キング オブ コメディ 現在。 元キングオブコメディ・今野浩喜、2度目の“相方逮捕”の厄運

高橋健一の現在は?死亡説も?逮捕の原因は生い立ちにあった?

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なんでも高校に忍び込み、部活などで着替え中の生徒の制服を盗んでいたとか。 しかも20年前からやっていて、自宅からは600枚の制服が出てきたそうです。 現役の人気芸人が逮捕されたことも驚きですが、 何よりもその内容に、びっくりしましたよね。 この事件に対し、早速芸人仲間からは批判のコメントが上がったようですが、 私たち依存症に関係するものなら、 「性依存症かな」ととっさに考えますよね。 FBにUPしたら「クレプトマニア(窃盗症)かも?」と、見解も頂き、 そちらの可能性もある、もしくはクロスアディクトかな? と、思考をめぐらす所ですよね。 教育者である尾木ママから、ヒステリックなコメントが上がったのには とても残念です。 性依存症について、成育歴やトラウマについて、もう少し学んで欲しいですね。 ファンだっただけにがっかりです。 確かに、あまりに驚きの内容に、 ニュースとしては格好のネタとなるでしょうけど、 こういう時こそ、マスコミさんは事件の本質に触れた報道を心がけて欲しいです。 新聞までもが、いかがわしい雑誌のようにスキャンダラスに取り上げるのではなく、 何が彼をそうさせたのか?是非、依存症の可能性について触れて欲しいです。 興味を持って、逮捕された高橋さんについて検索した所、 彼のお母様は彼が小学校5年生の時に自殺されているとのこと。 また、お父様は事業の失敗などから多額の借金を抱えた上、 競馬や、女性にお金を使ってしまうようで、 こちらの記事に、ため息まじりにお父様のことを激白されています。 この成育歴を聞くと、益々依存症の可能性を感じますよね。 」とおっしゃっておられましたが、 依存症者の中には、過酷な成育歴や虐待、トラウマという、 大きな心の傷を隠すために、新たな傷を必要とし、 依存症になってしまう人達がいるんですよね。 むしろそういう人達の方が多いかもしれません。 こういうことを書くと、「生い立ちが不幸でも立派に成功した人はいる!」 と精神論を語る人が必ずいますが、 成功していても依存症かもしれないし、ものすごい暴君かもしれませんよね。 また、確かに生い立ちが過酷でも、 現在メンタルの問題が何もない人もいるのかもしれません。 でも例えそういう人がいたとしても、 そうできない人を責めることはできません。 脳の構造や体質などは人それぞれで、 その人のせいではないからです。 事件の性格上、高橋さんが法で裁かれることは致し方ないでしょう。 けれども彼に今本当に必要なことは、 刑務所に入って刑期を務めることではなく、 依存症の治療やカウンセリング、 そしてお母様が自殺された時の衝撃や悲しみを癒す、 グリーフワークなどだと思います。 人の脳の仕組みはまだまだ解明されていない謎が多く秘められています。 脳の仕組みの中には、とても大きな衝撃を受けた際に、 依存症のスイッチが入ってしまう、不思議な仕組みがあることを、 どうか理解して欲しいと思います。 想像してみて下さい。 小学校5年生の時に、あなたのお母さんが亡くなってしまったとしたら? そしてそれが自殺だったとしたら? あなたはその悲しみを受け止められるでしょうか? 脳みそは、受け止められない悲しみを、 それでも人が生き延びるために、 理解しがたい方法を取ることがあるのです。 また、日本の社会に必要なのは、 なんと言っても再チャレンジを認める風潮。 彼が、罪を償った先には、社会復帰の道を、 みんなで応援してあげられるような、 そんな日本であって欲しいと思います。 くれぐれもスキャンダラスに走ることなく、 この問題の本質が語られることを願っています。 そしてギャンブルや性依存症といった行動依存症について、 社会の理解が深まる機会となりますように。 そして依存症に理解のある弁護士さんをつけてあげて欲しいと、 心からお願い申し上げます。 3を追記致しました。 あわせてご一読頂ければ幸甚です。 皆様、応援をお願いします。

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キングオブコメディ高橋健一の生い立ちが壮絶…父親と母親まとめ【過去から現在】

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芸名:高橋健一 たかはしけんいち 愛称:パーケン 出身地:東京都大田区 生年月日:1971年3月30日 出身高校:東京都立雪谷高等学校 最終学歴:関東学院大学経済学部卒業 身長:170cm 元所属事務所:プロダクション人力舎 元コンビ名:キングオブコメディ 元相方:今野浩喜 高橋健一さんは、 キングオブコント優勝 2010年 経験もあるキングオブコメディのツッコミ担当でしたが、 2015年12月26日に窃盗及び建造物侵入の容疑で逮捕されました。 これを受けて同年 12月29日に所属事務所は高橋健一さんとの契約を解除し、キングオブコメディは解散。 2007年に痴漢冤罪で不起訴になった際には バナナマンの設楽統さんなどから陳述書を集められたという経緯もあり、2015年末の逮捕や「20年前から制服の窃盗を繰り返していた」という供述はそれを裏切る形になってしまいました。 2016年6月7日、保釈金200万を納付し保釈されています。 元キンコメの高橋健一さんが生まれた当時を知る人は、高橋家について以下のように語ります。 ケンちゃん 高橋のこと の家は もともと裕福なお宅で、祖父母の時代はここらの土地をいくつか持っていたんです。 ところが、父親の代になって身代を潰した。 運送会社をしていて、一時は従業員も複数抱えていたんですけど、 海外で女遊びを覚えて浪費するうちに、家業が傾いた。 引用: 高橋健一さんはテレビでよく 父親の借金の話をしていましたが、それは彼が幼い頃から始まっていたようです。 キングオブコメディの賞金1000万円の使い道について 「 父の 借金返済に充てる」と答えたエピソードもありますが、父親の借金に長年苦しんでいたことも有名です。 著書では父親の 借金が3000万円以上あると明かしていた。 引用: 父親は、 母親が亡くなった時に高橋さんに残した遺産とも呼べるお金をも、 勝手に使ってしまったそうです。 高橋 いや、ナチュラルに。 おふくろが死んだときに、 生前俺のために貯めておいてくれたお金を親父がいつの間にか使ってた。 引用: お金に関することで、高橋健一さんは完全に父親への信頼はないようです。 以下の200万は、亡くなった母親の遺産のこと 本当に、 俺がいくら親父にあげていると思っているの? その200万だって「あの200万どうなってるんだよ!」って怒ったら、「あの200万はもう無理だよ」って開き直られて、そのあげくに「50万入れないと会社がうまくいかないから」って言われて……。 競馬もしてるみたいだし、女遊びもしてるみたいだし、 200万無理だって言ってる人間が、50万返すわけないじゃないですか! 引用: 借金が3000万以上で、その他にもたびたび お金を援助している 無心されてた? ことも話している元キンコメ高橋健一さん。 ネタのような扱いで逮捕前は父親や借金のことも話していましたが、その内情はどうだったのでしょうか・・・・。 売れっ子芸人とはいえ莫大な借金と、彼が幼い頃からの浪費家の父親と暮らしていく中には、多少なりともストレスがあったと考えても不思議ではありません。 それを物語るかはわかりませんが、逮捕後の報道の中には、二人の喧嘩が聞こえてきたと語る近所住民もいます。 深夜に高橋容疑者の怒鳴り声を聞いた。 父親とけんかをしていたと思う」と語った。 引用: 高橋健一さんの 自宅からは600点を超える制服が見つかったそうですが、一緒に住んでいる父親は一つも気づかなかったのでしょうか。 また 犯行に使っていた車は父親のものだったそうで、なんともやりきれません。 《真相》母親が亡くなったのは、彼が19歳前後だった? 母親については、 病気を苦に12,3歳のころに自殺してしまったと語られています。 難病の膠原病に罹って体調を崩し、将来を悲観してか、 ケンちゃんが 12 ~ 13 歳の頃、自殺してしまったんです 高橋の性格は、その日を境に少し暗くなってしまったという。 「当たり前ですよね。 自分の母親があんな形で亡くなったんですから。 彼女が首を吊ったのが、自宅の 2 階です。 でもなぜか、ケンちゃんは今もそこに住み続けているんです」 引用: 膠原病は、臓器に炎症や機能障害が起こる疾患の総称で、関節リウマチや全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群などの難病が含まれています。 ほとんど完治しない病気です。 最近では女優の酒井若菜さんもこの病気を公表しています。 上記引用中、母親の死について12,3歳頃とされていますが、中には19歳前後だったというインタビュー記事もありました。 ーそれまでは親が止めるからっていう? 高橋:そういう、母親が比較的なんか このインタビューの流れで行くと、 高橋健一さんの母親が亡くなったのは、19歳前後と考えるのが自然です。 また元キンコメ高橋健一さんは警察での事情聴取の際に、20年前から窃盗をおこなっていたことと合わせて、母親のことについても言及していました。 「 母の病気や借金でストレスがたまっていた。 制服を見ると安心した」と容疑を認めているという。 引用: そうなると高橋健一さんが逮捕された当時44歳のときから逆算すれば、24歳前後から制服窃盗を繰り返しており、12,3歳で母親を亡くしていた場合の供述に「母の病気」を含めるのは少し遠い過去すぎる気がします。 ただどちらにしろ、 母親の死によって精神的に追いやられていたという面もあるのではないでしょうか。 膠原病という難病の母親を支えることは、まだ青年だった高橋健一さんに辛い部分があったことが想像できます。 近所の住民の話では 「母親が自殺して歯車が狂ったのでは」と話す。 引用: 元キンコメ高橋健一さんの苦難が多かった生い立ち、そして現在 2016年6月保釈された元キンコメ高橋健一さん。 元キングオブコメディ高橋健一さんの生い立ちは、 現在まで続く父親の借金や、母親の膠原病という難病のために苦難が多かったようです。 自身の欲望を満たすために制服の盗難を繰り返していたことは、その壮絶な生い立ちが関連していたのではないかと指摘する声もあります。 またアンジャッシュ渡部建さんの鋭いコメントは、かなり的を得ていたのではないでしょうか。 逮捕前の2012年ごろのコメント 渡部 児嶋も高橋もダメではあるんですけど、 高橋は生い立ちが良くないですからねえ。 嫌いじゃないんですけど、人間的に卑しいじゃないですか。 だから、残念ながら愛すべきポイントがないんですよ(笑)。 逆に、高橋の全部が世間にバレたら、テレビに出れないんじゃないんですかねえ。 あいつ見てると、 親の教育や愛情って大事だなって思いますよ。 引用: もちろん全てが親との関係性に起因するものでもないと思いますが、やはり親からの愛情は大切です。 今後は、父親のいる実家から公判に行く元キンコメ高橋健一さん。 父親と都内の実家で同居し、そこから公判の度に出廷することになる 引用: いくつになっても親子の関係は永遠です。 これからはもっと分かり合って、助け合いながら罪を償ってほしいですね。 自宅には600点を超える制服が保管されていた。 また、母親は膠原病を患いそれを苦に自殺している。 高橋が制服の盗難を繰り返していた理由は、 その壮絶な生い立ちが関連しているのでは?との声も上がっている。 キングオブコントに優勝するなど実力のあったキングオブコメディ。 この事件により相方の今野さんはお笑いでの活動を辞め、個性派俳優としてテレビに出演しています。 お笑い芸人としての今野さんを観れないのは残念ですが、俳優として頑張る今野さんをぜひ応援していきたいですね。

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キングオブコメディ高橋さん逮捕・・・です

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ほとんどネタバレしない。 『キング・オブ・コメディ』の不安感 物語全体が表面的な「コメディ」の装いで進行するが、コメディではない。 これは妄想型の狂人を描いた サイコホラー映画である。 『キング・オブ・コメディ』は、極めて特殊な恐怖を演出する。 この映画には恐ろしいエイリアンも幽霊も登場しないし、画面はずっと明るくてエキストラが多く、不気味なBGMも流れない。 しかし他のどんな映画よりも見ていておぞましい。 コメディアンを自称する男の ルパート・パプキン(ロバート・デ・ニーロ)の、あの、常ににこやかで無邪気とも言える振る舞いのまま、赤の他人の私的領域にズカズカと入り込んでいく様。 相手の都合など全く考えない。 拳を振るうことはないが、彼の態度こそ真の意味で「暴力的」と呼んでいい。 穏やかな調子のまま平然と犯罪に及び、誰もいない「スタジオ」で大騒ぎし、空想の相手にせがまれてサインに応じる様子など、戦慄すら覚える(図1)。 図1:日夜、ハリボテの司会者やゲストに対して空想トークを繰り広げるルパート(『キング・オブ・コメディ』1983) この映画は観ていて、ときに息が詰まる。 特に他人の邸宅に、勝手に恋人リタを招待してしまうシーンなど、痛ましくて思わず目を背けたくなるほどだ。 あまりにルパートの振る舞いが常軌を逸しているので不安感を覚えるのだが、表面上はあくまでコメディ風に明るく進行するので、その異常性が一層際立っている。 身の毛がよだつ存在とは、人を食い殺す猛獣などではない。 人の皮を被った心の怪物である。 本作は精神破綻者を描いた同じスコセッシ監督のの弟的な作品と呼んでいいが、その異常性は兄を凌駕している。 スコセッシ作品に典型な「アクセルベタ踏みの破滅型主人公」の極北に位置すると言っていい。 疑似ドキュメンタリー映画として ここまで読んで観る気が失せた方もいるかもしれないが、この作品が他のスコセッシ作品と同じく、優れた映像芸術である点は保証しておく。 本作は、精神異常者の行動を観察する「疑似ドキュメンタリー映画」としての興味深さを持っている。 『キング・オブ・コメディ』の人物造形にはリアリティがあり、メディアの時代である現代社会に残留し続ける、偶像を巡る歪みと狂気を克明に描いている。 本作には、お茶の間の 超人気スターであるジェリー・ラングフォードを執拗に追い回す狂人男女2人組が登場する。 男がサイコパス的な性格が強い一方、女はストーカー気質である。 男性主人公である ルパート・パプキンの病質は、執着対象であるジェリーの言葉を、とにかく自分に都合の良いように曲解してしまうこと。 ルパート・パプキンの脳内変換術 例えばただの一般人に過ぎないルパートからの「今度食事をしましょう」という提案に、初対面のジェリーが明らかに嫌そうな顔で去っていくのに、ルパートの中では「彼と食事することを約束した」ということになる。 そしてそれを断固として「事実」と主張し、ジェリーのオフィスに押しかけてしまう(図2)。 図2:勝手にジェリーと約束したと思い込むルパート(『キング・オブ・コメディ』1983年) ルパートのようなストーカーについて、脚本を担当したポール・ジマーマンは次のように語る。 そのとき彼らが自分とスターとの関係を話しているのを見て、すごくショックを受けた。 バーブラ・ストライサンドはそいつにつきまとわれるのは迷惑だとはっきり言ってるんだよ。 奴の口から説明されると事実が折れ曲がってしまうんだ。 それをルパート・パプキンというキャラクターの核の部分にした。 メアリー・パット・ケリー著、斎藤敦子訳『スコセッシはこうして映画をつくってきた』p. 262-263, 文藝春秋,1996年 ルパートの振る舞いは狂気的だが、一方で、これは人間の脳が備える普遍的な性質を反映しているとも言える。 つまりルパートのようなストーカーは 「人は見たいものだけを見、聞きたいことだけを聞く」という人間性質を極大した存在に過ぎない。 ルパートの「痛い」振る舞いを、過去の自分に重ねて見てしまう人もいるだろう。 ジェリーのスター人生七難八苦 『キング・オブ・コメディ』で面白いのは、スターを巡る偏った人間関係を多角的に捉えている点だ。 例えばジェリー・ラングフォードが道端でサインに快く応じたのに、続いて「病気の母に電話で一言」と迫られて断ると「癌になるがいいわ」と逆ギレされるシーンがある(図3)。 図3:勝手に言い寄られて勝手に罵倒される人気司会者ジェリー(『キング・オブ・コメディ』) これはスター役を演じるジェリー・ルイスの実際の経験が元ネタだが、このようにスターに対する極端で一方的な振る舞いをするのは、主人公ルパートだけではない。 「観客はスターに強い親しみを覚えているが、スターの方は一人ひとりのファンを全く知らない」という 認識の非対称性が浮き彫りになっているのだ。 私の考えだと、 『恐怖のメロディ』で描かれたストーカー像に、サイコパス的ストーカーのルパートという新たな類型を加え、80年代版として変奏したのが『キング・オブ・コメディ』である(図4)。 図4:自分勝手な妄執でストーカーを繰り返す点で共通するマーシャ(左)とイブリン(右)(画像左側は『キング・オブ・コメディ』、右側は『恐怖のメロディ』1971) 1971年の『恐怖のメロディ』でイーストウッド演じる主人公がラジオDJだったのは、当時のスターがまだラジオ中心だったからだ。 しかし79年にバグルスが「ラジオスターの悲劇」を歌ってTV時代に入っていることを明らかにしたように、80年代は急激にTVとスターが力を伸ばしていく。 その間にジョン・レノンがマーク・チャップマンというファンの男に射殺されるといった事件がつぎつぎに起こり、ルパート・パプキンのような人物を駆り立てるのは何か、その原因に焦点を当て、正体を明かすことの重要性が増大した。 スターへの関心が一般に爆発的に増加したのは1980年代の初め頃だった。 『スコセッシはこうして映画をつくってきた』 p. こういうわけだから、80年代版の『恐怖のメロディ』である本作が、テレビスターを巡るサイコパスとストーカーの話になるのは、時代的な必然なのだ。 なお最後になるが、この作品はラストの展開が最も気に入っている。 事件そのものをジョークにした最後の長回しは一世一代のブラックジョークであり、「一夜だけでも王になりたい!」と絶叫して彗星の如く燃え尽きるルパートに、なぜか急に感情移入してしまう(あんなに恐ろしいやつだったのに!)。 そう、実はルパートの正体は「勇者」だったのである。 極まった「勇者」は、現実世界ではただのストーカーだったのである。 妄想と現実が入り混じり、観客を煙に巻くラストのオチも見事。 妄想トークショーをママに怒られるルパート• マーシャのアグレッシブ求愛(犯罪)• ラストの長回しギャグとオチ こんな人にオススメ• 人間心理の闇に興味がある• 気になる相手と電話しているフリをして人前で話したことがある 関連作品紹介 ストーカー映画の『恐怖のメロディ』に加えて、もちろん同じスコセッシ監督のは抑えておきたい作品。 むしろこちらの方がコメディ的という感想を抱くかもしれない(「シリアスな笑い」という分類)。 『キング・オブ・コメディ』の「映画自身が、スターを巡る社会の歪みを描く」という点は自己言及的であると言え、メディアによるメディア批判という点では、にも通じるものがあると言えるだろう。 近年の作品では、本作への強烈なオマージュを連発し、高評価も得たが、なんと言っても白眉。 ジョーカーはルパートの分身的存在で、TVのコメディアンを自分に重ね、やがて凶行へと走る。 どちらの作品も、主人公が現実と虚構の区別がついていない点での類型に属すると言っていい。

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