブネットエレクトロニクス株式会社が、商号を伊藤忠マイクロニクス株式会社に変更。 - 伊藤忠マイクロニクス株式会社が、商号を伊藤忠テクノサイエンス株式会社に変更。 - 伊藤忠テクノサイエンス株式会社が、伊藤忠データシステム株式会社を吸収合併。 - 第一部に上場。 - 株式会社と合併し、商号を伊藤忠テクノソリューションズ株式会社に変更。 - 株式会社を吸収合併。 関連会社 [ ]• 旧CTC系列会社• 株式会社• 株式会社• 株式会社• 旧CRC系列会社• 株式会社(旧・株式会社CRCファシリティーズ)• 株式会社(旧・ファーストコンタクト株式会社)• 株式会社• 合併後設立• 株式会社• 株式会社• 株式会社• 海外拠点系• ITOCHU Techno-Solutions America, Inc. CTC Global Sdn. Bhd. CTC Global Pte. Ltd. CTC Gloval Thailand Ltd. Nusantara Compnet Integrator• Pro Sistimatika Automasi• Netband Consulting Co. , Ltd. CTC Techno Solutions Indonesia 関連事項 [ ]• 外部リンク [ ]• タカハタプレシジョンジャパン• 南開工業• 錦城護謨• 原田鋼業• サクラパックス• ハギワラソリューションズ• 愛媛パッケージ• 中西金属工業• アンコール・アン• プリプレス・センター• フロイント産業• ヤマグチマイカ• 三栄源エフ・エフ・アイ• キューズ• 藤本化学製品• フルハシEPO• クレアン• インパクトジャパン• アイ・シー・アイ• ニッセイエブロ• イースクエア• プランニング・ホッコー• ポジティブ• エッジ・インターナショナル• DNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン• ピー・アンド・イー・ディレクションズ• ピープルフォーカス・コンサルティング• 大谷清運• アルメックVPI• PwCアドバイザリー• トータルケア• ビジネスコンサルタント• エコロジーパス• SDGパートナーズ• レックス・インターナショナル• 日経ビーピーコンサルティング• エコツーラボ• リビエラホールディングス• あかつき• vKirirom Japan• かいはつマネジメント・コンサルティング• ネットラーニングホールディングス• 川内美登子・植物代替療法研究所• 教育・学習支援• 道普請人• ボランティアプラットフォーム• 日本印刷産業連合会• 日本CFO協会• 地球環境戦略研究機関• 国際協力NGOセンター• 日本食品分析センター• ACE• ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サスティナブル・サプライチェーン• 学校法人国際学院• 岩井医療財団• プラン・インターナショナル・ジャパン• あと会• 学校法人大阪夕陽丘学園• 日本建築センター• 国際開発機構 この項目は、に関連した です。 などしてくださる()。
次のプレスリリース 滋賀大学とCTC、データサイエンス分野における連携協力の協定を締結 データサイエンティストの育成及び、産学連携を促進 2018年2月13日 国立大学法人滋賀大学 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 国立大学法人滋賀大学(学長:位田隆一、所在:滋賀県彦根市)と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、本日、データサイエンス分野の人材育成及び産学連携促進を目的とした連携協力の協定を締結しました。 滋賀大学は日本で初めてデータサイエンス学部を開設し、データ時代を牽引するデータサイエンティストの育成に取り組んでいます。 2019年度には大学院データサイエンス研究科の設置を予定しています。 CTCは長年、お客様企業の情報システムに携り、多くのデータ分析システムを構築してきました。 昨今のビッグデータ、IoT、AIの発展に伴い、膨大なデータを保有しているものの有効に活用できずにいる企業は多く、データサイエンス分野の人材育成が急務です。 本提携により、滋賀大学とCTCは企業データの分析に関する知見を共有し、よりビジネスに近い実践的な教育手法を共同で研究開発を行います。 CTCは滋賀大学の学生インターンシップを受け入れ、滋賀大学は高度なデータサイエンティストを目指すCTCの社員をデータサイエンス研究科へ受け入れるなど、両者が相互に連携してデータサイエンティストを育成することで、企業におけるデータ分析やAI開発の促進を目指します。 CTCはビジネスデータを取り扱うデータセンターの運用で培ったノウハウをもとに、堅固なセキュリティに守られた分析システム環境を滋賀大学に提供するとともに、データ分析に課題を持つお客様企業と滋賀大学の連携をコーディネートします。 さらに、実践的な教育研究を通してセキュリティリテラシーの向上にも貢献します。 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称CTC)について 通信、放送、製造、金融、流通・小売、公共・公益、ライフサイエンス、科学・工学等の全ての分野で、お客様のパートナーとなるシステムインテグレータです。 先進的なITベンダーとのリレーションによる確かな技術力と充実したサポート体制でITソリューションやクラウドサービスをお客様の状況に応じて組み合わせ、コンサルティングから設計、開発・構築、運用・保守サポートに至る総合的なITサービスを提供します。 本件に関するお問い合わせ先 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 広報部 TEL:03-6203-4100 FAX:03-5512-3013 E-Mail: 現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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