デパス。 デパスを飲み続けるとどうなるの?認知症になるって本当?|副作用や離脱症状も

デパス錠0.5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

デパス

薬局に並んでいるのは副作用が軽い睡眠改善薬だが、それでも購入にあたり「一人1個」などの制限がある 厚労省が精神障害を認めた 「地下鉄で現場に向かっていたんだけど、服が汚れたのでキャンセルします」 都内の芸能事務所に所属する癒やし系タレント 21 がここ最近、耳を疑うような理由で仕事をドタキャンするようになった。 それだけではない。 ヘアメイクをしてもらっている間にヨダレを垂らして寝てしまったり、突然、「こんな仕事やってられねえよ!」と怒鳴り声をあげたり、明らかに自分をコントロールできなくなっているのだ。 これでは仕事にならない。 担当マネージャーが問い詰めると、豹変の裏にクスリの存在があることがわかった。 「睡眠導入剤の『デパス』です。 もう数年にわたって服用していたらしいのですが、効きが悪くなったとかで、ここ最近は飲む量を増やしていたそうです……」 デパスに代表されるベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤の服用を原因とした、深刻な副作用が次々と報告されているのをご存じだろうか。 睡眠導入剤は「脳の機能を低下させて眠気を誘うもの」と「自然な眠気を強化するもの」の二つに大別される。 ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤は「脳の機能を低下させるタイプ」で、催眠作用のほか、抗不安作用もあることから、最もポピュラーな睡眠薬となっている。 『ハルシオン』や『セルシン』、『ドラール』など数種類あるが、代表的なのがデパス(一般名エチゾラム)だ。 デパスは田辺三菱製薬が開発。 コカインやヘロインと同様に規制対象となったのである。 添付文書を改訂するよう、日本製薬団体連合会に通知した。 発売以来、30年にわたって「普通薬」として販売され、ジェネリック薬も多数売られている睡眠導入剤はこうして、〝麻薬〟と同列となった。 本誌の取材に厚労省医薬・生活衛生局はデパスを名指しして「精神障害の原因」と断じた。 「入院施設がある精神科病院で薬による精神障害の実態を調査したところ、処方薬の乱用で精神障害を受けたであろうという原因薬剤がデパスと考えられることから、向精神薬に指定となりました」 すべての服用者にリスク このクスリの恐ろしさは、医師の指示通りに服用しても依存症になってしまう点にある。 やめようにも「離脱症状」と戦わねばならなくなる。 服用量を急激に減らしたり、中止することで痙攣 けいれん 発作、せん妄(時間や場所がわからなくなる、論理的な会話ができないなどの症状)、不眠、幻覚、妄想などに襲われるのだ。 この男性はデパスを3年にわたって服用していたが、服用をやめたところ、意識消失、痙攣、朦朧 もうろう 状態などの重い副作用が出たという。 しかも、離脱症状は長期服用しているすべての人に起こる可能性があるという。 『ブレインケアクリニック』の今野裕之名誉医院長に話を聞いた。 「どのくらい飲めば依存症になるかは個人差がありますが、数ヵ月、毎日服用しているような人は要注意です。 薬に耐性ができるので、効果を求めて服用量を増やしてしまう人も出てくる。 この段階になると、急に服用を中止することで離脱症状が起こる可能性が高い。 数ヵ月から年単位の時間をかけて、少しずつ薬を減らしていく必要があります」 海外ではベンゾジアゼピン系睡眠導入剤が認知症リスクを高めるという指摘もある。 高齢者を対象に服用者と、非服用者にわけて追跡調査した結果、認知症のかかりやすさに有意な差があったとする研究が存在するのだが、今野医師は「明確な答えは出ていない」と話す。 「ただ、高齢者がデパスを飲むことによって、せん妄を発症する可能性が高まることは事実です。 処方は慎重に行う必要があります」 北里大学医学部精神科の宮岡等主任教授は、先の薬事・食品衛生審議会で次のように発言している。 「この薬剤に関する危険性の認識には、医者ごとに温度差がある。 (中略)高齢者の方に寝る前に安易にデパスが出ているというようなことがよくある」 薬剤師である私も医師のモラルに大きな差があることを痛感している。 向精神薬となったデパスには30日の処方制限がついた。 一例であるが、それまで一日1回、一回につき1錠服用していた患者ならば「30日で30錠」の処方となる。 ところが処方制限の実施以降、患者の求めに応じて「一日3回、一回2錠」などと多く処方する医師が散見されるのだ。 これでは処方制限の意味がない。 患者、薬、医師の歪んだトライアングルが睡眠導入剤依存の被害者を生み出しているのである。 『デパス』、『ハルシオン』などのベンゾジアゼピン系睡眠導入剤には用量を守っても依存症となるリスクがある 『FRIDAY』2020年1月3日号より• 取材・文:吉澤恵理 (薬剤師・医療ジャーナリスト)• 写真:朝日新聞社(2枚目).

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デパス(エチゾラム)依存で禁断症状が出ている

デパス

効能・効果• 胃潰瘍の身体症候• 胃潰瘍の緊張• 胃潰瘍の睡眠障害• 胃潰瘍の不安• 胃潰瘍の抑うつ• 筋収縮性頭痛の筋緊張• 筋収縮性頭痛の緊張• 筋収縮性頭痛の不安• 筋収縮性頭痛の抑うつ• 高血圧症の身体症候• 高血圧症の緊張• 高血圧症の睡眠障害• 高血圧症の不安• 高血圧症の抑うつ• 十二指腸潰瘍の身体症候• 十二指腸潰瘍の緊張• 十二指腸潰瘍の睡眠障害• 十二指腸潰瘍の不安• 十二指腸潰瘍の抑うつ• 神経症の緊張• 神経症の神経衰弱症状• 神経症の睡眠障害• 神経症の不安• 神経症の抑うつ• 心身症の身体症候• 心身症の緊張• 心身症の睡眠障害• 心身症の不安• 心身症の抑うつ• 腰痛症の筋緊張• 腰痛症の緊張• 腰痛症の不安• 腰痛症の抑うつ• 頚椎症の筋緊張• 頚椎症の緊張• 頚椎症の不安• 頚椎症の抑うつ• 統合失調症の睡眠障害• うつ病の緊張• うつ病の睡眠障害• ・即効性もあり効果も十分なので、重宝しています。 ただし依存性の問題があるので、使用は頓服程度にしています。 常用させる場合には、セディールなどを用いるようにしています。 (40歳代病院勤務医、一般内科)• ・正直あまり使わないようにはしています。 デパスは前医からの引き継ぎで継続しますが、依存性が強いのが問題で、新規は極力使わないようにしています。 (50歳代病院勤務医、循環器内科)• ・依存性、転倒リスクなどでやり玉に挙げられています。 自分では、適切な使用を心がけています。 前医の処方継続の場合には、減量に苦心します。 (50歳代病院勤務医、一般内科)• ・デメリットが多いのは重々承知しているが、以前から頻用している患者が多く、やむなく投与しています。 (40歳代診療所勤務医、一般内科)• ・短時間型で依存性の問題はあるものの、切れ味がよく、多くの人に効果が強い。 (40歳代病院勤務医、脳神経内科)• ・他の薬剤の方が有効性安全性に優れると思いますが、患者の希望が強く処方数としては最も多くなっています。 (60歳代開業医、一般内科) 抗不安薬 この薬をファーストチョイスする理由(2018年8月更新)• ・使いやすい。 しかし診療報酬改定もあったので、減量に取り掛かっている。 (60歳代診療所勤務医、一般内科)• ・良い点:0.5から3mgまで患者さんに合わせて量を増減できる。 眠剤の代わりにも使用できる。 短所:長期投与できない。 今回の診療報酬改定で減点対象になった。 (50歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)• ・診療報酬改定で処方を控えるようにした。 (70歳以上開業医、循環器内科)• ・依存性が強く問題がある薬ですが本当に必要な患者さんには効果があります。 いかに依存性にさせないか神経を使う薬です。 (50歳代開業医、一般内科)• ・自分で選択して処方することはないです。 気に入ってるとかはないですし、処方したくないのですが、古くから服用されている方が多く、減量や中止に激しく抵抗されるのに転医もしない方もいらっしゃるので、対応に苦慮しています。 (40歳代病院勤務医、総合診療科)• ・かなり依存性が高いのが難点です。 緊張型頭痛にはよく効くように思います。 (50歳代診療所勤務医、総合診療科)• ・自分で処方を始めることはない他院で処方されてきて、やめるにやめられない患者にやむなく処方している状況(50歳代診療所勤務医、整形外科)• ・脊椎疾患にも適応がある。 (50歳代病院勤務医、整形外科) 抗不安薬 この薬をファーストチョイスする理由(2017年9月更新)• ・効果が強く即効性もあるので、頓服として使用しています。 ただ、依存や耐性が出現するので、連用はさせないように注意しています。 残念ながら連用されてしまい、処方を指定してくる患者も見受けられますが、そのような場合には心療内科や精神科への受診を強く勧めています。 (30歳代病院勤務医、一般内科)• ・できるだけBZ系薬剤は処方しないようにしているが、デパスは有名でやはり効果も高いので、患者から希望をする場合が多いと思う。 (50歳代病院勤務医、一般内科)• ・筋弛緩作用が強く、筋筋膜性の痛みを持つ患者の痛みと不安に対して効果が高いと思う。 ただし依存も多いので限定的に使うのが良いと思う。 (40歳代開業医、麻酔科)• ・効果がある。 依存性もあるが、不安で血圧上昇や不眠などによるQOL低下を招くよりは、効果がある方がよい。 ただし増量したがる患者では、ロラゼパムなど長時間型に変更する。 (40歳代病院勤務医、一般内科)• ・依然として知名度があり、患者からの要求が高い。 最近は、新規での処方は少なくなっており、他剤を使用し始めている。 (40歳代病院勤務医、一般内科) 睡眠薬(経口) この薬をファーストチョイスする理由(2016年3月更新)• ・作用発現が速く4〜5時間で切れるまさに速効短時間型。 同系列の薬剤に比べ、ふらつきなどハングオーバーが少ない。 (50歳代病院勤務医、一般内科)• ・0.25mgから3mgの広い処方幅。 高齢者にはエチゾラムではなくロゼレムを使う。 ただし、眠前ではなく就寝3時間前に。 睡眠リズムができれば中止する。 (60歳代診療所勤務医、精神科)• ・女性の場合は特に、日々の生活や仕事の中でのストレスや疲弊が原因のことが多いので、疲れていて肩こりする方に処方しています。 実際、自分も内服することがあり、効果を実感しています。 (40歳代病院勤務医、一般内科)• ・薬価が低いこと、長期処方可能である点、使用経験が豊富であること。 (40歳代病院勤務医、呼吸器内科)• ・睡眠を改善して、頭痛、肩こりを和らげる有用な薬剤である。 欠点は、「すぐデパスを処方する医者」としてエビデンスのない誹謗中傷を受けること。 (50歳代開業医、脳神経外科)• ・精神生理性不眠に使用。 ただし、依存に注意はしています。 (40歳代病院勤務医、精神科) 抗不安薬 この薬をファーストチョイスする理由(2015年10月更新)• ・ある程度の効果が確実に得られ、使用上の問題も特になく、患者からのリピート要請もあり、新薬がいろいろと出てきた今でも重宝している。 (50代勤務医、一般内科)• ・短時間作用型で抗不安作用に加え催眠作用もあり、不眠時の頓服薬としても使用できるため。 (50代診療所勤務医、一般内科)• ・耐性や依存性はあるが、使い慣れており、またセルシンと同様に長期投与が可能であるため、よく用いている。 (40代勤務医、精神科)• ・筋弛緩作用が強いため、肩凝りや緊張型頭痛を伴う神経症気質の患者によく処方している。 (30代勤務医、一般内科)• ・昔からある薬で、また整形外科的には、変形性脊椎症の適応もあるので使いやすい。 (50代開業医、整形外科)• ・夜間頻尿の患者に使用しています。 過活動膀胱の薬剤よりも効く印象です。 (50代勤務医、泌尿器科)• ・神経調節性失神に有効例が多い。 (50代勤務医、循環器内科)• ・専門外の身にとって、うつによると思われる食欲不振の患者さん数例に、デパスを投与して効果があったことから、まずは試してみる抗うつ薬となっている。 (50代勤務医、一般外科)• ・非専門医にとっては、デパスは1st choiceです。 (30代診療所勤務医、代謝・内分泌内科)• ・これぞ、万能薬! 救急の現場では外せません。 (30代診療所勤務医、救急科)• ・即効性がありキレ味が良く、使いやすい。 筋弛緩作用もあるので重度の肩凝りや筋緊張性頭痛にも使用できる。 ただ、独特の切れ味のよさ(薬が切れたときにはっきりと体感できてしまう)や筋弛緩作用、多幸感から大抵の人間は容易に依存に陥りやすく、本来は処方に重々注意が必要な薬である。 (30代診療所勤務医、一般内科)• ・デパスは他院からの継続が多いです。 なかなか中止できない。 (40代診療所勤務医、一般内科) 副作用 (添付文書全文) 総症例数12,328例中866例(7. 主な副作用は眠気444件(3. 1.重大な副作用 1).依存性(頻度不明):連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与する。 また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、譫妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う。 2).呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス(いずれも頻度不明):呼吸抑制が現れることがある。 また、呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合、炭酸ガスナルコーシスを起こすことがあるので、このような場合には気道を確保し、換気をはかるなど適切な処置を行う。 3).悪性症候群(頻度不明):本剤の投与、又は抗精神病薬との併用等、あるいは本剤の急激な減量・中止により悪性症候群が現れることがあるので、発熱、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇(血清CPK上昇)等が現れた場合には、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行う(また、本症候群発症時にはミオグロビン尿を伴う腎機能低下が現れることがある)。 4).横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、血清CK上昇(血清CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れることがあるので、このような場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。 5).間質性肺炎(頻度不明):間質性肺炎が現れることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音異常(捻髪音)等が認められた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。 2.その他の副作用 1).精神神経系:(0. 2).呼吸器:(0. 3).循環器:(0. 4).消化器:(0. 5).過敏症:(0. 6).骨格筋:(0. 7).その他:(0. 使用上の注意 (添付文書全文) (禁忌) 1.急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。 2.重症筋無力症の患者[筋弛緩作用により、症状を悪化させる恐れがある]。 (慎重投与) 1.心障害のある患者[血圧低下が現れる恐れがあり、心障害のある患者では症状の悪化につながる恐れがある]。 2.肝障害、腎障害のある患者[作用が強く現れる恐れがある]。 3.脳器質的障害のある患者[作用が強く現れる恐れがある]。 4.小児。 5.高齢者。 6.衰弱患者[作用が強く現れる恐れがある]。 7.中等度呼吸障害又は重篤な呼吸障害(呼吸不全)のある患者[呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合、炭酸ガスナルコーシスを起こすことがある]。 (重要な基本的注意) 1.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意する。 2.連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避ける(本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討する)。 (相互作用) 本剤は、肝代謝酵素CYP2C9及びCYP3A4で代謝される。 併用注意: 1.中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)[眠気、血圧低下、運動失調、意識障害などを起こす恐れがある(中枢神経抑制剤との併用で相加的な増強作用が考えられる)]。 2.MAO阻害剤[過鎮静、昏睡、痙攣発作、興奮などを起こす恐れがある(MAO阻害剤が本剤の肝での代謝を抑制し、半減期を延長し、血中濃度を上昇させるため作用が増強されることが考えられる)]。 3.フルボキサミンマレイン酸塩[本剤の血中濃度を上昇させることがあるので、本剤の用量を減量するなど、注意して投与する(フルボキサミンマレイン酸塩が本剤の肝での代謝を阻害し、血中濃度を上昇させるため本剤の作用が増強されることがある)]。 4.アルコール(飲酒)[精神機能・知覚・運動機能の低下を起こす恐れがある(エタノールと本剤は相加的な中枢抑制作用を示すことが考えられる)]。 (高齢者への投与) 高齢者では、運動失調等の副作用が発現しやすいので、少量から投与を開始するなど慎重に投与する。 (妊婦・産婦・授乳婦等への投与) 1.妊婦<3カ月以内>又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験により催奇形作用が報告されており、また、妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)の投与を受けた患者の中に奇形児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある]。 2.妊娠後期の婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されており、なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある(また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸増強を起こすことが報告されている)。 なお、妊娠後期に本剤を連用していた患者から出生した新生児に血清CK上昇(血清CPK上昇)が現れることがある]。 3.分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状が現れることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。 4.授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる[ヒト母乳中へ移行し、新生児に体重増加不良が現れることがあり、また、他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)で嗜眠、体重減少等を起こすことが報告されており、また黄疸増強する可能性がある]。 (小児等への投与) 小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。 (過量投与) 1.過量投与により運動失調、低血圧、呼吸抑制、意識障害などが現れることがある。 2.本剤の過量投与が明白又は疑われた場合の処置としてフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与する場合には、使用前にフルマゼニルの使用上の注意(禁忌、慎重投与、相互作用等)を必ず読む。 なお、投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された患者で、新たに本剤を投与する場合、本剤の鎮静・抗痙攣作用が変化、鎮静・抗痙攣作用が遅延する恐れがある。 (適用上の注意) 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。 (保管上の注意) 遮光。 処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。

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デパス(エチゾラム)の依存から減薬に成功するために出来る事

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中枢神経抑制剤 (フェノチアジン誘導体,バルビツール酸誘導体等) 眠気,血圧低下,運動失調,意識障害などを起こすおそれがある. 中枢神経抑制剤との併用で相加的な増強作用が考えられる. MAO阻害剤 過鎮静,昏睡,痙攣発作,興奮などを起こすおそれがある. MAO阻害剤が本剤の肝での代謝を抑制し,半減期を延長し,血中濃度を上昇させるため作用が増強されることが考えられる. フルボキサミンマレイン酸塩 本剤の血中濃度を上昇させることがあるので,本剤の用量を減量するなど,注意して投与する. フルボキサミンマレイン酸塩が本剤の肝での代謝を阻害し,血中濃度を上昇させるため本剤の作用が増強されることがある. アルコール (飲酒) 精神機能,知覚・運動機能の低下を起こすおそれがある. エタノールと本剤は相加的な中枢抑制作用を示すことが考えられる. 副作用 0. 1〜5%未満 0. 1%未満 頻度不明 精神神経系 眠気,ふらつき,めまい,歩行失調,頭痛・頭重,言語障害 不眠,酩酊感,興奮,焦燥,振戦,眼症状(霧視,調節障害) 健忘,刺激興奮,錯乱 呼吸器 呼吸困難感 循環器 動悸,立ちくらみ 消化器 口渇,悪心・嘔気 食欲不振,胃・腹部不快感,嘔吐,腹痛,便秘,下痢 過敏症 注1) 発疹 蕁麻疹,そう痒感 紅斑 骨格筋 倦怠感,脱力感 易疲労感,筋弛緩等の筋緊張低下症状 その他 発汗,排尿障害,浮腫,鼻閉 乳汁分泌,女性化乳房,高プロラクチン血症,眼瞼痙攣 注2) 注1)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること.注2)本剤の投与中は観察を十分に行い,瞬目過多,羞明感,眼乾燥感等の眼症状が認められた場合には適切な処置を行うこと. 高齢者への投与 妊婦(3カ月以内)又は妊娠している可能性のある婦人には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること.〔動物実験により催奇形作用が報告されており,また,妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある.〕 妊娠後期の婦人には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること.〔ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難,嘔吐,活動低下,筋緊張低下,過緊張,嗜眠,傾眠,呼吸抑制・無呼吸,チアノーゼ,易刺激性,神経過敏,振戦,低体温,頻脈等を起こすことが報告されている.なお,これらの症状は,離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある.また,ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている.なお,妊娠後期に本剤を連用していた患者から出生した新生児に血清CK(CPK)上昇があらわれることがある.〕 分娩前に連用した場合,出産後新生児に離脱症状があらわれることが,ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている. 授乳婦への投与は避けることが望ましいが,やむを得ず投与する場合は,授乳を避けさせること.〔ヒト母乳中へ移行し,新生児に体重増加不良があらわれることがある.また,他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)で嗜眠,体重減少等を起こすことが報告されており,また黄疸を増強する可能性がある.〕 小児等への投与. 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬物動態に関わる資料1(社内資料). 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬物動態に関わる資料2(社内資料). 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬物動態に関わる資料3(社内資料). 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬物動態に関わる資料4(社内資料). 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬物動態に関わる資料5(社内資料). 葉田 裕 他, 臨床精神医学, 8 1 , 111-131, 1979. 山内育郎 他, 新薬と臨床, 28 7 , 1135-1145, 1979. 鈴木仁一 他, 臨床と研究, 56 10 , 3425-3442, 1979. 並木正義 他, 臨床と研究, 59 12 , 4101-4112, 1982. 鈴木仁一 他, 臨床と研究, 59 11 , 3797-3808, 1982. 室 捷之 他, 新薬と臨床, 27 8 , 1407-1422, 1978. 小島卓也 他, 臨床精神医学, 12 10 , 1293-1314, 1983. Itil,T. et al. , Psychopharmacol. Bull. , 18 4 , 165-172, 1982. 斎藤正己, 脳波と筋電図, 4, 27-40, 1976. Nakazawa Y. et al. , Psychopharmacologia Berl. , 44, 165-171, 1975. Tsumagari T. et al. , Arzneim. -Forsch. Drug Res. , 28 II , 1158-1164, 1978. Setoguchi M. et al. , Arzneim. -Forsch. Drug Res. , 28 II , 1165-1169, 1978. 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬効薬理に関わる資料1(社内資料). 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬効薬理に関わる資料2(社内資料). 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬効薬理に関わる資料5(社内資料). 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬効薬理に関わる資料3(社内資料). 田辺三菱製薬(株):エチゾラムの薬効薬理に関わる資料4(社内資料) 作業情報.

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