株式会社伍神工業 郡山営業所 株式会社伍神工業 郡山営業所• 建築・建設・土木作業,製造スタッフ 組立・加工等 ,交通誘導警備• 福島県郡山市• 日給8,000円~12,000円• 株式会社ふるや 株式会社ふるや• 建築・建設・土木作業,建築・土木その他,営業事務• 大阪府大阪市住吉区• 月給270,000円~• 株式会社インフィニティ 株式会社 インフィニティ• 建築・建設・土木作業• 北海道札幌市東区• 日給12,000円~17,000円• 株式会社インフィニティ 株式会社 インフィニティ• 建築・建設・土木作業• 北海道札幌市北区• 日給12,000円~17,000円• 株式会社インフィニティ 株式会社 インフィニティ• 建築・建設・土木作業,建築・土木その他,軽作業・物流その他• 北海道札幌市西区• 日給12,000円~17,000円• 株式会社セイケンテック 株式会社セイケンテック• 建築・建設・土木作業,建築・土木その他,施工管理・現場監督• 東京都清瀬市• 月給242,000円~• 有限会社シンケン工業• 建築・建設・土木作業,リフォーム・内装,施工管理・現場監督• 神奈川県横須賀市• 日給10,000円~25,000円• 株式会社 OneStyle(ワンスタイル)• リフォーム・内装,建築・建設・土木作業,軽作業・物流その他• 沖縄県宜野湾市• 月給200,000円~• 株式会社 フォーユー• 建築・建設・土木作業,リフォーム・内装,建築・土木その他• 埼玉県草加市• 日給18,000円~• 株式会社 OneStyle(ワンスタイル)• リフォーム・内装,建築・建設・土木作業,軽作業・物流その他• 広島県広島市安佐南区• 月給200,000円~• 株式会社クレイデンス 株式会社クレイデンス• 建築・建設・土木作業,建築・土木その他,軽作業・物流その他• 福島県いわき市• 日給12,500円~• 株式会社 OneStyle(ワンスタイル)• リフォーム・内装,建築・建設・土木作業,軽作業・物流その他• 東京都東大和市• 月給250,000円~• ヤクシン杉田株式会社 ヤクシン杉田• 建築・建設・土木作業,リフォーム・内装,建築・土木その他• 神奈川県横浜市磯子区• 日給9,000円~15,000円• 株式会社マグナムメイドサービス 尼崎SC• 資材搬入・荷揚げ,建築・建設・土木作業,軽作業・物流その他• 兵庫県尼崎市• 時給1,625円~• 株式会社スローライフネクストサービス 拠点1• 建築・建設・土木作業,リフォーム・内装,躯体工事関連• 神奈川県大和市• 月給180,000円~200,000円 工事現場でアルバイトが行う業務は主に職人の補助です。 工事内容にもよりますが、基本的に職人が行っている作業を未経験のアルバイトが身に付けるには長い時間が必要です。 また、作業の中には危険性が高いものもありますので、アルバイトに任せられないような作業もあります。 具体的な仕事内容としては、「工事によって出た廃材などの移動」「新しい資材が届いた際の荷物の積み下ろし」「職人への配達」などです。 工事現場によっては、後片付けまでが仕事に含まれている場合もあります。 工事現場にはエレベーター等の移動できる手段は少なく、重機を使わない場合は重い資材でも手作業で運ぶ場合もあります。 また、屋外での作業も多く「夏は暑く冬は寒い」という環境です。 一般的なアルバイトと比較して平均給料が高く、勤務シフトの柔軟性が高い仕事ですので、非常に魅力があるといえるでしょう。 他にも、工事現場は基本的に作業時間が決められていますので「残業することがない」ことや、他の職種のように「服装や髪形などに細かい指示はほとんどない」という働く上でのメリットがあります。 建築・土木・工事のアルバイトでは、さまざまな現場を経験することで、建築、土木や上下水道などの工事スキルを身につけることができます。 関わっている現場の工事が完了したときには、充実感を得ることができます。 特に、大きな建造物が完成したあとは、後世に残る建造物に自分が携われたことを誇らしく感じるでしょう。 現場での仕事は仲間と協力して作業を行うことが多いので、自然と協調性が身につきます。 工事現場の警備員の場合は力仕事を行わないため、力に自信のない人でも工事現場で働きやすくなっています。 工事現場での仕事は基本的に作業時間が決められていますので残業が少なく、髪型も自由な職場が多いことが嬉しいポイントです。 建築・土木・工事のアルバイトは、力仕事が多い分高額な時給が期待できます。 長期採用から短期採用まで募集がありますので、自分のライフスタイルに合わせて働く期間を選びやすいです。 一緒に働く人は職人が多く、体育会系の対応が求められることがありますので、礼儀正しく、元気よく対応すると円滑にコミュニケーションがとれます。 働いている人は幅広い年代の男性が多いですが、工事現場の警備員は女性も活躍しています。 夏休みなどの長期休暇には、短期間で高収入が期待できますので学生にもピッタリの職種です。 周りの人と協力して作業すると、仕事もスムーズに進みやすいです。 基本的には屋外での仕事が多く、よほどの悪天候でない限り雨天時でも勤務がありますので、体調管理が大切です。 建築・土木・工事のアルバイトは、建築現場の職人のサポートが主な仕事となるため、学歴に関係なく未経験者でも働くことができます。 土木施工管理技士の資格や普通自動車運転免許を持っていると優遇されることもあります。 建築資材のような重いものの運搬作業など、力が必要な作業を行いますので、力仕事に自信がある人にオススメです。 ほかにも、工事現場で円滑に作業を進めるために車両の誘導を行う警備員の仕事もあります。 警備員には力が必要な作業はありませんので、必ずしも力仕事に自信がある必要はありませんが、少しの不注意で事故が起きやすい職場ですので、常に緊張感と注意深さを持って働ける人がよいでしょう。 また、あいさつや礼儀に厳しいこともありますので、大きな声でのあいさつや返事を苦に感じない人の方が向いています。 女性が活躍している現場仕事には、警備員があります。 一般的に建設現場での仕事はどうしても腕力が必要になる傾向ですが、工事現場での警備員であれば腕力は必要ありません。 実際の工事現場でも女性の警備員が配属されています。 警備員のアルバイトのメリットは「屋内で行うアルバイトと比べると給与が高い傾向があること」や、「給料の支払い方法が日払いなど柔軟に対応してもらえる可能性が高いこと」です。 できるだけ早くまとまったお金が欲しいときには、向いているアルバイトだといえます。 制服は支給されることが多く、自分で仕事着を用意する必要がないのもうれしい点です。 初心者の方は最初、戸惑うこともあるかもしれませんが、研修を受ければ仕事内容自体はそれほど難しいものではないことや、シフトを細かく設定してくれる会社も多く、自分の都合に合わせて働きやすいというメリットもあるでしょう。 警備員のアルバイトは腕力を使いませんが、長時間立ったままで業務を行う必要があります。 屋外で行う仕事の場合には、夏の暑さや冬の寒さに負けずに行わなければなりません。 体調管理をしっかりしないと、体の調子を壊すこともあるので、体力が必要な仕事といえます。 面接の対策と心構え 現場の仕事における面接の心構えは「礼儀正しく」「元気よく」です。 体力を必要とされる仕事になりますので、ぼそぼそとした声では面接官に不安を抱かせてしまいます。 部活やサークルなどでスポーツを行っている場合は、エピソードを交えて履歴書の自己PR欄に記入しておくとよいでしょう。 また、現場のアルバイトに求められる人物像は、責任感が強く現場の状況に合わせて機転を利かせられる人でしょう。 何ごとでも途中で投げ出さない性格であることや、常に周囲に気を配って臨機応変に動くこと得意というような点もアピールできればさらに良いでしょう。 現場のアルバイトは事務作業をするようなパートとは違い、髪形などの身だしなみに細かい規定がないことが多いため、採用に影響することが少ない場合が多いです。 しかし、アルバイトといえども給料をもらって仕事をすることに変わりませんので、一般的な社会常識はきちんと身につけていることをアピールしておきましょう。
次の建設会社に勤めているOL(30歳)です。 基本は事務なのですが、現場監督さんの補助もしています。 大学は経済学部で、卒業後に地元に帰って今の会社に就職しました。 もともと建設業自体に興味があったわけではなく、会社の待遇と職場環境の良さで就職先を決めました。 今の会社に入って最初の1年間は事務の仕事だけをしていましたが、Officeソフトのスキルがもともと高かったことと、経理ソフトの覚えも早かったことから、これならCADもできるんじゃないかと工事課長に誘われてから、現場監督さんの内業補助をやるようになりました。 それ以降は、工事書類のファイリングはもちろん任されており、出来形管理表や品質管理表の入力、安全管理書類や産廃の手続きなどもこなしていて、完成検査書類の作成などもひととおりやってきました。 土木の基本素養はありませんが、現場監督が行う大体のデスクワークは分かります。 人手が足りない時は作業着を着てヘルメットを被り、自主検査や測量、写真撮影の補助もしています。 現場での補助作業もなかなか楽しく感じているので、ここまできたら1級土木施工管理技士を取得して技術者として働いてみるのも面白いのではないかと思っているのですがどうでしょうか?女性の現場監督というのはやはり難しいことが多いのかなという不安もあります。 女性現場監督さんのアドバイスなども頂けると嬉しいです。 コンクリート補修工事を主に扱っている建設会社に勤めています。 建設会社の中でもウチのような分野ですと、女性の方が活躍できるのでは?と感じることが多いです。 その理由としては次のようなものです。 ・コンクリートのクラック(ひび割れ)を扱うので、設計図面に書かれていることをただこなすのではなく、現場で細かいところをよく観察して作業指示できる几帳面さが必要。 ・補修作業では出来上がり品質の要求水準が高く、雑な作業だとすぐに目立つのでやはりシビアな几帳面さが必要。 ・コンクリートの学問的な素養が必要となるため、いわゆる学校の勉強できちんと良い成績がとれるコツコツ型の勤勉さが重要で、学生時代の経験からも大概女性の方がかしこい。 ・仕上がりの美観的なセンスも総じて女性の方が高い。 同じ土木でも、土工、コンクリート工、鋼構造物工など様々です。 私の経験からすると、コンクリートや鋼構造物、塗装関係などだと女性のチカラを一層発揮しやすいと思います。 私も元OLで、今は建築の現場監督をしています。 30歳の時に1級建築施工管理技士をとってから5年になります。 OLはアパレル系でしたので全くの他分野からの転職でした。 ヘルメットを被って現場を仕切っている女性を町で見かけてカッコイイな~と感じたのがきっかけで、建築工務店に入りました。 採用試験のときは「本気なの?途中でやめたりしませんか?」と言われましたが、モチベーションを猛アピールして採用してもらいました。 一見、男社会のようですが、実際には間接部門やデスクワークでは女性が活躍している業界なのは質問者さんもよくご存知かと思います。 なので、現場監督でも特に心配ないですよ。 特にここ数年の建設業界は、将来の人手不足の深刻化を見込んで、女性技術者の増加を目指す動きに勢いがついていますので今がチャンスです。 収入も上がっていきやすいです。 私は建築なので、建築士や内装デザインでは女性の方も多いです。 その点では土木現場とは少し雰囲気が違いますね。 土木現場だと建築よりはまだ女性が少ない状況ですが、逆にとらえれば、現場の華になれるのでみんなに面倒をみて貰えておトクなことも多いように思いますね。 それでも、発注者の地方自治体には女性の土木技官はかなりいますから、女性同士の方がコミュニケーションが取りやすいケースもあると思います。 これからは女性技術者のメリットを活かせるシーンが増えてくると思うので、ぜひチャレンジしてみてください。 いいですね!それくらいこなせる事務員さんがおられると、現場はとても助かるので会社の同僚の方もかなり感謝されていると思います。 お話の内容を伺う限りでは、現場監督の日々の事務的なデスクワークはほぼマスターできているようですし、CADも使えるということなので、年配の現場監督よりもはるかに戦力になっていると思います。 ここまできたら1級土木施工管理技士を目指そうというモチベーションはとても良いと思いますし、十分可能だと思います。 学歴が大学卒ですから、経済学部でも実務経験が5年以上で受験資格は得られます。 入社2年目から現場デスクワークをしておられますし、現場にも補助で出られているということなのでこれまでの職務年数はカウントしても良いと思われます。 経験年数の証明は会社がするものなので、質問者さんの職務内容の実態が現場監督として相応しいと判断すれば、職務経歴証明はOKですね。 もしかすると、会社が実務経験についての不安をいくらかもてば、本格的に現場監督見習いとして職種変更して1年くらいしてから受験するように言われるかもしれません。 いずれにしても、土木工学の基礎知識を身につける期間が必要ですから、受験するまでの準備期間には影響はないと思います。 勉強方法は独学だと大変だと思いますのでコツが大事です。 まずは、書店に置かれている1級土木施工管理技士試験を全般的に網羅している参考書を一度流して読んでみて下さい。 そうすると、自分がよく知らない分野が分かるので、そこに焦点を絞って各専門分野勉強すると効率的です。 高校卒程度の学力で十分わかるように噛み砕いて説明してありますし、演出問題も充実しています。 メジャーな入門書ですが、分かりやすいので私も未だに持っていて、計算関係で忘れてしまったときにしばしば使っています。 高校で物理学をやっていない場合は、力学の基礎ができていないので難しいと思います。 土木工学で使うのは基本的には高校物理で最初に習うニュートン力学だけですから、そこだけ勉強してから試験勉強すればOKです。 毎日1時間勉強すれば1ヶ月くらいでマスターできます。 専門分野の勉強を毎日1~2時間で半年~1年くらい続ければ大体基礎はできあがると思うので、その段階から過去問にトライしましょう。 あとはとにかく過去問を何度も繰り返しやって、8割以上の得点を確実に取れるようになれば合格圏内です。 1級土木施工管理技士の試験は1次と2次があって、2次試験は記述式です。 これについては、参考書やインターネットの試験対策ページ、同僚や先輩の方などから回答例題を集めて学ぶと良いですよ。 あとは、仕上げに通信講座を受けるのが近道だと思います。 費用については、参考書を5冊くらい買ったとして3~4万円くらい。 あとは通信講座費用と受験費用ですね。 たとえば某通信講座の総合コースだと6ヶ月の9回添削で7万円ほどかかります。 1級土木施工管理技士の通信講座は厚生労働省の教育訓練給付制度(一般)の対象になっていますので助成金がもらえます。 おそらく合格したら会社からも資格取得費用は支給されると思います。 試験に関係する領収書は全部残しておきましょう。 頑張って下さい!.
次の長い間「男の仕事」というイメージが強かった土木業界で、近年は活躍する女性が増え、ついには「ドボジョ」と呼ばれ、その存在が脚光を浴びるまでになっています。 今回はそんな「ドボジョ」の仕事について詳しく紹介していきます。 いま注目! のドボジョ 「ドボジョ」とは土木女子の略で、土木業界で活躍する女性たちに対する愛称です。 「ドボジョ」はこれまで男性主体だった土木業界で活躍する女性が増えてきたという、社会情勢の変化を示した言葉でもあります。 以前は、女性の仕事といえば事務や販売、専門的なところでは教師や看護師などが一般的でした。 しかし近年では、働く女性たちがさまざまな分野で活躍するようになり、「男の仕事」といわれていた場所でもイキイキと働く女性の姿が見られるようになっています。 「ドボジョ」もその一例であり、女性の働き方が多様になった結果といえるでしょう。 土木業界ではどんなお仕事をするの? 土木女子「ドボジョ」が活躍する土木の業界。 そこにはどのような仕事があるのでしょうか? 土木業界とは 土木とは建設業のうち、建築以外のものと定義されています。 簡単にいうと、街並みをつくる仕事のうち建物を除いたものすべてということです。 つまり、道路や橋、鉄道、港、河川の堤防、山の法面、ダムなど、人々の生活に密接にかかわるインフラ領域のありとあらゆるものをつくっている業界です。 建築業と土木業の違いの1つが、つくるものの大きです。 山を貫き、どこまでも続く道路や鉄道はビルや建物に比べてはるかに規模が大きく、巨大な船が何隻も入ることのできる港は、どんな船舶よりも大きいものです。 つまり、ものづくりの業界の中で最も大きなものをつくるのが、土木業界の仕事です。 土木業界の魅力は大きなものをつくることだけではありません。 人々の暮らしを守ることも土木の大切な仕事です。 例えば、河川の堤防や山の法面、ダムなどを整備し、災害など自然の脅威から人々の命を守り、安全で快適な暮らしを維持することも大切な役割です。 その他にも身近なところでは、水道管の交換や道路の舗装工事があります。 それらより規模の大きい高速道路やトンネル、橋など人々の生活を支える、いわゆるインフラの整備も土木業界の仕事です。 土木業界の職種 土木業界には大きく分けて5つの職種があります。 研究開発• 土木計画、調査• 土木設計• 土木工事• メンテナンス それぞれについて順番に紹介します。 研究開発 自然災害の防止や環境改善に関する研究、開発を行う職種です。 具体的な内容としては、土砂災害を防ぐために山の法面にどのような工事をするかという研究や、高速道路や鉄道などの高架に対する耐震、免震の技術開発。 さらに工事に使う資材のリサイクルや建設費用の低減についての研究など、土木におけるさまざまな分野の研究開発を行っています。 土木計画、調査 建設予定地の測量や、その場所に建造物をつくることによる周辺環境・景観への影響を調査します。 例えば、堤防であれば周辺の地形を測量したり、どこにつくれば効果的に水害を防ぐことができるのかを調査したりして、どのような堤防をつくるかを計画します。 またその堤防をつくることで、周辺の生態系や環境にどのような影響が起きるかを調査します。 土木設計 土木計画で計画されたものを、実際に工事をするために必要なさまざまな計算と方法を考えるのが土木設計の仕事です。 土木設計でも例に挙げたような堤防であれば、河川が増水した際にはどれくらいの力が堤防にかかるのか、その力に堪えるためには堤防の形状や大きさをどうすればいいのかなどを計算し、設計していきます。 具体的に使う材料や工事の方法などを考えるのも設計の大切な役割です。 設計が決まると、設計者はその内容を図面に起こします。 ここで必要になるのがCADの技術です。 かつて図面は手書きで描かれていましたが、IT化の波にともない現在ではCADで描かれるようになりました。 大きなものをつくることが多い土木業界の特性上、工事に関わる業者の数も多く、工事の進み具合や工事を進める場所ごとにたくさんの図面が必要になります。 そのような場面では、設計者のアシスタントとしてCADオペレーターが活躍しています。 土木工事 一般的に「土木」と言われて思い浮かべるのがこの職種ではないでしょうか。 土木工事は、設計の段階で描かれた図面をもとに、施工を担当します。 堤防であればまず、流れてくる水を一時的にせき止め、ショベルカーなどの重機を用いて土を盛ります。 それをコンクリートで固めて私たちが日ごろ目にする堤防の形をつくっています。 工事とともに大切になるのが施工管理です。 施工管理は、工事日程の管理や工事を行うことについての周辺住民への連絡、工事のために集合した複数の業者間のスケジュール調整などを行ないます。 また工事の中で事故が起こらないように監督することも施工管理の大切な仕事です。 5.メンテナンス 傷んだ舗装の修繕や橋脚の安全点検など、いまある建造物を安全で快適に使うために必要なのがメンテナンスの仕事です。 古くなった水道管の交換のような作業も、メンテナンスに含まれます。 道路が陥没したり、水道管が破裂したりするなどの問題が起きれば、人々の生活に大きなダメージを与えます。 人々の生活を守るため、問題を事前に防ぐためのメンテナンスは欠くことのできない大切な仕事です。 土木業界に女性は向いていない? 長い間、土木業界が男の世界と認識されていたのはなぜでしょうか? そして女性は本当に土木業界に向いていないのでしょうか? ものづくりにおける土木業界の特徴などを交えて検証していきます。 土木業界は男性の世界? 土木業は3K労働であるといわれてきました。 3Kとは「きつい、汚い、危険」の頭文字である「K」を指しています。 土木工事の現場では力仕事が多く、土などに触れながら働くため汚れてしまうこともあります。 また、大きくて重い物を運んだり、力の強い重機を扱ったりすることから、一歩間違えれば命に関わる重大な事故につながる可能性もあります。 そうしたことから土木業は「きつい、汚い、危険」の3K労働だといわれており、そのような場所で女性が働くことはふさわしくないという考えが長く残っていました。 しかし、重機や道具の発達により、昔に比べれば力仕事は大幅に少なくなりました。 また安全管理についても意識が高まり、重大事故の数も減少しています。 そういった変化により、近年では土木工事の現場にも女性の姿が見られるようになりました。 腕力で劣る部分があったとしても、それ以外の技術や能力でカバーできるという考え方もできます。 さらに土木業界の職種でもご紹介したように、土木と一口に言ってもその業務内容はさまざまです。 土木工事の現場だけでなく、研究開発や計画、調査、設計、施工管理など、分野も幅広く、能力を生かして活躍する女性が増えてきています。 土木業界で女性が活躍しやすい場とは? 雇用機会や労働契約の男女平等化により、男性と同じように働く女性が増えてきました。 しかし、女性は男性に比べて力が弱いこともあり、女性では活躍しにくい仕事があるのも事実です。 土木業界でも、土木工事の現場などはいまも力仕事が多くあるため、女性には体力的に厳しい面もあります。 一方で同じ土木工事の職種でも、施工管理の仕事で必要になるのは力よりも周辺との調整能力です。 このような仕事は、女性でも男性と同じように活躍することが可能です。 個々の能力による部分も大きいですが、一般的には女性の方がコミュニケーション能力に長け、細かい気配りができるといわれていることもあり、施工管理の仕事でも活躍する女性が増えています。 土木の仕事は力仕事だけじゃない! 職種の部分でもご紹介したように、土木における業種や業務の内容はさまざまなものがあります。 そのため、女性が担当する仕事もたくさんあります。 まず、テレビなどのメディアで女性の活躍する姿が取り上げられることが多いものとして施工管理があります。 腕力よりもコミュニケーション能力や、現場の調整能力が必要とされる職種ですので、女性に向いているともいわれています。 さらに、研究開発や調査研究、設計の仕事もあります。 これらの職種は専門的な知識や考える力が問われます。 どの職種も土木業界における専門的で重要な役割を担っています。 土木業界でのCAD 土木設計も力仕事ではない土木の仕事です。 つくろうとするものに掛かる力や耐久性などを計算し、つくるものの形を決め、それを図面にして、工事担当者に伝えます。 このときに必要なのがCADのスキルで、CADオペレーターの力が必要とされます。 設計者が考えた形状を図面にしたり、各業者に指示を出すための詳細な図面を描いたりするのが土木業界のCADオペレーターの仕事です。 基本的にはパソコンに向かってデスクワークをこなす仕事ですので、土木業界と聞いてイメージするような3Kの仕事内容ではありません。 そのため、女性でも働きやすい土木の仕事といえるでしょう。 実際に最近は設計事務所などでパソコンに向かって作業をしている女性の姿は増えているようです。 土木の仕事の魅力は、ものづくり業界の中でも規模の大きいものがつくれるところや、街並みをつくり、防災対策など人々の暮らしを守るところにあるでしょう。 また、土木業に限定されないCADオペレーターの仕事の魅力として、自分が図面を描いたものが完成したり、製品として実際に使われていたりするのを当事者として見みることができる点が挙げられます。 CADオペレーターとしてドボジョの世界へ 女性でも参入しやすいCADオペレーターの仕事から土木の世界に入り「ドボジョ」としてものづくりに携わる喜びを味わってみるのもいいかもしれません。 CADオペレーターもコンピューターを用いた専門的な仕事であるために、かつては男の仕事であるといわれていました。 しかし現在では、柔軟な働き方が選べるなどの理由により、CADオペレーターを目指す女性も増えています。 土木が男性の世界であると考えられていた時代が「昔の話」といわれる日も、そう遠くないかもしれません。
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